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異世界でお菓子屋さんを開きました 第三章 本編(和菓子編 後半)
間話 オキニスからの手紙
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……………………………………………………………
間話 オキニスからの手紙
………………………………………………………………
お疲れ様会が終わり…
時間は20時…
あたりはすっかり真っ暗で、
ほー…と鳥の鳴き声が聞こえる
そんな夜に私は
今日の出来事を思いふけながら、
緑茶をすすっていた。
「今日は色々あったな…でも
みんなのお陰で試食会が成功して良かった」
それに…残り2つの和菓子を献上すれば、
クモード王国に戻れる。
あと少しよ…最後までやり遂げないと
失敗したら、今までの努力が
全て水の泡になってしまう…
母さんや蓬ちゃん
ここまで関わってくれた人々の協力だって…全部…
「……よしっ……頑張らないと…………」
…オキニス君…ピンキーさん
ヨーグルさん…クモード王国のみなさん…
待ってて 私、必ず条件を成功させて、
見せるから!!
意気込んで服の裾をぎゅっと掴む。
その時……
クシャリ
「………!!」
紙の音がした。
何かポケットに入っている?
疑問に思い、ポケットに手を入れ、
中身を取り出すと…
綺麗な薄緑色の手紙が入っていた。
「あ…そう言えば 呉紅店主から…
受け取ったんだっけ……」
何だろうと思い、
おもむろに封を開けて、
便箋を見ると…
一瞬にして視界が揺らいで、
涙がこぼれそうになった
だって……
この手紙の差出人は…
………………………………………………………………
※手紙の内容
真澄へ
真澄、無事ですか?
辛い事や悲しい思いはしていないでしょうか。
貴方の事が心配で、不安で仕方ありません。
俺は今、ダージリンさんとシリンヌさんの
3人で 牡丹王国、潜入する事に成功して
呉紅店主のお店に匿っています。
呉紅店主から、
詳しい内容を聞きました。
クモード王国に戻る為、
10個の新しいお菓子を作っているんですね
本当は今すぐ迎えに行って
クモード王国に一緒に帰りたいのですが…
ダージリンさんとシリンヌさんから…
いえ、なんでもないです!
今、真澄が頑張っている事、
残り5個作ればクモード王国に戻れると
俺も知りましたので、
真澄が全てのお菓子の献上が終えたら
必ず迎えに行きます。
ただ…その前に…
一度だけでいいので…
真澄に会いたいです。
明後日の午前11時、
呉紅店主のお店に来て下さい。
待ってます。
オキニスより
………………………………………………………………
「…………」
手紙を読み終えた頃には、
涙がボロボロと溢れて、
付箋に何滴か涙が落ちてしまった。
ああ…今日は涙脆いな…
「……オキニス君…
私も…貴方に……」
オキニス君が牡丹王国にいる
それだけで充分 嬉しいはずなのに
欲が出てしまった
『私だって…今すぐ貴方に会いたい…』と
「バレないように…会いに行かなくちゃ」
どうやって城を抜け出して、
オキニス君の元へ会いに行こうかと
考え始めた所、
ガタタと扉が開く音がした。
ガララ…
緑「ただいま、真澄……遅くなって
ごめんね…」
「お帰り 母さん 遅かった……
どうしたの??」
いつも明るい母さんが、
珍しく暗い表情をして戻ってきた。
母さんの暗い顔なんて…
15年前の《あの日》以来だ…
それに…
「黒夜ちゃんがいないけど…
あっ…今夜は翠狐さん所に行ったのかな?」
いつも母さんの隣にいる
黒夜ちゃんが珍しく いない
緑「真澄……ごめん…」
そう口にした瞬間、
母さんは私を抱きしめて…
「母さん…どうしたの?
辛い事でもあったの?」
緑「……気持ちに整理がついたら
真澄にもちゃんと話すから
お願い…今はこうさせて…」
私を抱きしめる手は、
微かに震えていた。
間話 オキニスからの手紙
………………………………………………………………
お疲れ様会が終わり…
時間は20時…
あたりはすっかり真っ暗で、
ほー…と鳥の鳴き声が聞こえる
そんな夜に私は
今日の出来事を思いふけながら、
緑茶をすすっていた。
「今日は色々あったな…でも
みんなのお陰で試食会が成功して良かった」
それに…残り2つの和菓子を献上すれば、
クモード王国に戻れる。
あと少しよ…最後までやり遂げないと
失敗したら、今までの努力が
全て水の泡になってしまう…
母さんや蓬ちゃん
ここまで関わってくれた人々の協力だって…全部…
「……よしっ……頑張らないと…………」
…オキニス君…ピンキーさん
ヨーグルさん…クモード王国のみなさん…
待ってて 私、必ず条件を成功させて、
見せるから!!
意気込んで服の裾をぎゅっと掴む。
その時……
クシャリ
「………!!」
紙の音がした。
何かポケットに入っている?
疑問に思い、ポケットに手を入れ、
中身を取り出すと…
綺麗な薄緑色の手紙が入っていた。
「あ…そう言えば 呉紅店主から…
受け取ったんだっけ……」
何だろうと思い、
おもむろに封を開けて、
便箋を見ると…
一瞬にして視界が揺らいで、
涙がこぼれそうになった
だって……
この手紙の差出人は…
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※手紙の内容
真澄へ
真澄、無事ですか?
辛い事や悲しい思いはしていないでしょうか。
貴方の事が心配で、不安で仕方ありません。
俺は今、ダージリンさんとシリンヌさんの
3人で 牡丹王国、潜入する事に成功して
呉紅店主のお店に匿っています。
呉紅店主から、
詳しい内容を聞きました。
クモード王国に戻る為、
10個の新しいお菓子を作っているんですね
本当は今すぐ迎えに行って
クモード王国に一緒に帰りたいのですが…
ダージリンさんとシリンヌさんから…
いえ、なんでもないです!
今、真澄が頑張っている事、
残り5個作ればクモード王国に戻れると
俺も知りましたので、
真澄が全てのお菓子の献上が終えたら
必ず迎えに行きます。
ただ…その前に…
一度だけでいいので…
真澄に会いたいです。
明後日の午前11時、
呉紅店主のお店に来て下さい。
待ってます。
オキニスより
………………………………………………………………
「…………」
手紙を読み終えた頃には、
涙がボロボロと溢れて、
付箋に何滴か涙が落ちてしまった。
ああ…今日は涙脆いな…
「……オキニス君…
私も…貴方に……」
オキニス君が牡丹王国にいる
それだけで充分 嬉しいはずなのに
欲が出てしまった
『私だって…今すぐ貴方に会いたい…』と
「バレないように…会いに行かなくちゃ」
どうやって城を抜け出して、
オキニス君の元へ会いに行こうかと
考え始めた所、
ガタタと扉が開く音がした。
ガララ…
緑「ただいま、真澄……遅くなって
ごめんね…」
「お帰り 母さん 遅かった……
どうしたの??」
いつも明るい母さんが、
珍しく暗い表情をして戻ってきた。
母さんの暗い顔なんて…
15年前の《あの日》以来だ…
それに…
「黒夜ちゃんがいないけど…
あっ…今夜は翠狐さん所に行ったのかな?」
いつも母さんの隣にいる
黒夜ちゃんが珍しく いない
緑「真澄……ごめん…」
そう口にした瞬間、
母さんは私を抱きしめて…
「母さん…どうしたの?
辛い事でもあったの?」
緑「……気持ちに整理がついたら
真澄にもちゃんと話すから
お願い…今はこうさせて…」
私を抱きしめる手は、
微かに震えていた。
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