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・地下室調教編(Day7~)
二日目 4-4
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藤滝の表情が、それで変わった。満足げに微かに吐息を洩らしたのを感じて、青年はそれだけで甘くいきそうになった。
やってしまったのだ。
その意識が、青年の体内で暴れまくり、それが愉悦へのトリガーとなる。
「もう一度、乞うてみろ」
藤滝の声に、青年は、とろけるような間刺しを向けた。もう、得ることしか考えられない。
「ご主人さまの……を、ください」
しっかりと音を伴ってできてた懇願は、男を満足させるに足りたものだったらしい。藤滝の表情が緩んだ。
それを青年は確認して、そのまま、男の股間に顔を寄せた。
手足は使えない。
それでも、一通り奉仕の方法は叩き込まれている。この屋敷での日々が積み重なって彼の奥にしまい込まれていったものが、噴出した。
「……っ……」
ふっと、唇の先で、男のズボンのホックを加えた。前歯が金具に当たり、小さく音を立てた。
藤滝は、青年の後頭部にそっと手を添えただけだった。この手が激しく動くときのことを想像しただけで、前が小さく震えて、透明な雫を垂らしはじめた。
「……んん……」
首と顎を使って、ホックを外す。チャックを加えて、そっとしたへと顎を引けば、小さく音を立てて、そこが開かれた。途端に、むっと雄の香りが鼻腔へと吸い込まれていく。そのまま最後まで、開いて、下着の隙間から、小さく立ち上がりかけている雄の本体に舌を伸ばした。
「……いい子だ」
ふと、後頭部に置かれた手が動いた。そっと撫でるような手つきに、首から背骨を通って駆け抜けていく甘いしびれがあった。
「……ん、う……っ」
もじもじと太ももを寄せようとしたが、禁じられた束縛に金具が静かになり出す。
なめとった男の一物の脈打つ熱さに、舌がしびれそうだ。
「……ぁ……っん、ふ……」
そっと、先端を口の中に入れて、中から幹を舐めとる。
男が小さく息をのんだのを感じて、青年はさらに、幹に吸い付くように、しゃぶりついた。
「……んっ、く……」
「上手になったな。ここにきてから間もないときは、朝までかかりそうだったものを」
だんだんと大きくなっていく男の欲望に、青年の興奮も高まって行く。外れそうになりそうなくらい大きく迎え入れた顎が疲れてきて、しんどい。じわじわと、先走りの足が口の中に広がっていく。
「ふっ……あ、んんっ……」
じゅるっと、大きく音を立てて、吸い上げれば、さらにその容積は大きくなっていく。少し苦しくなって、青年は男のものを吐きだした。
やってしまったのだ。
その意識が、青年の体内で暴れまくり、それが愉悦へのトリガーとなる。
「もう一度、乞うてみろ」
藤滝の声に、青年は、とろけるような間刺しを向けた。もう、得ることしか考えられない。
「ご主人さまの……を、ください」
しっかりと音を伴ってできてた懇願は、男を満足させるに足りたものだったらしい。藤滝の表情が緩んだ。
それを青年は確認して、そのまま、男の股間に顔を寄せた。
手足は使えない。
それでも、一通り奉仕の方法は叩き込まれている。この屋敷での日々が積み重なって彼の奥にしまい込まれていったものが、噴出した。
「……っ……」
ふっと、唇の先で、男のズボンのホックを加えた。前歯が金具に当たり、小さく音を立てた。
藤滝は、青年の後頭部にそっと手を添えただけだった。この手が激しく動くときのことを想像しただけで、前が小さく震えて、透明な雫を垂らしはじめた。
「……んん……」
首と顎を使って、ホックを外す。チャックを加えて、そっとしたへと顎を引けば、小さく音を立てて、そこが開かれた。途端に、むっと雄の香りが鼻腔へと吸い込まれていく。そのまま最後まで、開いて、下着の隙間から、小さく立ち上がりかけている雄の本体に舌を伸ばした。
「……いい子だ」
ふと、後頭部に置かれた手が動いた。そっと撫でるような手つきに、首から背骨を通って駆け抜けていく甘いしびれがあった。
「……ん、う……っ」
もじもじと太ももを寄せようとしたが、禁じられた束縛に金具が静かになり出す。
なめとった男の一物の脈打つ熱さに、舌がしびれそうだ。
「……ぁ……っん、ふ……」
そっと、先端を口の中に入れて、中から幹を舐めとる。
男が小さく息をのんだのを感じて、青年はさらに、幹に吸い付くように、しゃぶりついた。
「……んっ、く……」
「上手になったな。ここにきてから間もないときは、朝までかかりそうだったものを」
だんだんと大きくなっていく男の欲望に、青年の興奮も高まって行く。外れそうになりそうなくらい大きく迎え入れた顎が疲れてきて、しんどい。じわじわと、先走りの足が口の中に広がっていく。
「ふっ……あ、んんっ……」
じゅるっと、大きく音を立てて、吸い上げれば、さらにその容積は大きくなっていく。少し苦しくなって、青年は男のものを吐きだした。
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