愛される奇蹟

ゆあ

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さっきから全身が心臓になったんじゃないかって思うくらい、ドキドキ音がうるさい

前にも同じようなことはやっちゃったし、さっきも一緒にお風呂にも入ってたのに...
今日は、その、最後までヤルってことだからかめちゃくちゃ恥ずかしい

「と、冬弥...その...」
不安そうに見えたのか、安心させるように優しく抱きしめてくれ
「夏樹、大好き。大丈夫、いっぱい気持ち良くしてあげるね」
いつも通りの優しいキスになんとなく安心し、身を委ねる

乳首を親指の腹で潰すように弄られるとなんだかムズムズする
舐められると身体がピクっと跳ね
「んっ...それ、擽ったいって」
身を捩って逃げようとするとカリッと軽く噛まれる
痛いような気持ちいいような感じについ声が出てしまい、恥ずかしくて口元を出て塞ぐ
「夏樹、いっぱい声出していいよ。ココ、ぷっくりして可愛くなったね」
乳首だけではなく、お腹や首なども吸われ、その度にビクビクと反応してしまう
まだ触られてもないのに、ペニスは緩く反応してしまい恥ずかしい
「冬弥、恥ずかしいの、ヤダ...」

嬉しそうな顔でオレの色んなところを舐める冬弥に恥ずかしくなり、仕返ししようと冬弥のペニスに手を伸ばすと
「で、デカっ...ちょっ、こんなの挿れたら壊れる」
勃起したペニスの大きさに不安になり、つい後退りしてしまう
逃がさないというように、冬弥に押し倒され、ペニスを咥えられる
「ふぁっ、きも、ちぃ...それ、ダメっ」
頭を離して貰おうと手をやるが、ワザと音を立てて吸われ力が入らず、もっとと強請るように押さえてしまい
「ひゃうっ、やぁっ...それっきも、ちぃ...」
濡れた音が室内に響く
アナルを解すように指が一本ゆっくりと抜き差しされると簡単に冬弥の口の中で果ててしまった
「ひやぁああっ!ふぁっ...はぁ、はぁ...」
ペニスから口を離され、手の甲で拭われるのを見て目を見開き
「にゃ、なんで...きた、ない...から...」
息も絶え絶えに抗議するも笑って汚くないよ。と言われる
そのままゆっくりアナルの指を増やされ、開かれていく
「んっ、ぁっ...ナカ、ムズムズする…もう、冬弥のいれてっ」
いつの間にか指も3本が余裕で出し入れされ、濡れた音が響くのが恥ずかしい

逃げたくても腰をガッツリ掴まれているせいで逃げれず
「やぁっ...ま、またイクッ!イクからっ!!」

何度目かの射精をしてしまい、グッタリと力が抜ける

「夏樹、しっかり解したから、ここトロトロになったね。オレも、夏樹なナカに入れたい」
目元の涙を舐めるようにキスをされ、今までよりも熱く太いモノがアナルに当たるのを感じる
「んっ、あつっ...ンンッ、いたっ」
ゆっくりと押し広げるように入ってくる圧迫感に呼吸が止まり、冬弥に縋るようにしがみ付く
「夏樹、大丈夫、ゆっくり呼吸して、力を抜いて」
何度もキスをしてくれ、オレが落ち着くのを待ってくれる
奥までゆっくり挿入されると、ドクドクと脈打つ大きなモノの存在がありありと感じる
「と、や...はいった?」
苦しいながらもそれだけじゃない感覚に息が乱れ、涙目で見つめる
「うん、夏樹のナカ、熱くて溶けそう。動いてもいい?苦しくない?」
冬弥の胸に顔を埋めながらも、コクコクと頷く
ゆっくり労わるようにナカを擦り上げられると全身がビリビリし、呆気なく射精してしまう
「んぁっ…ふぁっ、ぁあっ…ああっ!?」

今までよりも強い快感に浅い呼吸を繰り返し、落ち着こうとするが、冬弥の腰は止まらず何度も気持ち場所を打ち付けられ、絶頂を迎えてしまった
「んゃっ...も、だめっ...しょれっ...やらぁ...」
奥で冬弥が射精したのを感じる

労わるように優しく頭を撫でてくれ、何度も軽くキスをしてくれるのが気持ちいい

冬弥の体温に包まれる安心感と疲れから意識は朦朧とし、肩で呼吸をしながらも冬弥に擦り寄るように抱きつき
「はぁっ、はぁ...と、うや…大好き。愛してる」
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