官能小説を副業・収益化するための投稿サイト比較 投稿遍歴 創作論 走り書き

文体は平易に、一文は短く、フリガナを丁寧に

どういう文体が好みかは読者によって異なります。
エロ小説の公開がわいせつ物陳列罪になった頃の、婉曲的な表現を多用した小説が好きだという読者もいるでしょう。

ネットで小説を読む若い読者さんは、たぶんライトノベルのような軽めの分かりやすい表現の小説を読み慣れているでしょう。
私は、このような読者を対象に、昔ながらの婉曲的な表現はあまり使わない小説を書いています。

また、一つの文章は極力短くしています。
前回でも触れましたが、スマホやパソコンの画面で文章を読む時、人間の読解力は落ちると思います。
紙の本だとスラスラ読める小説も、ネット小説だと難しくなるでしょう。

フリガナは丁寧に振っています。
人物名は、初回は必ず。
それと、作品紹介のところに登場人物紹介を載せています。
ここでもフリガナを振っています。

人物名で毎回フリガナを使うのは面倒なので初回しかやっていません。
読者が読み方を忘れた時に、すぐに確認できるように登場人物紹介を作っています。

あと、人物名を漢字表記する時は、特別な理由が無い限り、フリガナが無くても８割くらいは読めるだろうって名前を使っています。
毎回フリガナを振るのは面倒ですし、読者も忘れるたびに登場人物紹介に戻るのは面倒でしょう。


「咥える」（くわえる）
「膝」（ひざ）
「頬」（ほほ）

のような、中学生で読める人は７割以下かなって思う漢字もフリガナを振ります。
ひらがなで書いてもいいのですが、漢字で書いた方が雰囲気出るような気がします。

１８禁な小説ですが、中学生に読んでもらうつもりで書いています。