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最終章 悪兎うさび君
第3話 悪兎うさび君①
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……………………………………………………
第3話 悪兎うさび君①
……………………………………………………
うさび(でも……!)ギュ!
うさび[ルキー…リリス…
俺…Miの所へ
行ってくる!
どんな姿になっても
戻って来るからな!]
(もう一人の俺に負けたくない!
俺だってみんなと生活を送りたい
これは俺ともう一人の俺の
勝負なんだ!! )
タッ!
リリス[ちょ…待てようさ……]
ルキー[止めちゃだめだよ
リリス君…僕達が遮る権利はないよ]
リリス[………~~っ!!
くそっ分かってるよ!]
ルキー[リリス君止めたい気持ちは
分かるけど僕たちは
うさび君を見届けよ…
きっと…これで…
今の姿も…人格も…
最後になるのかもしれないね…]
リリス[……ああ……]
…………………………………………………
……………………………………………
………………………………………
[…………]
コロニーちゃん……
行っちゃった……
そのあとゴン太君も追いかけて…
離れて見てて
声は聞こえなかったけど
走って逃げる
コロニーちゃんの顔
真っ赤だった。
告白上手くいったんだね
おめでとう!あと…私に
勇気をくれてありがとう
あとは私が…
うさびくんが元に戻る前に
告白すればもう…後悔はない…
今すぐには出来ないけど…
先に学校に行こう…
学校に着いてから
ちゃんと……
うさび[Miっ !!]
[ ?! ] ばっ!!
なんで?ばれないように
こっそり様子を見ていたのに…
うさび君にみつかっちゃった
私…隠れるの下手くそなのかな…
うさび[ 見つけた!! ]
……あっ……しまった…
名前を呼ばれれば誰でも
反応しちゃうよね…
こんな単純な事に
引っかかるなんて
私、馬鹿すぎる…
うさび[コロニーちゃんから
聞いたんだが…
今日、Miも好きな人に告白するん
だってな…だがその前に俺から…
……M iに大事な話があるんだ
一緒に来てくないか?]
[………あっあの
うさび君それって今から…?
でっでも学校が始ま……]
ぐいっ!
[………!!]
…てっ!手を握られてる///?!
うさび[そんなのどうでもいい!!
……いやよくはないが…とにかく!!
行くぞ! ついてこい! ]
[えっ?! ]
うさび[先に言うごめんなM i!
お前、無遅刻無欠席だったのに
これで俺と同じ遅刻者になる]
そんな!!
私バカだから無遅刻無欠席が
取り柄だったのに…
うぅぅ……仕方ない無遅刻無欠席は
また来年目指そう…
[…………]
………ふと思ったけど
なんか………懐かしいな…
たしか…初めて出会った時も
こんな風に手を引いてくれたっけ…
それから初めて友達が出来て
誘拐事件とか色んな事が
あったけど
今まで生きた中で一番
楽しかった。
あの時うさび君に
手をひかれなかったら…
出会わなかったら……
きっと……毎日が楽しくなかった
誰かを好きにならなかった
でも…
この瞬間が終われば…
………笑った顔もこの手の温かさも
今のうさび君に…
もう…2度と会えないかも
しれない…
………………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………
キョロ キョロ
うさび[よしっ…随分遠くまで来たが…
ここなら誰もいないな!]
(……誰も見てない絶好のチャンスだ
Miが誰かに告白する前に
言うんだ俺の気持ち!
勇気を出すんだ!……よしっ!)
うさび[Mi突然、連れ込んで悪いな…
だが…俺…
どうしても……?!!]
第3話 悪兎うさび君①
……………………………………………………
うさび(でも……!)ギュ!
うさび[ルキー…リリス…
俺…Miの所へ
行ってくる!
どんな姿になっても
戻って来るからな!]
(もう一人の俺に負けたくない!
俺だってみんなと生活を送りたい
これは俺ともう一人の俺の
勝負なんだ!! )
タッ!
リリス[ちょ…待てようさ……]
ルキー[止めちゃだめだよ
リリス君…僕達が遮る権利はないよ]
リリス[………~~っ!!
くそっ分かってるよ!]
ルキー[リリス君止めたい気持ちは
分かるけど僕たちは
うさび君を見届けよ…
きっと…これで…
今の姿も…人格も…
最後になるのかもしれないね…]
リリス[……ああ……]
…………………………………………………
……………………………………………
………………………………………
[…………]
コロニーちゃん……
行っちゃった……
そのあとゴン太君も追いかけて…
離れて見てて
声は聞こえなかったけど
走って逃げる
コロニーちゃんの顔
真っ赤だった。
告白上手くいったんだね
おめでとう!あと…私に
勇気をくれてありがとう
あとは私が…
うさびくんが元に戻る前に
告白すればもう…後悔はない…
今すぐには出来ないけど…
先に学校に行こう…
学校に着いてから
ちゃんと……
うさび[Miっ !!]
[ ?! ] ばっ!!
なんで?ばれないように
こっそり様子を見ていたのに…
うさび君にみつかっちゃった
私…隠れるの下手くそなのかな…
うさび[ 見つけた!! ]
……あっ……しまった…
名前を呼ばれれば誰でも
反応しちゃうよね…
こんな単純な事に
引っかかるなんて
私、馬鹿すぎる…
うさび[コロニーちゃんから
聞いたんだが…
今日、Miも好きな人に告白するん
だってな…だがその前に俺から…
……M iに大事な話があるんだ
一緒に来てくないか?]
[………あっあの
うさび君それって今から…?
でっでも学校が始ま……]
ぐいっ!
[………!!]
…てっ!手を握られてる///?!
うさび[そんなのどうでもいい!!
……いやよくはないが…とにかく!!
行くぞ! ついてこい! ]
[えっ?! ]
うさび[先に言うごめんなM i!
お前、無遅刻無欠席だったのに
これで俺と同じ遅刻者になる]
そんな!!
私バカだから無遅刻無欠席が
取り柄だったのに…
うぅぅ……仕方ない無遅刻無欠席は
また来年目指そう…
[…………]
………ふと思ったけど
なんか………懐かしいな…
たしか…初めて出会った時も
こんな風に手を引いてくれたっけ…
それから初めて友達が出来て
誘拐事件とか色んな事が
あったけど
今まで生きた中で一番
楽しかった。
あの時うさび君に
手をひかれなかったら…
出会わなかったら……
きっと……毎日が楽しくなかった
誰かを好きにならなかった
でも…
この瞬間が終われば…
………笑った顔もこの手の温かさも
今のうさび君に…
もう…2度と会えないかも
しれない…
………………………………………………………
…………………………………………………
…………………………………………
キョロ キョロ
うさび[よしっ…随分遠くまで来たが…
ここなら誰もいないな!]
(……誰も見てない絶好のチャンスだ
Miが誰かに告白する前に
言うんだ俺の気持ち!
勇気を出すんだ!……よしっ!)
うさび[Mi突然、連れ込んで悪いな…
だが…俺…
どうしても……?!!]
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