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7:魔導師として宮廷入りしたので、あの日の話をしませんか?
傷ついたぶんだけ 1
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ふいに触れられて、アルフォンシーヌはつい感じてしまった。感覚が昂ぶっているままなのだ。
「や、やめっ……」
「気持ちいい?」
「だから、やめてくださいって……」
身じろぎすると、彼の手はそっと離れていく。アルフォンシーヌが安堵していると、その手は下腹部へと進んだ。
気づいたときには太腿をなぞられ、秘部に指先を差し込まれる。秘裂を擦られれば、蜜の気配があった。水中なのにぬるりとしているのがよくわかる。
蜜で濡れていることにリシャールも気づいているのだろう。巧みに指を動かし、快感の粒を探り当てた。
「やぁ……」
甘い疼きが思考を鈍らせる。ピクッと震えると、リシャールは嬉しそうに微笑みながら身体を支えてくれた。
「胸の大きさよりも感度のよさのほうを評価すべきでしょうかね。軽く揉んだだけなのにトロトロじゃないですか」
敏感な粒を小刻みに揺さぶられると、ジンジンとした疼きが下腹部に集中する。身体が熱い。
「ち、違うの……」
アルフォンシーヌはやめて欲しくて、リシャールのたくましい胸にすがって見上げる。
欲情で濡れた瞳に淫らな自分の姿が映っていた。
「アルフォンシーヌ。君が欲しい。正確には君の魔力が、ですけど……でも、メルとのことを忘れさせてあげる手伝いくらいはできると思うのですよ。君の悲しみを、少しは引き受けてあげたい」
口づけをされた。優しくて甘やかすような口づけ。
「あぅっ、んっ」
抵抗できない。逃さないとばかりに後頭部を押さえられる。指先で与えられる快感の粒への刺激はやまず、逃げようとする腰はリシャールの身体が追いかけてきて動けなくなる。
クラクラしていた。拒絶の言葉は告げることができず、代わりにこぼれるのは快感による嬌声。小刻みに与えられる刺激を官能に変えるために自然と腰が動いた。
「アルフォンシーヌ……ごめんね。君は普通の女の子でありたかったでしょうにね。もっと演技が上手かったら、君を愛しているふりをして徹底的に騙したのに。偽りであっても、幸せだと思わせることができただろうに」
リシャールの懺悔が耳元で囁かれる。
ああ、なんで、この人はこんなときにそんなことを言うの……。
指先の刺激が止められた。疼きが残ったまま放り出されてアルフォンシーヌが困惑していると、リシャールがふっと妖しく笑んだ。
「挿れますよ」
返事を告げるまもなく、腰を引き寄せられる。湯船で足を伸ばすリシャールの腰の上にアルフォンシーヌは跨るようにさせられ――下から突き上げられた。
「あっ!」
ぐっと肉が拡げられる。硬い熱の塊が中にあった。
その刺激でアルフォンシーヌは正気を取り戻した。
「や、やめっ……」
「気持ちいい?」
「だから、やめてくださいって……」
身じろぎすると、彼の手はそっと離れていく。アルフォンシーヌが安堵していると、その手は下腹部へと進んだ。
気づいたときには太腿をなぞられ、秘部に指先を差し込まれる。秘裂を擦られれば、蜜の気配があった。水中なのにぬるりとしているのがよくわかる。
蜜で濡れていることにリシャールも気づいているのだろう。巧みに指を動かし、快感の粒を探り当てた。
「やぁ……」
甘い疼きが思考を鈍らせる。ピクッと震えると、リシャールは嬉しそうに微笑みながら身体を支えてくれた。
「胸の大きさよりも感度のよさのほうを評価すべきでしょうかね。軽く揉んだだけなのにトロトロじゃないですか」
敏感な粒を小刻みに揺さぶられると、ジンジンとした疼きが下腹部に集中する。身体が熱い。
「ち、違うの……」
アルフォンシーヌはやめて欲しくて、リシャールのたくましい胸にすがって見上げる。
欲情で濡れた瞳に淫らな自分の姿が映っていた。
「アルフォンシーヌ。君が欲しい。正確には君の魔力が、ですけど……でも、メルとのことを忘れさせてあげる手伝いくらいはできると思うのですよ。君の悲しみを、少しは引き受けてあげたい」
口づけをされた。優しくて甘やかすような口づけ。
「あぅっ、んっ」
抵抗できない。逃さないとばかりに後頭部を押さえられる。指先で与えられる快感の粒への刺激はやまず、逃げようとする腰はリシャールの身体が追いかけてきて動けなくなる。
クラクラしていた。拒絶の言葉は告げることができず、代わりにこぼれるのは快感による嬌声。小刻みに与えられる刺激を官能に変えるために自然と腰が動いた。
「アルフォンシーヌ……ごめんね。君は普通の女の子でありたかったでしょうにね。もっと演技が上手かったら、君を愛しているふりをして徹底的に騙したのに。偽りであっても、幸せだと思わせることができただろうに」
リシャールの懺悔が耳元で囁かれる。
ああ、なんで、この人はこんなときにそんなことを言うの……。
指先の刺激が止められた。疼きが残ったまま放り出されてアルフォンシーヌが困惑していると、リシャールがふっと妖しく笑んだ。
「挿れますよ」
返事を告げるまもなく、腰を引き寄せられる。湯船で足を伸ばすリシャールの腰の上にアルフォンシーヌは跨るようにさせられ――下から突き上げられた。
「あっ!」
ぐっと肉が拡げられる。硬い熱の塊が中にあった。
その刺激でアルフォンシーヌは正気を取り戻した。
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