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・Day1/chapter1 言いつけは百回
3.
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男が握りしめていた青年を離した。そして、ローターの電源を切った。それまで体内でくすぶっていた刺激が突然消え、青年は大きく目を見開いた。
「お前……」
なぜ。そう問おうとした途端、男の手がローターの導線を掴んで、それを青年の後孔が強引に引き抜いた。その衝撃で、青年は短く唸り、前を爆ぜさせる。
「おいおい、なんだ? やめてほしかったんじゃなかったのか」
達した瞬間、閉じた瞳を開くと目の前にはこの世で最も嫌いな人間の顔に満足そうな笑みが浮かんでいる。
「お前のここは好きものだな。こんなに遠くまで汁を飛ばして」
納屋の床に散らばった白濁液を見て、青年は羞恥で顔を赤く染める。しかし、それだけで許してもらえるものではなかった。
「は、ア、ちょ、な、何を」
男が床に設置してあった装置を踏んだ途端、梁に止められていた縄が落ち、吊られていた青年は冷たい床に身体を落とした。
「仕置だと言っただろう」
倒れ込んだ体を起き上がらせようと四つ這いになった青年の背後に回り込むと男は彼の臀部を平手で叩いた。
「ァっ!」
ぱちんと激しく肌と肌のぶつかる音がして、青年は短く呻いた。叩かれた瞬間の痛みに歯を食いしばったのだが、呻きは漏れてしまった。男の手が遠のいたあとも叩かれた箇所が、ひりひりと熱を持つ。
「百回だ」
「は?」
「仕置は百回だといっている」
男の発言に青年は愕然とした。こんなものを百回も喰らわねばならないのか。
「それと、舐めろ」
「な、ふざけんな」
今度は男が床に落ちた青年の白濁汁を指さして言った。
「貴様の粗相でここを汚した。けがわらしい。さっさと舐めろ」
「ざけんなって」
反抗しようと体をよじろうとした青年だったが、後ろ手で戒められた両手は使えない。あっという間に男に頭部を押さえつけられ、身動きを封じられる。
「く、くそが!」
床に抑え込まれるように頭部を掴まれた青年は冷たい床の感触を頬に感じながら叫んだ。
すると男が片腕でふたたび、臀部を叩いた。
「ア!」
再び叩かれた臀部はひりひりと微弱な熱を持つ。
「数えろ」
男が低い声で囁く。
「い、いやだ、やめてくれ」
ぱちんと火花が散った。
「ひぃ!」
「ことば遣いには気をつけるんだな」
「す、すまねぇがやめて、やめてくださ……いァン!」
男は青年に懇願の余地すら与えずに尻の上側を叩いた。
「何度も言わせるな。仕置だと言っただろう」
ぱちんと鳴る。
「アァッ!」
「尻を子どものように叩かれて何回目だ?」
ぱちん。
「ひ、許して、ァっ!
やっ!」
「ほら、これで幾つだ?」
「な、七つ、七回で……ァっ!」
「ほら早く数えろ」
「は、はち……」
ひりひりとした痛みがだんだんと積み重なっていく。
「ほら、こっちもはやく舐めろ」
男が青年の頭部を鷲掴みにして、床にこぼれたそれに彼の顔を無理矢理、近づけさせた。
「お前……」
なぜ。そう問おうとした途端、男の手がローターの導線を掴んで、それを青年の後孔が強引に引き抜いた。その衝撃で、青年は短く唸り、前を爆ぜさせる。
「おいおい、なんだ? やめてほしかったんじゃなかったのか」
達した瞬間、閉じた瞳を開くと目の前にはこの世で最も嫌いな人間の顔に満足そうな笑みが浮かんでいる。
「お前のここは好きものだな。こんなに遠くまで汁を飛ばして」
納屋の床に散らばった白濁液を見て、青年は羞恥で顔を赤く染める。しかし、それだけで許してもらえるものではなかった。
「は、ア、ちょ、な、何を」
男が床に設置してあった装置を踏んだ途端、梁に止められていた縄が落ち、吊られていた青年は冷たい床に身体を落とした。
「仕置だと言っただろう」
倒れ込んだ体を起き上がらせようと四つ這いになった青年の背後に回り込むと男は彼の臀部を平手で叩いた。
「ァっ!」
ぱちんと激しく肌と肌のぶつかる音がして、青年は短く呻いた。叩かれた瞬間の痛みに歯を食いしばったのだが、呻きは漏れてしまった。男の手が遠のいたあとも叩かれた箇所が、ひりひりと熱を持つ。
「百回だ」
「は?」
「仕置は百回だといっている」
男の発言に青年は愕然とした。こんなものを百回も喰らわねばならないのか。
「それと、舐めろ」
「な、ふざけんな」
今度は男が床に落ちた青年の白濁汁を指さして言った。
「貴様の粗相でここを汚した。けがわらしい。さっさと舐めろ」
「ざけんなって」
反抗しようと体をよじろうとした青年だったが、後ろ手で戒められた両手は使えない。あっという間に男に頭部を押さえつけられ、身動きを封じられる。
「く、くそが!」
床に抑え込まれるように頭部を掴まれた青年は冷たい床の感触を頬に感じながら叫んだ。
すると男が片腕でふたたび、臀部を叩いた。
「ア!」
再び叩かれた臀部はひりひりと微弱な熱を持つ。
「数えろ」
男が低い声で囁く。
「い、いやだ、やめてくれ」
ぱちんと火花が散った。
「ひぃ!」
「ことば遣いには気をつけるんだな」
「す、すまねぇがやめて、やめてくださ……いァン!」
男は青年に懇願の余地すら与えずに尻の上側を叩いた。
「何度も言わせるな。仕置だと言っただろう」
ぱちんと鳴る。
「アァッ!」
「尻を子どものように叩かれて何回目だ?」
ぱちん。
「ひ、許して、ァっ!
やっ!」
「ほら、これで幾つだ?」
「な、七つ、七回で……ァっ!」
「ほら早く数えろ」
「は、はち……」
ひりひりとした痛みがだんだんと積み重なっていく。
「ほら、こっちもはやく舐めろ」
男が青年の頭部を鷲掴みにして、床にこぼれたそれに彼の顔を無理矢理、近づけさせた。
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