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おまけ
笑ってはいけない注釈Play
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「晴臣さん、どうしても嫌?」
不満気な顔でオレを見てくる颯斗から顔を背け
「絶対変えないからな。別に変えなくても困らないだろ?」
きっかけはこんな些細なケンカだったんだけど…
「晴臣さん、そんなに嫌なら身をもってわかって貰うしかないですね…」
普段、優しく笑うことの多い颯斗の目が据わり、微かに冷たいグレア※を含んだ視線に、ゾクッと背中に冷たいモノが流れ落ちる
【※グレア→Dom特有のオーラや目力。Subを支配する場合などにも出る。いつもと違う颯斗の雰囲気と今からの行為に興奮しがち】
「なら、試してみろよ」
普段とは違う彼がどんなことをするのか興味が湧いてしまい、挑発的に言葉を発する
「晴臣さん、後悔しても許してあげないからね」
颯斗のいつもとは異なるグレア※に微かに期待してしまう
【※グレア→いつもよりも高圧な態度で支配して欲しいと思っている。Mっ気は本人はないと思っている】
颯斗が珍しくしていたネクタイ
シルクで出来た肌触りの良いモノなのに、背後でにオレの手を一纏めに縛っている
「Kneel※」
【※ Kneel→おすわり。Subの基本姿勢。Domに服従を示す体勢でお尻がペタンと床について腰砕になってしまうことが多い】
ペタンと颯斗の脚の間に座り込み、物欲し気に見上げる
ついいつも通りのコマンド※に少し不満になるも、身体は期待してしまう
【※コマンド→Domからの命令や指示。今日の颯斗ならもっと酷く抱いて貰えると期待してるだけに、通常通りのコマンドでちょっと不満】
「Lick※」
【※ Lick→舐めろやフェラを指示している。晴臣の好きなコマンドの一つ。1番好きなのはKissのコマンドで、組み合わされるとご褒美に近い。ただ、今日はちょっとお仕置きも兼ねている】
ズボンのボタンを何とか唇と歯で外し、チャックを下ろす
下着に鼻を押し付け、スッーっと匂いを嗅ぐだけで腰が揺れてしまう
なんとかペニスを取り出し、根元からゆっくり舐め上げ、先端を咥える
「ンッ…ぁっ…ふっ」
夢中になって咥えたり舐めたりしていたが、颯斗が頭を手で押さえ付けて、喉奥まで押し込まれて苦しい
「んぐっ、ん"っ…」
喉奥を塞がれて苦しいはずなのに、口内で膨れ上がるのが感じでくれているのがわかり、夢中になって奉仕をする
「Good Boy※、晴臣さん上手だよ」
颯斗の息が少し上がっており、オレの頭を乱雑に撫でられるだけで、無意識に腰が揺れてしまう
【※ Good Boy→Subを褒めるコマンド。ちゃんとコマンドが出来たら褒めてあげましょう。ツンデレでも、褒めたら伸びます。喜びます。出来るだけいっぱい褒めてあげましょう。】
「晴臣さん、腰揺れてる。こうされたら苦しいのに嬉しいの?ココ、ヨダレ垂らしてるよ」
颯斗の足裏でペニスをツゥーっと撫でられるだけでイキそうなってしまう
「晴臣さん、Stop※
こんなのでイクなんて許さないから」
【※ Stop→射精を禁止するコマンド。射精管理。晴臣の意思でイクのを許されず、ギリギリまで我慢させられる行為。よくこれで泣かされる】
イキたいのに、コマンドで射精を許して貰えない…
ペニスからは先走りが止めどなく垂れ落ち、今すぐにでも出したくて仕方ない
無意識に床に先端を擦り付けるように腰が揺れてしまう
その間も頭を固定されているせいで、口を離すことも出来ず、少し酸欠になりながらフェラを続け
「んっ…出すから、飲んで…」
颯斗が熱い吐息を洩らすのが嬉しくて、舌を動かして射精を促す
喉奥に直接流し込まれる感覚に、打ち震え軽く甘イキしてしまった
【※甘イキ→射精せず軽くイッてしまい、不完全燃焼な状態。このまま何度も甘イキさせられることが多いので、今はまだ耐えれる状況】
「んくっ…」ゴクリと喉を鳴らして、吐き出されたモノを飲み込むとやっと手を離してくれ、名残り惜しげに口を離す
「はぁっ、はぁ…」
やっと新鮮な空気を吸う事が出来たものの、頭がボーっとする
まだ射精を許されていないせいで、イキたくて仕方ない
口内に残る颯斗の味に、お腹の奥が疼いてしまい、熱い吐息を洩らす
「颯斗、もっとぉ…」
潤んだ目で見上げ、いつものようにもっととお強請りしてみるも、髪を掴まれ無理矢理顔を上げさせられて視線を合わせられる
「晴臣さん、お仕置き※だってわかってる?
悦んでちゃ、お仕置きにならないでしょ?そのまま1人で反省してて」
【※お仕置き→悪いことをしたらお仕置きしましょう。ちゃんとSubを叱ってあげるのも大切なDomの役目です。やり過ぎると拗ねたり落ち込むので、匙加減は大切にしましょう。】
いつもとは違う冷たい言い方にゾクゾクする
急に手を離されオレから離れて部屋を出て行こうとする颯斗に焦り
「えっ…颯斗?待っ、待って…」
まさかこのまま放置されるのではと、不安になってしまい、慌てて彼の名前を呼ぶ
扉の前で振り返り、冷たい笑みを浮かべ
「待て?誰に命令してるの?」
グレアを含んだ声にSubとしての本能※が警鐘を鳴らしている
【※Subとしての本能→颯斗に嫌われたくないのと、服従してしまいたい気持ち。颯斗大好きな晴臣は、颯斗だけには嫌われたくない。でも、素直に言う事は聞きたくない面倒な性格。SubSpaceに入ってしまえばめちゃくちゃ素直に甘えてしまうチョロい子】
「ご、ごめっ…なさい…」
いつもと雰囲気が全く異なる颯斗に慌てて縋りつこうとするも、腕を縛られているせいで倒れたまま立ち上がることも出来ず、お尻を突き出す形になってしまう
「晴臣さん、興奮してるの?ココ、触ってないのに蜜が垂れてるよ?」
いつの間にか倒れているオレの横にしゃがみ込み、全身を見下してくる視線にゾクゾクする
ペニスから先走りが垂れ落ちてしまっていることを言われ、恥ずかしくて顔が熱い
ツゥーッと指でお尻を撫でられ、指を挿れて貰えるのかとつい身体が期待してしまう
「お仕置きなのに、悦んじゃダメでしょ?お仕置きなんだから、今日は挿れてあげない。反省するまで、辞めないから…」
バチンッ
乾いた音が室内に響き、お尻に痛みが走り全身がビクッと跳ねる
「んあっ!?まっ、イッ…」
何度も乾いた音を響かせてお尻を叩かれる
折檻※されているのに、何故か興奮してしまい
「いぁっ…あっ♡痛っ…やだぁ…んんっ」
【※折檻→肉体的なお仕置き。普段ないから喜んじゃってますね。これ、お仕置きになってるのかな…?】
「晴臣さん、腰上げて
お尻打たれてるのに、悦んでるの?」
痛いのに、恥ずかしいのに、気持ち良くて
叩かれてる度に目の前がチカチカする
「んぁっ…ごめ、なさ…イッ、イキたいっ…は、やとぉ…」
いつもの優しいPlay※とは違い、痛みの伴う調教に戸惑いが隠せない
【※Play→ Dom、Subがお互いの欲求を満たす為の、合意に基づいた行為。いつもは甘々に溶かされ、甘やかされることが多いが、お仕置きされるのも実は好き。本人は自覚してないがかなり興奮しているようだ】
気付かずSub Space※に入りそうになり、必死にイかせて欲しいと哀願する
【※ Sub Space →Play中にSubがDomの支配に完全に入ること。晴臣は颯斗にはチョロいので、簡単に入ってしまいがち。多幸感でイキやすくなり、痛みすら快楽と判断してしまい足腰が立たない程攻められることもしばしば…】
「ダメだよ。お仕置きって言ったでしょ?」
ペニスの根元をギュッと握られ、痛みと快楽にビクッとなり泣きそうになる
「ねぇ、もう限界なんでしょ?セーフワード※、早く変えて…?
今のヤツを言われたらもっと酷くしてしまうから…」
耳元で囁く声に、イヤイヤと子どもが嫌がる様に頭を横に振って拒絶する
【※セーフワード→Subが限界の時に止めて貰う為の言葉。内容はSubが決めるものの、2人にとって大切にしている言葉が多い。晴臣の場合「颯斗以外の奴を好きになった」がセーフワード。ちなみに、本当に言うと颯斗にブチ切れられて、余計に酷く犯されるもよう。その為、颯斗は変えたいと思っているのに、晴臣は面白がって変える気は一切ない】
「晴臣さんだってご褒美※欲しいでしょ?だから、ほら」
ペニスを上下に擦って扱かれ、射精を促される
「んぁっ、やめっ…いま、さわ、んにゃっ…ヒッ」
イキそうになると根本をギュッと強く握られ、出すことも出来ない
【※ご褒美→DomがSubに対して、ちゃんと命令を訊けたらして貰えること。Domが褒めて喜んでくれるのが、Subにとっては幸せなくらい嬉しい。ちなみに、晴臣は颯斗にキスで溶かされるご褒美が大好き】
射精したいのと、いつものようにキスをして欲しくて堪らない
でも、セーフワードを変えるのは嫌だと首を横に振り、なんとか快楽を逃がそうとする
「晴臣さん、イキたくて仕方ないくせに…」
少し困った顔でため息を漏らす颯斗に向かって、必死に虚勢を張りベェーっと舌を出し、「ヤダ」と一言だけ強がって言う
「頑固者…」
颯斗の呆れた顔に優越感を感じるも、身体は限界でカタカタと小さく震えてしまい
「んっ…、やぁ、イクっ…いきたいっ!んんっ」
擦り上げる手が速くなり、射精を促される
耳元で囁くように「Cum※」とコマンドを言われ、我慢出来ずに颯斗の手の中に精子を吐き出した
【※ Cum→イけの意味。Stopで射精管理されたSubに射精を許すコマンド。やっとイクのを許されるせいか、通常よりも強い快楽が得られ、射精後の脱力感が半端ない】
「んぁぁぁっ…」
いつもよりも長く禁止されていたせいで、やっとイクことの出来た開放感からピクピクと痙攣したように震え、射精のあと意識が飛んでしまった
「だから、セーフワードを変えませんか?
これじゃあ、晴臣さんの身体に負担が掛かってしまうので…」
さっきまであんな高圧的でドSな雰囲気だった颯斗が、見る影もないほどションボリと落ち込んでいる
赤く少し腫れてしまったオレのお尻に冷たいタオルを当てて、当のオレよりも痛そうな顔で介抱してくれる
「絶対ヤダ…」
颯斗の膝に頭預けたまま、拗ねたようにフイっと顔を背ける
「今のセーフワードが嫌なら、また『愛してる』に戻すからな」
颯斗の何か言いたげな顔にほくそ笑みながら、普段とは違うオレを征服したくて仕方ないというDomらしい颯斗の姿を思い出して、また奥が疼き出してしまう
今日、まだ挿れて貰えてないから疼く…
後でもう1R誘ってやる( ⩌⩊⩌)✧
たまには、あんな颯斗にもっと支配して欲しいし、だき潰して欲しい…
だから、絶対に変えてやんねぇ~よ
颯斗のしょんぼりと落ち込む顔を可愛いと思いつつ、セーフワードは絶対変えてなんてやらない。と改めて思う晴臣※だった
【※晴臣→ツンツンデレデレのSub。年上なのを気にしてるくせに、年下のカッコいい彼氏に夢中。普段は素直じゃないくせに、エロに関しては積極的。本人は大人の色気があると思っているが、颯斗に可愛いとしか思われていないちょっと残念な子。ちなみに、このあと本気で抱き潰されるのをわかっていない】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までお読み下さりありがとうございました。
こちら、Xにてルビなしで注釈を入れて書いたらどうなるか?
って話で盛り上がった時に思い付いたネタです。
軽くエロを交えて真面目に書きました。
本当に、頑張って真面目に書きました。
なので、笑った方は素直に感想にて笑ったって、自己申告してください笑
不満気な顔でオレを見てくる颯斗から顔を背け
「絶対変えないからな。別に変えなくても困らないだろ?」
きっかけはこんな些細なケンカだったんだけど…
「晴臣さん、そんなに嫌なら身をもってわかって貰うしかないですね…」
普段、優しく笑うことの多い颯斗の目が据わり、微かに冷たいグレア※を含んだ視線に、ゾクッと背中に冷たいモノが流れ落ちる
【※グレア→Dom特有のオーラや目力。Subを支配する場合などにも出る。いつもと違う颯斗の雰囲気と今からの行為に興奮しがち】
「なら、試してみろよ」
普段とは違う彼がどんなことをするのか興味が湧いてしまい、挑発的に言葉を発する
「晴臣さん、後悔しても許してあげないからね」
颯斗のいつもとは異なるグレア※に微かに期待してしまう
【※グレア→いつもよりも高圧な態度で支配して欲しいと思っている。Mっ気は本人はないと思っている】
颯斗が珍しくしていたネクタイ
シルクで出来た肌触りの良いモノなのに、背後でにオレの手を一纏めに縛っている
「Kneel※」
【※ Kneel→おすわり。Subの基本姿勢。Domに服従を示す体勢でお尻がペタンと床について腰砕になってしまうことが多い】
ペタンと颯斗の脚の間に座り込み、物欲し気に見上げる
ついいつも通りのコマンド※に少し不満になるも、身体は期待してしまう
【※コマンド→Domからの命令や指示。今日の颯斗ならもっと酷く抱いて貰えると期待してるだけに、通常通りのコマンドでちょっと不満】
「Lick※」
【※ Lick→舐めろやフェラを指示している。晴臣の好きなコマンドの一つ。1番好きなのはKissのコマンドで、組み合わされるとご褒美に近い。ただ、今日はちょっとお仕置きも兼ねている】
ズボンのボタンを何とか唇と歯で外し、チャックを下ろす
下着に鼻を押し付け、スッーっと匂いを嗅ぐだけで腰が揺れてしまう
なんとかペニスを取り出し、根元からゆっくり舐め上げ、先端を咥える
「ンッ…ぁっ…ふっ」
夢中になって咥えたり舐めたりしていたが、颯斗が頭を手で押さえ付けて、喉奥まで押し込まれて苦しい
「んぐっ、ん"っ…」
喉奥を塞がれて苦しいはずなのに、口内で膨れ上がるのが感じでくれているのがわかり、夢中になって奉仕をする
「Good Boy※、晴臣さん上手だよ」
颯斗の息が少し上がっており、オレの頭を乱雑に撫でられるだけで、無意識に腰が揺れてしまう
【※ Good Boy→Subを褒めるコマンド。ちゃんとコマンドが出来たら褒めてあげましょう。ツンデレでも、褒めたら伸びます。喜びます。出来るだけいっぱい褒めてあげましょう。】
「晴臣さん、腰揺れてる。こうされたら苦しいのに嬉しいの?ココ、ヨダレ垂らしてるよ」
颯斗の足裏でペニスをツゥーっと撫でられるだけでイキそうなってしまう
「晴臣さん、Stop※
こんなのでイクなんて許さないから」
【※ Stop→射精を禁止するコマンド。射精管理。晴臣の意思でイクのを許されず、ギリギリまで我慢させられる行為。よくこれで泣かされる】
イキたいのに、コマンドで射精を許して貰えない…
ペニスからは先走りが止めどなく垂れ落ち、今すぐにでも出したくて仕方ない
無意識に床に先端を擦り付けるように腰が揺れてしまう
その間も頭を固定されているせいで、口を離すことも出来ず、少し酸欠になりながらフェラを続け
「んっ…出すから、飲んで…」
颯斗が熱い吐息を洩らすのが嬉しくて、舌を動かして射精を促す
喉奥に直接流し込まれる感覚に、打ち震え軽く甘イキしてしまった
【※甘イキ→射精せず軽くイッてしまい、不完全燃焼な状態。このまま何度も甘イキさせられることが多いので、今はまだ耐えれる状況】
「んくっ…」ゴクリと喉を鳴らして、吐き出されたモノを飲み込むとやっと手を離してくれ、名残り惜しげに口を離す
「はぁっ、はぁ…」
やっと新鮮な空気を吸う事が出来たものの、頭がボーっとする
まだ射精を許されていないせいで、イキたくて仕方ない
口内に残る颯斗の味に、お腹の奥が疼いてしまい、熱い吐息を洩らす
「颯斗、もっとぉ…」
潤んだ目で見上げ、いつものようにもっととお強請りしてみるも、髪を掴まれ無理矢理顔を上げさせられて視線を合わせられる
「晴臣さん、お仕置き※だってわかってる?
悦んでちゃ、お仕置きにならないでしょ?そのまま1人で反省してて」
【※お仕置き→悪いことをしたらお仕置きしましょう。ちゃんとSubを叱ってあげるのも大切なDomの役目です。やり過ぎると拗ねたり落ち込むので、匙加減は大切にしましょう。】
いつもとは違う冷たい言い方にゾクゾクする
急に手を離されオレから離れて部屋を出て行こうとする颯斗に焦り
「えっ…颯斗?待っ、待って…」
まさかこのまま放置されるのではと、不安になってしまい、慌てて彼の名前を呼ぶ
扉の前で振り返り、冷たい笑みを浮かべ
「待て?誰に命令してるの?」
グレアを含んだ声にSubとしての本能※が警鐘を鳴らしている
【※Subとしての本能→颯斗に嫌われたくないのと、服従してしまいたい気持ち。颯斗大好きな晴臣は、颯斗だけには嫌われたくない。でも、素直に言う事は聞きたくない面倒な性格。SubSpaceに入ってしまえばめちゃくちゃ素直に甘えてしまうチョロい子】
「ご、ごめっ…なさい…」
いつもと雰囲気が全く異なる颯斗に慌てて縋りつこうとするも、腕を縛られているせいで倒れたまま立ち上がることも出来ず、お尻を突き出す形になってしまう
「晴臣さん、興奮してるの?ココ、触ってないのに蜜が垂れてるよ?」
いつの間にか倒れているオレの横にしゃがみ込み、全身を見下してくる視線にゾクゾクする
ペニスから先走りが垂れ落ちてしまっていることを言われ、恥ずかしくて顔が熱い
ツゥーッと指でお尻を撫でられ、指を挿れて貰えるのかとつい身体が期待してしまう
「お仕置きなのに、悦んじゃダメでしょ?お仕置きなんだから、今日は挿れてあげない。反省するまで、辞めないから…」
バチンッ
乾いた音が室内に響き、お尻に痛みが走り全身がビクッと跳ねる
「んあっ!?まっ、イッ…」
何度も乾いた音を響かせてお尻を叩かれる
折檻※されているのに、何故か興奮してしまい
「いぁっ…あっ♡痛っ…やだぁ…んんっ」
【※折檻→肉体的なお仕置き。普段ないから喜んじゃってますね。これ、お仕置きになってるのかな…?】
「晴臣さん、腰上げて
お尻打たれてるのに、悦んでるの?」
痛いのに、恥ずかしいのに、気持ち良くて
叩かれてる度に目の前がチカチカする
「んぁっ…ごめ、なさ…イッ、イキたいっ…は、やとぉ…」
いつもの優しいPlay※とは違い、痛みの伴う調教に戸惑いが隠せない
【※Play→ Dom、Subがお互いの欲求を満たす為の、合意に基づいた行為。いつもは甘々に溶かされ、甘やかされることが多いが、お仕置きされるのも実は好き。本人は自覚してないがかなり興奮しているようだ】
気付かずSub Space※に入りそうになり、必死にイかせて欲しいと哀願する
【※ Sub Space →Play中にSubがDomの支配に完全に入ること。晴臣は颯斗にはチョロいので、簡単に入ってしまいがち。多幸感でイキやすくなり、痛みすら快楽と判断してしまい足腰が立たない程攻められることもしばしば…】
「ダメだよ。お仕置きって言ったでしょ?」
ペニスの根元をギュッと握られ、痛みと快楽にビクッとなり泣きそうになる
「ねぇ、もう限界なんでしょ?セーフワード※、早く変えて…?
今のヤツを言われたらもっと酷くしてしまうから…」
耳元で囁く声に、イヤイヤと子どもが嫌がる様に頭を横に振って拒絶する
【※セーフワード→Subが限界の時に止めて貰う為の言葉。内容はSubが決めるものの、2人にとって大切にしている言葉が多い。晴臣の場合「颯斗以外の奴を好きになった」がセーフワード。ちなみに、本当に言うと颯斗にブチ切れられて、余計に酷く犯されるもよう。その為、颯斗は変えたいと思っているのに、晴臣は面白がって変える気は一切ない】
「晴臣さんだってご褒美※欲しいでしょ?だから、ほら」
ペニスを上下に擦って扱かれ、射精を促される
「んぁっ、やめっ…いま、さわ、んにゃっ…ヒッ」
イキそうになると根本をギュッと強く握られ、出すことも出来ない
【※ご褒美→DomがSubに対して、ちゃんと命令を訊けたらして貰えること。Domが褒めて喜んでくれるのが、Subにとっては幸せなくらい嬉しい。ちなみに、晴臣は颯斗にキスで溶かされるご褒美が大好き】
射精したいのと、いつものようにキスをして欲しくて堪らない
でも、セーフワードを変えるのは嫌だと首を横に振り、なんとか快楽を逃がそうとする
「晴臣さん、イキたくて仕方ないくせに…」
少し困った顔でため息を漏らす颯斗に向かって、必死に虚勢を張りベェーっと舌を出し、「ヤダ」と一言だけ強がって言う
「頑固者…」
颯斗の呆れた顔に優越感を感じるも、身体は限界でカタカタと小さく震えてしまい
「んっ…、やぁ、イクっ…いきたいっ!んんっ」
擦り上げる手が速くなり、射精を促される
耳元で囁くように「Cum※」とコマンドを言われ、我慢出来ずに颯斗の手の中に精子を吐き出した
【※ Cum→イけの意味。Stopで射精管理されたSubに射精を許すコマンド。やっとイクのを許されるせいか、通常よりも強い快楽が得られ、射精後の脱力感が半端ない】
「んぁぁぁっ…」
いつもよりも長く禁止されていたせいで、やっとイクことの出来た開放感からピクピクと痙攣したように震え、射精のあと意識が飛んでしまった
「だから、セーフワードを変えませんか?
これじゃあ、晴臣さんの身体に負担が掛かってしまうので…」
さっきまであんな高圧的でドSな雰囲気だった颯斗が、見る影もないほどションボリと落ち込んでいる
赤く少し腫れてしまったオレのお尻に冷たいタオルを当てて、当のオレよりも痛そうな顔で介抱してくれる
「絶対ヤダ…」
颯斗の膝に頭預けたまま、拗ねたようにフイっと顔を背ける
「今のセーフワードが嫌なら、また『愛してる』に戻すからな」
颯斗の何か言いたげな顔にほくそ笑みながら、普段とは違うオレを征服したくて仕方ないというDomらしい颯斗の姿を思い出して、また奥が疼き出してしまう
今日、まだ挿れて貰えてないから疼く…
後でもう1R誘ってやる( ⩌⩊⩌)✧
たまには、あんな颯斗にもっと支配して欲しいし、だき潰して欲しい…
だから、絶対に変えてやんねぇ~よ
颯斗のしょんぼりと落ち込む顔を可愛いと思いつつ、セーフワードは絶対変えてなんてやらない。と改めて思う晴臣※だった
【※晴臣→ツンツンデレデレのSub。年上なのを気にしてるくせに、年下のカッコいい彼氏に夢中。普段は素直じゃないくせに、エロに関しては積極的。本人は大人の色気があると思っているが、颯斗に可愛いとしか思われていないちょっと残念な子。ちなみに、このあと本気で抱き潰されるのをわかっていない】
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最後までお読み下さりありがとうございました。
こちら、Xにてルビなしで注釈を入れて書いたらどうなるか?
って話で盛り上がった時に思い付いたネタです。
軽くエロを交えて真面目に書きました。
本当に、頑張って真面目に書きました。
なので、笑った方は素直に感想にて笑ったって、自己申告してください笑
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颯斗の執着は凄そうなんで、晴臣はこれからは幸せになれるはず(੭ु´ ᐜ ` )੭ु⁾⁾
ただ、ちょっとM入ってそうだから、ちょいちょい挑発しておバカなことをやらかすような…
あ、笑っちゃいけないのは書いててめっちゃ楽しかったです!“(⌯¤̴̶̷̀ω¤̴̶̷́)✧
エブリスタで読ませて頂いてましたが、続きが気になり読みに来ました!!
読了!ですが、エブリスタでもおさらい読みします。(〃艸〃)ムフッ
最後の笑いました!(〃艸〃)ムフッ
こここさん、いつもエブリスタの方で読んでくださりありがとうございます。・:*+.\(( °ω° ))/.:+
すみません、向こう、めっちゃ更新遅くて…
最後まで読んで貰えて嬉しいです。゚(゚´Д`゚)゚。
晴臣取扱説明書、頑張って真面目に残念なのを書きました!⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
もくれんさん、ニヤニヤしちゃいましたか〜| ू‾᷄ω‾᷅)₎₎...コッソリ
注釈ってよりも、ただの晴臣暴露本になってしまいました
晴臣、どんどんアホの子になってる気もします笑
晴臣は、多分もう大丈夫でしょう♪
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お尻、大丈夫かな……
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