【完結】悪兎うさび君!

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第5章 ルキー・ブラウンの内緒事

第3話 メイ・ルクル①

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第3話 メイ・ルクル①

…………………………………………………


…………………………………………



………………………………………


…………………………………



うさび君の誘導の元
コロニーちゃんとルキー君は
全速力で走ったおかげで


すぐに目的地に








ルキー[つ…ついた!]

着くことができ、
なんとか間に合う事が出来た。


ただ、私の役目は

[頑張って!頑張ったら
君たちには明るい
未来がまってるよー!!]


走る2人にエール
送ってました…
あまり役にたってない(涙)


まあ…私の役目は置いといて…

ここが…ルキー君が
目指していた場所…

うさび[そう!ルキーが
目指していた場所がここだ!
アドナっていう扉なんだけど

半年に一度決まった時間に
開くんだ

念を込めてドアノブを回すと
行きたい場所が行けるんだぞ!]

うさび君詳しい説明を
ありがとう!



へぇ…知らなかった
メチル森にこんな不思議な
場所があるなんて…

[すごい…神秘的]

でもここだけ何故か…


[ここだけ…空気が違う…]





張りつめてるような…

きっと神聖な場所なんだろうな
日本の神社みたいに…


うさび[さあ…ルキー
俺たちの役目はここまでだ

行け!メイちゃんとやらに
会いに行ってこい
俺たちはここで待っている]






そうだねここから先は
ルキー君の事だから

私達はここで見送るのが役目…

[行ってらっしゃいルキー君
楽しんで来てね]

半年に一回しか会えないのに
邪魔したくないもの



だけどルキー君は…

ルキー[いや…うさび君たちも]


私達の方を振り返って





ルキー[一緒に来てよ!毎回助けて
貰ってるし

今から行く場所は
僕のお気に入りの場所だから]

うさび[なっ…いいのか?!]

私達、三人を誘ってくれた。


えっ…いいの私も…

うさび君やコロニーちゃんは
ともかく私は応援しかしてないのに

うさび[じゃあお言葉に甘えて俺は行く!
Miとコロニーちゃんも来いよ!]

コロニー[そうだねMiちゃんも行こうよ]


…せっかくここまで
きたことだし開くのは6ヶ月に一回
別の場所に繋がるなら…

[わっ私も行きたいです!]


ルキー[よしっ!皆行くね
では僕の行きたい場所へ出発!]




ガチャ!!





ルキー君がドアノブを回して
扉を開くと…





ザアァァ…






扉の先にはメチル森では
見たことがない綺麗な風景が
広がっていた。





…ん?
よく見ると誰か立っている?










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