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✿03:淫紋の次は淫呪かよ、知りたくなんかない!!
***09.初めての…(6)※
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(な、なにこれ……っ!)
「あ、アァっ……っあ、あはぁ、ん、これ、やぁ、あはぁっ!」
引いて、押されて。
自分の胎内を何度も行ったり来たりを繰り返すグレイの熱い肉棒は次第にその体積を増していく。
そのたびに癒月の肉体はどんどんと鋭敏になっていき、彼はまた、上り詰めた。
「ひゃぁあ!!」
掠れた声でうめけば、張り詰めた前から、欲望が迸る。しかし、連続して何度も達しているため、そこが吐き出した液体は、粘度も濃度も薄く、少量しか零れ落ちない。
「ユージィンちゃんのここ、だんだんとよわよわになってきちゃってるね」
グレイの含み笑いにすら、まじめに受け答えができない。
いや、グレイも、ぎゅっと強烈に主宿しだした癒月の腸壁にからめとられて、「うっ」とうなった。
どくどくと中が脈打っている。
もしかして、という可能性が浮かんできて、癒月は戦慄し――いや、興奮してしまった。
「ああ、やだ、も! そこ、出してぇ!!」
癒月が必死で抵抗しだす。
(さっきの、どくどくってやつ……っ、絶対、アレだっ!)
そんな癒月を簡単に丸め込んで、グレイがより体重をかけてきた。
なにより癒月にとっておそろしかったのは、おそらく達したはずであるのに、ふたたび癒月の裡で、大きさと硬さを取り戻した猛々しいグレイの肉棒の凶悪さだった。
「なに言ってるの? ユージィンちゃん。ここからが、本番でしょ」
グレイは、ゆっくりと腰をねじりだす。
中のものが、左右にツイストするかのように、癒月の腸壁をいたぶりだす。
「はぁあ、あ、んおお……っ」
「そうそう、いい子。このまま、捕まって」
グレイに言われるがまま、彼の肩口へと手をかける。すると。
「ひゃぁああ、あ、あひぃぃいいいっ!!」
ぐいっと激しいグラインドで奥へと肉棒が差送られた。
頭の奥が焼けつくような衝撃な快感。
癒月の口はだらしなく開きっぱなしになり、押し押される肉の蠕動に合わせて、鳴きわめいて、全身を震わせ出す。
(な、もう、これ、おかしく、なるからぁ!!)
逃げようと無意識に彼の腰が引けるのを追うようにグレイが追い打ちをかけてくる。
そうなれば、あとは翻弄される以外に癒月に道はない。
「は、はぁあ、ああっ、ひぁああ」
もはやことばらしきことは何一つ出てこない。
ひたすら獣じみて、喘いでいたが、ある一点を過ぎてから、癒月もより愉悦を味わおうとするかのように、グレイの律動に合わせて、自身の腰を振り始めた。
「くっ、出すよ、ユージィンっ」
グレイが、癒月を呼び捨てた瞬間、癒月の裡にも激しい愉悦の渦が頂点を目指して駆け上がっていく。
(く、くるっ――!!)
それを受け止める準備すらできないまま、癒月は激しく肉体を痙攣させて雄の滾りを受け止めながら、自身も頂点を極めていた。
「あ、アァっ……っあ、あはぁ、ん、これ、やぁ、あはぁっ!」
引いて、押されて。
自分の胎内を何度も行ったり来たりを繰り返すグレイの熱い肉棒は次第にその体積を増していく。
そのたびに癒月の肉体はどんどんと鋭敏になっていき、彼はまた、上り詰めた。
「ひゃぁあ!!」
掠れた声でうめけば、張り詰めた前から、欲望が迸る。しかし、連続して何度も達しているため、そこが吐き出した液体は、粘度も濃度も薄く、少量しか零れ落ちない。
「ユージィンちゃんのここ、だんだんとよわよわになってきちゃってるね」
グレイの含み笑いにすら、まじめに受け答えができない。
いや、グレイも、ぎゅっと強烈に主宿しだした癒月の腸壁にからめとられて、「うっ」とうなった。
どくどくと中が脈打っている。
もしかして、という可能性が浮かんできて、癒月は戦慄し――いや、興奮してしまった。
「ああ、やだ、も! そこ、出してぇ!!」
癒月が必死で抵抗しだす。
(さっきの、どくどくってやつ……っ、絶対、アレだっ!)
そんな癒月を簡単に丸め込んで、グレイがより体重をかけてきた。
なにより癒月にとっておそろしかったのは、おそらく達したはずであるのに、ふたたび癒月の裡で、大きさと硬さを取り戻した猛々しいグレイの肉棒の凶悪さだった。
「なに言ってるの? ユージィンちゃん。ここからが、本番でしょ」
グレイは、ゆっくりと腰をねじりだす。
中のものが、左右にツイストするかのように、癒月の腸壁をいたぶりだす。
「はぁあ、あ、んおお……っ」
「そうそう、いい子。このまま、捕まって」
グレイに言われるがまま、彼の肩口へと手をかける。すると。
「ひゃぁああ、あ、あひぃぃいいいっ!!」
ぐいっと激しいグラインドで奥へと肉棒が差送られた。
頭の奥が焼けつくような衝撃な快感。
癒月の口はだらしなく開きっぱなしになり、押し押される肉の蠕動に合わせて、鳴きわめいて、全身を震わせ出す。
(な、もう、これ、おかしく、なるからぁ!!)
逃げようと無意識に彼の腰が引けるのを追うようにグレイが追い打ちをかけてくる。
そうなれば、あとは翻弄される以外に癒月に道はない。
「は、はぁあ、ああっ、ひぁああ」
もはやことばらしきことは何一つ出てこない。
ひたすら獣じみて、喘いでいたが、ある一点を過ぎてから、癒月もより愉悦を味わおうとするかのように、グレイの律動に合わせて、自身の腰を振り始めた。
「くっ、出すよ、ユージィンっ」
グレイが、癒月を呼び捨てた瞬間、癒月の裡にも激しい愉悦の渦が頂点を目指して駆け上がっていく。
(く、くるっ――!!)
それを受け止める準備すらできないまま、癒月は激しく肉体を痙攣させて雄の滾りを受け止めながら、自身も頂点を極めていた。
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