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第35話 アップデート
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待望のアップデート当日がついにやってきた。新エリア、追加アイテム、新しいスキル、戦闘の新要素、そして新たなクエスト――そのすべてが、俺達冒険者を待ち受ける。運営から公開されたアップデート内容の詳細を目にするだけで、心が高鳴る。
だが、俺には最初にやるべきことが一つ決まっている。
そう! ドラゴンとの決戦だ!
アップデートのためのサーバーメンテナンスが終わるや否や、俺はアナザーワールド・オンラインにログインする。メンテ終了が告知される前から、もしかしたら繋がるかもとログインを連打していたのは内緒だ。サーバーに余計な負荷をかける行為は控えるべきだが、それほどこのゲームは魅力的なのだから仕方がない――と勝手に自己正当化する。
ログイン画面が切り替わり、瞬く間にギルドの拠点「三つ星食堂」の店内が目の前に広がった。
周りには誰もいない。
俺が一番乗りのようだ。
メンテナンス前、四人揃ってこの場所でログアウトをしたので、再ログインした場合は全員ここから始まることになっていた。
間もなく、店内に大きな人影が映し出された。
その姿は、まぎれもなく頼りなる我らのタンク、クマサンだ。
この中身が、中学生か高校生にしか見えない美少女声優の熊野彩なんだよなぁ。そう思うと、いかついクマサンでさえちょっと可愛く見えてきてしまう気がする……。
俺がそんなことを考えながら固まっているクマサンを見ていると、姿が現れてから一拍置いてクマサンが動き出した。
ネットワークの関係上、キャラクターだけが先に表示され、操作が可能になるまでは少し時間がかかる。だからこそ、俺はその間にクマサンをじっくり眺めたいたわけだが、動き始めたことに気づいて、慌てて誤魔化すように声をかける。
「クマサン、いよいよだな!」
「ああ、『猛き猪』の時の再現を期待してるぞ」
クマサンが期待のこもった熱い視線を向けてくる。
アナザーワールドの中では、クマサンは常に熊野彩ではなくクマサンだ。彼(彼女?)と接しているプレイヤーは、まさか中身が女の子だとは思ってもいないだろう。俺も例の誤爆の一件以外では、クマサンが実は女の子かもしれないと疑念を抱くようなことは一切なかった。
しかし、あの熊野彩さんが真剣に熊型獣人男をロールプレイしていると思うと、それはそれで萌える。
「どうした、ショウ? なんだか妙な顔をしているぞ?」
しまった、顔に出ていたらしい。感情を読み取り、それをゲーム内のキャラクターにすぐに反映させるこの技術はすごいと思うが、時に余計なことをしないでくれと思うこともある。
「……なんでもない。ドラゴン戦を前に興奮しているだけだよ」
「そういう類の顔ではなかったような気がするが……」
鋭いな、クマサン! 今はそんな洞察力はいらないんだよ……。
次の言い訳を考えようとした時、さらに店内に別の人影が現れた。
白と赤の可愛らしい巫女服に身を包み、背中に羽衣を浮かべた可憐な姿が目に飛び込んでくる。我がギルドの天女、ミコトさんだ。その愛らしい外見と優秀な回復スキルで、精神的に肉体的にも俺達を癒してくれる。
どのMMORPGにも言えることだが、ヒーラーは慢性的な人手不足だ。このゲームは、サブ職業のおかげでヒーラーがいなくても戦闘が成り立つシステムになっているが、それでもヒーラーはいるにこしたことはない。ミコトさんは、そのヒーラーである上に、可愛い女の子で、性格も素直で明るく、その人気は俺の耳にも届いていた。その彼女が、フレンドになってくれただけでも幸運だったのに、今や俺のギルドのサブリーダーだ。本当に、何がどうなるのかわからないものである。
「二人とも早いですね!」
今日も変わらず、ミコトさんの明るい声が店内響き渡る。
「ミコトさん、今日もよろしく頼むよ」
「頼りにさせてもらうからな」
俺達の言葉に、ミコトさんはウインクしながらサムズアップで応えてくれた。
ちょっと! 可愛すぎるんですけど!
そうしている間に、最後の仲間が姿を現す。
揺れる緑のおさげ髪、小柄なシルエット――彼女はメイ。サーバー1の鍛冶師であり、俺達のギルドメンバーだ。
世間では「変わり者」と噂される彼女だが、俺達は知っている。メイは義理堅く、誰よりも芯の通った人物で、尊敬に値する頼れる仲間だということを。
「なんだよ、私が一番だと思ったのに、最後かよ! メンテナンス終了前からログイン連打してたんじゃないだろうな」
図星を突かれ、俺は一瞬ギクリとした。
隣を見やれば、クマサンも同じく焦った顔をしている。
どうやら、俺達二人は同じ罪を犯していたらしい。
「私達も今ログインしたばかりですよ」
ミコトさんが裏表のない笑顔でメイに返している。その顔からは、疑念や焦りは一切感じられない。少なくとも、彼女は俺やクマサンと違ってログイン連打はしていなかったようだ。
俺は自分の容疑を追及される前に、話を切り替えるべきだと判断する。
「そんなことより、ドラゴンだよ、ドラゴン! みんな、準備はいいよな?」
装備もアイテムも、ログアウト前にすべて整えている。それぞれのために作った料理も渡してある。しかし、それでも聞いたのは、心の準備ができているかどうかを確認したかったからだ。
「聞かれるまでもない」
「大丈夫ですよ」
「私のアイテムボックスは満杯だ」
それぞれが力強く応じてくれる。
その頼もしさに、俺は思わず微笑んだ。
「でも、どこでドラゴンと戦うクエストを受けられるのか、まだわかってないですよね? アップデート情報にもその記載はありませんでしたし……。みんなで手分けして、各町を回って情報を集めますか?」
ミコトさんの提案は妥当なものだった。
新クエストが実装されたからといって、すぐに受けられるわけではない。多くの場合、キーとなるキャラクターと話をすることでクエストは始まる。すでにあるクエストならば、ネットで調べれば、キーキャラがどこにいるのか知ることもできるが、新しいクエストに関してはそういうわけにもいかない。地道に町や村を巡っていろいろなNPCと話をしていくしか手はない。普通ならば――
「一つ、俺に心当たりがあるんだけど、みんな、つき合ってくれるか?」
俺がそう言うと、メイが不思議そうに眉をひそめる。
「心当たりって、アップデートが終わったばかりだぞ? 運営に知り合いでもいるのか?」
その疑問は当然だろう。クマサンやミコトさんも、口には出していないものの、訝しげな顔をしている。
もちろん、俺に運営の知り合いなんているわけがない。それに、仮にいたとしても、そんな情報をもらってゲームの楽しさを削ぐようなことをしようとは思わない。
「実は、前に料理人専用クエストで、ドラゴンの肉の話が出てきたことがあったんだ。クエストの本筋とは関係のない、ただの噂話だったんだけど、ドラゴンのことだからずっと頭に残っててね。そのときに、ドラゴンがいるかもしれないって場所が話題に上がってたんだよ」
俺の言葉を聞いて、みんなの表情が変わった。疑いの目から、興味と期待の光の灯った目へと。
「それで、その場所というのはどこなんですか?」
俺はもったいつけるわけではないが、一呼吸置いてからいつもより低めの声で告げる。
「それは――北の砦」
俺のその一言で、みんなの目に期待を込めた光が灯る。
その目を見れば、答えを聞くまでもない。俺達の行き先は、北方の町ベルンのさらに北に位置する北の砦に決まった。
だが、俺には最初にやるべきことが一つ決まっている。
そう! ドラゴンとの決戦だ!
アップデートのためのサーバーメンテナンスが終わるや否や、俺はアナザーワールド・オンラインにログインする。メンテ終了が告知される前から、もしかしたら繋がるかもとログインを連打していたのは内緒だ。サーバーに余計な負荷をかける行為は控えるべきだが、それほどこのゲームは魅力的なのだから仕方がない――と勝手に自己正当化する。
ログイン画面が切り替わり、瞬く間にギルドの拠点「三つ星食堂」の店内が目の前に広がった。
周りには誰もいない。
俺が一番乗りのようだ。
メンテナンス前、四人揃ってこの場所でログアウトをしたので、再ログインした場合は全員ここから始まることになっていた。
間もなく、店内に大きな人影が映し出された。
その姿は、まぎれもなく頼りなる我らのタンク、クマサンだ。
この中身が、中学生か高校生にしか見えない美少女声優の熊野彩なんだよなぁ。そう思うと、いかついクマサンでさえちょっと可愛く見えてきてしまう気がする……。
俺がそんなことを考えながら固まっているクマサンを見ていると、姿が現れてから一拍置いてクマサンが動き出した。
ネットワークの関係上、キャラクターだけが先に表示され、操作が可能になるまでは少し時間がかかる。だからこそ、俺はその間にクマサンをじっくり眺めたいたわけだが、動き始めたことに気づいて、慌てて誤魔化すように声をかける。
「クマサン、いよいよだな!」
「ああ、『猛き猪』の時の再現を期待してるぞ」
クマサンが期待のこもった熱い視線を向けてくる。
アナザーワールドの中では、クマサンは常に熊野彩ではなくクマサンだ。彼(彼女?)と接しているプレイヤーは、まさか中身が女の子だとは思ってもいないだろう。俺も例の誤爆の一件以外では、クマサンが実は女の子かもしれないと疑念を抱くようなことは一切なかった。
しかし、あの熊野彩さんが真剣に熊型獣人男をロールプレイしていると思うと、それはそれで萌える。
「どうした、ショウ? なんだか妙な顔をしているぞ?」
しまった、顔に出ていたらしい。感情を読み取り、それをゲーム内のキャラクターにすぐに反映させるこの技術はすごいと思うが、時に余計なことをしないでくれと思うこともある。
「……なんでもない。ドラゴン戦を前に興奮しているだけだよ」
「そういう類の顔ではなかったような気がするが……」
鋭いな、クマサン! 今はそんな洞察力はいらないんだよ……。
次の言い訳を考えようとした時、さらに店内に別の人影が現れた。
白と赤の可愛らしい巫女服に身を包み、背中に羽衣を浮かべた可憐な姿が目に飛び込んでくる。我がギルドの天女、ミコトさんだ。その愛らしい外見と優秀な回復スキルで、精神的に肉体的にも俺達を癒してくれる。
どのMMORPGにも言えることだが、ヒーラーは慢性的な人手不足だ。このゲームは、サブ職業のおかげでヒーラーがいなくても戦闘が成り立つシステムになっているが、それでもヒーラーはいるにこしたことはない。ミコトさんは、そのヒーラーである上に、可愛い女の子で、性格も素直で明るく、その人気は俺の耳にも届いていた。その彼女が、フレンドになってくれただけでも幸運だったのに、今や俺のギルドのサブリーダーだ。本当に、何がどうなるのかわからないものである。
「二人とも早いですね!」
今日も変わらず、ミコトさんの明るい声が店内響き渡る。
「ミコトさん、今日もよろしく頼むよ」
「頼りにさせてもらうからな」
俺達の言葉に、ミコトさんはウインクしながらサムズアップで応えてくれた。
ちょっと! 可愛すぎるんですけど!
そうしている間に、最後の仲間が姿を現す。
揺れる緑のおさげ髪、小柄なシルエット――彼女はメイ。サーバー1の鍛冶師であり、俺達のギルドメンバーだ。
世間では「変わり者」と噂される彼女だが、俺達は知っている。メイは義理堅く、誰よりも芯の通った人物で、尊敬に値する頼れる仲間だということを。
「なんだよ、私が一番だと思ったのに、最後かよ! メンテナンス終了前からログイン連打してたんじゃないだろうな」
図星を突かれ、俺は一瞬ギクリとした。
隣を見やれば、クマサンも同じく焦った顔をしている。
どうやら、俺達二人は同じ罪を犯していたらしい。
「私達も今ログインしたばかりですよ」
ミコトさんが裏表のない笑顔でメイに返している。その顔からは、疑念や焦りは一切感じられない。少なくとも、彼女は俺やクマサンと違ってログイン連打はしていなかったようだ。
俺は自分の容疑を追及される前に、話を切り替えるべきだと判断する。
「そんなことより、ドラゴンだよ、ドラゴン! みんな、準備はいいよな?」
装備もアイテムも、ログアウト前にすべて整えている。それぞれのために作った料理も渡してある。しかし、それでも聞いたのは、心の準備ができているかどうかを確認したかったからだ。
「聞かれるまでもない」
「大丈夫ですよ」
「私のアイテムボックスは満杯だ」
それぞれが力強く応じてくれる。
その頼もしさに、俺は思わず微笑んだ。
「でも、どこでドラゴンと戦うクエストを受けられるのか、まだわかってないですよね? アップデート情報にもその記載はありませんでしたし……。みんなで手分けして、各町を回って情報を集めますか?」
ミコトさんの提案は妥当なものだった。
新クエストが実装されたからといって、すぐに受けられるわけではない。多くの場合、キーとなるキャラクターと話をすることでクエストは始まる。すでにあるクエストならば、ネットで調べれば、キーキャラがどこにいるのか知ることもできるが、新しいクエストに関してはそういうわけにもいかない。地道に町や村を巡っていろいろなNPCと話をしていくしか手はない。普通ならば――
「一つ、俺に心当たりがあるんだけど、みんな、つき合ってくれるか?」
俺がそう言うと、メイが不思議そうに眉をひそめる。
「心当たりって、アップデートが終わったばかりだぞ? 運営に知り合いでもいるのか?」
その疑問は当然だろう。クマサンやミコトさんも、口には出していないものの、訝しげな顔をしている。
もちろん、俺に運営の知り合いなんているわけがない。それに、仮にいたとしても、そんな情報をもらってゲームの楽しさを削ぐようなことをしようとは思わない。
「実は、前に料理人専用クエストで、ドラゴンの肉の話が出てきたことがあったんだ。クエストの本筋とは関係のない、ただの噂話だったんだけど、ドラゴンのことだからずっと頭に残っててね。そのときに、ドラゴンがいるかもしれないって場所が話題に上がってたんだよ」
俺の言葉を聞いて、みんなの表情が変わった。疑いの目から、興味と期待の光の灯った目へと。
「それで、その場所というのはどこなんですか?」
俺はもったいつけるわけではないが、一呼吸置いてからいつもより低めの声で告げる。
「それは――北の砦」
俺のその一言で、みんなの目に期待を込めた光が灯る。
その目を見れば、答えを聞くまでもない。俺達の行き先は、北方の町ベルンのさらに北に位置する北の砦に決まった。
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