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13話 求めちゃうのはマッサージだけでなく
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青色申告の申請をカバンに入れて、そしてこれから・・・
これからどうなるんだろう。
昨日の続き?
いや、でも先輩と恋人になりたいってわけじゃ・・・
想像しながら緊張して身体を硬くします。
「叶音さん、どうしたの」
「いや、そのぉ・・・」
隣に座る先輩とは昨日より距離が開いている気がします。
昨日は先輩が積極的だったのに。
今日の授業はもうお終いなのかな。
もっと先輩と一緒にいたいのに。
でも、昨日の続きをって思うとドキドキするけど怖くて。
「具合悪いの?」
「そんなことは・・・」
変に心配させてしまいます。
何か話題は・・・
でも、私自身がどうなりたいか分からなくて。
「肩がこったかなぁって。書類書くの慣れてなくて。腰も疲れてて」
言っちゃいました。
今日はソファに座って、こたつのような低いテーブルで申請書を書いたから、ずっと変な体勢。
腰が疲れているのは本当です。
「じゃあ、またマッサージしようか」
「はい・・・ おねがいします」
自分から昨日と同じシチュに。
先輩と目を合わせてゆっくり立ち上がります。
導かれるままベッドへ。
うつ伏せに。
先輩の指が肩をコリコリ押さえます。
「あぁ・・・」
気持ちよくて声が出ちゃいます。
気持ちいいってマッサージがって意味ですよ。
うなじから肩を先輩の手が揉みほぐしてくれます。
スリスリ、グイグイと。
先輩の手は背中を通り、腰へ。
内から外へ親指を押し当てます。
「うぅ・・・」
先輩の手があそこに近づくにつれて、その手がどこに向かうか気になって緊張します。
親指は腰を上下に、背骨のところも横からも。
「どう? 気持ちいい?」
「はい。先輩上手です」
「まだこってる所ある?」
「えっと・・・」
触って欲しいのか嫌なのか自分でも分からず、股間がうずいてしまいます。
太ももをもじもじさせながら、
「先輩・・・」
「うん、なーに?」
「先輩って私の身体、興味あるんですか」
「そうねぇ」
会話が途切れます。
私、なに聞いてるんだろう。
「叶音さんの身体、いっぱい触ってみたいわ」
先輩の言葉に恥ずかしくなります。
「でも、もうあんなことしないわ。安心して」
そうじゃなくて。
こんなモヤモヤした気持ちで家に帰ったら、きっとまた先輩のこと想像して一人で触るの間違いなしです。
一人で触るのも気持ちいいです。
気持ちいいけど、寂しいです。
それならいっそ・・・
「先輩なら・・・ いいですよ」
「叶音さん?」
「昨日みたいに逃げないから・・・ だから先輩が触りたいところ・・・」
「いいの? 叶音さん」
「はい・・・」
言っちゃいました。
私から求めちゃいました。
先輩の体重が背中全体にかかります。
「あぁぁ」
うなじに柔らかくて温かい感触が
ちゅぅ
「んんっ」
ほっぺにも、
ちゅっ
振り向こうとすると唇にも
ちゅぅぅ・・・
あぁ、先輩とのキス!
ドキドキして、まだちょっと抵抗あるけど、先輩は2度目の
ちゅぅぅぅ
「叶音さん、もう止まらないわ」
「んっ 先輩・・・」
【お知らせ】
これ以上の描写はアルファポリスのガイドラインに抵触するおそれがあるため、
ノクターンノベルズ
「先輩の手は胸にも、あそこにも【先輩!シリーズ派生作品】」
に掲載します。
公式ブログ内「先輩!教えてくださいシリーズ ポータルページ」
に派生作品としてリンクを貼っているので、興味がある方はご覧ください。
URLは本作品あらすじページにございます。
これからどうなるんだろう。
昨日の続き?
いや、でも先輩と恋人になりたいってわけじゃ・・・
想像しながら緊張して身体を硬くします。
「叶音さん、どうしたの」
「いや、そのぉ・・・」
隣に座る先輩とは昨日より距離が開いている気がします。
昨日は先輩が積極的だったのに。
今日の授業はもうお終いなのかな。
もっと先輩と一緒にいたいのに。
でも、昨日の続きをって思うとドキドキするけど怖くて。
「具合悪いの?」
「そんなことは・・・」
変に心配させてしまいます。
何か話題は・・・
でも、私自身がどうなりたいか分からなくて。
「肩がこったかなぁって。書類書くの慣れてなくて。腰も疲れてて」
言っちゃいました。
今日はソファに座って、こたつのような低いテーブルで申請書を書いたから、ずっと変な体勢。
腰が疲れているのは本当です。
「じゃあ、またマッサージしようか」
「はい・・・ おねがいします」
自分から昨日と同じシチュに。
先輩と目を合わせてゆっくり立ち上がります。
導かれるままベッドへ。
うつ伏せに。
先輩の指が肩をコリコリ押さえます。
「あぁ・・・」
気持ちよくて声が出ちゃいます。
気持ちいいってマッサージがって意味ですよ。
うなじから肩を先輩の手が揉みほぐしてくれます。
スリスリ、グイグイと。
先輩の手は背中を通り、腰へ。
内から外へ親指を押し当てます。
「うぅ・・・」
先輩の手があそこに近づくにつれて、その手がどこに向かうか気になって緊張します。
親指は腰を上下に、背骨のところも横からも。
「どう? 気持ちいい?」
「はい。先輩上手です」
「まだこってる所ある?」
「えっと・・・」
触って欲しいのか嫌なのか自分でも分からず、股間がうずいてしまいます。
太ももをもじもじさせながら、
「先輩・・・」
「うん、なーに?」
「先輩って私の身体、興味あるんですか」
「そうねぇ」
会話が途切れます。
私、なに聞いてるんだろう。
「叶音さんの身体、いっぱい触ってみたいわ」
先輩の言葉に恥ずかしくなります。
「でも、もうあんなことしないわ。安心して」
そうじゃなくて。
こんなモヤモヤした気持ちで家に帰ったら、きっとまた先輩のこと想像して一人で触るの間違いなしです。
一人で触るのも気持ちいいです。
気持ちいいけど、寂しいです。
それならいっそ・・・
「先輩なら・・・ いいですよ」
「叶音さん?」
「昨日みたいに逃げないから・・・ だから先輩が触りたいところ・・・」
「いいの? 叶音さん」
「はい・・・」
言っちゃいました。
私から求めちゃいました。
先輩の体重が背中全体にかかります。
「あぁぁ」
うなじに柔らかくて温かい感触が
ちゅぅ
「んんっ」
ほっぺにも、
ちゅっ
振り向こうとすると唇にも
ちゅぅぅ・・・
あぁ、先輩とのキス!
ドキドキして、まだちょっと抵抗あるけど、先輩は2度目の
ちゅぅぅぅ
「叶音さん、もう止まらないわ」
「んっ 先輩・・・」
【お知らせ】
これ以上の描写はアルファポリスのガイドラインに抵触するおそれがあるため、
ノクターンノベルズ
「先輩の手は胸にも、あそこにも【先輩!シリーズ派生作品】」
に掲載します。
公式ブログ内「先輩!教えてくださいシリーズ ポータルページ」
に派生作品としてリンクを貼っているので、興味がある方はご覧ください。
URLは本作品あらすじページにございます。
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