【完結】野良猫Subは誰にも懐かない

ゆあ

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相愛 2*

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頭にモヤがかかったように働かない
ただ、ひたすら颯斗ハヤトの声だけがはっきり聞こえる
「晴臣さん、可愛い。もう、Sub Spaceに入ってるね。 Lick舐めて

颯斗ハヤトの手が唇に当たるだけでも、ゾクゾクとする

ピチャ、チュッ…
と濡れた音をワザと立てて、指を濡らすように舐めていく

「…んっ、ふ…ぁ…」
舐めてるだけのはずなのに、まだ触って貰えていない下半身が疼き、膝を擦り合わせるように悶えてしまう
「晴臣さん、俺の名前を呼んで?」

颯斗ハヤト…、颯斗ハヤト…」

名前を口にする度にお腹の奥がキュンキュンと疼く
早く触れて欲しくて
もっと満たして欲しくて

颯斗ハヤト、お願い…触って…」
自ら脚を開いて、ヒクつくアナルを露見させる

恥ずかしいはずなのに、颯斗ハヤトに見られていると思うだけで身体が熱くなる
まだ触ってないのに、イキそうになってしまい、根本を自分で握って堪え
「んっ…颯斗ハヤト、お願い、触って…奥まで颯斗ハヤトので満たして欲しい」
颯斗ハヤトを見ると、いつもと違って余裕のない表情に心が騒めく
「フーッ、フーッ…晴臣さん、そんな煽らないで…」
熱く荒い呼吸を繰り返しているようすに、オレのSpaceが伝導しているのがわかり嬉しくなる
颯斗ハヤト颯斗ハヤト…」

アナルに熱い塊を押し当てられ、ゆっくりナカに捩じ込まれていく感覚に打ち震える
「んっ…ふぁっ、もっと…ぜんぶ、颯斗ハヤトの…全部、きて…」
軽く抜かれた後、一気に奥まで挿入され、我慢出来ずに射精してしまう
「ひっ!あぁっ!!」

出たのに、そのまま何度も奥を貫かれ、グポグポと奥を行き来する音がお腹の奥に響く
「ひゃっ、あっ…♡はや、とっ…ひゃ、やと…♡」
全身が性感帯になってしまったんじゃないかと錯覚するほど、触れる場所全てが気持ちいい
「晴臣さん、愛してる」
耳元で囁きながら、耳朶を噛まれたり舐められるだけでも軽くイッてしまう
「晴臣さん、可愛い…もっと、もっと、俺だけの命令コマンドを聞いて」
熱に浮かされた颯斗ハヤトの目から視線を外すことが出来ない


コイツ、こんな顔もするんだ…


「んぁっ…はや、と…だけ…はやと、だけ…」
深くキスをしながら奥に出される感覚に打ち震え、自分でもわからない程何度もイッてしまった

颯斗ハヤトに支配されて、満たされた




「晴臣さん…、ごめん。もう一回…」
イキ過ぎて力が入らない身体を抱き締められるも、もう体力も限界で拒否しようと、颯斗ハヤトの胸を押すも手を添えただけになってしまい
「も…なんど、め…むり…んぁっ♡ゃっ…ぁっ…」
無理って言ったのに、またゆっくりナカに沈められ、オレの感じる場所を擦り上げていく

「んっ、はやっ、と…やぁっ♡あっ、あっ…」
噛み付くようなキスに息も絶え絶えになってしまう

くちゅっ、ぴちゃっ

濡れた音と颯斗ハヤトの熱い舌が気持ち良い
ナカを擦られる快楽と全てを支配され、颯斗ハヤトだけのモノにされる感覚に頭がぼーっとして、必死に名前を呼ぶしか出来ない

「晴臣さん、可愛い…愛してる、晴臣さん」
名前を呼ばれただけで、お腹の奥が疼き、ギュッとナカを締め付けてしまう
「ゔっ…」
奥に熱いモノを吐き出される感覚に打ち震えるも、イキ過ぎたせいでペニスからは何も出ることはなく、グッタリっ身体の力が抜けてしまう
「はや、と…『愛、してる』…」

疲れ過ぎて眠くて仕方ない

ただ、落ちる前に一言、大切な言葉を口にし、意識を手放した
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