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✿03:淫紋の次は淫呪かよ、知りたくなんかない!!
***07.初めての…(4)※
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「すごい……こんなに俺の指をきゅんきゅん締め付けてて、欲しいよぉって言ってるけど」
「あ、ああ……」
「こんな処女、この世に存在すると思う?」
ギラギラと、グレイの眼光を癒月は一心に浴びた。その脂ぎった男の欲望を目の前にしているというのに、まるで罠にかかった子ウサギのように、癒月は動けないでいた。
それだけ、頂点が高く、快楽が深かった。
内側のある一点が、こんなにも弱く、脆く、それまで必死に守ってきた自分自身さえ、容易に崩れ去っていく。
「ア!」
癒月は驚いてビクンと震え上がった。
と、いうのも、グレイの指が無造作に外へと抜けていく感覚が全身を襲った。
ただ引き抜かれていくというのに、何たる甘美な。
いや、それどころではなかった。
(なんだこれ……すごく、熱くて)
癒月の秘部、蕾の先にぴったりとくっついてきたその質量あるものの感覚に、解け切ってしまいそうな、頭で、ぼーっとそれを思う。
そして、それは、ゆっくりと、だが確実に癒月の柔らかい蕾へと押して入ってこようとしている。
「うぅ、あ……」
癒月のそこは、やんわりと押されて、そのままそれの侵入を許した。
「あ、やぁ、また、はいってぇくるっ」
ガクガクと太ももが震えだす。必死に、両足を閉じようとしたが、癒月のそれよりも、強い力で、逆に大きく開かされてしまう。
「だめ、これ、おっきい、熱い、も、これぇ」
癒月の内側へと侵入してきたそれは、癒月の内壁を圧迫しながら進む。
そのえげつない大きさに内側から圧迫され、狭い奥の腸壁も無理矢理、こじ開けられてしまう。
「ああぁん、も、ぅうっ!」
ごりごりと腸壁を擦られて、さらに弱い部分も押しつぶされて、癒月は甘い嬌声を上げた。
それが逆にグレイを煽ったのだ。
「可愛いね、ユージィンちゃんっ」
掠れた声で癒月を呼ぶ。その低い声が、癒月の鼓膜をねっとりと揺らす。
かと、思ったら、一気にそれは癒月の最奥めがけて、ぐいっと刺し貫いてきた。
「~~ッ!!」
癒月は声にならない叫び声をあげて、背をのけぞらせた。その花芯から、どろどろと粘液が放出される。
再び高みへと、上り詰めた癒月に、グレイが喉を鳴らした。
「あ、ああ……」
「こんな処女、この世に存在すると思う?」
ギラギラと、グレイの眼光を癒月は一心に浴びた。その脂ぎった男の欲望を目の前にしているというのに、まるで罠にかかった子ウサギのように、癒月は動けないでいた。
それだけ、頂点が高く、快楽が深かった。
内側のある一点が、こんなにも弱く、脆く、それまで必死に守ってきた自分自身さえ、容易に崩れ去っていく。
「ア!」
癒月は驚いてビクンと震え上がった。
と、いうのも、グレイの指が無造作に外へと抜けていく感覚が全身を襲った。
ただ引き抜かれていくというのに、何たる甘美な。
いや、それどころではなかった。
(なんだこれ……すごく、熱くて)
癒月の秘部、蕾の先にぴったりとくっついてきたその質量あるものの感覚に、解け切ってしまいそうな、頭で、ぼーっとそれを思う。
そして、それは、ゆっくりと、だが確実に癒月の柔らかい蕾へと押して入ってこようとしている。
「うぅ、あ……」
癒月のそこは、やんわりと押されて、そのままそれの侵入を許した。
「あ、やぁ、また、はいってぇくるっ」
ガクガクと太ももが震えだす。必死に、両足を閉じようとしたが、癒月のそれよりも、強い力で、逆に大きく開かされてしまう。
「だめ、これ、おっきい、熱い、も、これぇ」
癒月の内側へと侵入してきたそれは、癒月の内壁を圧迫しながら進む。
そのえげつない大きさに内側から圧迫され、狭い奥の腸壁も無理矢理、こじ開けられてしまう。
「ああぁん、も、ぅうっ!」
ごりごりと腸壁を擦られて、さらに弱い部分も押しつぶされて、癒月は甘い嬌声を上げた。
それが逆にグレイを煽ったのだ。
「可愛いね、ユージィンちゃんっ」
掠れた声で癒月を呼ぶ。その低い声が、癒月の鼓膜をねっとりと揺らす。
かと、思ったら、一気にそれは癒月の最奥めがけて、ぐいっと刺し貫いてきた。
「~~ッ!!」
癒月は声にならない叫び声をあげて、背をのけぞらせた。その花芯から、どろどろと粘液が放出される。
再び高みへと、上り詰めた癒月に、グレイが喉を鳴らした。
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