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53.「仕返し」※
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何がどうなってるのか分からない。
とにかく、熱くて、滲んだ視界を何とかしようと瞬くとマーレスの姿が下に見えた。
苦しそうに歪んだ顔と何故か両腕を俺が抑えつけてるんだがどういう状況だ。
ふと視線が合うと、嬉しそうに黒曜石のような瞳が煌めいた気がした。
「ソル…!」
「マー…レ…ス…っ…?」
発した声は酷く枯れていて、喉も乾いているように思う。暫らく混乱したように頭が働かず、マーレスが上半身を起こした時に中のものが擦れ、漸く状況を思い出したのと同時に少し動かれただけでとんでも無く気持ちが良いことに怯んだ。
「良かった…、意識が飛んでるみたいだったから…心配した…っ。」
俺の手をゆっくり外してマーレスが抱き締めてくれたんだが、染み渡るような快楽の余韻で上手く喋れない。震える自分の唇を何度も噛んで落ち着こうとして落ち着けず、意味のない音を喉が鳴らすだけだ。
「ソル…?少し、休憩できそうか…?水も飲んだ方が良い。」
俺もそう思うが、腰を支えてくれ、性器を抜こうとするだけの動きがもう堪らない。思わずマーレスを抱き締めて盛大に首を振ると心配そうな溜息が聞こえた。
「思ってたより発情とは、凄いな…。次は、水も食料も全部手の届く範囲に置いておかないと。」
次があるのかとか、次も付き合ってくれるのかとか、嬉しさと期待も相まって自然と腹に力が入ってしまって互いに息を詰める。
「ソル、首に腕を回して、脚も…腰に、出来るだけしがみついてて…。」
暫くの沈黙の後、マーレスに言われるまま首に両腕を回して脚も腰の辺りに巻き付けると、尻を掴まれて挿れたまま抱えるようにベッドから下りられたんで軽く喉で悲鳴を上げた。
収納鞄を取って直ぐに戻ってくれたんだが、かなり無理な体勢で小刻みに揺さぶられて肩で息をしてると水筒を取り出して開けたマーレスが手渡してくれる。
「飲めそうか…?」
「ん…っ…」
何とか頷いて水を口にすると止まらない。体の水分が空だったんじゃないかってぐらいに一本飲み干してしまい、空の水筒をマーレスに返すと嬉しそうに受け取って直し、保存食も食べるかどうか聞いてくれたんだが不思議と空腹感は無かった。
それに、この状態で食事するのはと考え、餓死しそうなぐらい腹が減ったら食おうと決意する。
マーレスも水分補給だけ済ませると、やる事は一つだった。
どうやら、さっきまで相当、マーレスを押し倒して無茶をしていたらしい。だから、苦しそうな顔だったのかと、なんで覚えて無いんだと暢気な思考に囚われていると不意に前を触られて体がビクついた。
「ンっ…、マー…レス…?」
「あまり、触れられて無かったし…ソルが、散々、可愛がってくれたから…。」
いや、本当に何してたんだ俺。
マーレスが殊の外、色っぽくなってるんだが…。
記憶が飛んでた時の自分を叱れば良いのか、褒めれば良いのか微妙な所だが、悩んでる間にも性器を巧みに刺激されてどんどんと思考があやふやになって来る。なのに…。
「好きに動いて良いよ…、ソル。」
「ぁアッ!」
低くそう囁くくせに鈴口を弄りながら、何度も突き上げられて自分で動くどころの話じゃない。本当にマーレスに何してくれてんだ俺と思ってると空いた手で胸は抓られるは、首を強く吸われるはで中が自然と締まって退路を見失う。
無意識に腰を浮かせれば隙間を埋めるように奥まで挿入され、搾り取るように性器を掴んだ指が動いて射精を促される。
どれぐらい出したのか覚えてないぐらいにしたそれに、今更、出る物があるのかと薄っすら考える間にも前を刺激され後ろを突き上げられると限界は迎えるようで…。
「あっ…が、ぁああっ!は…ッ…?あ?あ?あっ、マっ…あ、う…っあ、あんっ…あ、あ、あっ、や、マ…っ、ぁあ、あ…っん、ぁあ…ッ」
イッた後に腰を掴まれ、規則的に何度も奥まで突かれると何故か気持ち良さが逃げない。困惑しながらも、俺の様子を見てるマーレスは何処か嬉しそうに微笑んでいて、捕まった獲物のような気持ちになりながらも脳天まで犯されるような快感に喘ぐしか出来なくて…。
「マー…っ、あんっ…ンッぅ、や…、ばっ…ぁ、あ…お、ぁ、溶け…っる…ッ」
本気で下半身が溶けてるんじゃないかと、滲んだ世界でマーレスに訴えると唇が塞がれ、ぐるりと視界が回る。何度か見た天井に、掛かる重み。マーレスに押し倒され、そのまま深く中を抉られてまたイッた気がする。暴れそうになる体はしっかりと抑え込まれ、ゆっくりと抜かれ、全てに触れるみたいに擦り上げられる。
既に気持ち良すぎて何もかもいっぱいなのに、更に快楽を引き出すような動きに寒気すら覚えた。
実際は中も外も熱くて、焼け付くようで。逆上せそうになっていると腹の中に何度も感じた熱い、マーレスの性を感じて痺れたように体が痙攣する。
ハッ、ハッ、ハッと自分の浅い呼吸だけが聞こえ、クラクラと回る視界が更に回ったと思うと腹の下を支えられ、ズリっと良いところに何かが擦れる感覚に母音が口から溢れる。
視線の先には皺だらけのシーツが見えて、伏せているような体勢に何とか体を起こそうと手を突こうとして、崩れる。
崩れた原因は良い所を突かれながら前を扱かれたせいなんだが…。
「まっ…ぁあ、やだ…あっ、マーレ…っ…す、お、れ…っイッ…へ…るっ…て…ッ!」
ガクガクと体が痙攣するのを止められない。
マーレスを締め付けながら、突かれながら、弄られながら、何度も頭が真っ白になる。
さっきから絶頂し過ぎて呂律も怪しく、唾液がどろどろと口端を伝い続ける。
嫌だと首を振るが離してくれない上にずぷずぷと性器を尻に抜き挿しされ、先端を虐められて、狂いそうだった。
「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、も…ッ、あっ…アッ!」
バチバチと目の奥で火花が散っているようで、やばいと感じた時には腹にまたマーレスの熱を感じて満たされて…。
「もっ…ぁ、ハッ…孕み…たっあ…イ…ぅっ!!!!」
孕みたいと何度も思っていたから自然と言葉は口から出て、でも、マーレスにとっては初めて聞く言葉だった訳で。
物凄く荒々しい呼吸音と共に突き入れられて、一瞬、盛大に意識が飛んだ。
とにかく、熱くて、滲んだ視界を何とかしようと瞬くとマーレスの姿が下に見えた。
苦しそうに歪んだ顔と何故か両腕を俺が抑えつけてるんだがどういう状況だ。
ふと視線が合うと、嬉しそうに黒曜石のような瞳が煌めいた気がした。
「ソル…!」
「マー…レ…ス…っ…?」
発した声は酷く枯れていて、喉も乾いているように思う。暫らく混乱したように頭が働かず、マーレスが上半身を起こした時に中のものが擦れ、漸く状況を思い出したのと同時に少し動かれただけでとんでも無く気持ちが良いことに怯んだ。
「良かった…、意識が飛んでるみたいだったから…心配した…っ。」
俺の手をゆっくり外してマーレスが抱き締めてくれたんだが、染み渡るような快楽の余韻で上手く喋れない。震える自分の唇を何度も噛んで落ち着こうとして落ち着けず、意味のない音を喉が鳴らすだけだ。
「ソル…?少し、休憩できそうか…?水も飲んだ方が良い。」
俺もそう思うが、腰を支えてくれ、性器を抜こうとするだけの動きがもう堪らない。思わずマーレスを抱き締めて盛大に首を振ると心配そうな溜息が聞こえた。
「思ってたより発情とは、凄いな…。次は、水も食料も全部手の届く範囲に置いておかないと。」
次があるのかとか、次も付き合ってくれるのかとか、嬉しさと期待も相まって自然と腹に力が入ってしまって互いに息を詰める。
「ソル、首に腕を回して、脚も…腰に、出来るだけしがみついてて…。」
暫くの沈黙の後、マーレスに言われるまま首に両腕を回して脚も腰の辺りに巻き付けると、尻を掴まれて挿れたまま抱えるようにベッドから下りられたんで軽く喉で悲鳴を上げた。
収納鞄を取って直ぐに戻ってくれたんだが、かなり無理な体勢で小刻みに揺さぶられて肩で息をしてると水筒を取り出して開けたマーレスが手渡してくれる。
「飲めそうか…?」
「ん…っ…」
何とか頷いて水を口にすると止まらない。体の水分が空だったんじゃないかってぐらいに一本飲み干してしまい、空の水筒をマーレスに返すと嬉しそうに受け取って直し、保存食も食べるかどうか聞いてくれたんだが不思議と空腹感は無かった。
それに、この状態で食事するのはと考え、餓死しそうなぐらい腹が減ったら食おうと決意する。
マーレスも水分補給だけ済ませると、やる事は一つだった。
どうやら、さっきまで相当、マーレスを押し倒して無茶をしていたらしい。だから、苦しそうな顔だったのかと、なんで覚えて無いんだと暢気な思考に囚われていると不意に前を触られて体がビクついた。
「ンっ…、マー…レス…?」
「あまり、触れられて無かったし…ソルが、散々、可愛がってくれたから…。」
いや、本当に何してたんだ俺。
マーレスが殊の外、色っぽくなってるんだが…。
記憶が飛んでた時の自分を叱れば良いのか、褒めれば良いのか微妙な所だが、悩んでる間にも性器を巧みに刺激されてどんどんと思考があやふやになって来る。なのに…。
「好きに動いて良いよ…、ソル。」
「ぁアッ!」
低くそう囁くくせに鈴口を弄りながら、何度も突き上げられて自分で動くどころの話じゃない。本当にマーレスに何してくれてんだ俺と思ってると空いた手で胸は抓られるは、首を強く吸われるはで中が自然と締まって退路を見失う。
無意識に腰を浮かせれば隙間を埋めるように奥まで挿入され、搾り取るように性器を掴んだ指が動いて射精を促される。
どれぐらい出したのか覚えてないぐらいにしたそれに、今更、出る物があるのかと薄っすら考える間にも前を刺激され後ろを突き上げられると限界は迎えるようで…。
「あっ…が、ぁああっ!は…ッ…?あ?あ?あっ、マっ…あ、う…っあ、あんっ…あ、あ、あっ、や、マ…っ、ぁあ、あ…っん、ぁあ…ッ」
イッた後に腰を掴まれ、規則的に何度も奥まで突かれると何故か気持ち良さが逃げない。困惑しながらも、俺の様子を見てるマーレスは何処か嬉しそうに微笑んでいて、捕まった獲物のような気持ちになりながらも脳天まで犯されるような快感に喘ぐしか出来なくて…。
「マー…っ、あんっ…ンッぅ、や…、ばっ…ぁ、あ…お、ぁ、溶け…っる…ッ」
本気で下半身が溶けてるんじゃないかと、滲んだ世界でマーレスに訴えると唇が塞がれ、ぐるりと視界が回る。何度か見た天井に、掛かる重み。マーレスに押し倒され、そのまま深く中を抉られてまたイッた気がする。暴れそうになる体はしっかりと抑え込まれ、ゆっくりと抜かれ、全てに触れるみたいに擦り上げられる。
既に気持ち良すぎて何もかもいっぱいなのに、更に快楽を引き出すような動きに寒気すら覚えた。
実際は中も外も熱くて、焼け付くようで。逆上せそうになっていると腹の中に何度も感じた熱い、マーレスの性を感じて痺れたように体が痙攣する。
ハッ、ハッ、ハッと自分の浅い呼吸だけが聞こえ、クラクラと回る視界が更に回ったと思うと腹の下を支えられ、ズリっと良いところに何かが擦れる感覚に母音が口から溢れる。
視線の先には皺だらけのシーツが見えて、伏せているような体勢に何とか体を起こそうと手を突こうとして、崩れる。
崩れた原因は良い所を突かれながら前を扱かれたせいなんだが…。
「まっ…ぁあ、やだ…あっ、マーレ…っ…す、お、れ…っイッ…へ…るっ…て…ッ!」
ガクガクと体が痙攣するのを止められない。
マーレスを締め付けながら、突かれながら、弄られながら、何度も頭が真っ白になる。
さっきから絶頂し過ぎて呂律も怪しく、唾液がどろどろと口端を伝い続ける。
嫌だと首を振るが離してくれない上にずぷずぷと性器を尻に抜き挿しされ、先端を虐められて、狂いそうだった。
「あ゛っ、あ゛っ、あ゛っ、も…ッ、あっ…アッ!」
バチバチと目の奥で火花が散っているようで、やばいと感じた時には腹にまたマーレスの熱を感じて満たされて…。
「もっ…ぁ、ハッ…孕み…たっあ…イ…ぅっ!!!!」
孕みたいと何度も思っていたから自然と言葉は口から出て、でも、マーレスにとっては初めて聞く言葉だった訳で。
物凄く荒々しい呼吸音と共に突き入れられて、一瞬、盛大に意識が飛んだ。
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