SLAVE 屋敷の奥で〜百回いくまで逃げられない〜🔞

阿沙🌷

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・Day2/chapter3 男の後ろを知る代償は

29.

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「アーッ、アッ、アッ、アッ」
 ぐっと押し付けられたそれは強く青年の秘部に突き入れ、青年のそこは軽く抵抗したものの強引に入ってきた質量に負けた。体内を埋め尽くすばかりの男の一物に貫かれて、青年ははくはくと浅い呼吸をしながら、うち震えた。
 もはや右も左も分からない。しかし、逃げなければという本能的な回避欲求が起こり、青年は身をよじろうとしたが、彼のペニスはいまだに少年の体内にあり、後ろには使用人の雄があり、逃げ場はどこにもなくなっていた。
「おっ、おぅ、おぁあ、うぁ」
 こりこりと快感に膨らんだ胡桃を押しつぶして中を穿つものが動いた。途端にひっきりなしに声が漏れる。もはや色艶めいたものではなく、強すぎる快感に我を忘れてひたすらすすり泣き、喘ぎ、呻くのみとなった彼はひたすらに翻弄され、最後の勃起ともいえるギリギリの硬さのそれを後ろの律動に合わせて少年のなかで蠢かせた。
「はぅ、あっ、すごぉ、にぃ、いさんもぉ、意識、とんじゃうんじゃ、ないっ、んアッ、んぶぁうじゅる」
 今にも自我を飛ばしそうになりながらも後ろから突く使用人の動きに合わせて前後に腰を振る青年の晒す戦慄するほどの凄惨な色香に当てられて、使用人が堪えられずに、少年の口元に強引に滾りを突きつけた。
「うぉっ、出るっ」
 使用人は、何度か少年の口奥へと腰を振ると、どくどくと欲望を爆ぜさせる。受け止めきれなくて少年の口元からザーメンが流れ落ちていく。
「あっ、くっ、こっちも……」
 ぐちゅぐちゅと青年の中をかき混ぜていた使用人も奥へと差し込んだ途端にそれは爆発し、青年の体内にどろりと精を叩き込んだ。
「んおぉ……」
 そのとき、青年はぴくりと身じろぎして、その男の欲望を受け止めていた。肺に溜まった空気を吐きだす。太腿の痙攣が止まらない。
「ああ……おおぅ」
 意味もなくことばが漏れる。じゅぽ、と音を立てて使用人のものは引き抜かれた。それをぎゅっと青年は無意識に引き締めてしまう。そして、全体がだらしなく床に倒れ込んだ。
「あーあ、もうバタンキューなのぉ?」
 ごくんと精液を飲み込んで、少年はつまらなさそうに青年を見た。それから使用人を振り返る。
「じゃ、しゃーない、あんたでいいから相手してよ」
「しかし、彼はいかがなさいますか?」
「そっちのが用足していいんじゃない? 意識ないうちにバンバン犯して、目を覚まさせた途端にあんあんさせとけば?」
「……承知しました」
「はい、じゃ、あんたはここにおいでーっ」
 少年はくぱぁと自身の尻を承認に向けた。
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