34 / 46
おまけ
甘えてもいいですか?
しおりを挟む
さっきから元気に何かを話し掛けてくる我が子につい顔が緩んでしまう
「天馬、めちゃくちゃ喋るなぁ~」
一緒に横になり、指を出せば小さな手でキュッと握ってくる様子が嬉しくて仕方ない
「大きくなったら強くなろうな。一緒にママを守ってやろうな」
頬をツンツンと突くと、擽ったいのかキャッキャッと喜んで笑う赤子に笑みが溢れる
俺によく似た顔立ち
でも、柔らかそうな髪は雪兎にも似ていて、2人の子だとしみじみと感じる
雪兎は産後の肥立ちが悪く、体調を崩して寝込む日が増えた
今は産休を貰っている為、雪兎の体調が悪くてもずっと側にいることも、こうやって息子の面倒を見ることも出来る
「天馬、ママを余り困らせないでくれよ?俺のことは困らせてもいいから…雪兎には優しくしてやってくれよ」
雪兎のことを思うと、つい眉が下がってしまう
息子のことはもちろん愛しているし、何よりも大切にしたいという気持ちはあるものの、唯一の番である雪兎に万が一のことがあった場合、自分がどうなるのか不安になる
雪兎のように家事を上手く出来るわけでもない
料理なんて、雪兎と暮らし始めなければキッチンなどただ電子レンジを置くだけの場所のままだっただろう…
雪兎と一緒に生きることが俺にとって一番の幸せであり、生きる理由になっていた
「んあっ!あぅっ!」
天馬が何故か寝所の方をじっと見つめ、手を伸ばしている
「天馬どうした?腹減ったのか?」
泣くわけではなく、じっと廊下を見つめている様子に不思議そうにしていると
「天馬、ご機嫌だね。士郎さん、お休みなのに天馬の面倒見てくれてありがとう。あと、役立たずでごめんなさい」
ひょっこりと雪兎が入ってくるも、顔色は白いままで余り体調が良いようには見えない
「雪兎、起きて来て大丈夫なのか?」
少しフラつきながらも俺の隣に座り、我が子に触れる
「天馬、ご機嫌だね。パパと一緒なの嬉しいもんね」
息子を抱き上げ、ギュッと抱き締めてあやす姿に愛しさが増す
さっきよりもご機嫌な様子の息子に、つい笑みが溢れてしまう
雪兎に抱かれる方が気持ちがいいのか、安心した顔でいつの間にかスヤスヤと寝息を立てて眠りについていた
「寝ちゃった。天馬、隣の部屋に寝かして来るね」
さっきとは異なりしっかりした足取りで、息子を抱き締めて寝室のベビーベッドに寝かしに行く
「やっぱり雪兎が抱くとすぐに寝るんだな…」
自分の時とは異なり、大人しくする我が子につい苦笑してしまう
雪兎が相手をしている時と、俺がいる時では若干甘え方が違う気がする
まぁ、そこは母親と父親の違いがあるのかもしれないが…
でも、今は天馬に雪兎を貸しているだけで、雪兎は俺のモノだから…
と、こっそり対抗意識を燃やしていた
「士郎さん」
ひょこっとまた廊下から顔を出してくる雪兎につい頬が緩んでしまう
「ん?お疲れ様。ごめんな、体調悪いのに寝かしつけして貰って」
ソファーには座らず、温かいラグの敷かれた床に座ったまま声を掛けると、雪兎がちょこちょことやってきて、俺の膝にちょこんと座った
そのまま俺の腕を雪兎の胸に回すように配置され、ギュッと抱き締めてやる
フフッと嬉しそうに笑いながら、胸に頬を擦り寄せてくる姿に俺もつい笑みが溢れる
「天馬はすっごく可愛いんです…。士郎さんにそっくりの目元も可愛いし、小さい口で必死にミルクを飲むのも可愛い。士郎さんが、僕に家族をくれたから、すっごく大切で、幸せの象徴みたいなんです…
でも…、士郎さんは僕のなので、天馬ばっかり構ってるのをみると…ちょっと、ヤキモチ妬いちゃうかな…」
背を向けて膝に座っているが、耳まで真っ赤になっているのがわかる
頬を膨らませて話す雪兎が可愛すぎて、色々限界がきそうになる
子どもが出来てからご無沙汰なこともあり、こうやってくっ付いてるだけでも実は結構ヤバい……
思春期の子どもかよって思ってしまうが、愛する運命の番相手なんだから仕方ないと思う…
「あぁ……雪兎が可愛すぎて、死にそう…」
俺が死にそうと口にすると慌てて頭を上に反らして俺の事を見詰めてくる
首を痛めないかと心配になるも、頬を両手のひらで包んでくる雪兎が可愛くて仕方ない
「やだ…。士郎さんは、僕とずっと、ずっと一緒に居てくれるって約束したから…
士郎さんが居ないなら…生きてる意味、ないから…」
不安げな顔でジッと俺を見てくるのが可愛くて、不安を口にする唇にチュッと音を立ててキスをして不安を抑え込む
「ごめん。死なないから。雪兎と天馬の為に、俺は居るから」
向かい合わせに抱き締め直し、今にも泣き出しそうな雪兎に何度も啄む様なキスをする
出会った頃は、何もかも諦めてトラウマに苛まれていた愛しい番
自分からこうやって甘えてくるようになったことが嬉しくて仕方ない
雪兎にキスする度に、愛しさが溢れ出してしまう
「あぁ…今すぐ襲いたい…」
色々と溜まっているせいか、つい本音がポツリと口から溢れてしまう
ずっと雪兎を抱きたいと思ってしまうものの、母体への負担を考えるとそんな我儘を言うわけにはいかない…
それでも、雪兎を抱き締めているだけで無意識にズボンの前が苦しくなってくる…
後でこっそり抜きに行かないと…
と思っていると、ズボン越しに優しく撫でられる感覚にビクッと肩を震わせてしまう
「雪…その…今はちょっと、やめて欲しいんだが…」
上目遣いに見上げてくる雪兎が悪戯っぽい笑みを浮かべ、耳元で囁いてくる
「士郎さん、僕、先生からもう大丈夫だよってお許し貰ってるの。
士郎さん、ずっと僕の体調を気にして我慢してくれてるけど、僕も士郎さんに触って欲しいの我慢してるんだよ?」
今までにみたことがないくらい妖艶な笑みを浮かべる雪兎にゴクリと喉を鳴らしてしまう
「雪兎、辛かったら止めるから…無理だけはするなよ?」
雪兎を抱き上げてソファーに転がし、覆い被さって何度もキスをする
久しぶりの雪兎との逢瀬は、初めて繋がった時を思い出すくらい優しく丁寧に解していった
指だけで何度もイク姿も可愛く、焦れて腰を揺らす姿に悪戯心が刺激される
それでも、久しぶりだからとゆっくり解していると
「もう、やだぁ…士郎さんので、イキたいっ…も、指で、イっ…たくなぃっ…」
と涙ながらに懇願してくるから、理性が飛ぶかと思った
天馬は空気を読んでか、朝までしっかり熟睡してくれていた
その分、雪兎の泣き声がリビングや浴室に響き、その声につい興奮してしまった
翌朝、ぐったりして小さくなって眠る雪兎の姿を見て、1人反省会をする事になる
~~~~~~~~~~~~~~
念願の家族が僕にも出来た
ずっと、ずっと、憧れていた家族
士郎さんと2人っきりでも幸せだったけど、士郎さんとの間に子どもが出来て、本当に幸せで…
でも、士郎さんを天馬に取られたみたいでずっと寂しかった
士郎さんは僕のことも、天馬のこともすっごく大切にしてくれる
でも、僕はそれだけじゃ足りなくて…
こんな我儘、許して貰えないかもしれないのに…
妊娠中も産まれてからも、当分は発情期は来ないはずなのに、ずっとお腹の奥が疼いてしまう
はしたないって思うけど、士郎さんので奥まで満たして欲しくて仕方ない
いっぱい突いて、いっぱい奥に出して欲しい
士郎さんを全身で感じたい
こんなはしたないママでごめんね
可愛い息子を抱き締めながら、ゆらゆらと揺れて眠りに誘う
「天馬、今日だけママにパパのこと返して?朝まででいいから、良い子でねんねしてて…」
ベビーベッドに下ろし、頬を擦り寄せてお願いをする
息子にこんなお願いをするなんて、ママ失格かもしれないけど…
僕も士郎さんにいっぱい甘えたい
士郎さんに満たして欲しい
士郎さん、お疲れじゃないかな?
僕から誘っても、嫌じゃないかな?
不安な気持ちと甘えたい気持ちがせめぎ合う
でも、僕もずっと我慢してたから…
意を決して、今日は甘えることにした
士郎さんがお疲れなら、ギュッて抱っこしたまま一緒に寝よう
それだけでも、僕にとっては幸せだから
そんな淡い期待と諦めも、士郎さんからのキスで全部吹っ飛んだ
むしろ、先生の奥さんに教えて貰った笑顔は今後は封印しなきゃって思ってしまった
士郎さんに満足して貰う為にも、早く体力戻さなきゃ…
と心に誓う雪兎であった
だが、士郎が手加減して優しくしていたのを、雪兎はまだ知らない…
「天馬、めちゃくちゃ喋るなぁ~」
一緒に横になり、指を出せば小さな手でキュッと握ってくる様子が嬉しくて仕方ない
「大きくなったら強くなろうな。一緒にママを守ってやろうな」
頬をツンツンと突くと、擽ったいのかキャッキャッと喜んで笑う赤子に笑みが溢れる
俺によく似た顔立ち
でも、柔らかそうな髪は雪兎にも似ていて、2人の子だとしみじみと感じる
雪兎は産後の肥立ちが悪く、体調を崩して寝込む日が増えた
今は産休を貰っている為、雪兎の体調が悪くてもずっと側にいることも、こうやって息子の面倒を見ることも出来る
「天馬、ママを余り困らせないでくれよ?俺のことは困らせてもいいから…雪兎には優しくしてやってくれよ」
雪兎のことを思うと、つい眉が下がってしまう
息子のことはもちろん愛しているし、何よりも大切にしたいという気持ちはあるものの、唯一の番である雪兎に万が一のことがあった場合、自分がどうなるのか不安になる
雪兎のように家事を上手く出来るわけでもない
料理なんて、雪兎と暮らし始めなければキッチンなどただ電子レンジを置くだけの場所のままだっただろう…
雪兎と一緒に生きることが俺にとって一番の幸せであり、生きる理由になっていた
「んあっ!あぅっ!」
天馬が何故か寝所の方をじっと見つめ、手を伸ばしている
「天馬どうした?腹減ったのか?」
泣くわけではなく、じっと廊下を見つめている様子に不思議そうにしていると
「天馬、ご機嫌だね。士郎さん、お休みなのに天馬の面倒見てくれてありがとう。あと、役立たずでごめんなさい」
ひょっこりと雪兎が入ってくるも、顔色は白いままで余り体調が良いようには見えない
「雪兎、起きて来て大丈夫なのか?」
少しフラつきながらも俺の隣に座り、我が子に触れる
「天馬、ご機嫌だね。パパと一緒なの嬉しいもんね」
息子を抱き上げ、ギュッと抱き締めてあやす姿に愛しさが増す
さっきよりもご機嫌な様子の息子に、つい笑みが溢れてしまう
雪兎に抱かれる方が気持ちがいいのか、安心した顔でいつの間にかスヤスヤと寝息を立てて眠りについていた
「寝ちゃった。天馬、隣の部屋に寝かして来るね」
さっきとは異なりしっかりした足取りで、息子を抱き締めて寝室のベビーベッドに寝かしに行く
「やっぱり雪兎が抱くとすぐに寝るんだな…」
自分の時とは異なり、大人しくする我が子につい苦笑してしまう
雪兎が相手をしている時と、俺がいる時では若干甘え方が違う気がする
まぁ、そこは母親と父親の違いがあるのかもしれないが…
でも、今は天馬に雪兎を貸しているだけで、雪兎は俺のモノだから…
と、こっそり対抗意識を燃やしていた
「士郎さん」
ひょこっとまた廊下から顔を出してくる雪兎につい頬が緩んでしまう
「ん?お疲れ様。ごめんな、体調悪いのに寝かしつけして貰って」
ソファーには座らず、温かいラグの敷かれた床に座ったまま声を掛けると、雪兎がちょこちょことやってきて、俺の膝にちょこんと座った
そのまま俺の腕を雪兎の胸に回すように配置され、ギュッと抱き締めてやる
フフッと嬉しそうに笑いながら、胸に頬を擦り寄せてくる姿に俺もつい笑みが溢れる
「天馬はすっごく可愛いんです…。士郎さんにそっくりの目元も可愛いし、小さい口で必死にミルクを飲むのも可愛い。士郎さんが、僕に家族をくれたから、すっごく大切で、幸せの象徴みたいなんです…
でも…、士郎さんは僕のなので、天馬ばっかり構ってるのをみると…ちょっと、ヤキモチ妬いちゃうかな…」
背を向けて膝に座っているが、耳まで真っ赤になっているのがわかる
頬を膨らませて話す雪兎が可愛すぎて、色々限界がきそうになる
子どもが出来てからご無沙汰なこともあり、こうやってくっ付いてるだけでも実は結構ヤバい……
思春期の子どもかよって思ってしまうが、愛する運命の番相手なんだから仕方ないと思う…
「あぁ……雪兎が可愛すぎて、死にそう…」
俺が死にそうと口にすると慌てて頭を上に反らして俺の事を見詰めてくる
首を痛めないかと心配になるも、頬を両手のひらで包んでくる雪兎が可愛くて仕方ない
「やだ…。士郎さんは、僕とずっと、ずっと一緒に居てくれるって約束したから…
士郎さんが居ないなら…生きてる意味、ないから…」
不安げな顔でジッと俺を見てくるのが可愛くて、不安を口にする唇にチュッと音を立ててキスをして不安を抑え込む
「ごめん。死なないから。雪兎と天馬の為に、俺は居るから」
向かい合わせに抱き締め直し、今にも泣き出しそうな雪兎に何度も啄む様なキスをする
出会った頃は、何もかも諦めてトラウマに苛まれていた愛しい番
自分からこうやって甘えてくるようになったことが嬉しくて仕方ない
雪兎にキスする度に、愛しさが溢れ出してしまう
「あぁ…今すぐ襲いたい…」
色々と溜まっているせいか、つい本音がポツリと口から溢れてしまう
ずっと雪兎を抱きたいと思ってしまうものの、母体への負担を考えるとそんな我儘を言うわけにはいかない…
それでも、雪兎を抱き締めているだけで無意識にズボンの前が苦しくなってくる…
後でこっそり抜きに行かないと…
と思っていると、ズボン越しに優しく撫でられる感覚にビクッと肩を震わせてしまう
「雪…その…今はちょっと、やめて欲しいんだが…」
上目遣いに見上げてくる雪兎が悪戯っぽい笑みを浮かべ、耳元で囁いてくる
「士郎さん、僕、先生からもう大丈夫だよってお許し貰ってるの。
士郎さん、ずっと僕の体調を気にして我慢してくれてるけど、僕も士郎さんに触って欲しいの我慢してるんだよ?」
今までにみたことがないくらい妖艶な笑みを浮かべる雪兎にゴクリと喉を鳴らしてしまう
「雪兎、辛かったら止めるから…無理だけはするなよ?」
雪兎を抱き上げてソファーに転がし、覆い被さって何度もキスをする
久しぶりの雪兎との逢瀬は、初めて繋がった時を思い出すくらい優しく丁寧に解していった
指だけで何度もイク姿も可愛く、焦れて腰を揺らす姿に悪戯心が刺激される
それでも、久しぶりだからとゆっくり解していると
「もう、やだぁ…士郎さんので、イキたいっ…も、指で、イっ…たくなぃっ…」
と涙ながらに懇願してくるから、理性が飛ぶかと思った
天馬は空気を読んでか、朝までしっかり熟睡してくれていた
その分、雪兎の泣き声がリビングや浴室に響き、その声につい興奮してしまった
翌朝、ぐったりして小さくなって眠る雪兎の姿を見て、1人反省会をする事になる
~~~~~~~~~~~~~~
念願の家族が僕にも出来た
ずっと、ずっと、憧れていた家族
士郎さんと2人っきりでも幸せだったけど、士郎さんとの間に子どもが出来て、本当に幸せで…
でも、士郎さんを天馬に取られたみたいでずっと寂しかった
士郎さんは僕のことも、天馬のこともすっごく大切にしてくれる
でも、僕はそれだけじゃ足りなくて…
こんな我儘、許して貰えないかもしれないのに…
妊娠中も産まれてからも、当分は発情期は来ないはずなのに、ずっとお腹の奥が疼いてしまう
はしたないって思うけど、士郎さんので奥まで満たして欲しくて仕方ない
いっぱい突いて、いっぱい奥に出して欲しい
士郎さんを全身で感じたい
こんなはしたないママでごめんね
可愛い息子を抱き締めながら、ゆらゆらと揺れて眠りに誘う
「天馬、今日だけママにパパのこと返して?朝まででいいから、良い子でねんねしてて…」
ベビーベッドに下ろし、頬を擦り寄せてお願いをする
息子にこんなお願いをするなんて、ママ失格かもしれないけど…
僕も士郎さんにいっぱい甘えたい
士郎さんに満たして欲しい
士郎さん、お疲れじゃないかな?
僕から誘っても、嫌じゃないかな?
不安な気持ちと甘えたい気持ちがせめぎ合う
でも、僕もずっと我慢してたから…
意を決して、今日は甘えることにした
士郎さんがお疲れなら、ギュッて抱っこしたまま一緒に寝よう
それだけでも、僕にとっては幸せだから
そんな淡い期待と諦めも、士郎さんからのキスで全部吹っ飛んだ
むしろ、先生の奥さんに教えて貰った笑顔は今後は封印しなきゃって思ってしまった
士郎さんに満足して貰う為にも、早く体力戻さなきゃ…
と心に誓う雪兎であった
だが、士郎が手加減して優しくしていたのを、雪兎はまだ知らない…
706
お気に入りに追加
1,451
あなたにおすすめの小説

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

婚約破棄された令嬢が記憶を消され、それを望んだ王子は後悔することになりました
kieiku
恋愛
「では、記憶消去の魔法を執行します」
王子に婚約破棄された公爵令嬢は、王子妃教育の知識を消し去るため、10歳以降の記憶を奪われることになった。そして記憶を失い、退行した令嬢の言葉が王子を後悔に突き落とす。

いじめっこ令息に転生したけど、いじめなかったのに義弟が酷い。
えっしゃー(エミリオ猫)
BL
オレはデニス=アッカー伯爵令息(18才)。成績が悪くて跡継ぎから外された一人息子だ。跡継ぎに養子に来た義弟アルフ(15才)を、グレていじめる令息…の予定だったが、ここが物語の中で、義弟いじめの途中に事故で亡くなる事を思いだした。死にたくないので、優しい兄を目指してるのに、義弟はなかなか義兄上大好き!と言ってくれません。反抗期?思春期かな?
そして今日も何故かオレの服が脱げそうです?
そんなある日、義弟の親友と出会って…。


巻き戻りした悪役令息は最愛の人から離れて生きていく
藍沢真啓/庚あき
BL
婚約者ユリウスから断罪をされたアリステルは、ボロボロになった状態で廃教会で命を終えた……はずだった。
目覚めた時はユリウスと婚約したばかりの頃で、それならばとアリステルは自らユリウスと距離を置くことに決める。だが、なぜかユリウスはアリステルに構うようになり……
巻き戻りから人生をやり直す悪役令息の物語。
【感想のお返事について】
感想をくださりありがとうございます。
執筆を最優先させていただきますので、お返事についてはご容赦願います。
大切に読ませていただいてます。執筆の活力になっていますので、今後も感想いただければ幸いです。
他サイトでも公開中

夫の色のドレスを着るのをやめた結果、夫が我慢をやめてしまいました
氷雨そら
恋愛
夫の色のドレスは私には似合わない。
ある夜会、夫と一緒にいたのは夫の愛人だという噂が流れている令嬢だった。彼女は夫の瞳の色のドレスを私とは違い完璧に着こなしていた。噂が事実なのだと確信した私は、もう夫の色のドレスは着ないことに決めた。
小説家になろう様にも掲載中です

初心者オメガは執着アルファの腕のなか
深嶋
BL
自分がベータであることを信じて疑わずに生きてきた圭人は、見知らぬアルファに声をかけられたことがきっかけとなり、二次性の再検査をすることに。その結果、自身が本当はオメガであったと知り、愕然とする。
オメガだと判明したことで否応なく変化していく日常に圭人は戸惑い、悩み、葛藤する日々。そんな圭人の前に、「運命の番」を自称するアルファの男が再び現れて……。
オメガとして未成熟な大学生の圭人と、圭人を番にしたい社会人アルファの男が、ゆっくりと愛を深めていきます。
穏やかさに滲む執着愛。望まぬ幸運に恵まれた主人公が、悩みながらも運命の出会いに向き合っていくお話です。本編、攻め編ともに完結済。

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。
だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。
その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる