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本編 めぐり逢い
第2話 ついた場所は③
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ギチッ ギチ ギチ
どうしよう…私の力だけじゃ
この縄はとれない
なにかいい方法は…
………そうだ!
くるっ
ぽっぽちゃん「ままっ?(どうした?)」
「ねぇぽっぽちゃん?お願いだけど
ぽっぽちゃんはこの縄、はずせる?
あ…ごめんね無茶なこと言って
出来ないよね‥…」
ぽっぽちゃん「まっまー!まぁぁまー!!
(えまつ !私のことただの鳩だと
思ってるでしょ!!)」
「外せるの?!」
ぽっぽちゃん「ま、まーままーま!
(こんな縄、簡単に外せるわよ!)」
「え!本当に…ぽっぽちゃん」
???《すげーこいつ…鳩と会話している…
鳩の言葉がわかるのか?》
ぽっぽちゃん「まっ、まぁ、ままぁー(ふっ、まあ見てて)」
そう言ってお兄さんの手に乗り出したぽっぽちゃん…
乗った次の瞬間…
ズドドドドド
???「…!!!」
凄い!ぽっぽちゃん…
くちばしがドリルみたい!
本当にただの鳩じゃないだね…
そして外れなかった縄が
すぐに…
ブチィ!!
???「!?外れた…」
いとも簡単に外れた。
ぽっぽちゃん「まー、まっままー(ふっ、こんなのお茶のこさいさいよ)」
???《鳩…コワッ!!》
「スゴーイ!ぽっぽちゃん!」
ぽっぽちゃん「ま、ままーまーまー?
(それと、えまつ…ここにいたら
まずいんじゃない?)」
「…Σそっか!どこかに逃げないと、
と言うことでお兄さん!」
???「な、なんだ?」
「ここから逃げましょ」
ぐいっ!
???「は?!おい、ちょっと?!」
お兄さんの手を引っ張って
私達はその場から離れた。
???「……………」
《初めてだ、こんな変な奴ら…
しゃべる鳩と鳩の言葉がわかる
小娘なんて…
それに……握った手の温もりも…》
ーーーーーーーー
数分後……
売人「いやー旦那様見てて下さい。
もう少しで売り物が見えますから…」
旦那「おい…これを
わしに売るつもりか…」
売人「はい!…て、エエェ~?!何でいなぃ!!」
その場所は売り物はいなく
縄だけになっていた
旦那「ふざけんなぁー!!
わしゃぁ、もう帰る!!お前はクビじゃ!」
売人「そんな!待ってください!
旦那様~!!」
その後…
可哀想なことに売人は今の言葉
でいう《解雇》となりましたとさ…
ーーーーーーーー
(???side)
タッタッタッ
タッタッタッタッ
小娘に手を引かれて
俺は思った…
普通なら化け物扱いされるのに
こいつは何で助けたのか…
こんな姿を見て恐ろしく
思わないのか
それに、こいつに対しての
自分の心にある暖かい
感情は何なのかと…
小娘の後ろ姿を見て……
けれど急に小娘が止まり
???「?」
えまつ「あっ自己紹介するのわすれてた!」
くるりっと俺の方を向いて
えまつ「言うのおくれちゃった。初めまして私、えまつって言います!」
えまつ「頭の上にいる鳩さんは ぽっぽちゃんです」
ぽっぽちゃん「まー!(よろしく)」
…鳩に名前なんてあったんだ。
この小娘、えまつって言うのか
名前を教えて貰ったし俺も…
空羅「…俺は空羅、だ」
そう言えば…
人に自己紹介した事なかったな…
どうしよう…私の力だけじゃ
この縄はとれない
なにかいい方法は…
………そうだ!
くるっ
ぽっぽちゃん「ままっ?(どうした?)」
「ねぇぽっぽちゃん?お願いだけど
ぽっぽちゃんはこの縄、はずせる?
あ…ごめんね無茶なこと言って
出来ないよね‥…」
ぽっぽちゃん「まっまー!まぁぁまー!!
(えまつ !私のことただの鳩だと
思ってるでしょ!!)」
「外せるの?!」
ぽっぽちゃん「ま、まーままーま!
(こんな縄、簡単に外せるわよ!)」
「え!本当に…ぽっぽちゃん」
???《すげーこいつ…鳩と会話している…
鳩の言葉がわかるのか?》
ぽっぽちゃん「まっ、まぁ、ままぁー(ふっ、まあ見てて)」
そう言ってお兄さんの手に乗り出したぽっぽちゃん…
乗った次の瞬間…
ズドドドドド
???「…!!!」
凄い!ぽっぽちゃん…
くちばしがドリルみたい!
本当にただの鳩じゃないだね…
そして外れなかった縄が
すぐに…
ブチィ!!
???「!?外れた…」
いとも簡単に外れた。
ぽっぽちゃん「まー、まっままー(ふっ、こんなのお茶のこさいさいよ)」
???《鳩…コワッ!!》
「スゴーイ!ぽっぽちゃん!」
ぽっぽちゃん「ま、ままーまーまー?
(それと、えまつ…ここにいたら
まずいんじゃない?)」
「…Σそっか!どこかに逃げないと、
と言うことでお兄さん!」
???「な、なんだ?」
「ここから逃げましょ」
ぐいっ!
???「は?!おい、ちょっと?!」
お兄さんの手を引っ張って
私達はその場から離れた。
???「……………」
《初めてだ、こんな変な奴ら…
しゃべる鳩と鳩の言葉がわかる
小娘なんて…
それに……握った手の温もりも…》
ーーーーーーーー
数分後……
売人「いやー旦那様見てて下さい。
もう少しで売り物が見えますから…」
旦那「おい…これを
わしに売るつもりか…」
売人「はい!…て、エエェ~?!何でいなぃ!!」
その場所は売り物はいなく
縄だけになっていた
旦那「ふざけんなぁー!!
わしゃぁ、もう帰る!!お前はクビじゃ!」
売人「そんな!待ってください!
旦那様~!!」
その後…
可哀想なことに売人は今の言葉
でいう《解雇》となりましたとさ…
ーーーーーーーー
(???side)
タッタッタッ
タッタッタッタッ
小娘に手を引かれて
俺は思った…
普通なら化け物扱いされるのに
こいつは何で助けたのか…
こんな姿を見て恐ろしく
思わないのか
それに、こいつに対しての
自分の心にある暖かい
感情は何なのかと…
小娘の後ろ姿を見て……
けれど急に小娘が止まり
???「?」
えまつ「あっ自己紹介するのわすれてた!」
くるりっと俺の方を向いて
えまつ「言うのおくれちゃった。初めまして私、えまつって言います!」
えまつ「頭の上にいる鳩さんは ぽっぽちゃんです」
ぽっぽちゃん「まー!(よろしく)」
…鳩に名前なんてあったんだ。
この小娘、えまつって言うのか
名前を教えて貰ったし俺も…
空羅「…俺は空羅、だ」
そう言えば…
人に自己紹介した事なかったな…
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