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巣作り出来ないΩくん
13.*
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雪兎の両手首をネクタイで縛って拘束する。
こうしないと、雪兎はすぐに自分の腕や手を噛んで声を殺そうとする。
昔からの癖なのか、それともトラウマからくるものなのか、どれだけ言っても治ることがない。
「雪兎、おいで」
両手を縛られた状態で、そのまま膝立ちで軽く脚を開いて身を俺に差し出してくる。
ぷっくりとした乳首が食べて欲しそうに微かに震え、まだあ触れてもいないペニスから先走りが垂れている。
「自分で触った?それとも、俺に触って欲しくて我慢してた?」
ワザと乳首を掠めるように胸に触れると、切なげな顔で見てきた。
「んっ……士郎さんに、触って欲しくて……我慢した。士郎さんじゃなきゃ、ヤダったから……」
涙目で言われると、それだけで理性が抑えられなくなりそうになる。
むしゃぶりつくように、雪兎の胸を吸い、先走りで濡れたペニスを擦り上げてやる。
「あっ、ぁっ……ん……っ」
数回擦り上げただけで、簡単に精を吐き出した。
ガクガクと脚を震わせながら、倒れるのを必死に我慢している雪兎がいじらしくて仕方がない。
「雪兎、いい子だね。そのまま立ってて」
俺の肩に額を押し付けて、必死に倒れないように耐えている雪兎のアナルにゆっくり指を挿入する。
発情期のお陰なのか、ジェルも使っていないのに、ナカはすっかり濡れており、物欲しげに指に絡みついてくる
「んぁっ……んんっ」
挿ってすぐのシコりを何度も擦り上げてやると、気持ちいいのか微かに震えながら声が漏れ出る。
喘ぎ声が微かに出た瞬間、慌てて唇を噛み締めて声を殺す雪兎に気付き、自分の指を雪兎の口に入れて唇を噛むのを阻止する。
「ダメだよ、雪兎。怪我するから、噛むなら俺の指を噛んで」
人差し指を雪兎の口に嵌めると、一瞬歯が指に当たるも、すぐにピチャピチャと音を立てて指を舐めてくる。
腕を縛ってやらないと、すぐに腕や手を噛んでしまう。
縛っていても、こうやってまた唇を噛み締めて、声を殺そうとする。
必死に声を出さないようにする姿は、いじらしくて可愛いと思うものの、怪我をした姿は見たくない。
「雪兎、いい子だね。声、出してもいいんだよ?」
夢中になっておれの指を舐めてくる雪兎に耳元で囁くと、フルフルと首を横に振って拒絶してくる。
「……じゃあ、我慢できないようにしてあげるね」
クチュンッと指を引き抜き、また緩く立ち上がったペニスを少し強めに握り締める。
「んんぅ……」
物欲しげにヒクつくアナルに、俺のペニスを宛がい、一気に奥に挿入する。
「――っ!!?」
たったそれだけでまたイってしまったのか、魚のように口をパクパクとさせながら必死に呼吸する雪兎。
ペニスを握っているから、出したくても出せない状態のせいで、中イキしているようだ。
「雪兎、動くね。いっぱい、奥突いてあげるから……」
雪兎の腰を掴み、奥を抉るように何度も突きあげる。
「あ゙っ!ア゙ッ、らめぇ……」
突く度にペニスから精が溢れ出し、口からも可愛らしい嬌声が上がる。
「んぁっ、あっ……あンっ……」
声を抑えることが出来なくなるのがわかり、つい笑みを浮かべてしまうのが自分でもわかった・
「雪兎、もっと奥に挿れてもいい?」
返事を聞く前に、ギリギリまで引き抜き、奥まで一気に突き上げる。
固く閉じられた最奥を先端で捏ね、無理矢理捻じ込む。
「――ぁ゙、ぁっ……ひぁっ!」
グプッと結腸を抉じ開けた瞬間、雪兎のペニスから透明な液が噴き出し、ガクガクと痙攣するのがわかる。
「くっ……ゆき、と……」
雪兎の最奥で俺も精を吐き出してしまい、荒い呼吸を繰り返す。
「……はぁ……ゆき、まだ……欲しいよな?」
ビクビクと震え荒い呼吸を繰り返しながらも、縛られた手で必死にしがみついてくる姿が愛おしい。
「し、ろ……さん……好き。もっと……もっと、してぇ……」
先程イッたばかりなのに、腰をモゾモゾと動かし催促してくる恋人に笑みが溢れてしまう。
「いくらでも。雪兎が満足するまでいっぱい満たしてあげるよ」
目元の涙を拭うようにキスをし、ベッドに押し倒して何度もナカを突き上げる。
雪兎の出した精と桃のような濃厚な甘い香りが室内に充満し、雪兎の可愛い嬌声を響きわたる。
背後から突き上げる度に、髪の隙間から見える白い頸に噛み付きたい衝動に駆られるも、なんとか堪える。
代わりに首や胸元にたくさんのキスマークを付けていき、雪兎が気を失うまで何度も愛し合った。
「雪兎、愛してる。俺だけの大切な雪兎」
こうしないと、雪兎はすぐに自分の腕や手を噛んで声を殺そうとする。
昔からの癖なのか、それともトラウマからくるものなのか、どれだけ言っても治ることがない。
「雪兎、おいで」
両手を縛られた状態で、そのまま膝立ちで軽く脚を開いて身を俺に差し出してくる。
ぷっくりとした乳首が食べて欲しそうに微かに震え、まだあ触れてもいないペニスから先走りが垂れている。
「自分で触った?それとも、俺に触って欲しくて我慢してた?」
ワザと乳首を掠めるように胸に触れると、切なげな顔で見てきた。
「んっ……士郎さんに、触って欲しくて……我慢した。士郎さんじゃなきゃ、ヤダったから……」
涙目で言われると、それだけで理性が抑えられなくなりそうになる。
むしゃぶりつくように、雪兎の胸を吸い、先走りで濡れたペニスを擦り上げてやる。
「あっ、ぁっ……ん……っ」
数回擦り上げただけで、簡単に精を吐き出した。
ガクガクと脚を震わせながら、倒れるのを必死に我慢している雪兎がいじらしくて仕方がない。
「雪兎、いい子だね。そのまま立ってて」
俺の肩に額を押し付けて、必死に倒れないように耐えている雪兎のアナルにゆっくり指を挿入する。
発情期のお陰なのか、ジェルも使っていないのに、ナカはすっかり濡れており、物欲しげに指に絡みついてくる
「んぁっ……んんっ」
挿ってすぐのシコりを何度も擦り上げてやると、気持ちいいのか微かに震えながら声が漏れ出る。
喘ぎ声が微かに出た瞬間、慌てて唇を噛み締めて声を殺す雪兎に気付き、自分の指を雪兎の口に入れて唇を噛むのを阻止する。
「ダメだよ、雪兎。怪我するから、噛むなら俺の指を噛んで」
人差し指を雪兎の口に嵌めると、一瞬歯が指に当たるも、すぐにピチャピチャと音を立てて指を舐めてくる。
腕を縛ってやらないと、すぐに腕や手を噛んでしまう。
縛っていても、こうやってまた唇を噛み締めて、声を殺そうとする。
必死に声を出さないようにする姿は、いじらしくて可愛いと思うものの、怪我をした姿は見たくない。
「雪兎、いい子だね。声、出してもいいんだよ?」
夢中になっておれの指を舐めてくる雪兎に耳元で囁くと、フルフルと首を横に振って拒絶してくる。
「……じゃあ、我慢できないようにしてあげるね」
クチュンッと指を引き抜き、また緩く立ち上がったペニスを少し強めに握り締める。
「んんぅ……」
物欲しげにヒクつくアナルに、俺のペニスを宛がい、一気に奥に挿入する。
「――っ!!?」
たったそれだけでまたイってしまったのか、魚のように口をパクパクとさせながら必死に呼吸する雪兎。
ペニスを握っているから、出したくても出せない状態のせいで、中イキしているようだ。
「雪兎、動くね。いっぱい、奥突いてあげるから……」
雪兎の腰を掴み、奥を抉るように何度も突きあげる。
「あ゙っ!ア゙ッ、らめぇ……」
突く度にペニスから精が溢れ出し、口からも可愛らしい嬌声が上がる。
「んぁっ、あっ……あンっ……」
声を抑えることが出来なくなるのがわかり、つい笑みを浮かべてしまうのが自分でもわかった・
「雪兎、もっと奥に挿れてもいい?」
返事を聞く前に、ギリギリまで引き抜き、奥まで一気に突き上げる。
固く閉じられた最奥を先端で捏ね、無理矢理捻じ込む。
「――ぁ゙、ぁっ……ひぁっ!」
グプッと結腸を抉じ開けた瞬間、雪兎のペニスから透明な液が噴き出し、ガクガクと痙攣するのがわかる。
「くっ……ゆき、と……」
雪兎の最奥で俺も精を吐き出してしまい、荒い呼吸を繰り返す。
「……はぁ……ゆき、まだ……欲しいよな?」
ビクビクと震え荒い呼吸を繰り返しながらも、縛られた手で必死にしがみついてくる姿が愛おしい。
「し、ろ……さん……好き。もっと……もっと、してぇ……」
先程イッたばかりなのに、腰をモゾモゾと動かし催促してくる恋人に笑みが溢れてしまう。
「いくらでも。雪兎が満足するまでいっぱい満たしてあげるよ」
目元の涙を拭うようにキスをし、ベッドに押し倒して何度もナカを突き上げる。
雪兎の出した精と桃のような濃厚な甘い香りが室内に充満し、雪兎の可愛い嬌声を響きわたる。
背後から突き上げる度に、髪の隙間から見える白い頸に噛み付きたい衝動に駆られるも、なんとか堪える。
代わりに首や胸元にたくさんのキスマークを付けていき、雪兎が気を失うまで何度も愛し合った。
「雪兎、愛してる。俺だけの大切な雪兎」
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