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第1章 異世界に転生しちゃいました?
第24話 いざ、王宮へ
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どうしよう? どうしよう…
王宮に行くと言っても、王宮の場所が分からない。
移動手段だって、馬には乗ったことがないし乗れると思えない。町の人にとって貴重な運搬用の馬車を借りるのも気が引ける。
伯爵と先生を助けに行く…と意気込んだものの、いきなり手詰まりだ。
「ユメ、ユメは移動魔法は使えないの?高位の魔法使いには使える人もいるって聞いたけど…」
「え?そんな魔法あるの?ううん、ごめん。私その魔法知らない…知ってたら使えたと思うんだけど…」
ここまで言って、私は引っかかることがあった。
――私の最初の魔法はどうだった?
水よ出ろ、って適当に言葉を口にしたら水が出てきたじゃない?
――アレクサンドラ先生に何を言われた?
呪文のスペルがおかしいけれど、なぜだかきちんと発動しているって言われなかった?
――先生はトイフェルの昔話の時に何か言ってなかった?
正しい呪文詠唱による魔法効果の上昇?
もしかしたら…
もしかしたらだよ、能力値最大の私は、きちんと呪文を唱えなくても、「魔法を思い浮かべながらなんとなくそれっぽい言葉を口にしたら発動する」んじゃないかな?
「メアリー、試したいことがあるの。ぶっつけ本番は怖いから…」
そこまで言ってハッとする。
待って。私は何を言おうとしたの?
初めて移動魔法を使ってみるから、メアリーにここで待っていて…って言おうとしなかった?
ダメよ!メアリーを残してどこかに行くなんてできないよ。
「怖いから…?」
急に黙った私を不安そうにメアリーが覗き込む。
「怖いからメアリー、手を握っててくれる?一緒に移動魔法を試そう!」
「うん、いいよ!ユメ!」
「私とメアリーを王宮に転移させて!」
…シーン
何も起こらない。何が足りないのだろう。もしかして、イメージ?イメージが足りないのかもしれない。
そうよ、当たり前よ。行ったことの無い王宮なんてイメージしようにもできない。
一度行ったことがある所…王宮に行きやすい所…
そうだ、あそこに転移しよう。あそこならば、数日間過ごして脳内にイメージがきちんとできている。
「私とメアリーをオルデンブルグ伯爵邸に転移させて!」
…パァアアアア
私とメアリーが眩しい光に包まれていく。
「ゆ、ユメ、これ何?」
メアリーがひどく動揺している。
「大丈夫だから、ね?手を握っていましょう?」
私も不安だったけれど、メアリーを落ち着かせようと声をかけた。
手を握り合っていると、不安が少し消えていくような気がした。
…シュウウウウ
時間にして3秒くらいたっただろうか…光が徐々に薄らぎ、周囲の景色が見えてくる。
ここは?
「ユメ様!?ユメ様ではございませんか!?」
「え!?その声はウィリアムさん!?」
私は記憶に残るイメージ通り、伯爵邸の門の前に転移した。
偶然、執事長のウィリアムさんがいてくれたのは僥倖だ。
「ともかくここは目立ちますから、屋敷の中へ…」
ウィリアムさんは直ぐに私たちを門の中に入れた。そして門番の人に「何か怪しい人影を見たらすぐに報告するように」と告げていた。
外の往来から見えなくなったところで、メアリーが「このおじいさん誰?」と訊いてきた。そういえばバタバタしていて紹介していない。
「あ、あの。ウィリアムさん、こちら私の娘のメアリーです。メアリー、こちらの方はオルデンブルク伯爵家の執事長、ウィリアムさんよ。ご挨拶しましょうね。」
「はい。…はじめまして。メアリーです。」
「初めまして、かわいらしいお嬢さま。私はウィリアムと申します。当家に滞在の間は、何なりとこの爺にお申し付けください。」
メアリーは自分に敬語を使う老人になれていないせいか、少しオドオドしている。
「あの、ウィリアムさん…驚かないんですか?私がいきなり現れて、しかも娘を連れてきて…」
平静すぎるウィリアムさんに私は思わず尋ねずにはいられなかった。
「ほっほっほ。驚かなかった、と言えば嘘になりますが、執事とはありとあらゆる場面において冷静沈着でなければ務まりません。何かご事情がおありだとは思いますが、それ以上詮索しないのも、執事の務めでございます。」
凄いなぁ。プロの心構えというものなのだろう。
屋敷に着くと、アリアナ・オルデンブルク伯爵夫人とレフィーナがいた。
「ごめんなさいね、ユメさん。せっかく来ていただいたのに、このような状況でして…御持て成しもままならず…。」
アリアナさんは娘の手前か年の功か落ち着いていた。
けれど、レフィーナが酷く動揺していて、メアリーの事も目に入らないのか、ずっとオドオドしている。
たった今、アレクサンドラ先生が連れて行かれたのだから無理もないだろう。
「いえ、私の方こそごめんなさい。私のせいで伯爵様やアレクサンドラ先生を大変な目に会わせてしまって…あの、先生から今回のいきさつは魔法で聴きました。」
「そうだったの。でもね、ユメさん。あなたが気を遣うことはないわ。あの人はあなたをここに住まわせてもいい、と思っていたくらいよ?あの人の意思で起こったことですから、気にしないで。」
アリアナは優しく声をかけてくれる。でも、内心気が気じゃないだろう。
「アリアナさん、お願いがあるのですが…。」
私は王宮に行って、オルデンブルグ伯爵とアレクサンドラ先生を救い出したい、と話した。
「い、いけません!ユメさん。それでは何のためにあの人と先生が…」
そこまで言って、アリアナはハッとした。
「やっぱり、私の為…なんですよね。ごめんなさい。それを聴いてしまった以上私はもう引き下がれません。」
「だ、ダメよ、ユメ!」
レフィーナはやっと少し落ち着いたのか、慌てて私を引き留めようとした。
「ごめんね、レフィーナ。今、行かないと私、一生後悔するわ。もしかしたら、行くことで後悔するかもしれない。でも、座して結果を待つような性分ではないの。それとね…」
私はここで部屋を見回す。
「アリアナさん、レフィーナ、ウィリアムさん、そしてメアリー。あなた方4人だけに話しておかなくちゃいけないことがあるの。ちょっと集まって頂いていいでしょうか。」
私は4人に顔を近づけるように促した。
部屋の外から聞かれないよう、小声で話す。
「直ぐに信じてください、とは言いません。そして今まで隠していてごめんなさい。私は…実はこの世界とは別の世界から来た異世界人です。世界を渡るときに、神様からこの世界で最強の力を授けてもらいました。だから、どんなに危険なことがあっても、お二人の安全は保障します。お願いです、行かせてください。」
よほど衝撃的な内容だったのだろう、冷静沈着なウィリアムさんまで目を丸くしているのがいい証拠だ。
「ユメ、あなた…まさか勇者…だったの?」
「へ?」
勇者って、あれ?混沌の20年の時代を終わらせた…とか、魔族を滅ぼした…とか、あの7人の勇者ってこと?
「伝承によると、7勇者様も異世界人だったって。そして魔族を滅ぼすと元の世界に帰ったって。」
フリーダ町長からはそこまでは聴かなかった。
しかし、異世界人という存在が認知されているのは、説明の手間が省けてありがたい。
「違うよ、レフィーナ。でもね、無事に伯爵様と先生を助けてくるから、そしたら私はレフィーナにとっての勇者様だね!」
ウィリアムさんは手際よく、駿馬の馬車を用意してくれた。
さぁ、王都に向かって出発、というところで袖を引っ張られた。
「ユメ、お願い!私も連れて行って!」
レフィーナが懇願してくる。
「ダメよ、レフィーナはお留守番。」
「どうして!その子は連れて行くのに、私は連れて行ってくれないの!」
駄々をこねるレフィーナ。年相応の態度なのだが、いつもは大人びて凛としてるので、なんだか新鮮だ。
「レフィーナ、この子…メアリーはね、私の娘なの。だから一緒に連れて行くの。レフィーナもアリアナさんの傍にいてあげて。アリアナさん、言葉は平然としていたけれど、声が少し上ずっていた。」
え?という表情を浮かべてレフィーナが私を見る。
「伯爵様と先生の事が心配で、でもお二人がいないからレフィーナの前では気丈に振舞っていらっしゃるのよ。今のアリアナさんを、お母さんを支えてあげられるのは娘であるレフィーナ、あなたしかいないわ。だからね、お願い。」
レフィーナは震えながらも、うんと頷いてくれた。
「そんなに心配しないで。勇者なんでしょ?私。全部終わったら、また一緒に遊びましょう?メアリーも一緒にね。」
私とメアリーを乗せた馬車は一路、王都へ向かって走り出す。
後ろから、レフィーナの声が聴こえてきた。
――約束、約束だよー!
王宮に行くと言っても、王宮の場所が分からない。
移動手段だって、馬には乗ったことがないし乗れると思えない。町の人にとって貴重な運搬用の馬車を借りるのも気が引ける。
伯爵と先生を助けに行く…と意気込んだものの、いきなり手詰まりだ。
「ユメ、ユメは移動魔法は使えないの?高位の魔法使いには使える人もいるって聞いたけど…」
「え?そんな魔法あるの?ううん、ごめん。私その魔法知らない…知ってたら使えたと思うんだけど…」
ここまで言って、私は引っかかることがあった。
――私の最初の魔法はどうだった?
水よ出ろ、って適当に言葉を口にしたら水が出てきたじゃない?
――アレクサンドラ先生に何を言われた?
呪文のスペルがおかしいけれど、なぜだかきちんと発動しているって言われなかった?
――先生はトイフェルの昔話の時に何か言ってなかった?
正しい呪文詠唱による魔法効果の上昇?
もしかしたら…
もしかしたらだよ、能力値最大の私は、きちんと呪文を唱えなくても、「魔法を思い浮かべながらなんとなくそれっぽい言葉を口にしたら発動する」んじゃないかな?
「メアリー、試したいことがあるの。ぶっつけ本番は怖いから…」
そこまで言ってハッとする。
待って。私は何を言おうとしたの?
初めて移動魔法を使ってみるから、メアリーにここで待っていて…って言おうとしなかった?
ダメよ!メアリーを残してどこかに行くなんてできないよ。
「怖いから…?」
急に黙った私を不安そうにメアリーが覗き込む。
「怖いからメアリー、手を握っててくれる?一緒に移動魔法を試そう!」
「うん、いいよ!ユメ!」
「私とメアリーを王宮に転移させて!」
…シーン
何も起こらない。何が足りないのだろう。もしかして、イメージ?イメージが足りないのかもしれない。
そうよ、当たり前よ。行ったことの無い王宮なんてイメージしようにもできない。
一度行ったことがある所…王宮に行きやすい所…
そうだ、あそこに転移しよう。あそこならば、数日間過ごして脳内にイメージがきちんとできている。
「私とメアリーをオルデンブルグ伯爵邸に転移させて!」
…パァアアアア
私とメアリーが眩しい光に包まれていく。
「ゆ、ユメ、これ何?」
メアリーがひどく動揺している。
「大丈夫だから、ね?手を握っていましょう?」
私も不安だったけれど、メアリーを落ち着かせようと声をかけた。
手を握り合っていると、不安が少し消えていくような気がした。
…シュウウウウ
時間にして3秒くらいたっただろうか…光が徐々に薄らぎ、周囲の景色が見えてくる。
ここは?
「ユメ様!?ユメ様ではございませんか!?」
「え!?その声はウィリアムさん!?」
私は記憶に残るイメージ通り、伯爵邸の門の前に転移した。
偶然、執事長のウィリアムさんがいてくれたのは僥倖だ。
「ともかくここは目立ちますから、屋敷の中へ…」
ウィリアムさんは直ぐに私たちを門の中に入れた。そして門番の人に「何か怪しい人影を見たらすぐに報告するように」と告げていた。
外の往来から見えなくなったところで、メアリーが「このおじいさん誰?」と訊いてきた。そういえばバタバタしていて紹介していない。
「あ、あの。ウィリアムさん、こちら私の娘のメアリーです。メアリー、こちらの方はオルデンブルク伯爵家の執事長、ウィリアムさんよ。ご挨拶しましょうね。」
「はい。…はじめまして。メアリーです。」
「初めまして、かわいらしいお嬢さま。私はウィリアムと申します。当家に滞在の間は、何なりとこの爺にお申し付けください。」
メアリーは自分に敬語を使う老人になれていないせいか、少しオドオドしている。
「あの、ウィリアムさん…驚かないんですか?私がいきなり現れて、しかも娘を連れてきて…」
平静すぎるウィリアムさんに私は思わず尋ねずにはいられなかった。
「ほっほっほ。驚かなかった、と言えば嘘になりますが、執事とはありとあらゆる場面において冷静沈着でなければ務まりません。何かご事情がおありだとは思いますが、それ以上詮索しないのも、執事の務めでございます。」
凄いなぁ。プロの心構えというものなのだろう。
屋敷に着くと、アリアナ・オルデンブルク伯爵夫人とレフィーナがいた。
「ごめんなさいね、ユメさん。せっかく来ていただいたのに、このような状況でして…御持て成しもままならず…。」
アリアナさんは娘の手前か年の功か落ち着いていた。
けれど、レフィーナが酷く動揺していて、メアリーの事も目に入らないのか、ずっとオドオドしている。
たった今、アレクサンドラ先生が連れて行かれたのだから無理もないだろう。
「いえ、私の方こそごめんなさい。私のせいで伯爵様やアレクサンドラ先生を大変な目に会わせてしまって…あの、先生から今回のいきさつは魔法で聴きました。」
「そうだったの。でもね、ユメさん。あなたが気を遣うことはないわ。あの人はあなたをここに住まわせてもいい、と思っていたくらいよ?あの人の意思で起こったことですから、気にしないで。」
アリアナは優しく声をかけてくれる。でも、内心気が気じゃないだろう。
「アリアナさん、お願いがあるのですが…。」
私は王宮に行って、オルデンブルグ伯爵とアレクサンドラ先生を救い出したい、と話した。
「い、いけません!ユメさん。それでは何のためにあの人と先生が…」
そこまで言って、アリアナはハッとした。
「やっぱり、私の為…なんですよね。ごめんなさい。それを聴いてしまった以上私はもう引き下がれません。」
「だ、ダメよ、ユメ!」
レフィーナはやっと少し落ち着いたのか、慌てて私を引き留めようとした。
「ごめんね、レフィーナ。今、行かないと私、一生後悔するわ。もしかしたら、行くことで後悔するかもしれない。でも、座して結果を待つような性分ではないの。それとね…」
私はここで部屋を見回す。
「アリアナさん、レフィーナ、ウィリアムさん、そしてメアリー。あなた方4人だけに話しておかなくちゃいけないことがあるの。ちょっと集まって頂いていいでしょうか。」
私は4人に顔を近づけるように促した。
部屋の外から聞かれないよう、小声で話す。
「直ぐに信じてください、とは言いません。そして今まで隠していてごめんなさい。私は…実はこの世界とは別の世界から来た異世界人です。世界を渡るときに、神様からこの世界で最強の力を授けてもらいました。だから、どんなに危険なことがあっても、お二人の安全は保障します。お願いです、行かせてください。」
よほど衝撃的な内容だったのだろう、冷静沈着なウィリアムさんまで目を丸くしているのがいい証拠だ。
「ユメ、あなた…まさか勇者…だったの?」
「へ?」
勇者って、あれ?混沌の20年の時代を終わらせた…とか、魔族を滅ぼした…とか、あの7人の勇者ってこと?
「伝承によると、7勇者様も異世界人だったって。そして魔族を滅ぼすと元の世界に帰ったって。」
フリーダ町長からはそこまでは聴かなかった。
しかし、異世界人という存在が認知されているのは、説明の手間が省けてありがたい。
「違うよ、レフィーナ。でもね、無事に伯爵様と先生を助けてくるから、そしたら私はレフィーナにとっての勇者様だね!」
ウィリアムさんは手際よく、駿馬の馬車を用意してくれた。
さぁ、王都に向かって出発、というところで袖を引っ張られた。
「ユメ、お願い!私も連れて行って!」
レフィーナが懇願してくる。
「ダメよ、レフィーナはお留守番。」
「どうして!その子は連れて行くのに、私は連れて行ってくれないの!」
駄々をこねるレフィーナ。年相応の態度なのだが、いつもは大人びて凛としてるので、なんだか新鮮だ。
「レフィーナ、この子…メアリーはね、私の娘なの。だから一緒に連れて行くの。レフィーナもアリアナさんの傍にいてあげて。アリアナさん、言葉は平然としていたけれど、声が少し上ずっていた。」
え?という表情を浮かべてレフィーナが私を見る。
「伯爵様と先生の事が心配で、でもお二人がいないからレフィーナの前では気丈に振舞っていらっしゃるのよ。今のアリアナさんを、お母さんを支えてあげられるのは娘であるレフィーナ、あなたしかいないわ。だからね、お願い。」
レフィーナは震えながらも、うんと頷いてくれた。
「そんなに心配しないで。勇者なんでしょ?私。全部終わったら、また一緒に遊びましょう?メアリーも一緒にね。」
私とメアリーを乗せた馬車は一路、王都へ向かって走り出す。
後ろから、レフィーナの声が聴こえてきた。
――約束、約束だよー!
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