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2020
152.冷え切る
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熱い恋であろうと終われば灰。冷え切った一人の体温だけを毛布が包んでいる。別れを切り出したのは自分だ。未練はない。けれど、今までここにあった温もりの存在は失ってからはじめて気がつくのだ。自分は寒いのだろうか。凍えているのだろうか。けれど手放した彼への懐かしみではない。決して。(了)2020.05.31
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