メスイキ無双ッ!異世界勇者スキルがパァでパーティ追放→ドスケベスキルと淫呪のせいでエロ負けしそうだが篭絡して勝つッ!【休載中】

✿01:あっこれって追放ですね知っています

*10.崩壊(5)※

「はっ、あ、う……」
　微かに声を漏らしながら、タグに衣服を丸々脱がされたリュセがベッドの上で身もだえた。
「おいおい、お坊ちゃん。悪い子なんだろ?　こんなところでギブアップかよ」
　タグはなんのためらいなくリュセの前にしゃぶりついている。リュセは全裸で上向きのまま、次々とあふれる声を必死に我慢しているといったふうだった。
「黙ってばかりなのは興ざめだぜ」
　リュセの先端から唇を離してタグが笑う。するとリュセは腰を振った。
「入れてぇっ」
　悦の入った甘いねだり声に、タグはごくりと生唾を飲んだ。
「何言ってんだよ。男相手にゃ、ほぐしてからじゃないとここが役に立たないんだよ」
　そう言って、濡らしてもいない人差し指をタグはリュセの蕾に差し込んだ。それは一瞬抵抗するかのように縁が盛り上がったが、タグに押し込まれて難なく指を咥えこむ。
「おわ……やららけえ。て、いうか、ここ」
「んあぁ!」
　タグがある一点を強く刺激した。途端にリュセの腰がビクンと震え上がる。
「すげえデカいしこりだな。処女じゃねえ。つつましやかにしてんなよ。それとも自分でこうなるまでいじったのか?」
「ち、ちが……」
「恥じてるのかよ。可愛いじゃん」
　タグが指を増やした。
「あっ」
　リュセが切なそうに声を上げる。
「どうした?　もう見ないのか」
　ずっとうつむいたまま動かなくなった癒月に向かって声は尋ねた。
「もう、やめてくれ……」
　癒月はそう答える。
「何があってそんなに俺のことを追い詰めるんだよ。これじゃ、まるで俺の仲間が全員、あの新参者に取られた、みたいじゃないか」
「その通りだが」
　その声にカッとなって癒月は顔を上げた。途端に、あられもない姿をさらしたリュセと獣のように彼を追い立てているタグの姿が視界に入る。
「勇者なれど意外と初心だのぉ」
「うるせえ。早くこれを止めてくれ」
「何を。これからだってものを」
　映像はやまない。それどころか、リュセの鼻を突き抜けるような嬌声と水音があたりに響き渡る。
「あっ、あぅ、も、もうだめ……いれてぇ」
　身をよじって雄を誘うリュセにタグは自身を高ぶらせながら、それでも指で後ろをいたぶっていた。そこからはじゅぶじゅぶと水音が立ち、穴の縁からかすかに液体が漏れてつーと臀部へと流れていった。
「はぁ、ん、あ、あー」
「嫌がっているわりにここは元気だな。見ろよ。涙をぽろぽろこぼして男を誘っているぜ」
「や、言わないで……あん……」
　リュセの前はしとどに濡れてその先走りは後ろにまで到達していた。それを揶揄されて真っ赤に染まったリュセの反応にタグは気を良くする。
「一度、ここで達してみな。そしたらお望みのものをぶち込んでやる」
「そ、そんな……あ……」