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8:魔導師として宮廷入りしたので、国のために頑張ります!
だから、ここは外だから 2
しおりを挟む「魔力を循環させるには三人で触れ合うのが合理的なのです。いきなり二人の男を受け入れるのは大変でしょうから交互に優しくして差し上げますよ」
濡れた下肢にまとわりつく手は二つ。蜜を垂れ流す場所を目指すようにゆっくりと上がってきたかと思えば、再び太ももに触れて焦らされる。
「し、師匠……本当は、あっ、お、怒ってますよね? ……ぜ、全然、んんっ、優しくないしっ!」
「こういうときは名前で呼ぶ約束でしょう?」
楽しそうな視線。
意地悪は終わりにしたらしい。どんどんと溢れて濡れる秘裂に、彼らの指が到達した。ヌルヌルとした秘裂を、前と後ろから譲り合うように擦られる。わざと水音を立てられ、アルフォンシーヌは羞恥で肌を赤く染めた。
「ず、ずるいです! 待ってってあたしは……あっ……」
彼らの指が、そのどちらもが蜜壺の中に差し込まれている。バラバラに動く二本の指に、アルフォンシーヌは思考を奪われた。
なに、これ……。
ふわふわしている。自分がちゃんと二本の足で立っているのか認識できない。
「ふふ。こういうのもいいでしょう?」
耳元で甘く囁く声はリシャールのものだ。どうしたらいいのかわからなくて動けないアルフォンシーヌの身体を、リシャールは背後からしっかりと支えてくれている。
「ほら、どちらの指がいいですか?」
正面から不機嫌そうな顔をして見下ろしてくるのはメルヒオールだ。グイグイと壁を押されると、身体がビクビクと震えてしまった。
「ああ、達してしまいましたか」
「ふ、二人とも、じゃれないで」
息が上がっている。メルヒオールに達したと言われてしまったが、その通りだ。二人同時に蜜壺をかき混ぜられて、それで達してしまった。
達したら終わりにしてくれるだろうとアルフォンシーヌは淡い期待をしていたが、彼らの指はなおも蜜壺の中だ。
「はぁ……あ、あたしよりも、二人とも……はぁ、元気みたいじゃないですか。と、とにかく、部屋に戻りません……か?」
先に指を抜いたのはメルヒオールだ。そして躊躇せずにローブを脱いで広げ、地面に敷いた。
「あ、あの?」
メルヒオールの行動が理解できなくてアルフォンシーヌが首を傾げていると、リシャールの指も引き抜かれた。アルフォンシーヌの小柄な身体は軽々と抱き上げられ、敷かれたローブの上に座らせられる。
「え? あの?」
まさかと思い咄嗟に逃げようと身体を動かすが、アルフォンシーヌはリシャールに捕まって再び拘束された。ローブの上に腰を降ろされ、脚を大きく広げさせられる。
「どういう体勢だと、三人で自然に繋がれるんでしょう?」
メルヒオールの口から出てきたとんでもない言葉に、アルフォンシーヌは必死に首を横に振った。ふわふわとした赤い髪の毛が乱れる。
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