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38.「襲撃」
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ガキン!と、金属同士がぶつかり合う甲高い音が室内に響き、そこに居る誰もが異変に気が付いただろう。
一刀目は辛うじて除けたが素早い動作で襲撃者から繰り出された二刀目の攻撃はヴィアベル王太子殿下の直ぐ傍にいたキリルさんが防いでくれ、予備の武器を【異空間収納】から取り出す余裕が出来た。
先に投げナイフを三本出して投擲し、相手の注意を引いてから目的の片手剣を出して更に加勢しようとして…出来なかった。
窓際にいる襲撃者では無く、比較的直ぐ傍にいた護衛の騎士の一人が斬り掛かって来る姿が見え、咄嗟にその剣撃を受け止め左へ流す。
僅かだが体勢を崩した相手の胴体に【身体強化】と【強化】を重ね掛けした手加減無しの蹴りを思い切り叩き込むと壁まで勢い良く吹っ飛んで行った。
壁に激突し、崩れる脆い壁面と共に床に沈んだ所で周囲の状況を確認すると俺と同様にシュヴァルト様、リリー様、メイさん、愉快でない一行が騎士達に襲われている。
助けに行こうとして、シュヴァルト様、リリー様、メイさんはそれぞれ余裕を持って対処しており問題が無いように見えた。
しかし、今にも斬り殺されそうになっている教皇子息の姿が見え、反射的に床を蹴って走り出す。
子息に振り下ろされそうになっていた剣を片手剣で強引に弾き上げ、ついでに空いている左手で顎にも一発お見舞いする。
騎士は脳震盪を起こしたのかそのまま床に倒れ込んだので半ばへたり込んでいる教皇子息の腕を掴んで無理やり立ち上がらせた。
「死にたくなければ、しっかりしろ!【防護壁】は張れるか?」
「っ…、…い…」
周囲の様子を確認しながら訪ねるとか細いながらも返事が有り、震えながらも詠唱を始めたので次に向かう。
出来れば今直ぐシュヴァルト様の元へ戻りたかったのだが、囲まれて劣勢になっている第二王子、騎士団長子息、魔術師団長子息とあの女に接近し、騎士の一人を横合いから【光刃】で斬り飛ばす。
鎧を纏っているので両断とはいかないが、横腹に深手を負った騎士が一人戦線離脱したので充分だろう。
冷静に状況を把握しながらも俺に気づいた騎士の一人が斬り掛かって来るのを剣で受け止め、鍔迫り合いに持ち込んでから足払いを掛ける。
受け身も取れずに床に転がり怯んでいる隙に脚の一本を踏み抜いて、行動不能にした。
骨が折れる嫌な感触や音と共に上がる絶叫を聞きながらも次に向かって来る騎士に相対した瞬間、騎士の頭が空中に飛んだ。
何事かと一瞬、呆気に取られたが舞う鮮血と共に必死な形相をした第二王子の姿が見え、半分理解し、半分理解出来なかった。
体は次の動作に移りながらどう考えても自分より温室育ちの王子が戦闘とは言え殺人を行ったのだ。
平気なのかと思った瞬間、更に信じられない事が起こった。
「シュヴァルト!!!遊んでいないで手勢を出せ!『勇者』を不用意に傷つけるつもりなのか!?」
強い怒声が響き、その直後別方向からの鋭い殺気に身震いすると激しかった戦闘音が次々に止み、視界に映る騎士達も糸が切れたように一瞬の内に倒れ伏して行く。
恐らく、シュヴァルト様が何かして下さったのだろうが丁度背後、少し離れた位置にいる彼の姿を直ぐには見れなかった…。
「遊んでいた訳ではありません。それにコウセイは強く、信頼もしております。」
お言葉は心底嬉しい。
だが、何故か今振り返る勇気が湧いて来ない。
「…っそうか、失言だった…」
顔色の悪い王子が強ばった表情でそう口にすると幾分空気は和らいだが訪れた静寂は俄かに緊張を孕んだままだ。
どうするか悩んでいるとキリルさんの声が聞こえた。
「申し訳ありません!襲撃者を取り逃がしてしまいました!」
その声にやっと後ろを振り向くといつの間にか窓から部屋の外に出ていたキリルさんが王太子殿下に謝罪している。
「構わないよ。暗部でも無いのだからキリルが無理に追跡した方が危険だ。それよりも守ってくれて助かった。コウセイ殿も有難う。」
「いえ…、お役に立てて何よりです。」
ヴィアベル王太子殿下に軽く会釈してからシュヴァルト様の方へ視線を移すと常の笑顔を浮かべて下さる。
「心配しなくて大丈夫ですよ。追跡させておりますので、何か持ち帰るでしょう。」
勝手に緊張してしまって申し訳なく思っていると襲撃者の動向を気にしていると思われたのか説明して下さる。
わざわざ訂正する必要も無いと頷き、落ち着くために息をゆっくりと吐き出して吸い込んだ。
すると、室内に立ち込める血の匂いが深く嗅ぎ取れ、呻き声や床に転がる騎士達の様子も鮮明に感じて溜息が溢れる。
「どう致しましょうか?『浄化』を続けるにも、退避するにしても、これをこのまま放置していく訳に参りません。」
「そうですね…一先ず、片付けは当家の護衛が引き受けます。補充はどう致しましょうか?」
「助かるよ。そうだね、伝は幾つかあるのだが一番近いものでも少し先になる。一先ずそこまで行って、代わりの者達を手配するが…先に此処の『浄化』を済ませて欲しい。頼めるかな?」
「承知致しました。コウセイ、疲れているかもしれませんが頑張って頂けますか?」
「はい、お任せ下さい。」
体力、気力共に余力も残っているし瘴気をこのままにして行くのもやはり忍びない。
全ての護衛がいないとなれば話はまた別だっただろうが、シュヴァルト様の護衛の方々に問題が無い様子ならば反論も特に無い。
一応の方針が決まったのでリリー様やメイさんにも怪我が無いかを目視してから問題の人物達に視線を移そうとした所で大声が上がった。
「なんなの!?一体なんなのよこれ!?全然、違うじゃないの!!こんな所で襲われるなんて聞いてない!!知らないわよ!!!!」
明らかに錯乱した言葉を発したのはあの女で、恐らく目の前で起こった危機的状況と生死を賭けた戦いに混乱しているのだろう。
気持ちは分からないでも無いが、正直、今ここで騒がれるのは面倒でしかない。
対処をどうするか考えようとして、リリー様がツカツカと女に近づくと口元を白いハンカチで強引に塞いだ。
「んぐっ!?」
「少しお眠りになられた方が宜しくってよ?」
言葉通りに数秒で女の瞼がとろりと落ち、体から力が抜けて倒れそうになった所を騎士団長子息が慌てて支える。
恐らく即効性の睡眠薬か何かだったのだろう、呼吸はしている様子だし顔色にも特に変化は見られない。
しかし、突然の行動に魔術師団長子息がリリー様を睨み、こちら側から顔は伺えないがリリー様も恐らく睨み返したのだろう。
数秒後、青い顔をして魔術師団長子息が視線を逸らしたので勝者の彼女は優雅な足取りで此方に戻りながら俺にウィンクを飛ばして来た。
「ありがとうございます。」
「いいえ、お礼はまた体で払って頂きますので。」
周囲から誤解を受けるような内容、いやある意味正しいのだが…を囁いて行く。
悪寒を感じながらも気を無理矢理取り直し、一先ず物理的に動けなくなった女と顔色の悪い教皇子息、女の護衛に残ると言い張り出した騎士団長子息と魔術師団長子息を片付けをして下さるシュヴァルト様の護衛の近くに残して先へ進む事になった。
一刀目は辛うじて除けたが素早い動作で襲撃者から繰り出された二刀目の攻撃はヴィアベル王太子殿下の直ぐ傍にいたキリルさんが防いでくれ、予備の武器を【異空間収納】から取り出す余裕が出来た。
先に投げナイフを三本出して投擲し、相手の注意を引いてから目的の片手剣を出して更に加勢しようとして…出来なかった。
窓際にいる襲撃者では無く、比較的直ぐ傍にいた護衛の騎士の一人が斬り掛かって来る姿が見え、咄嗟にその剣撃を受け止め左へ流す。
僅かだが体勢を崩した相手の胴体に【身体強化】と【強化】を重ね掛けした手加減無しの蹴りを思い切り叩き込むと壁まで勢い良く吹っ飛んで行った。
壁に激突し、崩れる脆い壁面と共に床に沈んだ所で周囲の状況を確認すると俺と同様にシュヴァルト様、リリー様、メイさん、愉快でない一行が騎士達に襲われている。
助けに行こうとして、シュヴァルト様、リリー様、メイさんはそれぞれ余裕を持って対処しており問題が無いように見えた。
しかし、今にも斬り殺されそうになっている教皇子息の姿が見え、反射的に床を蹴って走り出す。
子息に振り下ろされそうになっていた剣を片手剣で強引に弾き上げ、ついでに空いている左手で顎にも一発お見舞いする。
騎士は脳震盪を起こしたのかそのまま床に倒れ込んだので半ばへたり込んでいる教皇子息の腕を掴んで無理やり立ち上がらせた。
「死にたくなければ、しっかりしろ!【防護壁】は張れるか?」
「っ…、…い…」
周囲の様子を確認しながら訪ねるとか細いながらも返事が有り、震えながらも詠唱を始めたので次に向かう。
出来れば今直ぐシュヴァルト様の元へ戻りたかったのだが、囲まれて劣勢になっている第二王子、騎士団長子息、魔術師団長子息とあの女に接近し、騎士の一人を横合いから【光刃】で斬り飛ばす。
鎧を纏っているので両断とはいかないが、横腹に深手を負った騎士が一人戦線離脱したので充分だろう。
冷静に状況を把握しながらも俺に気づいた騎士の一人が斬り掛かって来るのを剣で受け止め、鍔迫り合いに持ち込んでから足払いを掛ける。
受け身も取れずに床に転がり怯んでいる隙に脚の一本を踏み抜いて、行動不能にした。
骨が折れる嫌な感触や音と共に上がる絶叫を聞きながらも次に向かって来る騎士に相対した瞬間、騎士の頭が空中に飛んだ。
何事かと一瞬、呆気に取られたが舞う鮮血と共に必死な形相をした第二王子の姿が見え、半分理解し、半分理解出来なかった。
体は次の動作に移りながらどう考えても自分より温室育ちの王子が戦闘とは言え殺人を行ったのだ。
平気なのかと思った瞬間、更に信じられない事が起こった。
「シュヴァルト!!!遊んでいないで手勢を出せ!『勇者』を不用意に傷つけるつもりなのか!?」
強い怒声が響き、その直後別方向からの鋭い殺気に身震いすると激しかった戦闘音が次々に止み、視界に映る騎士達も糸が切れたように一瞬の内に倒れ伏して行く。
恐らく、シュヴァルト様が何かして下さったのだろうが丁度背後、少し離れた位置にいる彼の姿を直ぐには見れなかった…。
「遊んでいた訳ではありません。それにコウセイは強く、信頼もしております。」
お言葉は心底嬉しい。
だが、何故か今振り返る勇気が湧いて来ない。
「…っそうか、失言だった…」
顔色の悪い王子が強ばった表情でそう口にすると幾分空気は和らいだが訪れた静寂は俄かに緊張を孕んだままだ。
どうするか悩んでいるとキリルさんの声が聞こえた。
「申し訳ありません!襲撃者を取り逃がしてしまいました!」
その声にやっと後ろを振り向くといつの間にか窓から部屋の外に出ていたキリルさんが王太子殿下に謝罪している。
「構わないよ。暗部でも無いのだからキリルが無理に追跡した方が危険だ。それよりも守ってくれて助かった。コウセイ殿も有難う。」
「いえ…、お役に立てて何よりです。」
ヴィアベル王太子殿下に軽く会釈してからシュヴァルト様の方へ視線を移すと常の笑顔を浮かべて下さる。
「心配しなくて大丈夫ですよ。追跡させておりますので、何か持ち帰るでしょう。」
勝手に緊張してしまって申し訳なく思っていると襲撃者の動向を気にしていると思われたのか説明して下さる。
わざわざ訂正する必要も無いと頷き、落ち着くために息をゆっくりと吐き出して吸い込んだ。
すると、室内に立ち込める血の匂いが深く嗅ぎ取れ、呻き声や床に転がる騎士達の様子も鮮明に感じて溜息が溢れる。
「どう致しましょうか?『浄化』を続けるにも、退避するにしても、これをこのまま放置していく訳に参りません。」
「そうですね…一先ず、片付けは当家の護衛が引き受けます。補充はどう致しましょうか?」
「助かるよ。そうだね、伝は幾つかあるのだが一番近いものでも少し先になる。一先ずそこまで行って、代わりの者達を手配するが…先に此処の『浄化』を済ませて欲しい。頼めるかな?」
「承知致しました。コウセイ、疲れているかもしれませんが頑張って頂けますか?」
「はい、お任せ下さい。」
体力、気力共に余力も残っているし瘴気をこのままにして行くのもやはり忍びない。
全ての護衛がいないとなれば話はまた別だっただろうが、シュヴァルト様の護衛の方々に問題が無い様子ならば反論も特に無い。
一応の方針が決まったのでリリー様やメイさんにも怪我が無いかを目視してから問題の人物達に視線を移そうとした所で大声が上がった。
「なんなの!?一体なんなのよこれ!?全然、違うじゃないの!!こんな所で襲われるなんて聞いてない!!知らないわよ!!!!」
明らかに錯乱した言葉を発したのはあの女で、恐らく目の前で起こった危機的状況と生死を賭けた戦いに混乱しているのだろう。
気持ちは分からないでも無いが、正直、今ここで騒がれるのは面倒でしかない。
対処をどうするか考えようとして、リリー様がツカツカと女に近づくと口元を白いハンカチで強引に塞いだ。
「んぐっ!?」
「少しお眠りになられた方が宜しくってよ?」
言葉通りに数秒で女の瞼がとろりと落ち、体から力が抜けて倒れそうになった所を騎士団長子息が慌てて支える。
恐らく即効性の睡眠薬か何かだったのだろう、呼吸はしている様子だし顔色にも特に変化は見られない。
しかし、突然の行動に魔術師団長子息がリリー様を睨み、こちら側から顔は伺えないがリリー様も恐らく睨み返したのだろう。
数秒後、青い顔をして魔術師団長子息が視線を逸らしたので勝者の彼女は優雅な足取りで此方に戻りながら俺にウィンクを飛ばして来た。
「ありがとうございます。」
「いいえ、お礼はまた体で払って頂きますので。」
周囲から誤解を受けるような内容、いやある意味正しいのだが…を囁いて行く。
悪寒を感じながらも気を無理矢理取り直し、一先ず物理的に動けなくなった女と顔色の悪い教皇子息、女の護衛に残ると言い張り出した騎士団長子息と魔術師団長子息を片付けをして下さるシュヴァルト様の護衛の近くに残して先へ進む事になった。
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