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第19話 東映まんが〇つり マジンガー〇VSエヴァンゲ〇オン
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ダイヤル式携帯の電波に誘われて、再び廊下の角から姿を消した八戒ダー。
(ご苦労様です)
その異様なデザインの携帯を認識したとたん、なぜか八戒ダーの人工知能はすべての情報を遮断して、一時的な機能不全に陥った。
その事態は源外の思惑通りだったらしく、「よ~し、作戦通りじゃ!」と叫ぶと、吸盤の付いた棒状の付け乳首を玩具の拳銃へ差し込んで、一発目は八戒ダーの右胸に、二発目は左胸に命中させた。
棒がぽろりと落ちて、胸の十字剣マークの両端に二つの小粒な乳首が露になった。
「これでよし、と……」
源外、満足げに頷くと、「ここからが本番じゃ」と作戦の打ち合わせに入った。
「よく聞け。あの乳首、いや、停止スイッチは二つ同時に押さねば停止しないのじゃ。そこで左右の乳首、いや、停止スイッチを二人で同時に押す。許される誤差は0・5秒以内。二人の息が合わねば成功しないのじゃ」
「……今も八戒ダーは停止状態ですけど」
「あれはわしのダイヤル式携帯を分析しているだけじゃ。複雑な内部構造ゆえ、解析に一〇分くらいはかかるじゃろうが」
「では今、乳首を、いえ、停止スイッチを押したらいかがです?」
「防御機能が働いておるゆえ、接近したら攻撃されるのじゃ」
「なるほど、その防御機能を掻い潜って、乳首、いえ、停止スイッチを二点同時荷重攻撃するのですね?」
「作戦は困難を極めるが、通信会社の利益……、いや、世界の人々の通信手段を守るために、わしは命を賭して戦うのじゃ!」
「今、チラリと本音が聞こえた気が……」
世界最大の複合企業体、平賀グループには複数の通信会社も含まれており、世界から携帯が失われれば莫大な損失を被ることになる。
「通信会社の利益は二の次じゃ。それより愛輝、覚悟はいいかの?」
「ええ、源外君となら、たとえ火の中水の中、天国だろうと地獄だろうとお供します」
「よし、それでこそ我が婚約者(仮)! ではレッツ・ゴ~なのじゃあああああ~~~~~!」
「都合のいいときだけ、婚約者呼ばわりしないでください」
二人がタイミングを計って八戒ダーに跳びかかろうとしたそのとき、背後で二人を呼び止める声がした。
「待ってください、その任務、僕らが引き受けます!」
「うぬ、何奴?」
「二年A組、錨シンジ!」
「同じく、二年A組、蒼龍・S・アスカ!」
源外が振り向いたその先には、--見た目そのままの、どこの学級にも一人や二人はいそうなごく平凡な少年と、金髪に透き通った白い肌の、どこの学級にも存在しないであろう目立ちっ放しの美少女がいた。
「混血じゃあ、混血の美少女じゃあ! さっそく生徒会へ勧誘じゃあ!」
「源外君、メッ! です。その二人は某有名アニメ作品の主役キャラなので、本作品の常連にはできません」
愛輝にたしなめられて、源外、悄然と肩を落とした。
少年が眦を決して二人の前に立ちはだかった。
「僕らは以前、二点同時荷重攻撃で第7使徒を倒した実績があります。その攻撃方法なら先輩方よりうまくやれます!」
「ほ~、言うのう。ではお手並み拝見といこうかのう」
源外の攻撃許可を得て、力強く頷く二人。
「いいわね、シンジ。最初からATフィールド全開、フル稼働最大戦速でいくわよ!」
「わかってるよ、アスカ。内部電源が切れる六二秒以内にケリをつける!」
クラウチングスタートの姿勢から、猛ダッシュで八戒ダーに突進した二人。
絶妙のタイミングでジャンプすると、空中でくるりと一回転。そなままライダーキックの体勢で目標の乳首、いや、停止スイッチめがけて稲妻のごとく急降下したから超豪快!
「おお、やったのじゃあ!」
源外、思わず絶叫してプッと小さく放屁した。
誰の目にも作戦成功と映った刹那、八戒ダーの腕がスルスル伸びて、二人の顔面をカウンターで直撃した。
グシャと鈍い音がして、シンジのどうでもいい顔と、アスカの可愛い顔が醜く歪んで崩れ落ちた。
ああ、大変じゃあああああ~~~~~! 美少女の、美少女の、美しい顔があああああ~~~~~!
美少女の痛みは我が痛み。とばかりに、源外、脱高速の超高速で、なぜか、「綾波ぃ~!」と叫んで、倒れたアスカの元へ駆け寄ると、「待ってろ、今、助けるからな!」と叫んで、灼熱に焼けただれたエントリープラグのハッチを開いて、中で気絶している綾波に、「よかった。生きてて……」と涙ぐんで呟いたから、書いてる作者も混乱状態?
源外がなぜ、こんな訳のわからん猿芝居を演じたかというと、--ムフフフフッ、ここで何食わぬ顔してシンジと主役を入れ替われば、わしは日本一の傑作ロボットアニメの主人公になれるのじゃ!
襲い来る使徒を片っ端からなぎ倒し、美少女と力を合わせて世界を謎の大爆発から救う。これこそわしに相応しい役柄なのじぁ!
そうじゃ、熱血ロボットアニメの主人公は眉毛が太くなければ駄目なのじゃ! 血と汗と涙を、毎日ナイアガラの滝のごとく流さねば駄目なのじゃ!
愛輝に殴られ、蹴られ、投げられて、わしはどれほどの量の血と汗と涙を流したことか。
愛輝の攻撃に比べれば、使徒の攻撃なんぞ蚊に刺されたようなもんじゃ。
主役交代は当然の成り行きなのじゃ。
シンジがマジ〇ガーZなら、わしはグレートマジ〇ガーなのじゃ! ガハハハハッ!
わし、本当はメカパ二なんておバカな作品の主人公にはなりたくなかったのじゃ。
そりゃ、愛輝は綾波や蒼龍よりも美しいかもしれん。じゃが、性格は冷たいし、言葉に棘があるし、人は殴るし、背は高いし、おまけにママ上みたいに口うるさく注意するし……。これなら年増でも赤城博士の方がまだマシじゃ。どうして科学者っていうのは、こうも性格破綻者が多いのじゃろうねえ~?
「聞こえてますよ、源外君」
「……わし、なんか言ったか?」
「独り言の悪い癖は早く治すべきです。寿命を縮めたくなければ、ね……」
コッツ~ン☆ と目から火花が散って、源外は呆気なく倒れた。
双眼は鳴門状に渦を巻き、頭の周りには僕天使が翔んでいる。
愛輝に軽く小突かれただけで、この体たらく。
傍らでは意識を取り戻したシンジとアスカが、「アハハハハッ、あんな人、本当にいたんだ?」と腹を抱えて大笑い。
さすがに気が咎めた愛輝。二人の背中を押すと、
「さあ、早くあなた方の学校へお戻りなさい」
「ハ~イ」
聞き分けの良い優等生のように、素直に手に手を取って引き下がった二人。
そこで源外、ようやく二人が在校生でないことに気付いた。
「愛輝よ、あの二人、どこの学校の生徒じゃ?」
「市立第壱中学校の生徒です」
「なんじゃと? 中坊じゃと!」
「斯界では有名人です。なんでも”エヴァ”とかいうロボットの操縦者だとか」
「ふ~ん、なるほどのう。ロボットの操縦者はロボットに乗らなければ只の人というわけやね」
腕を組んで重々しく頷く源外。
今更、科学者の威厳を取り繕ったところで手遅れなのだが……。
(ご苦労様です)
その異様なデザインの携帯を認識したとたん、なぜか八戒ダーの人工知能はすべての情報を遮断して、一時的な機能不全に陥った。
その事態は源外の思惑通りだったらしく、「よ~し、作戦通りじゃ!」と叫ぶと、吸盤の付いた棒状の付け乳首を玩具の拳銃へ差し込んで、一発目は八戒ダーの右胸に、二発目は左胸に命中させた。
棒がぽろりと落ちて、胸の十字剣マークの両端に二つの小粒な乳首が露になった。
「これでよし、と……」
源外、満足げに頷くと、「ここからが本番じゃ」と作戦の打ち合わせに入った。
「よく聞け。あの乳首、いや、停止スイッチは二つ同時に押さねば停止しないのじゃ。そこで左右の乳首、いや、停止スイッチを二人で同時に押す。許される誤差は0・5秒以内。二人の息が合わねば成功しないのじゃ」
「……今も八戒ダーは停止状態ですけど」
「あれはわしのダイヤル式携帯を分析しているだけじゃ。複雑な内部構造ゆえ、解析に一〇分くらいはかかるじゃろうが」
「では今、乳首を、いえ、停止スイッチを押したらいかがです?」
「防御機能が働いておるゆえ、接近したら攻撃されるのじゃ」
「なるほど、その防御機能を掻い潜って、乳首、いえ、停止スイッチを二点同時荷重攻撃するのですね?」
「作戦は困難を極めるが、通信会社の利益……、いや、世界の人々の通信手段を守るために、わしは命を賭して戦うのじゃ!」
「今、チラリと本音が聞こえた気が……」
世界最大の複合企業体、平賀グループには複数の通信会社も含まれており、世界から携帯が失われれば莫大な損失を被ることになる。
「通信会社の利益は二の次じゃ。それより愛輝、覚悟はいいかの?」
「ええ、源外君となら、たとえ火の中水の中、天国だろうと地獄だろうとお供します」
「よし、それでこそ我が婚約者(仮)! ではレッツ・ゴ~なのじゃあああああ~~~~~!」
「都合のいいときだけ、婚約者呼ばわりしないでください」
二人がタイミングを計って八戒ダーに跳びかかろうとしたそのとき、背後で二人を呼び止める声がした。
「待ってください、その任務、僕らが引き受けます!」
「うぬ、何奴?」
「二年A組、錨シンジ!」
「同じく、二年A組、蒼龍・S・アスカ!」
源外が振り向いたその先には、--見た目そのままの、どこの学級にも一人や二人はいそうなごく平凡な少年と、金髪に透き通った白い肌の、どこの学級にも存在しないであろう目立ちっ放しの美少女がいた。
「混血じゃあ、混血の美少女じゃあ! さっそく生徒会へ勧誘じゃあ!」
「源外君、メッ! です。その二人は某有名アニメ作品の主役キャラなので、本作品の常連にはできません」
愛輝にたしなめられて、源外、悄然と肩を落とした。
少年が眦を決して二人の前に立ちはだかった。
「僕らは以前、二点同時荷重攻撃で第7使徒を倒した実績があります。その攻撃方法なら先輩方よりうまくやれます!」
「ほ~、言うのう。ではお手並み拝見といこうかのう」
源外の攻撃許可を得て、力強く頷く二人。
「いいわね、シンジ。最初からATフィールド全開、フル稼働最大戦速でいくわよ!」
「わかってるよ、アスカ。内部電源が切れる六二秒以内にケリをつける!」
クラウチングスタートの姿勢から、猛ダッシュで八戒ダーに突進した二人。
絶妙のタイミングでジャンプすると、空中でくるりと一回転。そなままライダーキックの体勢で目標の乳首、いや、停止スイッチめがけて稲妻のごとく急降下したから超豪快!
「おお、やったのじゃあ!」
源外、思わず絶叫してプッと小さく放屁した。
誰の目にも作戦成功と映った刹那、八戒ダーの腕がスルスル伸びて、二人の顔面をカウンターで直撃した。
グシャと鈍い音がして、シンジのどうでもいい顔と、アスカの可愛い顔が醜く歪んで崩れ落ちた。
ああ、大変じゃあああああ~~~~~! 美少女の、美少女の、美しい顔があああああ~~~~~!
美少女の痛みは我が痛み。とばかりに、源外、脱高速の超高速で、なぜか、「綾波ぃ~!」と叫んで、倒れたアスカの元へ駆け寄ると、「待ってろ、今、助けるからな!」と叫んで、灼熱に焼けただれたエントリープラグのハッチを開いて、中で気絶している綾波に、「よかった。生きてて……」と涙ぐんで呟いたから、書いてる作者も混乱状態?
源外がなぜ、こんな訳のわからん猿芝居を演じたかというと、--ムフフフフッ、ここで何食わぬ顔してシンジと主役を入れ替われば、わしは日本一の傑作ロボットアニメの主人公になれるのじゃ!
襲い来る使徒を片っ端からなぎ倒し、美少女と力を合わせて世界を謎の大爆発から救う。これこそわしに相応しい役柄なのじぁ!
そうじゃ、熱血ロボットアニメの主人公は眉毛が太くなければ駄目なのじゃ! 血と汗と涙を、毎日ナイアガラの滝のごとく流さねば駄目なのじゃ!
愛輝に殴られ、蹴られ、投げられて、わしはどれほどの量の血と汗と涙を流したことか。
愛輝の攻撃に比べれば、使徒の攻撃なんぞ蚊に刺されたようなもんじゃ。
主役交代は当然の成り行きなのじゃ。
シンジがマジ〇ガーZなら、わしはグレートマジ〇ガーなのじゃ! ガハハハハッ!
わし、本当はメカパ二なんておバカな作品の主人公にはなりたくなかったのじゃ。
そりゃ、愛輝は綾波や蒼龍よりも美しいかもしれん。じゃが、性格は冷たいし、言葉に棘があるし、人は殴るし、背は高いし、おまけにママ上みたいに口うるさく注意するし……。これなら年増でも赤城博士の方がまだマシじゃ。どうして科学者っていうのは、こうも性格破綻者が多いのじゃろうねえ~?
「聞こえてますよ、源外君」
「……わし、なんか言ったか?」
「独り言の悪い癖は早く治すべきです。寿命を縮めたくなければ、ね……」
コッツ~ン☆ と目から火花が散って、源外は呆気なく倒れた。
双眼は鳴門状に渦を巻き、頭の周りには僕天使が翔んでいる。
愛輝に軽く小突かれただけで、この体たらく。
傍らでは意識を取り戻したシンジとアスカが、「アハハハハッ、あんな人、本当にいたんだ?」と腹を抱えて大笑い。
さすがに気が咎めた愛輝。二人の背中を押すと、
「さあ、早くあなた方の学校へお戻りなさい」
「ハ~イ」
聞き分けの良い優等生のように、素直に手に手を取って引き下がった二人。
そこで源外、ようやく二人が在校生でないことに気付いた。
「愛輝よ、あの二人、どこの学校の生徒じゃ?」
「市立第壱中学校の生徒です」
「なんじゃと? 中坊じゃと!」
「斯界では有名人です。なんでも”エヴァ”とかいうロボットの操縦者だとか」
「ふ~ん、なるほどのう。ロボットの操縦者はロボットに乗らなければ只の人というわけやね」
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