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第1章 オメガ狩り
6話
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ラジナ城砦に着いたのは翌日の夕方のことだった。
西方山脈を背にし、山裾の丘と、西方山脈から流れる川を利用して建てられた城砦は、三重の郭を有している。
城砦の前方には平原が広がり、国境線はこの平原の向こうだ。
三年前はここで大軍勢が激突したはずだ。ヴェルは当時、別の戦場にいたので詳しくは知らないが、その時、陣頭指揮に立っていたのが、カイ第三王子だった。
郭に守られた一番奥に位置する城は、丘の上に鎮座し、遠くから見ても、実戦向きの姿をしている。
都の城のような華美な装飾はなく、岩を削り出して積まれた外塀の高さは二十メートルはあるだろう。攻城戦用の梯子でも届かない。
巨大な鉄門は、今は開いているものの、いざ戦となれば閉ざされ、容易に開くことはなくなるはずだ。
馬車はいよいよ、一番目の郭の中に入っていく。ここはまだ平野が広がり、川から引いた水路で畑が作られている。戦時中となれば貴重な食糧庫になることだろう。
城砦としては驚くべき広さだ。ヴェルのいた村が十個か二十個、すっぽりおさまってしまうのではないか。
馬車は二番目の郭に入っていく。丘の上の城に向かって道は続くが、馬車は丘の上ではなく、左手へと曲がって行った。こちらには兵士たちや使用人たち、その家族の居住区画があるようだ。
ようやく速度を落とし始めた馬車の窓からは、二階建ての館が並んでいるのが見える。
市場や屋台も立っているし、鍛冶屋や大工らしき店構えが見える。
本格的な城下町とまではいかないが、一つの小さな町と呼べるだろう。大通りは夕飯時らしい賑わいがあり、こうして見れば、鉄鎧の兵士たちとて人間だ。
やがて馬車は、居住区画の奥まで来た。
この辺りは、兵士たちの中でも位の高い者の居住地なのだろう。一軒一軒の屋敷は生垣で区切られており、通りの賑わいとは対照的に静かだ。
張り出したガラス窓からは灯りが漏れ、煙突から伸びた煙が、暮れなずむ空へとゆらゆら立ち上っていく。
ゆっくりと進んできた馬車は、とある屋敷の前で停止した。
その屋敷は他の屋敷とは異なり、レンガでできた2メートルほどの外壁と、鉄でできた門に守られている。御者台を降りた兵士に、扉を開けられた。
「降りろ」
言葉少なに命じられ、重厚な門扉から中へと入る。村の中央広場がすっぽりおさまりそうな庭の向こうに、二階建ての赤レンガの館が見えた。恐らく、ここを元々統治していた貴族の邸宅だろう。
伸び放題の雑草は大人の背丈ほどになっているものもあり、アーチの薔薇は僅かな蔓だけを残して枯れている。
どこからどう見ても荒れた庭だが、昔はそれなりに整えられていたのだろう。館へ続く道の周辺だけは雑草も刈り取られており、最低限、使用人が手入れをしているのだと分かる。
二人の兵士に前後を挟まれたまま、館の玄関ポーチまで辿り着くと、兵士がノッカーを鳴らすより前に、重い音を立てて分厚い木製のドアが開いた。
そこには金髪の小柄な少年が佇んでおり、兵士たちを見上げてにこりと微笑む。
「お疲れ様です。殿下よりお話は聞いておりますので、あとは僕が」
兵士たちは頷き「では」と、少年に軽く会釈をすると、来た時と変わらぬ足取りで庭を後にした。今から部隊に合流するのだろう。あの兵士たちとて、不眠不休だ。馬は何度か休ませたが、その間も彼らは見張りをし続けていたのだから、なんとも体力のあることだ。
とはいえ、戦時中はヴェルも似たようなものだったので、軍属である限り、否が応にも体力はついてしまうものなのだろう。
ガシャン、と門の閉まる音がすると共に、少年はヴェルを見上げた。小柄ではあるが、声変わりはしているので、十五歳ほどだろうか。柔らかそうな金髪と、透き通るような空色の瞳をしている。
「それでは、中へどうぞ」
「あ。ああ……」
見た目こそ優しげな雰囲気だが、あのアルファ側の人間なのだ。油断はできない、とヴェルは警戒する。しかし、
「お疲れでしょうし、お茶でもお出ししますね。えーと、お湯はもう火にかけてるから、……まずはダイニングまでご案内します」
油断すまいとしていたヴェルだったが、思わず「おちゃ?」と口の中でつぶやく。
城砦についたら牢屋にでも入れられて、無理やりチョーカーを剥ぎ取られるものだとばかり思っていた。まさか客人としてもてなされるとは。拘束を解いたり、馬車で送らせたりと、何とも予想外のことが続く。
二階建ての館は、よくある片田舎の貴族屋敷といったところだ。
玄関から入るとメインホールに迎えられる。「こちらへ」と先導された先は、メインホール脇のダイニングだった。
銘木で作られたであろうどっしりとしたダイニングテーブルは、両掌でも覆えないほど太い脚の部分に、見事な花の彫刻がされている。
勧められるまま、ダイニングチェアに腰掛ける。八脚あるチェアは、やはり背もたれの部分に花の透かし彫りがされていた。
ダイニングの続きにあるキッチンに引っ込んだ少年は、すぐにトレイを持って戻ってきた。トレイにはティーポットとカップが載せられている。
少年は手慣れた様子でカップを用意し、ポットからお茶を注いだ。瞬間、ふわり、と柑橘系の香りが鼻腔をくすぐり、ヴェルは思わずほ、と息を吐く。
少年が「どうぞ」と促され、ヴェルは少年の顔とカップを見比べた。
ゆっくりカップを持ち上げるも、一口をつけるか迷った様子のヴェルに少年は小さく笑う。
「毒や薬の類いは入ってませんよ。先に僕が飲みましょうか?」
「いや。……いただきます」
ヴェルの唇をお茶が湿らすと同時に、猛烈な喉の渇きを覚えた。ヴェル自身、飲まず食わずで馬車に揺られてきたのだ。熱いお茶でも構わずそのまま飲み干そうとしてしまうヴェルに、少年はもう一度キッチンへ行き、ガラスのピッチャーごと水を持ってきた。グラスに水を注ぎ、ヴェルに渡す。
やはり一瞬躊躇したヴェルだったが、薬を盛られているなら、味のついた茶の方だろう。そちらを飲んでしまっているのだからもう後戻りはできない。グラスを受け取ると、喉を鳴らして飲み干した。ピッチャーを掴んで二杯目を注ぎ、それもまた一気に飲み干す。
その飲みっぷりに、少年は少し目を瞬かせたが、すぐに気を取り直したように小さく咳払いをして一礼した。
「申し遅れました。僕はリウです。初めまして」
ヴェルはグラスを置き、礼を返す。
「俺はヴェル。……ええと、どこまで事情聞いてるか分からないけど、オメガだよ」
リウはにこりと微笑む。
「僕もオメガだから、すぐわかりました」
「え?」
リウは首元を隠すハイネックの服を少し引っ張ってみせた。そこには、ヴェルのものより簡素なチョーカーがつけられている。しかしリウは恥じるように、すぐそれをしまう。
「確かセド村のオメガなんでしたっけ。あまり詳しくは知らないのですが、殿下からは丁重にもてなせと」
「殿下ねえ……」
ヴェルは苦虫を噛み潰したような顔になってしまう。オメガ狩りの首謀者なのだと、この少年は知っているのだろうか。
ヴェルは、ふと、ダイニング内を見渡す。
「しかし何でまた、王都の王子様がこんな辺境に?」
「それは分かりません。僕たちは殿下の付き人としてここへ来ただけですから」
僕「たち」ということは、カイは王都から、何人かの付き人と共にここへ来たのだろう。そして口ぶりからして、どうやらそれは最近の出来事のようだ。
リウの口調から、「殿下」を慕っていることが伺えて、ヴェルはますますカイへの不信を募らせる。この少年も、あの、獅子だか熊だか虎だか分からない、暴虐なアルファに騙されているのではなかろうか。
オメガ狩りという蛮行を許すような指揮官など、ヴェルは到底、信用できる気にはなれない。
水を飲むのに夢中なふりをして、ヴェルは返事をしないでおいた。
西方山脈を背にし、山裾の丘と、西方山脈から流れる川を利用して建てられた城砦は、三重の郭を有している。
城砦の前方には平原が広がり、国境線はこの平原の向こうだ。
三年前はここで大軍勢が激突したはずだ。ヴェルは当時、別の戦場にいたので詳しくは知らないが、その時、陣頭指揮に立っていたのが、カイ第三王子だった。
郭に守られた一番奥に位置する城は、丘の上に鎮座し、遠くから見ても、実戦向きの姿をしている。
都の城のような華美な装飾はなく、岩を削り出して積まれた外塀の高さは二十メートルはあるだろう。攻城戦用の梯子でも届かない。
巨大な鉄門は、今は開いているものの、いざ戦となれば閉ざされ、容易に開くことはなくなるはずだ。
馬車はいよいよ、一番目の郭の中に入っていく。ここはまだ平野が広がり、川から引いた水路で畑が作られている。戦時中となれば貴重な食糧庫になることだろう。
城砦としては驚くべき広さだ。ヴェルのいた村が十個か二十個、すっぽりおさまってしまうのではないか。
馬車は二番目の郭に入っていく。丘の上の城に向かって道は続くが、馬車は丘の上ではなく、左手へと曲がって行った。こちらには兵士たちや使用人たち、その家族の居住区画があるようだ。
ようやく速度を落とし始めた馬車の窓からは、二階建ての館が並んでいるのが見える。
市場や屋台も立っているし、鍛冶屋や大工らしき店構えが見える。
本格的な城下町とまではいかないが、一つの小さな町と呼べるだろう。大通りは夕飯時らしい賑わいがあり、こうして見れば、鉄鎧の兵士たちとて人間だ。
やがて馬車は、居住区画の奥まで来た。
この辺りは、兵士たちの中でも位の高い者の居住地なのだろう。一軒一軒の屋敷は生垣で区切られており、通りの賑わいとは対照的に静かだ。
張り出したガラス窓からは灯りが漏れ、煙突から伸びた煙が、暮れなずむ空へとゆらゆら立ち上っていく。
ゆっくりと進んできた馬車は、とある屋敷の前で停止した。
その屋敷は他の屋敷とは異なり、レンガでできた2メートルほどの外壁と、鉄でできた門に守られている。御者台を降りた兵士に、扉を開けられた。
「降りろ」
言葉少なに命じられ、重厚な門扉から中へと入る。村の中央広場がすっぽりおさまりそうな庭の向こうに、二階建ての赤レンガの館が見えた。恐らく、ここを元々統治していた貴族の邸宅だろう。
伸び放題の雑草は大人の背丈ほどになっているものもあり、アーチの薔薇は僅かな蔓だけを残して枯れている。
どこからどう見ても荒れた庭だが、昔はそれなりに整えられていたのだろう。館へ続く道の周辺だけは雑草も刈り取られており、最低限、使用人が手入れをしているのだと分かる。
二人の兵士に前後を挟まれたまま、館の玄関ポーチまで辿り着くと、兵士がノッカーを鳴らすより前に、重い音を立てて分厚い木製のドアが開いた。
そこには金髪の小柄な少年が佇んでおり、兵士たちを見上げてにこりと微笑む。
「お疲れ様です。殿下よりお話は聞いておりますので、あとは僕が」
兵士たちは頷き「では」と、少年に軽く会釈をすると、来た時と変わらぬ足取りで庭を後にした。今から部隊に合流するのだろう。あの兵士たちとて、不眠不休だ。馬は何度か休ませたが、その間も彼らは見張りをし続けていたのだから、なんとも体力のあることだ。
とはいえ、戦時中はヴェルも似たようなものだったので、軍属である限り、否が応にも体力はついてしまうものなのだろう。
ガシャン、と門の閉まる音がすると共に、少年はヴェルを見上げた。小柄ではあるが、声変わりはしているので、十五歳ほどだろうか。柔らかそうな金髪と、透き通るような空色の瞳をしている。
「それでは、中へどうぞ」
「あ。ああ……」
見た目こそ優しげな雰囲気だが、あのアルファ側の人間なのだ。油断はできない、とヴェルは警戒する。しかし、
「お疲れでしょうし、お茶でもお出ししますね。えーと、お湯はもう火にかけてるから、……まずはダイニングまでご案内します」
油断すまいとしていたヴェルだったが、思わず「おちゃ?」と口の中でつぶやく。
城砦についたら牢屋にでも入れられて、無理やりチョーカーを剥ぎ取られるものだとばかり思っていた。まさか客人としてもてなされるとは。拘束を解いたり、馬車で送らせたりと、何とも予想外のことが続く。
二階建ての館は、よくある片田舎の貴族屋敷といったところだ。
玄関から入るとメインホールに迎えられる。「こちらへ」と先導された先は、メインホール脇のダイニングだった。
銘木で作られたであろうどっしりとしたダイニングテーブルは、両掌でも覆えないほど太い脚の部分に、見事な花の彫刻がされている。
勧められるまま、ダイニングチェアに腰掛ける。八脚あるチェアは、やはり背もたれの部分に花の透かし彫りがされていた。
ダイニングの続きにあるキッチンに引っ込んだ少年は、すぐにトレイを持って戻ってきた。トレイにはティーポットとカップが載せられている。
少年は手慣れた様子でカップを用意し、ポットからお茶を注いだ。瞬間、ふわり、と柑橘系の香りが鼻腔をくすぐり、ヴェルは思わずほ、と息を吐く。
少年が「どうぞ」と促され、ヴェルは少年の顔とカップを見比べた。
ゆっくりカップを持ち上げるも、一口をつけるか迷った様子のヴェルに少年は小さく笑う。
「毒や薬の類いは入ってませんよ。先に僕が飲みましょうか?」
「いや。……いただきます」
ヴェルの唇をお茶が湿らすと同時に、猛烈な喉の渇きを覚えた。ヴェル自身、飲まず食わずで馬車に揺られてきたのだ。熱いお茶でも構わずそのまま飲み干そうとしてしまうヴェルに、少年はもう一度キッチンへ行き、ガラスのピッチャーごと水を持ってきた。グラスに水を注ぎ、ヴェルに渡す。
やはり一瞬躊躇したヴェルだったが、薬を盛られているなら、味のついた茶の方だろう。そちらを飲んでしまっているのだからもう後戻りはできない。グラスを受け取ると、喉を鳴らして飲み干した。ピッチャーを掴んで二杯目を注ぎ、それもまた一気に飲み干す。
その飲みっぷりに、少年は少し目を瞬かせたが、すぐに気を取り直したように小さく咳払いをして一礼した。
「申し遅れました。僕はリウです。初めまして」
ヴェルはグラスを置き、礼を返す。
「俺はヴェル。……ええと、どこまで事情聞いてるか分からないけど、オメガだよ」
リウはにこりと微笑む。
「僕もオメガだから、すぐわかりました」
「え?」
リウは首元を隠すハイネックの服を少し引っ張ってみせた。そこには、ヴェルのものより簡素なチョーカーがつけられている。しかしリウは恥じるように、すぐそれをしまう。
「確かセド村のオメガなんでしたっけ。あまり詳しくは知らないのですが、殿下からは丁重にもてなせと」
「殿下ねえ……」
ヴェルは苦虫を噛み潰したような顔になってしまう。オメガ狩りの首謀者なのだと、この少年は知っているのだろうか。
ヴェルは、ふと、ダイニング内を見渡す。
「しかし何でまた、王都の王子様がこんな辺境に?」
「それは分かりません。僕たちは殿下の付き人としてここへ来ただけですから」
僕「たち」ということは、カイは王都から、何人かの付き人と共にここへ来たのだろう。そして口ぶりからして、どうやらそれは最近の出来事のようだ。
リウの口調から、「殿下」を慕っていることが伺えて、ヴェルはますますカイへの不信を募らせる。この少年も、あの、獅子だか熊だか虎だか分からない、暴虐なアルファに騙されているのではなかろうか。
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