【完結】野良猫Subは誰にも懐かない

ゆあ

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相性 *

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部屋に早速連れ込まれ、食事はどうしたと文句を言おうとするも、バックれられたら…
とつい心配してしまい何も言えない

とりあえず、ヤルことヤッて、今晩は寝れたらいいや
寝かせて貰えるならもう何でもいい…


「ルームサービスでいいですよね。嫌いな物あります?」
慣れた様子で室内の電話から料理を頼み、程なく温かな料理とワインが運ばれてきた

「冷めないうちに食べましょうか。お酒も飲むでしょう?」
当たり前の用にベッドサイドに座らされ食べるよう促される


何かあるのかとつい警戒してしまうも、朝食べたきりの腹がキューっと空腹を訴えてくる
「どうぞ。ここの料理、美味しいですよ」
爽やかな笑顔で促され、空腹に勝てず勧められた料理を堪能してしまった
入り口からそこそこ良いホテルだとは思っていただけに、料理はコイツの言う通り絶品だった





いつの間にかベッドに押し倒され、首元を舐められる
「んっ…もっと…」
頭がポワポワする
久々に飲んだお酒のせいで、酔っているのか、思考がまとまらない
服の上から撫でられるだけの刺激だけでは満足出来ず、自分から腰を擦り付けるように動いてしまい
「まだダメですよ。もっと、貴方のコトが知りたい」

貪るような口付けに思考が溶かされていく
歯列をなぞるように口内を舐められ、つい息が上がってしまう
「可愛い。はい、服脱いで…いい子」
バンザイをするようにTシャツを脱がされ、肌が露見していく
胸の突起を摘まれるとビクッと身体が反応してしまい
「ふぁっ…もっと…して…」
身体が熱い、いつもと変わらない行為のはずなのに、もっと酷くして欲しいと身体が疼いてしまう


支配して欲しい…
命令して欲しい…


「早く、コレ…頂戴」
彼の膨らんでいる股間を指で撫で、物欲しげに舌を出す


早く、早く、欲しい…


「えろい顔…好きにしていいですよ」
許可を得るとズボンのチャックを下ろし、下着からペニスを取り出す
まだ完全に勃起していないのに、かなりの巨根にゴクリと期待から喉を鳴らしてしまう

「そういえば、名前聞いてなかったね。お兄さん、お名前は?」
今すぐしゃぶり付きたいのに、待てをするように名前を聞かれ、彼のペニスの匂いを嗅ぎながら息が乱れる

「んっ…、そんなの、どうでもいいだろ…早く」
咥えようとした瞬間、唇に指を当てられ咥えるのを阻止されてしまう

不満気に指を愛撫するように舐めるも、一向にペニスを咥えさせては貰えず
「んっうぅ…なぎ、はやく、はやくほしいよぉ…」
我慢の限界と言うように涎を垂らしながら舌をチラチラとし、ペニスを咥えたくて哀願する

なぎさん、ね…名字?名前?まぁ、いいよ。またゆっくり聞くから
なぎ、好きなだけしゃぶっていいよ」

やっと貰えた許可に、夢中になってしゃぶり付く
「…んっ、ふっ…んンッ」
頭を動かして喉奥にまで咥え、舌を絡ませる
男臭い匂いを口いっぱいに含む
顎が痛くなる程の質量に頭の中が溶かされそうになり、口の端からヨダレが垂れ落ちる

「んぐっ…ぁっ…」
不意に口からペニスが抜かれ、もっと咥えたいと強請るように舌を出すも与えては貰えず

「ダメだよ。なぎ Kneelおすわり
急なコマンドに身体が反応してしまい、ベッドの上にペタンと座ってしまう
「……はぁ、はぁ…なん、で…」
一気に血の気が引くのがわかる


なんで…、コマンド…


 Lookこっちを見て、どうしたの?して欲しかったでしょ?」
彼から視線が外せない
嫌なのに、久しぶりに与えられた命令に身体が疼き熱くなる

もっと、命令して欲しい
もっと、支配して欲しい

 Good Boy良い子
優しく頬を撫でる手が気持ちいい

褒められると身体が熱い
褒めて貰えるとじんわりと何かが満たされていくのがわかる


Present魅せてなぎさんの可愛い姿を見せて
上手に出来たら、いっぱい褒めて、気持ち良くしてあげるよ」

頭がボーっとする
もっと褒めて欲しい
もっと命令して欲しい
もっと、奥まで犯して欲しい


残っていた下着も脱ぎ捨て、自分から全部見せる様に手で支えるように脚を開く
期待するようにペニスは軽く勃起し、先走りを垂らしていた


 Good Boy良い子なぎ、早く触って欲しいってココ、ヒクヒクさせて可愛い」
今朝方まで犯されていたアナルは柔らかく、まだ触れられてもいないのに物欲しげにひくついている

なぎの良いところ、いっぱい可愛がってあげるからね」

勃起した巨根を一気に奥まで挿入され、目の前がチカチカする
「ンヴッ!…ぁっ…あっ、な、やぁっ…とま、らな…」
挿れられた瞬間呆気なく射精してしまい、薄い精液をベッドに垂らしてしまう
「あっ♡ぁっ、あっ♡ま、んっ、まって… 」
さっきからナカでイクのが止まらず、ずっと痙攣したようにナカを締め付けてしまう
なぎ、可愛い。ずっとイッてるの?ここ、ぐちょぐちょになんだけど」
ベッドがギシギシ音を立てるほど何度も腰を打ち付けられ、その度に中イキしてしまう
「ひゃあっ!?あっ、ソコッ…んぁっ!あっ♡あっ♡イクッ」
なぎ Good Boy良い子、可愛い。上手にイけて偉いね」
褒められる度に頭がポワポワして、快楽を求める以外何も考えられない
突き上げられる度に精子が飛び散ってシーツを濡らしていき、何度も奥に中出しされる感覚に打ち震える


「なま、ぇ…ゃだ…」
なぎ』と言われる度に首を横にイヤイヤと振り
「も…ヤダ…、名前…それ、やだぁ…」
彼の首に腕を回してキスを強請り、名前を呼ばないでと涙ながらに訴える

「はる、おみ…晴臣…だから…na、giは、もう…やだぁ……」

離れたくないと言うように脚を腰に絡め、もっとと言うように腰を振り、突き上げられる度に嬌声を上げる

晴臣はるおみ、可愛い。俺の精子、ここにいっぱい注いであげるね」

臍の下に彫った青薔薇のタトゥーを撫でながら耳元で囁かれただけで感じてしまい、キュッとナカを締め付けてしまう
何度も舌を絡めながらキスをし、意識を失うまで求め合った
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