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本編 めぐり逢い
第5話 550年後、今へ(前半)⑤
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…………………………………
…………………………
あれっ気のせいかな…
勘太郎様…私を見てため息ついた?
もしかして…私が
隣で歩いてたから
気分を害したとか
そうだったら一歩後ろに下がろうかな…
空羅「おーい!!鳩
これ、もしかして出口じゃねーの?」
ぽっぽちゃん「ままっーまーまー
(あらっもう着いたのね)」
私がマイナス思考で考えていた時
先頭で歩いていた空羅君と
ぽっぽちゃんの声がした
前方を見ると外の光がさしこんでいた
空羅「本当か!やっと着いた~」
ふふっ空羅君すごく
よろこんでる
でも出口の場所って…たしか…
私は前回…
出口から出た瞬間のことを
思い出し一気に青ざめた
まずい!!
出口をでる前にこのこと
伝えないと!!
みんな一斉にでてしまったら…
「あっあの…!!」
言おうとした時…
空羅「おいみんな出口に
ついたってよ!こんな薄暗い
場所から早く出よーぜ!」
空羅君の大きな声に
かき消されてしまい
御代鯉「さんせーい♪ほらっ行こうぜおあけ!」
おあけ「えっ…ちょっと…?!」
御代鯉さんはおあけちゃんの手を引っ張って
出口の方向へ走りだした
ぽっぽちゃん「まっ!ままーまー!!
(待ちなさい空羅!!)」
ほっぽちゃんは前回のことを
知っているため必死に
空羅君を止めようとしたが
空羅「なんだ鳩?鬼ごっこでもしたいのか
じゃあお前鬼な!」
明らかに空羅君はほっぽちゃんの
言葉の意味を勘違いして
一度は止まったものの
また走りだした
ぽっぽちゃん「ままっままっーまま!
(なに勘違いしてるの
バカ悪魔っ!!止まりなさい)」
「待って!!みんな~
止まって~!ストッープ」
えまつ「お願い!止まってよー!!」
ぽっぽちゃんと
えまつの3人で叫んだが…
声が聞こえてないのか
止まりもせず走ってる…
あわわ…本当にどうしよう…
勘太郎「どうしたんだ?
出口についたのにまつか殿と
えまつちゃんたちは
行かないのか?」
…よかった勘太郎様は
出口に向かってなかった
私たちはおあけちゃん達を
追いかけながら
勘太郎様に出口を出た場所に
ついて早口で話した
勘太郎「なにっ?!
出口を出た瞬間、落下するだと
地面はないのか!?」
「残念ながらないんです!
止めないとみんな…
空から落ちてしまいます!!」
勘太郎「早く止めないとまずいな
おいっ!御代鯉…」
勘太郎様が大きな声で
御代鯉さんを呼ぼうとした
その時…
おあけ「きゃあぁぁ!!」
「!!」
おあけちゃんの悲鳴がした
バッと出口付近を
見るともうそこには
三人の姿はなかった…
まさか…
最悪の事態が脳裏に
よぎってしまった
「どうしようっ!私が
先に言えばみんな空から
落ちなかったのに!!」
勘太郎「落ち着くんだ!
とにかく急ごうまつか殿
鳩殿、えまつちゃんを頼むぞ」
そういって
勘太郎様に私の手を引っ張って
もらい急いで出口へ向かった
おかげで
すぐ出口に着くことができた
「おあけちゃん!!空羅君!
御代鯉さん!」
すぐに出口の外を見た
…が、しかし…
「…………」
私と勘太郎様は
言葉を失った…
その理由は…
空羅「すっげー!
御代鯉さんそれなんだよ?」
御代鯉「ふっふーん♪よくぞ
聞いてくれたこれは
嘸家代々に伝わるオリジナル
忍者道具だ、コンパクトだから
持ち運びも楽なんだよ」
空羅「へぇ、忍者道具か色々役に立つんだな」
御代鯉「てか、空羅もすげーじゃん
お前も空中道具かとか
背中に装備してるのか?」
空羅「あ、あぁ…まあそうだな(嘘)
そ、それよりおあけさん…
気絶してねーか?」
御代鯉「げっ!!ほんとだ
ちょっとしっかりしろよ!おあけ~」
空羅君は黒い翼を羽ばたかせ
御代鯉さんはパラシュートらしき
物をつかって空を飛んでるから
御代鯉さんに抱えられた
おあけちゃんは…
き…気絶してるっ!!
それに普通に空の上でも
会話をするなんて
普通な人間だったら出来ないよ!
あの時、私とえまつは
出口を出た瞬間、
そのまま落下したんだから!!!
でもよかった…三人とも
落下してなくて
ほっとしたのか私は
ヘナヘナとその場に座り込んだ
バッサッバッサ…
ちょうど座り込んだ時に
ぽっぽちゃんとえまつが追いついた
ぽっぽちゃん「まーま~ままーま?
(まつか~空羅たちは
大丈夫だったの?)」
えっ…えーと?
なんていってるのかな
ヘルプえまつ!鳩の語訳をお願い!
えまつ「はーい お姉ちゃん、ぽっぽちゃんは
空羅さんたちは大丈夫?って言ってたよ」
ほほーなるほど~
そう言っていたのね
ありがとう、えまつ!
「大丈夫だったよ~ほっぽちゃん
ほらっ!この通り」
ぽっぽちゃんは
出口の外を見て…
ぽっぽちゃん「ままーままままーまっま
(空羅たちは大丈夫そうね
私たちも時空間からでましょうか)」
と言いながら
自分の体を大きくさせていった
ぽっぽちゃん「まーままっまーまままー
ままっまま!まーまー
(さあっ!三人とも巨大化が終わったら
すぐさま私の背中に乗って
そしたらすぐ飛ぶわよ)」
う…うーん
やっぱり何て言っているか
分かんない…
ぽっぽちゃんの言葉が
分かるえまつだけ顔を輝かせて
えまつ「わ~い!久しぶりに
ぽっぽちゃんの背中に乗れる
お姉ちゃん、勘太郎さん
ぽっぽちゃんが外に出るから
背中に乗っていいって」
えっ…いいの?!
私も乗っても…?
でも…
「大丈夫…?三人乗せるのって
ぽっぽちゃん自身の負担が…」
ぽっぽちゃん「ま♪ままーまー
(大丈夫よ♪まつか
そんなに心配しなくても)」
えまつ「お姉ちゃんほっぽちゃんは
心配しなくていいって」
そうなの?じゃあお言葉にあまえて…
「お願いします。ぽっぽちゃん」
勘太郎「すまんな…鳩殿、俺まで」
三人がぽっぽちゃんの背中に
乗ると…
ズシ…
……なんか…
ぽっぽちゃんの足が
プルプル震えてるような
ぽっぽちゃん「ま…まままーままー
(やっ…やっぱり三人となると重いわね)」
ですよね ごめんなさい…
多分私の体重が重いせいかな
今度また乗るときは
少し軽くするようにします(涙)
「大丈夫?ぽっぽちゃん…」
ぽっぽちゃん「まっ…ままーまま
(へっ…平気よそれじゃあ…とっ飛ぶわよ)」
ぽっぽちゃんが
飛ぼうとした瞬間…
空羅「おいっ…鳩…
さすがに三人乗せて
飛ぶのは無理があるだろ…」
空中浮遊していた
空羅君が時空間の中にやってきた
ぽっぽちゃん「まっ!まま-ままーまも!
(べっ!別に大丈夫よ
三人だって乗せれるわよ!)」
空羅「…とか言って…足が
震えてるじゃねーか
それで飛んでもし落としたら
どーするんだ?」
ぽっぽちゃん「ままっ…!(うぐっ…!)」
核心をつかれたか
ぽっぽちゃんは言葉を
詰まらせてしまった
確かに空羅君の言うとおり
このまま飛んでしまったら
危ないかもしれない…
ぽっぽちゃん「まっままままーまー?
(じゃあ…どうすればいいのよ?)」
空羅「しょーがねーなぁ鳩は…
俺が1人持てばいい話
じゃねーか鳩は2人を背中に
乗せれば負担も減るだろ」
…そっか!!
誰か一人、空羅君に任せれば
ぽっぽちゃんの負担も減るし
危険リスクも回避出来る!
誰か任せてくれるなら…
「じゃあ空羅君、
えまつをお願いしていいかな?」
この3人の中だとえまつが
一番軽いからね!
ぽっぽちゃん「まもっ?!まーまーまま
まままーまーまーま…
(ちょっとまつか?!大丈夫よ
3人とも持てるからっ!だから
えまつを空羅に任せるのは…」
…?ぽっぽちゃん訴えかけてる?
えまつに語訳してもらおうと
思ったとき
ひょっい!と
空羅君がえまつを抱えた
空羅「残念だったな鳩
まつか姉貴のお願いだから
仕方ないだろ~」
慌てるぽっぽちゃんを
見て空羅君はニヤニヤ笑ってる
よっぽど誰かに任せて貰える
ことが嬉しかったのかな?
空羅「行くか!えまつ
安全に飛ぶから大丈夫だ
しっかり、捕まれ」
えまつ「はいっお願いします空羅さん」
そして空羅君はえまつを
抱えなおして羽ばたいていった
つづいて…
ぽっぽちゃん「まっ~!!まーまままーま
まーまま(きぃー!!悔しい
空羅めえまつに変なことしたら
絶対許さないんだから)」
ぽっぽちゃんが私と勘太郎様を
背中に乗せ出口の外へ
飛び立った
勘太郎「まつか殿…鳩殿が
怒ってるような気がするが気のせいか?」
「はい…私もぽっぽちゃんに
そんな感じがするような気がします…」
ぽっぽちゃんが何で
怒っているのか分からないけど
今回はスカイダイビンクに
ならなくてよかった…
それと…
地上に降りたら皆に何を紹介しようかな?
みんなに喜んでくれるかな?
私は心を踊らせながら
地上に着くまで
皆と楽しく遊ぶ姿を想像した
後編へつ・づ・く
…………………………
あれっ気のせいかな…
勘太郎様…私を見てため息ついた?
もしかして…私が
隣で歩いてたから
気分を害したとか
そうだったら一歩後ろに下がろうかな…
空羅「おーい!!鳩
これ、もしかして出口じゃねーの?」
ぽっぽちゃん「ままっーまーまー
(あらっもう着いたのね)」
私がマイナス思考で考えていた時
先頭で歩いていた空羅君と
ぽっぽちゃんの声がした
前方を見ると外の光がさしこんでいた
空羅「本当か!やっと着いた~」
ふふっ空羅君すごく
よろこんでる
でも出口の場所って…たしか…
私は前回…
出口から出た瞬間のことを
思い出し一気に青ざめた
まずい!!
出口をでる前にこのこと
伝えないと!!
みんな一斉にでてしまったら…
「あっあの…!!」
言おうとした時…
空羅「おいみんな出口に
ついたってよ!こんな薄暗い
場所から早く出よーぜ!」
空羅君の大きな声に
かき消されてしまい
御代鯉「さんせーい♪ほらっ行こうぜおあけ!」
おあけ「えっ…ちょっと…?!」
御代鯉さんはおあけちゃんの手を引っ張って
出口の方向へ走りだした
ぽっぽちゃん「まっ!ままーまー!!
(待ちなさい空羅!!)」
ほっぽちゃんは前回のことを
知っているため必死に
空羅君を止めようとしたが
空羅「なんだ鳩?鬼ごっこでもしたいのか
じゃあお前鬼な!」
明らかに空羅君はほっぽちゃんの
言葉の意味を勘違いして
一度は止まったものの
また走りだした
ぽっぽちゃん「ままっままっーまま!
(なに勘違いしてるの
バカ悪魔っ!!止まりなさい)」
「待って!!みんな~
止まって~!ストッープ」
えまつ「お願い!止まってよー!!」
ぽっぽちゃんと
えまつの3人で叫んだが…
声が聞こえてないのか
止まりもせず走ってる…
あわわ…本当にどうしよう…
勘太郎「どうしたんだ?
出口についたのにまつか殿と
えまつちゃんたちは
行かないのか?」
…よかった勘太郎様は
出口に向かってなかった
私たちはおあけちゃん達を
追いかけながら
勘太郎様に出口を出た場所に
ついて早口で話した
勘太郎「なにっ?!
出口を出た瞬間、落下するだと
地面はないのか!?」
「残念ながらないんです!
止めないとみんな…
空から落ちてしまいます!!」
勘太郎「早く止めないとまずいな
おいっ!御代鯉…」
勘太郎様が大きな声で
御代鯉さんを呼ぼうとした
その時…
おあけ「きゃあぁぁ!!」
「!!」
おあけちゃんの悲鳴がした
バッと出口付近を
見るともうそこには
三人の姿はなかった…
まさか…
最悪の事態が脳裏に
よぎってしまった
「どうしようっ!私が
先に言えばみんな空から
落ちなかったのに!!」
勘太郎「落ち着くんだ!
とにかく急ごうまつか殿
鳩殿、えまつちゃんを頼むぞ」
そういって
勘太郎様に私の手を引っ張って
もらい急いで出口へ向かった
おかげで
すぐ出口に着くことができた
「おあけちゃん!!空羅君!
御代鯉さん!」
すぐに出口の外を見た
…が、しかし…
「…………」
私と勘太郎様は
言葉を失った…
その理由は…
空羅「すっげー!
御代鯉さんそれなんだよ?」
御代鯉「ふっふーん♪よくぞ
聞いてくれたこれは
嘸家代々に伝わるオリジナル
忍者道具だ、コンパクトだから
持ち運びも楽なんだよ」
空羅「へぇ、忍者道具か色々役に立つんだな」
御代鯉「てか、空羅もすげーじゃん
お前も空中道具かとか
背中に装備してるのか?」
空羅「あ、あぁ…まあそうだな(嘘)
そ、それよりおあけさん…
気絶してねーか?」
御代鯉「げっ!!ほんとだ
ちょっとしっかりしろよ!おあけ~」
空羅君は黒い翼を羽ばたかせ
御代鯉さんはパラシュートらしき
物をつかって空を飛んでるから
御代鯉さんに抱えられた
おあけちゃんは…
き…気絶してるっ!!
それに普通に空の上でも
会話をするなんて
普通な人間だったら出来ないよ!
あの時、私とえまつは
出口を出た瞬間、
そのまま落下したんだから!!!
でもよかった…三人とも
落下してなくて
ほっとしたのか私は
ヘナヘナとその場に座り込んだ
バッサッバッサ…
ちょうど座り込んだ時に
ぽっぽちゃんとえまつが追いついた
ぽっぽちゃん「まーま~ままーま?
(まつか~空羅たちは
大丈夫だったの?)」
えっ…えーと?
なんていってるのかな
ヘルプえまつ!鳩の語訳をお願い!
えまつ「はーい お姉ちゃん、ぽっぽちゃんは
空羅さんたちは大丈夫?って言ってたよ」
ほほーなるほど~
そう言っていたのね
ありがとう、えまつ!
「大丈夫だったよ~ほっぽちゃん
ほらっ!この通り」
ぽっぽちゃんは
出口の外を見て…
ぽっぽちゃん「ままーままままーまっま
(空羅たちは大丈夫そうね
私たちも時空間からでましょうか)」
と言いながら
自分の体を大きくさせていった
ぽっぽちゃん「まーままっまーまままー
ままっまま!まーまー
(さあっ!三人とも巨大化が終わったら
すぐさま私の背中に乗って
そしたらすぐ飛ぶわよ)」
う…うーん
やっぱり何て言っているか
分かんない…
ぽっぽちゃんの言葉が
分かるえまつだけ顔を輝かせて
えまつ「わ~い!久しぶりに
ぽっぽちゃんの背中に乗れる
お姉ちゃん、勘太郎さん
ぽっぽちゃんが外に出るから
背中に乗っていいって」
えっ…いいの?!
私も乗っても…?
でも…
「大丈夫…?三人乗せるのって
ぽっぽちゃん自身の負担が…」
ぽっぽちゃん「ま♪ままーまー
(大丈夫よ♪まつか
そんなに心配しなくても)」
えまつ「お姉ちゃんほっぽちゃんは
心配しなくていいって」
そうなの?じゃあお言葉にあまえて…
「お願いします。ぽっぽちゃん」
勘太郎「すまんな…鳩殿、俺まで」
三人がぽっぽちゃんの背中に
乗ると…
ズシ…
……なんか…
ぽっぽちゃんの足が
プルプル震えてるような
ぽっぽちゃん「ま…まままーままー
(やっ…やっぱり三人となると重いわね)」
ですよね ごめんなさい…
多分私の体重が重いせいかな
今度また乗るときは
少し軽くするようにします(涙)
「大丈夫?ぽっぽちゃん…」
ぽっぽちゃん「まっ…ままーまま
(へっ…平気よそれじゃあ…とっ飛ぶわよ)」
ぽっぽちゃんが
飛ぼうとした瞬間…
空羅「おいっ…鳩…
さすがに三人乗せて
飛ぶのは無理があるだろ…」
空中浮遊していた
空羅君が時空間の中にやってきた
ぽっぽちゃん「まっ!まま-ままーまも!
(べっ!別に大丈夫よ
三人だって乗せれるわよ!)」
空羅「…とか言って…足が
震えてるじゃねーか
それで飛んでもし落としたら
どーするんだ?」
ぽっぽちゃん「ままっ…!(うぐっ…!)」
核心をつかれたか
ぽっぽちゃんは言葉を
詰まらせてしまった
確かに空羅君の言うとおり
このまま飛んでしまったら
危ないかもしれない…
ぽっぽちゃん「まっままままーまー?
(じゃあ…どうすればいいのよ?)」
空羅「しょーがねーなぁ鳩は…
俺が1人持てばいい話
じゃねーか鳩は2人を背中に
乗せれば負担も減るだろ」
…そっか!!
誰か一人、空羅君に任せれば
ぽっぽちゃんの負担も減るし
危険リスクも回避出来る!
誰か任せてくれるなら…
「じゃあ空羅君、
えまつをお願いしていいかな?」
この3人の中だとえまつが
一番軽いからね!
ぽっぽちゃん「まもっ?!まーまーまま
まままーまーまーま…
(ちょっとまつか?!大丈夫よ
3人とも持てるからっ!だから
えまつを空羅に任せるのは…」
…?ぽっぽちゃん訴えかけてる?
えまつに語訳してもらおうと
思ったとき
ひょっい!と
空羅君がえまつを抱えた
空羅「残念だったな鳩
まつか姉貴のお願いだから
仕方ないだろ~」
慌てるぽっぽちゃんを
見て空羅君はニヤニヤ笑ってる
よっぽど誰かに任せて貰える
ことが嬉しかったのかな?
空羅「行くか!えまつ
安全に飛ぶから大丈夫だ
しっかり、捕まれ」
えまつ「はいっお願いします空羅さん」
そして空羅君はえまつを
抱えなおして羽ばたいていった
つづいて…
ぽっぽちゃん「まっ~!!まーまままーま
まーまま(きぃー!!悔しい
空羅めえまつに変なことしたら
絶対許さないんだから)」
ぽっぽちゃんが私と勘太郎様を
背中に乗せ出口の外へ
飛び立った
勘太郎「まつか殿…鳩殿が
怒ってるような気がするが気のせいか?」
「はい…私もぽっぽちゃんに
そんな感じがするような気がします…」
ぽっぽちゃんが何で
怒っているのか分からないけど
今回はスカイダイビンクに
ならなくてよかった…
それと…
地上に降りたら皆に何を紹介しようかな?
みんなに喜んでくれるかな?
私は心を踊らせながら
地上に着くまで
皆と楽しく遊ぶ姿を想像した
後編へつ・づ・く
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