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異世界でお菓子さんを開きました。第1章 本編
第8話 オキニスside ①
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久しぶりに仕事がお休みだった為、
真澄を食事とお気に入りの景色を一緒に見る為に
誘おうと夕方、彼女の家にやって来た。
「真澄いますか?オキニスです」
ドン ドン ドン
声をかけドアをならしても、
彼女の気配が無かった。
いつもならこの時間帯はいるはずなのに、
一体どうしたんだろう。
仕方がない…また食事は今度にするか
諦めて、その場を去ろうした時…
真澄と仲が良いご近所の中年女性が
声をかけてくれた。
ご近所さん「あら~オキニス様!
こんばんは真澄ちゃんなら、
現在ご不在ですよ。」
「こんばんは、彼女はどこに行ったのか
教えてくれるか?」
ご近所さん「ええ、たしかラピスラズリの森へ
行くと何やらバニラビーンズという物を
探すと言っておりましたよ」
「……なるほど、ラピスラズリの森へ…
教えてくれてありがとう
お礼になるか分からないが、
良かったら、使ってくれ…」
ガサ ゴソと自分のバックから
『メチル街お食事券10000ルーベン分』を
女性に渡した。
ご近所さん「えっ?!こっこんなに…
ありがとうございます!!
オキニス様」
「礼を言うのは俺の方だ
家族と楽しんでくれ」
そう言って俺はラピスラズリの森へ
足を進めた。
…たしか、行きは森のしきたりで、
移動手段は使えないと言っていたな…
この姿では時間がかかる…
元の姿に戻ろう
人がいない事を確認してから獣姿に戻り、
最短でラピスラズリの森へ着いた。
本来ここで、ラピスラズリの森へ通じる鍵を
使わなければならないが、
俺の場合は鍵を使わなくても…
「ガルルル ガウゥ ガウ!
(クモード王国のオキニスだ
夜分遅くに申し訳ないが開けてくれ!)」
ガチャ!!
扉が開る事ができる。
早く入らないと閉まってしまう…
急がないと
扉が閉まる前に急いで中に入った時、
俺はある異変に気付いた。
ラピスラズリの森にに入った瞬間
辺り一面中に甘い香りがした。
これは…ばあやさんが扱っている
植物の香りと真澄が作ったお菓子の香りが
合わさったような感じがする…
……もしかしたら真澄は
ばあやさんの所にいるかもしれない。
お城に販売するお菓子を作る為に…
自分の休みを使ってまで…
遠い道のりを歩き続け、植物を分けて貰えるように
きっと今頭を下げている。
申し訳ない気持ちの反面、
俺や母さんの為に頑張る彼女の姿に
嬉しくも感じた。
ああ…なんだか無性に彼女に
会いたくなってしまった
ばあやさんの家に急ごうか。
鼻を使い甘い香りを頼りに
ばあやさんの家へと向かい、
数分も経たないうちに玄関前に着いた。
家の中では賑やかな談笑が聞こえる。
良かった…お菓子の件は上手く言ったんだな真澄…
ホッとして、しばらく会話を聞いてから、
ドアをノックした。
ガチャとドアが開き、
ばあやさんが俺を見るなり、
ばあや「夜分遅くにお越しいただき、お疲れ様です。オキニス様、真澄ちゃんのお迎えですね?」
ここに来た理由を理解してくれた。
何も言っていないのによく分かったな
「……グルル(……そうだ)」
ばあや「分かりました。真澄ちゃん、
オキニス様が家まで送ってくれるって!
帰る準備をしなさいな、準備している間
バニラビーンズはリュックサックに
入れておくから」
真澄「……えっ…お迎え?!い…
家まで3時間もかかりますよ
良いんですか?オキニスさん……」
…人間の足だとそんなに時間がかかったのか
大丈夫だ真澄、俺の足ならたった1時間ぐらいで
着くから。
今の姿だと言葉がはっせない為、
大丈夫だと言う意味を込めて尻尾を揺らした。
彼女は一瞬戸惑って、ばあやさん達を見て、
次に俺の顔見て、難しい顔をしてから
真澄「では、……オキニスさん お願いします」
と一言って俺に頭を下げた。
「ガウ(まかせて下さい)」
恥ずかがり屋で人に滅多に頼らない彼女の事だから、
俺の背に乗る事に躊躇して断るかと思っていたが、
初めて彼女が俺にお願いしてくれた事に
信頼されてるんだと感じ、
表情を隠しきれず笑みが零れた。
………………………………………………
…………………………………………
……………………
20分後…彼女の帰る準備が整い、
真澄「しっ…失礼します」
恐る恐る、俺の背に跨った。
小さい手は俺の首元に回し、
落ちないよう身体を密着させた。
……正直、背中に彼女の柔らかい物が
色々と当たり身体がカッと熱くなった。
彼女に触れたのは、クモード城でお茶した以来で、
その時は手を握っただけ…
……これはまずい……
理性が崩れそうになったが、
妖精3人組に気づかれるとまずいので
俺は紳士、俺は紳士と心の中で呟き、
何とか持ちこたえた。
ダージリン「真澄、しっかりオキニス様に
掴まっとけよ。軽く掴んでたら振り落とされちまうぞ」
…俺以外で彼女を呼びすてで
呼ぶ人物がいたとは…
ダージリンさんは気さくで、
俺に対して敬語を使っているが、
友人として接してくれる。
城の関係者以外で素で接してくれるのは彼ぐらいで、
ダメな事はダメとちゃんと叱ってくれる
良い人だ。
もちろん…彼は真澄に対して、
姉(ピンキーさん)の友人との認識で
話をしている。
俺と同じ気持ちじゃない事ぐらい
分かってる。
………でも
オキニス「グルッ(行きますよ)」
ダンッ!!!
他の異性と彼女が親しくしている姿を見ると
とても嫌な気分になる。
他の男を見るなと真澄の目を手で隠したくなる。
2人は会話の途中だったが、
俺は地面を蹴って走り出した。
急に走り出した俺に、彼女は驚き、
離れないようしっかりしがみついた。
しがみついた事を確認すると、俺はスピードを上げ、
…目的地の真澄の家ではなく、
とある場所へと向かった。
真澄を食事とお気に入りの景色を一緒に見る為に
誘おうと夕方、彼女の家にやって来た。
「真澄いますか?オキニスです」
ドン ドン ドン
声をかけドアをならしても、
彼女の気配が無かった。
いつもならこの時間帯はいるはずなのに、
一体どうしたんだろう。
仕方がない…また食事は今度にするか
諦めて、その場を去ろうした時…
真澄と仲が良いご近所の中年女性が
声をかけてくれた。
ご近所さん「あら~オキニス様!
こんばんは真澄ちゃんなら、
現在ご不在ですよ。」
「こんばんは、彼女はどこに行ったのか
教えてくれるか?」
ご近所さん「ええ、たしかラピスラズリの森へ
行くと何やらバニラビーンズという物を
探すと言っておりましたよ」
「……なるほど、ラピスラズリの森へ…
教えてくれてありがとう
お礼になるか分からないが、
良かったら、使ってくれ…」
ガサ ゴソと自分のバックから
『メチル街お食事券10000ルーベン分』を
女性に渡した。
ご近所さん「えっ?!こっこんなに…
ありがとうございます!!
オキニス様」
「礼を言うのは俺の方だ
家族と楽しんでくれ」
そう言って俺はラピスラズリの森へ
足を進めた。
…たしか、行きは森のしきたりで、
移動手段は使えないと言っていたな…
この姿では時間がかかる…
元の姿に戻ろう
人がいない事を確認してから獣姿に戻り、
最短でラピスラズリの森へ着いた。
本来ここで、ラピスラズリの森へ通じる鍵を
使わなければならないが、
俺の場合は鍵を使わなくても…
「ガルルル ガウゥ ガウ!
(クモード王国のオキニスだ
夜分遅くに申し訳ないが開けてくれ!)」
ガチャ!!
扉が開る事ができる。
早く入らないと閉まってしまう…
急がないと
扉が閉まる前に急いで中に入った時、
俺はある異変に気付いた。
ラピスラズリの森にに入った瞬間
辺り一面中に甘い香りがした。
これは…ばあやさんが扱っている
植物の香りと真澄が作ったお菓子の香りが
合わさったような感じがする…
……もしかしたら真澄は
ばあやさんの所にいるかもしれない。
お城に販売するお菓子を作る為に…
自分の休みを使ってまで…
遠い道のりを歩き続け、植物を分けて貰えるように
きっと今頭を下げている。
申し訳ない気持ちの反面、
俺や母さんの為に頑張る彼女の姿に
嬉しくも感じた。
ああ…なんだか無性に彼女に
会いたくなってしまった
ばあやさんの家に急ごうか。
鼻を使い甘い香りを頼りに
ばあやさんの家へと向かい、
数分も経たないうちに玄関前に着いた。
家の中では賑やかな談笑が聞こえる。
良かった…お菓子の件は上手く言ったんだな真澄…
ホッとして、しばらく会話を聞いてから、
ドアをノックした。
ガチャとドアが開き、
ばあやさんが俺を見るなり、
ばあや「夜分遅くにお越しいただき、お疲れ様です。オキニス様、真澄ちゃんのお迎えですね?」
ここに来た理由を理解してくれた。
何も言っていないのによく分かったな
「……グルル(……そうだ)」
ばあや「分かりました。真澄ちゃん、
オキニス様が家まで送ってくれるって!
帰る準備をしなさいな、準備している間
バニラビーンズはリュックサックに
入れておくから」
真澄「……えっ…お迎え?!い…
家まで3時間もかかりますよ
良いんですか?オキニスさん……」
…人間の足だとそんなに時間がかかったのか
大丈夫だ真澄、俺の足ならたった1時間ぐらいで
着くから。
今の姿だと言葉がはっせない為、
大丈夫だと言う意味を込めて尻尾を揺らした。
彼女は一瞬戸惑って、ばあやさん達を見て、
次に俺の顔見て、難しい顔をしてから
真澄「では、……オキニスさん お願いします」
と一言って俺に頭を下げた。
「ガウ(まかせて下さい)」
恥ずかがり屋で人に滅多に頼らない彼女の事だから、
俺の背に乗る事に躊躇して断るかと思っていたが、
初めて彼女が俺にお願いしてくれた事に
信頼されてるんだと感じ、
表情を隠しきれず笑みが零れた。
………………………………………………
…………………………………………
……………………
20分後…彼女の帰る準備が整い、
真澄「しっ…失礼します」
恐る恐る、俺の背に跨った。
小さい手は俺の首元に回し、
落ちないよう身体を密着させた。
……正直、背中に彼女の柔らかい物が
色々と当たり身体がカッと熱くなった。
彼女に触れたのは、クモード城でお茶した以来で、
その時は手を握っただけ…
……これはまずい……
理性が崩れそうになったが、
妖精3人組に気づかれるとまずいので
俺は紳士、俺は紳士と心の中で呟き、
何とか持ちこたえた。
ダージリン「真澄、しっかりオキニス様に
掴まっとけよ。軽く掴んでたら振り落とされちまうぞ」
…俺以外で彼女を呼びすてで
呼ぶ人物がいたとは…
ダージリンさんは気さくで、
俺に対して敬語を使っているが、
友人として接してくれる。
城の関係者以外で素で接してくれるのは彼ぐらいで、
ダメな事はダメとちゃんと叱ってくれる
良い人だ。
もちろん…彼は真澄に対して、
姉(ピンキーさん)の友人との認識で
話をしている。
俺と同じ気持ちじゃない事ぐらい
分かってる。
………でも
オキニス「グルッ(行きますよ)」
ダンッ!!!
他の異性と彼女が親しくしている姿を見ると
とても嫌な気分になる。
他の男を見るなと真澄の目を手で隠したくなる。
2人は会話の途中だったが、
俺は地面を蹴って走り出した。
急に走り出した俺に、彼女は驚き、
離れないようしっかりしがみついた。
しがみついた事を確認すると、俺はスピードを上げ、
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