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・before 回想編 “Day0”
0-12.
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「く、う、うう……」
力なくうめく青年のそこは拒もうと思っても力が抜けていて、つぷりと男の侵入を許してしまう。周囲から「おお……」と謎の歓声があがり、青年はカッと羞恥に震えた。
「は、はいって……」
穴をこじ開けて侵入してきた人差し指は、ぎゅっとしぼもうとしてくる内壁を押しのけてさらに奥へと進めてくる。抵抗しようもなく、青年はなされるがまま、無遠慮な進行を受け止めるだけだ。
「くぅ……あ……」
青年の半ば開いた口元から、微かなうめき声が零れ落ちる。それは男の指の動きと共に、あふれて、その唇からひっきりなしに――止まらない。
「はぁ、アッ! う、くそぉ」
つぷんと男の指が引いた。とろりとそれは外に出ていくその感覚に青年はビクンと震えた。
「ここが、欲しいと言い出したな」
青年は、男の揶揄する自身の前の状態を知って、下唇を噛んだ。というのも、立ち上がりかけた青年の花茎の先端からかすかに透明な涙がぽたぽたとこぼれてきている。
「くそぉ、くそがああッ!!」
今度は中指と人差し指が挿入され青年は仰け反った。苦しくて、瞳から涙が出てくる。奇妙な圧迫感、だけではない。裡から何かを引きずり出そうとする男の手つきに、出してはいけないものを無理矢理、表面に引っ張り出されてしまいそうな恐怖がある。
青年の内壁を押し進んだ二本の指は中でばらばらに蠢き、青年の内側を精査しだす。それだけではなく、それはまるで内側から中を開くように広がって、青年を困惑させた。
「ひっ、も、もう、やめてくれっ……」
弱気になった青年も面白いと男はただその切れ長の瞳を細めるだけだ。
喉元をさらすようにして、ぎゅっと仰け反ったかと思うと、青年の前がぱっと弾けた。飛び散る白濁に周囲が歓声を上げる。
「ほう……しこりにすら触れてないのにこのざまか」
「へぁ……うう……し、しこり……?」
「ここのことだ」
「ひぎぃ!!」
突然、男が触れてはならないところに触れた。電撃を食らったかのように目の前が真っ白になる。達したばかりの肉体にはつらいくらい強烈な快感が弾けて青年を襲った。
前が立ち上がり、男の指に押されるたびに先端からしずくを迸らせる。
「はっぁ、やぁ、めて……んっ、あぁ」
ガクガクと震える膝は自由にならない。そのまま高められて、青年は再び達した。量の減った白濁はそれでも彼の腹部を穢して下へと落ちていく。
「はぁ……んぁあ」
つぷりと外へ出ていった男の指に安堵したのも、つかの間だった。
「ひぃあああああ!!」
青年は次に後ろに押し込まれた熱い怒張に身をのけぞらせて、まるで断末魔のような悲鳴を上げる。
力なくうめく青年のそこは拒もうと思っても力が抜けていて、つぷりと男の侵入を許してしまう。周囲から「おお……」と謎の歓声があがり、青年はカッと羞恥に震えた。
「は、はいって……」
穴をこじ開けて侵入してきた人差し指は、ぎゅっとしぼもうとしてくる内壁を押しのけてさらに奥へと進めてくる。抵抗しようもなく、青年はなされるがまま、無遠慮な進行を受け止めるだけだ。
「くぅ……あ……」
青年の半ば開いた口元から、微かなうめき声が零れ落ちる。それは男の指の動きと共に、あふれて、その唇からひっきりなしに――止まらない。
「はぁ、アッ! う、くそぉ」
つぷんと男の指が引いた。とろりとそれは外に出ていくその感覚に青年はビクンと震えた。
「ここが、欲しいと言い出したな」
青年は、男の揶揄する自身の前の状態を知って、下唇を噛んだ。というのも、立ち上がりかけた青年の花茎の先端からかすかに透明な涙がぽたぽたとこぼれてきている。
「くそぉ、くそがああッ!!」
今度は中指と人差し指が挿入され青年は仰け反った。苦しくて、瞳から涙が出てくる。奇妙な圧迫感、だけではない。裡から何かを引きずり出そうとする男の手つきに、出してはいけないものを無理矢理、表面に引っ張り出されてしまいそうな恐怖がある。
青年の内壁を押し進んだ二本の指は中でばらばらに蠢き、青年の内側を精査しだす。それだけではなく、それはまるで内側から中を開くように広がって、青年を困惑させた。
「ひっ、も、もう、やめてくれっ……」
弱気になった青年も面白いと男はただその切れ長の瞳を細めるだけだ。
喉元をさらすようにして、ぎゅっと仰け反ったかと思うと、青年の前がぱっと弾けた。飛び散る白濁に周囲が歓声を上げる。
「ほう……しこりにすら触れてないのにこのざまか」
「へぁ……うう……し、しこり……?」
「ここのことだ」
「ひぎぃ!!」
突然、男が触れてはならないところに触れた。電撃を食らったかのように目の前が真っ白になる。達したばかりの肉体にはつらいくらい強烈な快感が弾けて青年を襲った。
前が立ち上がり、男の指に押されるたびに先端からしずくを迸らせる。
「はっぁ、やぁ、めて……んっ、あぁ」
ガクガクと震える膝は自由にならない。そのまま高められて、青年は再び達した。量の減った白濁はそれでも彼の腹部を穢して下へと落ちていく。
「はぁ……んぁあ」
つぷりと外へ出ていった男の指に安堵したのも、つかの間だった。
「ひぃあああああ!!」
青年は次に後ろに押し込まれた熱い怒張に身をのけぞらせて、まるで断末魔のような悲鳴を上げる。
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