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本編 めぐり逢い
第4話 作戦実行③
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すると御代鯉さんは
首を傾げた
自分の自己紹介の仕方が
おかしかったのかな….
いやいや、ちゃんと
言えたはず多分…
御代鯉「あれっ?まつかは名字があるのか?
普通ではあまりいないのに」
……あ……そうだった!!
この時代には田中とか鈴木とかの名字は
まだ位の高い人しかいなかったけ…
御代鯉「なあ…おあけ、もしかすると
まつかも俺と同じ…」
おあけちゃんもはっとして
私の顔を見た
二人とも私に対して何かを
確信したような感じで
お互いの顔を見て頷いた
…まさか……
勘太郎「え~ごっほん!」
突然勘太郎が咳払いをして、
ジトッと御代鯉の顔を見た
勘太郎「御代鯉、あまり初対面の人を
を困らせるのは良くないぞ」
御代鯉「俺は困らせたい訳じゃ………!
ははーんそう言うことか
悪い、悪い勘太郎決してヤキモチ
やかせた訳じゃないから」
勘太郎「~~っ////俺は焼いてないぞ!」
「…………」
二人のやり取りを見て内心ホッとした。
……気のせいだよね。
私の正体がこの時代の人間じゃないって、
気づかれてないよね…きっと……
……………………………………………
……………………
………………
御代鯉「それじゃ、俺は 屋敷に戻るか」
勘太郎「もう行ってしまうのかあまり修業しすぎるなよ」
御代鯉は笑いながら
了解と言って煙り玉を
投げ行ってしまった
…本当に忍者っていたんだ
初めて見た…
でも何か御代鯉さんって
昔っぽい感じがしなかった
おあけちゃんも
おあけちゃんで何か知っている
様子だったし…
勘太郎「ふえっくしゅ!」
!!
あっ…しまった
さっきから勘太郎様
濡れたまんまだった
「おあけちゃん!お勘さん
ちょっと濡れているから手伝って欲しいな」
おあけ「あっ本当だ!急ごうまつか!お勘さん」
御代鯉さんが何者なのか
おあけちゃんは何を
知っているのか…考える暇もなく
その後、私たちは
勘太郎様を拭き布で拭かせ
新しい着物を着替えさせた
そんな勘太郎様の
着替えが終わるまで部屋の
外で待っている時、
おあけちゃんの口が開いた
おあけ「ねえ…まつか?ちょっと
質問したいことがあるけどいい?」
「いいけど?どうしたの?おあけちゃん…?」
少しドキッとした
なんだか、おあけちゃんが
真剣な表情をしていたから
おあけ「まつかって…」
「う…うん」
何だろう…
妙に胸がざわざわする…
嫌な予感…する
私をじっと見て
おあけちゃんは
おあけ「この時代の人間じゃないでしょ?」
…と言った
嫌な予感が的中した
「っ!!」
なっ何で知っているの
おあけちゃん?!
絶対バレない自信があったのに
人前では私は未来人ですよー
なんて言った覚えもない!
おあけ「なんか…行動も考え方も
ここの人たちと違うし
それと私の知ってる人にも
この時代じゃない感じが似ていたから」
「……え…え~違うよ
私はこの時代のひっ人だよ」
だらだら~(冷や汗が出る音)
平然にバレないように口笛まで
吹いたのに…
おあけ「まつかうそだとバレバレよ
凄い冷や汗でてるわよ」
ぎくっ!!
だめだ私が嘘つくと
すぐにバレてしまう…
昔から嘘つくの
下手くそだから
…仕方ない腹をくくって
おあけちゃんには正直に話そう
《私がここの時代の人間じゃないことを…》
だけど…
「…今から言う話を聞いても
おあけちゃんは私のことを
避けない…?」
この事を話をして
避けられるのが怖い
またひとりぼっちになるのは
いやだ…
おあけ「なにいってるの!
避けるわけ無いでしょ!!」
おあけちゃん…(うるっ…)
なんていい人なんだ…
おあけ「大丈夫!私はどんな事でも
親友を嫌ったりしないから」
「…よかった、私、すべておあけちゃんに
話すね…私は……」
そして覚悟を決めて、話そうとした瞬間
ガラッ!
勢いよく勘太郎様が
着替えてた部屋の障子が
ひらいた
「へ??」
勘太郎「俺もその話を詳しく知りたい」
「おっお勘さん?!」
小声で話してたのに
聞こえてたの?!
昔の人って耳も良かったのね
油断してた…
…でもこの城に生活を送ってる
身だから…いつかは
話さないといけないよね
「はい…分かりました
お勘さん、おあけちゃん…
私が今から話すことは本当の事です」
すう…
ちゃんと正直に言おう包み隠さず…
「私とえまつはこの時代から
550年後の世界にいる人間です…」
私は二人にすべてを話した
母親にずっと虐待を受けて
いた事を…
えまつと自分の命を
守るため家から逃げて来た事を…
この場所にきた経緯を…
すべて、すべてを話した
首を傾げた
自分の自己紹介の仕方が
おかしかったのかな….
いやいや、ちゃんと
言えたはず多分…
御代鯉「あれっ?まつかは名字があるのか?
普通ではあまりいないのに」
……あ……そうだった!!
この時代には田中とか鈴木とかの名字は
まだ位の高い人しかいなかったけ…
御代鯉「なあ…おあけ、もしかすると
まつかも俺と同じ…」
おあけちゃんもはっとして
私の顔を見た
二人とも私に対して何かを
確信したような感じで
お互いの顔を見て頷いた
…まさか……
勘太郎「え~ごっほん!」
突然勘太郎が咳払いをして、
ジトッと御代鯉の顔を見た
勘太郎「御代鯉、あまり初対面の人を
を困らせるのは良くないぞ」
御代鯉「俺は困らせたい訳じゃ………!
ははーんそう言うことか
悪い、悪い勘太郎決してヤキモチ
やかせた訳じゃないから」
勘太郎「~~っ////俺は焼いてないぞ!」
「…………」
二人のやり取りを見て内心ホッとした。
……気のせいだよね。
私の正体がこの時代の人間じゃないって、
気づかれてないよね…きっと……
……………………………………………
……………………
………………
御代鯉「それじゃ、俺は 屋敷に戻るか」
勘太郎「もう行ってしまうのかあまり修業しすぎるなよ」
御代鯉は笑いながら
了解と言って煙り玉を
投げ行ってしまった
…本当に忍者っていたんだ
初めて見た…
でも何か御代鯉さんって
昔っぽい感じがしなかった
おあけちゃんも
おあけちゃんで何か知っている
様子だったし…
勘太郎「ふえっくしゅ!」
!!
あっ…しまった
さっきから勘太郎様
濡れたまんまだった
「おあけちゃん!お勘さん
ちょっと濡れているから手伝って欲しいな」
おあけ「あっ本当だ!急ごうまつか!お勘さん」
御代鯉さんが何者なのか
おあけちゃんは何を
知っているのか…考える暇もなく
その後、私たちは
勘太郎様を拭き布で拭かせ
新しい着物を着替えさせた
そんな勘太郎様の
着替えが終わるまで部屋の
外で待っている時、
おあけちゃんの口が開いた
おあけ「ねえ…まつか?ちょっと
質問したいことがあるけどいい?」
「いいけど?どうしたの?おあけちゃん…?」
少しドキッとした
なんだか、おあけちゃんが
真剣な表情をしていたから
おあけ「まつかって…」
「う…うん」
何だろう…
妙に胸がざわざわする…
嫌な予感…する
私をじっと見て
おあけちゃんは
おあけ「この時代の人間じゃないでしょ?」
…と言った
嫌な予感が的中した
「っ!!」
なっ何で知っているの
おあけちゃん?!
絶対バレない自信があったのに
人前では私は未来人ですよー
なんて言った覚えもない!
おあけ「なんか…行動も考え方も
ここの人たちと違うし
それと私の知ってる人にも
この時代じゃない感じが似ていたから」
「……え…え~違うよ
私はこの時代のひっ人だよ」
だらだら~(冷や汗が出る音)
平然にバレないように口笛まで
吹いたのに…
おあけ「まつかうそだとバレバレよ
凄い冷や汗でてるわよ」
ぎくっ!!
だめだ私が嘘つくと
すぐにバレてしまう…
昔から嘘つくの
下手くそだから
…仕方ない腹をくくって
おあけちゃんには正直に話そう
《私がここの時代の人間じゃないことを…》
だけど…
「…今から言う話を聞いても
おあけちゃんは私のことを
避けない…?」
この事を話をして
避けられるのが怖い
またひとりぼっちになるのは
いやだ…
おあけ「なにいってるの!
避けるわけ無いでしょ!!」
おあけちゃん…(うるっ…)
なんていい人なんだ…
おあけ「大丈夫!私はどんな事でも
親友を嫌ったりしないから」
「…よかった、私、すべておあけちゃんに
話すね…私は……」
そして覚悟を決めて、話そうとした瞬間
ガラッ!
勢いよく勘太郎様が
着替えてた部屋の障子が
ひらいた
「へ??」
勘太郎「俺もその話を詳しく知りたい」
「おっお勘さん?!」
小声で話してたのに
聞こえてたの?!
昔の人って耳も良かったのね
油断してた…
…でもこの城に生活を送ってる
身だから…いつかは
話さないといけないよね
「はい…分かりました
お勘さん、おあけちゃん…
私が今から話すことは本当の事です」
すう…
ちゃんと正直に言おう包み隠さず…
「私とえまつはこの時代から
550年後の世界にいる人間です…」
私は二人にすべてを話した
母親にずっと虐待を受けて
いた事を…
えまつと自分の命を
守るため家から逃げて来た事を…
この場所にきた経緯を…
すべて、すべてを話した
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