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あの日から
第一話 いなくなって10年が経ちました。
しおりを挟む…あの日から…
あなたがこの世からいなくなって
もう10年の時が経ちました。
こんな言葉言ったら可笑しいかも
知れませんが…
お元気ですか?
今は幸せに天国で生活をおくってますか?
それとも
もう…何かに生まれ変わってますか?
生きてた頃は自分を犠牲にしたり
病気で もがき苦しんで
死んでしまったので
今度は幸せになってほしいのです。
私の方は何とか元気に
日々を送っています…
貴方が亡くなった後は…
家族、家庭の事…
学校の事…
周りには誰1人味方がいなくて
虐げられている生活を8年間
送りました。
…途中、貴方を追うように
自殺も考えました。
家族を憎み殺そうかと
考えました。
…でもどちらも私には
出来ませんでした。
もし…どちらかを行っていたら、
貴方はきっと悲しむでしょう
きっと…怒るでしょう。
また…私自身も僅かの希望でしたが
昔みたいに家族対して憎しみなく
笑いあいたいという気持ちがあったから…
思いとどまる事が出来ました。
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