銀河連邦大戦史 双頭の竜の旗の下に
宇宙歴一六一九年、銀河合衆国連邦は初の地球外生命体と遭遇する。その名はグローク人。人類の文明を遡ること五千年といわれる遅れた文明レベルの彼らは、ほどなく人類の奴隷と化して過酷な労働に使役されることとなる。だがそんな彼らの中から、人類との対等な共存を目指して独立を指導する者が現れ始めた。そんな折、人類は彼らの解放と隷属を巡って対立、銀河合衆国連邦は中央連邦と辺境同盟に分かれて争う内戦に発展した。中央連邦はグローク人解放を自らの手で為さしめるべく、グローク人で編成した宇宙艦隊を創設した。指揮官は人類の若き名将K・ウォーケン少将。彼は独立の機運に燃えるグローク人将兵と共に勝利の階段を駆け上ってゆく。
※映画「グローリー」に着想を得て執筆しました。その点をご了承の上お読みいただければ幸いです。
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※小説家になろうとカクヨムで重複投稿しています。
※表紙と挿絵画像はPicrew「キミの世界メーカー」で作成したイラストを加工し、イメージとして使わせていただいてます。
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まだ序盤しか読めていませんが、卓越した文章力と、練りに練られた設定に脱帽しました。普段私が読むことの少ないジャンルなのですが、続きはどうなるんだろうと気になって仕方ありません。これからまた続きを読ませて頂きます。
ご感想、ありがとうございます。この作品はモチーフにアメリカの南北戦争を用いており、設定の多くが同戦争に準拠しております。本作品に描かれているグローク人の悲劇の多くは、同時代におけるアメリカ黒人の悲劇を援用したものなので、本作品を通じてアメリカ黒人の歴史に想いを馳せていただければ幸いです。
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