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第11話 桜井咲子のおちゃめな日記
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(以下の文章は人造人間桜井咲子の日記より抜粋した記述である。人造人間の苦悩を理解するには「人造人間キ〇イダー」を読むか、桜井自身の記述を援用するのが最善という、作者の判断による)
五月✕日 晴れ
闇のトンネルを抜けると、そこは平賀邸だった。なんて洒落にもならん現状を、人はどう理解したものか……。
目を覚ましたとき、わたしは夢の国の女王様。
夢の続きでも観ているのではないかと、そんな勘違いをしてしまうほどの豪華な部屋で安眠を貪っていたのだ。
広い部屋の中央に設えた、天蓋の付いたロココ風のベットの中で、わたしはここがどこなのかをぼんやりと考えていた。
でも覚えているのは、--大変だぁ~! 遅刻ぅ、遅刻ぅ! と叫びながら、ようやく校門に辿り着いた場面まで。そこで記憶が途切れているので、多分、その後に何かが起こったに違いない。
でも、何が?
頭はぼんやりしているけど、身体の方は何の違和感もないので、現状を把握すべくベッドから起き上がった。
部屋は殺風景で、家具といえばサイドテーブルと姿見があるだけ。
観音開きの大きな窓の向こうには、草花の生い茂る美しい庭園と、それをグルリと囲む塀。その彼方に民家の群れと青い空が広がっていた。
何気に、いつものように、床へ足を下したわたしの耳に、ガシャと聞き慣れぬ妙な金属音が響いた。
見ると、そこには見慣れぬ二本の黒い御々足が。
もしかして、これって、わたしの……。
慌ててベッドから跳ね起きたわたし。そのまま姿見の前に立つと、そこには見ず知らずの真っ黒な出で立ちのロボットが佇んでいた。
こ、これがわたし……。そんなぁ!
顔に触れた指先が伝える人間らしからぬ肌触り。その機械を想わせる冷たい感触に、わたしは混乱を来してパニックに陥った。
キャアアアアアアアアア~~~~~~~~~~!
その悲鳴を聞きつけて数分後、ようやくドアが勢いよく開かれた。
「落ち着けぇ、桜井、落ち着くのじゃあ~!」
そこには一人の少年が……。高校生と思しき一人の少年が立っていた。
その背後には、やはり高校生だろうか、長身の美しい女性と、執事のような恰好の長身の老人が立っていた。
少年が大見得を切って名乗りを上げた。
「わしの名は平賀源外。桜が丘高校で生徒会長をやっておる」
思い出した。噂だけは聞いている。
桜が丘高校を経営する平賀グループ会長の御曹司。
なにかと事件を起こしては、学園を恐怖と混乱に陥れる超問題児。
そんな彼が、なぜわたしの目の前に……。
「いや~、すまんのう。いろいろご迷惑かけて……」
その後、彼と、彼の傍らに控えた女性、--名前は織美江愛輝。の口から語られた悪夢の出来事を、わたしは生涯忘れることはできないだろう。
「あ、あの、わたし、ロボットになっちゃったんですか?」
「いや、人造人間じゃ。どうじゃ、かっこいいじゃろ?」
傍らの愛輝さんが、彼の頭をポカリと殴って、「少しは彼女の立場を考えなさい!」と怒鳴りつけた。
幸いなことに、わたしは脳移植手術をすれば元の身体に戻れるとのこと。
束の間、安堵したものの、話の最中、肝心の再手術の目途が立っていないことがわかり、「いや~、めんご、めんご……」と笑顔で謝る放蕩息子の無責任な物言いに、さすがに怒りを抑えることができなかった。
「ひ、ひどいじゃないですかァああああ~~~~~!」
特大級の怒りエネルギーを空手チョップに集約して、目の前のベッドへ叩き付けた。
バキッ! という凄まじい音がして、堅牢なベッドが真っ二つにへし折れた。
「……これがわたしの実力?」
「まあ、そういうことじゃ。だから力は常にセーブして、なるべく穏便に……」
冷や汗タラタラのバカ源外(心の中でそう呼ぶことに決めた)。
今後、このパワーをうまく使えば、彼に対して優位に立てるかも。
その後、愛輝さんの案内で地下の手術室へ行くと、そこには冷凍保存されたわたしの生身の肉体が……。
正直、涙が止まらなかった。
人造人間なのに涙が流れるのも変な話だが、愛輝さんの説明では、「冷却器の水でしょう」とのこと。
結局、わたしは再手術の日まで平賀邸に逗留することになった。
その旨を伝えるべく自宅に連絡を入れると、
桜「あっ、もしもし、お母さん? わたし、咲子、桜井咲子だけど……」
母「あの、どちら様でしょうか?」
桜「だから娘の咲子だってば……」
ガチャン!
母親に悪戯電話と勘違いされて、わずか十秒で一方的に通話を切られた。
そりゃ、CV飯塚〇三張りの野太い声で高校生の娘を名乗られても、信じる親はいないだろう。親子の絆に期待したわたしがバカだった。
後ほど、愛輝さんが代わりに連絡を取ってくれたおかげで、なんとか両親に不条理な現状を理解してもらうことができた。
ああ、わたしの人生、これからどうなってしまうのだろう。
五月✕日 晴れ
翌日、両親が平賀邸のわたしの部屋に面会に来たときには、八戒ダーと化した愛娘の変わり果てた姿に、しばらく石像のように固まっていた。
その後、平賀家の顧問弁護士が一億円の慰謝料を提示すると、両親はあっさりと示談に応じたから情ない。
治療と検査のため、わたしは引き続き平賀邸に逗留するはめに。
人造人間の脳移植という前代未聞の手術となると、当然のごとく受け入れ先の病院も、請け負う医師も見つからず、頼れる医師といえば気紛れ天災医師B・C先生唯一人。その希望の糸も現在行方不明中とあっては、最早、再手術の目途もつかず。
泣き暮らす以外にどんな日々の過ごし方があるのだろう。
そんな失意のどん底のわたしを励まし、親身になって世話をしてくれたのが他ならぬ愛輝さんだった。
五月✕日 晴れ
進学校の桜が丘高校で二か月の勉強の遅れは致命的なのだけど、わたしは愛輝さんという優秀な家庭教師を得たおかげで、学習に対する理解がより深まり、中間テストの成績も学年二十位という、--四月に十日ほどしか出席していないにもかかわらず、大満足の成果を修めることができた。
そうそう、中間テストといえば、さすがに八戒ダーの姿で出席するのは覚束なく、「能力上、何の問題もないのだから受けてみては?」という愛輝さんの勧めも断ったのだけど、あのバカ源外が、「八戒ダーは人間形態に変身できるのじゃ」と言ったので(それを早く言え!)、試しに「変身!」と叫んで腕をいい加減に組み合わせたら、あ~ら、不思議!? 眩い光に包まれたと思ったら、姿見に映ったのはグラサンの似合う二十歳くらいの超イケメンお兄さんだった。
あら、ステキ……。
思わず自分で自分を抱きしめたくなるほどの恰好よさに、しばらくクネクネ身悶えしていると、あのアホ源外が、「バイクを貸してやるけん。気晴らしに乗ってみるのじゃ!」と珍しく気の利いたことを吐かしよった。
「でもわたし、バイクに乗れないから。免許持ってないし……」
「安心せい。八戒ダーの人工知能にはバイクのデータも入力してあるのじゃ。世界最速の走りを体感できるのじゃ!」
そんな訳で久し振りに、しかも初めてバイクで外出したのだが、目の前に広がる風景のなんて新鮮なこと!
わたしは早くも身体の一部と化したバイクで、深夜の東関道をカラスのごとく疾駆して、追跡してくるパトカーを蹴りで横転爆破炎上させたり、千葉や茨木の暴走族を史上最大の追跡劇で壊滅させたりして、久し振りの外出を満喫した。
【備考5】東関道暴走事件の顛末
当初、桜井の暴走の原因は過度の欲求不満が高じて爆発したものと考えられていたが、後になって源外がうっかり悪魔回路を外し忘れたことが原因と判明した。
悪魔回路を内蔵したままの八戒ダーをバイクにのせるなんぞ、核弾頭を大陸間弾道ミサイルに搭載して発射するようなもの。
当然、彼女の走り抜けた沿道では甚大な被害が発生しているのだが、特撮ドラマのお約束、ーー殺傷された人員及び破壊された物品は速やかに再生され、世界は何事もなかったかのように平穏無事な夜明けを迎える。のお陰で今回の一件は警察沙汰にならずにすんだのだ。
五月✕日 晴れ
気分は最高潮! もう、怖いものなし!
翌日、担任教師に伴われて人間形態の姿で教室へ入ると、同級生は転校生と思ったのか、わたしを驚きの目を以て迎え入れた。
わたしが苦み走った渋い声で、「お久しぶり、桜井咲子です」とこれ見よがしにグラサンを外し、わざとワルぶって名乗ると、女子生徒の間からいっせいに、ーーキャアアアア~~~~~! と黄色い悲鳴が舞い上がった。
「そこ、静かに、静かに!」
担任教師が事態の鎮静化を図ったものの、騒ぎは約一分ほど継続した。
掴みの自己紹介が大ウケしたわたし。同級生に囲まれて一躍時の人となった。
人間形態の見栄えのよさと、滅多に聞けぬ改造手術(噂に尾鰭がついて、わたしはショッカーの改造人間扱いになっていた)の体験談が話題となって、休み時間は常に人の輪の中心に据えられた。
そんな感じで大過なく中間テストの三日間をやり過ごすと、学校側も安心したのか、人間形態による授業への参加(体育を除く)を認めたのだ。
さあ、明日からバイク通学だ。なんか楽しみ~。
五月✕日 晴れ
闇のトンネルを抜けると、そこは平賀邸だった。なんて洒落にもならん現状を、人はどう理解したものか……。
目を覚ましたとき、わたしは夢の国の女王様。
夢の続きでも観ているのではないかと、そんな勘違いをしてしまうほどの豪華な部屋で安眠を貪っていたのだ。
広い部屋の中央に設えた、天蓋の付いたロココ風のベットの中で、わたしはここがどこなのかをぼんやりと考えていた。
でも覚えているのは、--大変だぁ~! 遅刻ぅ、遅刻ぅ! と叫びながら、ようやく校門に辿り着いた場面まで。そこで記憶が途切れているので、多分、その後に何かが起こったに違いない。
でも、何が?
頭はぼんやりしているけど、身体の方は何の違和感もないので、現状を把握すべくベッドから起き上がった。
部屋は殺風景で、家具といえばサイドテーブルと姿見があるだけ。
観音開きの大きな窓の向こうには、草花の生い茂る美しい庭園と、それをグルリと囲む塀。その彼方に民家の群れと青い空が広がっていた。
何気に、いつものように、床へ足を下したわたしの耳に、ガシャと聞き慣れぬ妙な金属音が響いた。
見ると、そこには見慣れぬ二本の黒い御々足が。
もしかして、これって、わたしの……。
慌ててベッドから跳ね起きたわたし。そのまま姿見の前に立つと、そこには見ず知らずの真っ黒な出で立ちのロボットが佇んでいた。
こ、これがわたし……。そんなぁ!
顔に触れた指先が伝える人間らしからぬ肌触り。その機械を想わせる冷たい感触に、わたしは混乱を来してパニックに陥った。
キャアアアアアアアアア~~~~~~~~~~!
その悲鳴を聞きつけて数分後、ようやくドアが勢いよく開かれた。
「落ち着けぇ、桜井、落ち着くのじゃあ~!」
そこには一人の少年が……。高校生と思しき一人の少年が立っていた。
その背後には、やはり高校生だろうか、長身の美しい女性と、執事のような恰好の長身の老人が立っていた。
少年が大見得を切って名乗りを上げた。
「わしの名は平賀源外。桜が丘高校で生徒会長をやっておる」
思い出した。噂だけは聞いている。
桜が丘高校を経営する平賀グループ会長の御曹司。
なにかと事件を起こしては、学園を恐怖と混乱に陥れる超問題児。
そんな彼が、なぜわたしの目の前に……。
「いや~、すまんのう。いろいろご迷惑かけて……」
その後、彼と、彼の傍らに控えた女性、--名前は織美江愛輝。の口から語られた悪夢の出来事を、わたしは生涯忘れることはできないだろう。
「あ、あの、わたし、ロボットになっちゃったんですか?」
「いや、人造人間じゃ。どうじゃ、かっこいいじゃろ?」
傍らの愛輝さんが、彼の頭をポカリと殴って、「少しは彼女の立場を考えなさい!」と怒鳴りつけた。
幸いなことに、わたしは脳移植手術をすれば元の身体に戻れるとのこと。
束の間、安堵したものの、話の最中、肝心の再手術の目途が立っていないことがわかり、「いや~、めんご、めんご……」と笑顔で謝る放蕩息子の無責任な物言いに、さすがに怒りを抑えることができなかった。
「ひ、ひどいじゃないですかァああああ~~~~~!」
特大級の怒りエネルギーを空手チョップに集約して、目の前のベッドへ叩き付けた。
バキッ! という凄まじい音がして、堅牢なベッドが真っ二つにへし折れた。
「……これがわたしの実力?」
「まあ、そういうことじゃ。だから力は常にセーブして、なるべく穏便に……」
冷や汗タラタラのバカ源外(心の中でそう呼ぶことに決めた)。
今後、このパワーをうまく使えば、彼に対して優位に立てるかも。
その後、愛輝さんの案内で地下の手術室へ行くと、そこには冷凍保存されたわたしの生身の肉体が……。
正直、涙が止まらなかった。
人造人間なのに涙が流れるのも変な話だが、愛輝さんの説明では、「冷却器の水でしょう」とのこと。
結局、わたしは再手術の日まで平賀邸に逗留することになった。
その旨を伝えるべく自宅に連絡を入れると、
桜「あっ、もしもし、お母さん? わたし、咲子、桜井咲子だけど……」
母「あの、どちら様でしょうか?」
桜「だから娘の咲子だってば……」
ガチャン!
母親に悪戯電話と勘違いされて、わずか十秒で一方的に通話を切られた。
そりゃ、CV飯塚〇三張りの野太い声で高校生の娘を名乗られても、信じる親はいないだろう。親子の絆に期待したわたしがバカだった。
後ほど、愛輝さんが代わりに連絡を取ってくれたおかげで、なんとか両親に不条理な現状を理解してもらうことができた。
ああ、わたしの人生、これからどうなってしまうのだろう。
五月✕日 晴れ
翌日、両親が平賀邸のわたしの部屋に面会に来たときには、八戒ダーと化した愛娘の変わり果てた姿に、しばらく石像のように固まっていた。
その後、平賀家の顧問弁護士が一億円の慰謝料を提示すると、両親はあっさりと示談に応じたから情ない。
治療と検査のため、わたしは引き続き平賀邸に逗留するはめに。
人造人間の脳移植という前代未聞の手術となると、当然のごとく受け入れ先の病院も、請け負う医師も見つからず、頼れる医師といえば気紛れ天災医師B・C先生唯一人。その希望の糸も現在行方不明中とあっては、最早、再手術の目途もつかず。
泣き暮らす以外にどんな日々の過ごし方があるのだろう。
そんな失意のどん底のわたしを励まし、親身になって世話をしてくれたのが他ならぬ愛輝さんだった。
五月✕日 晴れ
進学校の桜が丘高校で二か月の勉強の遅れは致命的なのだけど、わたしは愛輝さんという優秀な家庭教師を得たおかげで、学習に対する理解がより深まり、中間テストの成績も学年二十位という、--四月に十日ほどしか出席していないにもかかわらず、大満足の成果を修めることができた。
そうそう、中間テストといえば、さすがに八戒ダーの姿で出席するのは覚束なく、「能力上、何の問題もないのだから受けてみては?」という愛輝さんの勧めも断ったのだけど、あのバカ源外が、「八戒ダーは人間形態に変身できるのじゃ」と言ったので(それを早く言え!)、試しに「変身!」と叫んで腕をいい加減に組み合わせたら、あ~ら、不思議!? 眩い光に包まれたと思ったら、姿見に映ったのはグラサンの似合う二十歳くらいの超イケメンお兄さんだった。
あら、ステキ……。
思わず自分で自分を抱きしめたくなるほどの恰好よさに、しばらくクネクネ身悶えしていると、あのアホ源外が、「バイクを貸してやるけん。気晴らしに乗ってみるのじゃ!」と珍しく気の利いたことを吐かしよった。
「でもわたし、バイクに乗れないから。免許持ってないし……」
「安心せい。八戒ダーの人工知能にはバイクのデータも入力してあるのじゃ。世界最速の走りを体感できるのじゃ!」
そんな訳で久し振りに、しかも初めてバイクで外出したのだが、目の前に広がる風景のなんて新鮮なこと!
わたしは早くも身体の一部と化したバイクで、深夜の東関道をカラスのごとく疾駆して、追跡してくるパトカーを蹴りで横転爆破炎上させたり、千葉や茨木の暴走族を史上最大の追跡劇で壊滅させたりして、久し振りの外出を満喫した。
【備考5】東関道暴走事件の顛末
当初、桜井の暴走の原因は過度の欲求不満が高じて爆発したものと考えられていたが、後になって源外がうっかり悪魔回路を外し忘れたことが原因と判明した。
悪魔回路を内蔵したままの八戒ダーをバイクにのせるなんぞ、核弾頭を大陸間弾道ミサイルに搭載して発射するようなもの。
当然、彼女の走り抜けた沿道では甚大な被害が発生しているのだが、特撮ドラマのお約束、ーー殺傷された人員及び破壊された物品は速やかに再生され、世界は何事もなかったかのように平穏無事な夜明けを迎える。のお陰で今回の一件は警察沙汰にならずにすんだのだ。
五月✕日 晴れ
気分は最高潮! もう、怖いものなし!
翌日、担任教師に伴われて人間形態の姿で教室へ入ると、同級生は転校生と思ったのか、わたしを驚きの目を以て迎え入れた。
わたしが苦み走った渋い声で、「お久しぶり、桜井咲子です」とこれ見よがしにグラサンを外し、わざとワルぶって名乗ると、女子生徒の間からいっせいに、ーーキャアアアア~~~~~! と黄色い悲鳴が舞い上がった。
「そこ、静かに、静かに!」
担任教師が事態の鎮静化を図ったものの、騒ぎは約一分ほど継続した。
掴みの自己紹介が大ウケしたわたし。同級生に囲まれて一躍時の人となった。
人間形態の見栄えのよさと、滅多に聞けぬ改造手術(噂に尾鰭がついて、わたしはショッカーの改造人間扱いになっていた)の体験談が話題となって、休み時間は常に人の輪の中心に据えられた。
そんな感じで大過なく中間テストの三日間をやり過ごすと、学校側も安心したのか、人間形態による授業への参加(体育を除く)を認めたのだ。
さあ、明日からバイク通学だ。なんか楽しみ~。
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