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診察室に戻ると、ミツは顔馴染みのスタッフに囲まれ色々と説教されていた
「ミツくんは我慢し過ぎ!!」
「ホンットーに心配したんだからね!」
「嫌なことがあったらすぐにココか春輝さんの所に逃げなさい!あ、間違っても小林先生の所に行っちゃダメよ!」
「可愛い顔がぁ~……身体もいっぱい傷作っちゃって…、絶対、絶対傷が残らないようにこの薬用クリーム塗るように!」
女性達だけではなく、Ωの男性スタッフも居るには居るが…
ある意味、女性よりもミツの傷を心配していた
そんな様子を困った顔をしながら一人ひとりに、「ありがとう」「えっと、ごめんなさい」と言ってる姿に安心する
暗く落ち込んでいたミツが、少しでも元気にしているのを見ると落ち着く
「あ、みっちゃ~ん。気を付けて欲しいんだけど、今はあんまり抑制剤は摂取しないようにね。
抑制され過ぎて子宮が収縮しちゃってるから、今後赤ちゃん出来なくなっちゃうよ」
小林がヘラヘラ笑いながら爆弾発言を発した事により、スタッフ一同が激怒する
「なんて事ここで言ってるんですかっ!!?」
「そんな重要で慎重に言わなきゃいけない事、なんでコッソリ言えないんですか!」
「先生、デリカシーを身に付けていらっしゃい!!」
「先生の番さんに、今日の事告げ口しますからね!」
余りの勢いと、内容に2人揃って付いていけず、ぽかーんと口を開けてしまった
「んな、大事なことはもっと真剣に言え!!」
「えっ、僕、赤ちゃん出来ないの?ぇっ...、僕の、存在意義...え、えぇ...」
スタッフに叩かれながらも、まだ軽口を叩く小林に頭を抱えたくなる
「まぁ、今ならまだ大丈夫だと思うから。
春輝にいっぱい可愛がって貰いなよ。抑制剤が必要ないくらい、い~っぱい可愛がって貰えばなんとかなるっしょ?
じゃ、今後もよろしくね~。なんかあったらおいでね~」
その後もスタッフからの説教は続き、まだ混乱しているミツの肩を抱いて待合室に戻った
「えっと…、え?抑制剤は飲んじゃダメたから…でも、また発情期が来ちゃったら…
でも、赤ちゃん出来なくなっちゃうし…」
頭を抱えて悩む姿が可愛く
「ミツがいいなら…、また俺がするから。だから、抑制剤は辞めて欲しいな…」
耳元で囁くて、首まで真っ赤になって固まるミツが愛しくて、笑みが溢れてしまう
会計を済ませて帰ろうとした瞬間、後ろから声をかけられる
「あっれ~?もしかしてみつるくん?まだ生きてたんだぁ~?」
「ミツくんは我慢し過ぎ!!」
「ホンットーに心配したんだからね!」
「嫌なことがあったらすぐにココか春輝さんの所に逃げなさい!あ、間違っても小林先生の所に行っちゃダメよ!」
「可愛い顔がぁ~……身体もいっぱい傷作っちゃって…、絶対、絶対傷が残らないようにこの薬用クリーム塗るように!」
女性達だけではなく、Ωの男性スタッフも居るには居るが…
ある意味、女性よりもミツの傷を心配していた
そんな様子を困った顔をしながら一人ひとりに、「ありがとう」「えっと、ごめんなさい」と言ってる姿に安心する
暗く落ち込んでいたミツが、少しでも元気にしているのを見ると落ち着く
「あ、みっちゃ~ん。気を付けて欲しいんだけど、今はあんまり抑制剤は摂取しないようにね。
抑制され過ぎて子宮が収縮しちゃってるから、今後赤ちゃん出来なくなっちゃうよ」
小林がヘラヘラ笑いながら爆弾発言を発した事により、スタッフ一同が激怒する
「なんて事ここで言ってるんですかっ!!?」
「そんな重要で慎重に言わなきゃいけない事、なんでコッソリ言えないんですか!」
「先生、デリカシーを身に付けていらっしゃい!!」
「先生の番さんに、今日の事告げ口しますからね!」
余りの勢いと、内容に2人揃って付いていけず、ぽかーんと口を開けてしまった
「んな、大事なことはもっと真剣に言え!!」
「えっ、僕、赤ちゃん出来ないの?ぇっ...、僕の、存在意義...え、えぇ...」
スタッフに叩かれながらも、まだ軽口を叩く小林に頭を抱えたくなる
「まぁ、今ならまだ大丈夫だと思うから。
春輝にいっぱい可愛がって貰いなよ。抑制剤が必要ないくらい、い~っぱい可愛がって貰えばなんとかなるっしょ?
じゃ、今後もよろしくね~。なんかあったらおいでね~」
その後もスタッフからの説教は続き、まだ混乱しているミツの肩を抱いて待合室に戻った
「えっと…、え?抑制剤は飲んじゃダメたから…でも、また発情期が来ちゃったら…
でも、赤ちゃん出来なくなっちゃうし…」
頭を抱えて悩む姿が可愛く
「ミツがいいなら…、また俺がするから。だから、抑制剤は辞めて欲しいな…」
耳元で囁くて、首まで真っ赤になって固まるミツが愛しくて、笑みが溢れてしまう
会計を済ませて帰ろうとした瞬間、後ろから声をかけられる
「あっれ~?もしかしてみつるくん?まだ生きてたんだぁ~?」
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