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第二部「あなたに贈るシフソフィラ」編
14:そして幻想は壊れゆく
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——光。それは遠ざかった瞬間、深い闇に堕ちていく。
「いつまで待てば、また会えますか」
誰もいない暗がりに佇んで、子供は呟いた。返る言葉はなく、待ち人が訪れることもない。永遠にも似た静寂の中で、その子供は待ち続けていた。
光の消え失せた世界は、冷たい孤独に閉ざされている。誰も子供を救わない。誰一人として、子供を顧みることもない。それが魔法使いに必要なことであったとしても、どうして願ってはいけなかったのだろう。
「待っています、ずっと」
子供はただ己のためだけに願う。どうせ、人のために願ったところで、この手で紡ぐ魔法は奇跡さえ起こさない。ならばせめて、それが呪いであったとしても——自分のために願おう。
「どうか」
どうか、どうか。どうかどうか、どうか——その願いを叶えさせてください。その願いさえ叶えられれば、ずっと長い時を生きていけますから。
虚無が紡いだ願いは、狂おしいまでの憧憬に満ちている。だからこそ、その願いが叶えられたなら。愛した光景は塵芥《ちりあくた》と変わり壊れゆくのだと——初めから理解してたはずだったのに。
——光。それは視界を染め上げた瞬間、全てを打ち砕くはずだった。
「イクス‼︎」
一時《ひととき》途絶えた意識に被さり、誰かの叫びが響いた。同時に体が跳ね飛ばされ、イクスは暗闇の地面を転がる。軽いごみ屑のように転がるしかなかった魔法使いは、それでも身を起こし彼の名を呼ぶ。
「ヴィルヘルムっ!」
叫びの先で、一振りの剣が光を放った。慎重に達するほどの大剣を構えた騎士は、目前に迫る閃光へと一太刀浴びせかける。力強い踏み込みとともに振り下ろされた斬撃。それは鋭く空気を切り裂き——ほとんど一息のうちに閃光を両断した。
「……やれやれ、何が起こっているのかわからないが。いい加減、こき使うのは勘弁してくれよ」
大剣を軽く一振りして、騎士——ヴィルヘルムは座り込んだままのイクスに笑いかける。そんな笑み一つで安堵のため息を漏らした魔法使いは、ふらつきながら立ち上がると騎士に指先を向けた。
「遅いぞ。私の危機には五分前に到着するよう言っただろう」
「そんな訳のわからない要求は聞き入れられません。というか、その前に礼の一つもないのかこのやろう」
「ありがとうございます助かりました!」
意味もわからず怒り狂いながらも、イクスは再び『魔道士』を睨みつける。突然の騎士の登場に、老人は顔を歪め足を踏み鳴らした。苛立ちのこもった視線でイクスたちを睨み、低い声で威嚇する。
「何故だ。何故私の領域がこうもたやすく破られる⁉︎」
「答えは簡単。……この『ヴァールハイトの魔剣』にかかれば、三流魔法使いの魔法なんて紙切れを斬るよりも容易い」
光をまとう剣を掲げたヴィルは、言葉とは裏腹にどうでも良さそうな顔をしていた。その背後では、闇が文字通り紙切れのように切り裂かれている。裂け目を覗けば、向こう側にヴァールハイト家の居間が見えた。
「魔剣……だと。その光はまさか、魔法石の力か⁉︎」
身を震わせ、『魔道士』は一歩退がる。慎重に老人を目で追いつつ、騎士は興味もなさそうに肩をすくめた。
「俺はよく知らんよ。詳しいことはこっちの魔法使いに訊いてくれ」
「そこで私に振るな。……だが、まあ。これは私の魔力の結晶だからな。見た目こそ剣だが、魔法石と言っても間違いではない」
まさか、こんな時に持ち出されるとは思わなかったが。そっと呟きを漏らし、イクスはヴィルの手にした剣に目を向ける。
無駄な装飾など一つもない。無骨な鉄の塊のような剣だった。かつてギルベルトに贈ったその剣は、息子であるヴィルヘルムの手にあっても輝きは失われていない。
イクスが多くの魔力と引き換えに創り出した剣は、魔剣と呼ばれるにふさわしいものだった。あらゆる魔法を無効化し、一太刀で打ち砕く。そんな剣は、この世界でも数えるほどしかない。
「聞いていない……こんな魔法石など、私では」
「どうでもいいけどな。来ないならこっちから行って良いか? 正直、俺は今とても機嫌が悪い」
笑みを浮かべながら、騎士は一歩踏み出す。凄みを帯びる笑顔に、イクスはもとより『魔道士』も顔をひきつらせる。魔法使いの肩に舞い降りた木菟《ミミズク》は、小声で囁き首を傾げた。
『あれはかなりお怒りだな。やりすぎなければ良いが』
「そんな呑気に言っている場合ではない」
剣を構えなおした騎士の背後に駆け寄り、イクスは素早く指を打ち鳴らす。瞬間、いくつもの光が虚空に生まれ、尾を引きながら『魔道士』に襲いかかる。
「撃ち砕け!」
イクスの声が響くと同時に、騎士が地面を蹴った。その動きは、それ自体が魔法であるかのように鋭く疾い。ほとんど一息で魔法使いの放った流星を追い越し、大剣を両手で鋭く横に薙ぐ。
襲い来る無数の流星と目前に迫る騎士の剣。『魔道士』は絶望的な状況に叫びを上げた。しかし、その目はまだ諦めていない。絶叫しながら指を交差させ、目前の騎士に燃え盛る炎の塊を叩きつける。
「——遅い。砕け散れ‼︎」
すっ、と。指で虚空に円を描いた。刹那、流星は騎士と『魔道士』の間に堕ち、燃え盛る炎を打ち砕く。
巻き起こる白光。撒き散らされた光とともに、砕け散った炎はわずかな熱だけを残し搔き消える。『魔道士』は叫びながら再び指を交差させた。
だがそれより早く、騎士の剣が展開されていた見えない障壁を叩き壊す。『魔道士』は今度こそ本当の絶望に目を見開き——そして。
「墜ちろ!」
落下する流星。輝く光は『魔道士』の身体を幾度も打ち据える。絶叫がこだまし、暗闇の空間は音を立て崩れていく。
勝負は決した。手を下げたイクスの前で、『魔道士』は虚空に手を伸ばす。色を失い消えていく世界の残滓をつかむような動き。足掻くような行為を見せながらも——老人は悲痛な声で叫んだ。
「ち……違うんだ。本当は、私は何も——!」
だが、その声は中途半端に掻き消えた。色を取り戻したヴァールハイト家の居間。そこに立った瞬間、『魔道士』出会った老人は、糸が切れた人形のように倒れこんだ。
「いつまで待てば、また会えますか」
誰もいない暗がりに佇んで、子供は呟いた。返る言葉はなく、待ち人が訪れることもない。永遠にも似た静寂の中で、その子供は待ち続けていた。
光の消え失せた世界は、冷たい孤独に閉ざされている。誰も子供を救わない。誰一人として、子供を顧みることもない。それが魔法使いに必要なことであったとしても、どうして願ってはいけなかったのだろう。
「待っています、ずっと」
子供はただ己のためだけに願う。どうせ、人のために願ったところで、この手で紡ぐ魔法は奇跡さえ起こさない。ならばせめて、それが呪いであったとしても——自分のために願おう。
「どうか」
どうか、どうか。どうかどうか、どうか——その願いを叶えさせてください。その願いさえ叶えられれば、ずっと長い時を生きていけますから。
虚無が紡いだ願いは、狂おしいまでの憧憬に満ちている。だからこそ、その願いが叶えられたなら。愛した光景は塵芥《ちりあくた》と変わり壊れゆくのだと——初めから理解してたはずだったのに。
——光。それは視界を染め上げた瞬間、全てを打ち砕くはずだった。
「イクス‼︎」
一時《ひととき》途絶えた意識に被さり、誰かの叫びが響いた。同時に体が跳ね飛ばされ、イクスは暗闇の地面を転がる。軽いごみ屑のように転がるしかなかった魔法使いは、それでも身を起こし彼の名を呼ぶ。
「ヴィルヘルムっ!」
叫びの先で、一振りの剣が光を放った。慎重に達するほどの大剣を構えた騎士は、目前に迫る閃光へと一太刀浴びせかける。力強い踏み込みとともに振り下ろされた斬撃。それは鋭く空気を切り裂き——ほとんど一息のうちに閃光を両断した。
「……やれやれ、何が起こっているのかわからないが。いい加減、こき使うのは勘弁してくれよ」
大剣を軽く一振りして、騎士——ヴィルヘルムは座り込んだままのイクスに笑いかける。そんな笑み一つで安堵のため息を漏らした魔法使いは、ふらつきながら立ち上がると騎士に指先を向けた。
「遅いぞ。私の危機には五分前に到着するよう言っただろう」
「そんな訳のわからない要求は聞き入れられません。というか、その前に礼の一つもないのかこのやろう」
「ありがとうございます助かりました!」
意味もわからず怒り狂いながらも、イクスは再び『魔道士』を睨みつける。突然の騎士の登場に、老人は顔を歪め足を踏み鳴らした。苛立ちのこもった視線でイクスたちを睨み、低い声で威嚇する。
「何故だ。何故私の領域がこうもたやすく破られる⁉︎」
「答えは簡単。……この『ヴァールハイトの魔剣』にかかれば、三流魔法使いの魔法なんて紙切れを斬るよりも容易い」
光をまとう剣を掲げたヴィルは、言葉とは裏腹にどうでも良さそうな顔をしていた。その背後では、闇が文字通り紙切れのように切り裂かれている。裂け目を覗けば、向こう側にヴァールハイト家の居間が見えた。
「魔剣……だと。その光はまさか、魔法石の力か⁉︎」
身を震わせ、『魔道士』は一歩退がる。慎重に老人を目で追いつつ、騎士は興味もなさそうに肩をすくめた。
「俺はよく知らんよ。詳しいことはこっちの魔法使いに訊いてくれ」
「そこで私に振るな。……だが、まあ。これは私の魔力の結晶だからな。見た目こそ剣だが、魔法石と言っても間違いではない」
まさか、こんな時に持ち出されるとは思わなかったが。そっと呟きを漏らし、イクスはヴィルの手にした剣に目を向ける。
無駄な装飾など一つもない。無骨な鉄の塊のような剣だった。かつてギルベルトに贈ったその剣は、息子であるヴィルヘルムの手にあっても輝きは失われていない。
イクスが多くの魔力と引き換えに創り出した剣は、魔剣と呼ばれるにふさわしいものだった。あらゆる魔法を無効化し、一太刀で打ち砕く。そんな剣は、この世界でも数えるほどしかない。
「聞いていない……こんな魔法石など、私では」
「どうでもいいけどな。来ないならこっちから行って良いか? 正直、俺は今とても機嫌が悪い」
笑みを浮かべながら、騎士は一歩踏み出す。凄みを帯びる笑顔に、イクスはもとより『魔道士』も顔をひきつらせる。魔法使いの肩に舞い降りた木菟《ミミズク》は、小声で囁き首を傾げた。
『あれはかなりお怒りだな。やりすぎなければ良いが』
「そんな呑気に言っている場合ではない」
剣を構えなおした騎士の背後に駆け寄り、イクスは素早く指を打ち鳴らす。瞬間、いくつもの光が虚空に生まれ、尾を引きながら『魔道士』に襲いかかる。
「撃ち砕け!」
イクスの声が響くと同時に、騎士が地面を蹴った。その動きは、それ自体が魔法であるかのように鋭く疾い。ほとんど一息で魔法使いの放った流星を追い越し、大剣を両手で鋭く横に薙ぐ。
襲い来る無数の流星と目前に迫る騎士の剣。『魔道士』は絶望的な状況に叫びを上げた。しかし、その目はまだ諦めていない。絶叫しながら指を交差させ、目前の騎士に燃え盛る炎の塊を叩きつける。
「——遅い。砕け散れ‼︎」
すっ、と。指で虚空に円を描いた。刹那、流星は騎士と『魔道士』の間に堕ち、燃え盛る炎を打ち砕く。
巻き起こる白光。撒き散らされた光とともに、砕け散った炎はわずかな熱だけを残し搔き消える。『魔道士』は叫びながら再び指を交差させた。
だがそれより早く、騎士の剣が展開されていた見えない障壁を叩き壊す。『魔道士』は今度こそ本当の絶望に目を見開き——そして。
「墜ちろ!」
落下する流星。輝く光は『魔道士』の身体を幾度も打ち据える。絶叫がこだまし、暗闇の空間は音を立て崩れていく。
勝負は決した。手を下げたイクスの前で、『魔道士』は虚空に手を伸ばす。色を失い消えていく世界の残滓をつかむような動き。足掻くような行為を見せながらも——老人は悲痛な声で叫んだ。
「ち……違うんだ。本当は、私は何も——!」
だが、その声は中途半端に掻き消えた。色を取り戻したヴァールハイト家の居間。そこに立った瞬間、『魔道士』出会った老人は、糸が切れた人形のように倒れこんだ。
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