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腹癒せにドラゴン退治に行ってきます!
裏切りと内通者 3
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ヴァルデマールは焦っているような息遣いをしながら、唇を動かす。
「そうだよ。このあと、ちゃんとシてみんなにマワすさ」
「このあと、とか、マワ……え、マワすって、何?」
そこで大きな手は私の乳房を乱暴に掴んだ。乳首を探し出すと、摘まれてこねられる。
「い、痛いっ! あんた、本命の女の子にもこんなことしてるのっ⁉︎ 優しくしなさいよ!」
聞きなれない単語にパニックになっているのがよくわかる。ヴァルデマールに対しての言葉遣いが乱れた。いや、発言自体もおかしいか。
私が怒鳴りつけたからか、ヴァルデマールの指が離れる。
「本命は君だぞ⁉︎ ルツィエ。痛くしたのは悪かった」
「わざとじゃないなら、いいんだけど……ええっ、本命……いやいや、冗談」
「なぜ否定する?」
「なぜって……」
ヴァルデマールは私を真っ直ぐに見つめた。
「君がアーデルベルト様の婚約者に選ばれて、俺は自分の気持ちに気づいてしまった。だが、相手がアイツじゃ勝ち目はないし、告白だけでも独占欲の強いアイツを刺激して敵に回してしまうだろう。だから黙っていた。親衛隊隊長の座におさまれば、君のそばで護衛することができる。それでいいと……思っていたんだ」
「じゃあ、なんで今さら⁉︎ こんなことはやめなさい!」
アーデルベルトを裏切るのに充分な理由ができたということなのだろうか。心境の変化に至った原因が私にはわからない。
訴える私に、ヴァルデマールは疲れたような顔を見せた。
「もうどうでもよくなったからな」
「どうでもって――」
「そうじゃなけりゃ、こんな真似はしない。愛しているんだ、ルツィエ」
熱っぽく告げられて、再び口づけられた。熱烈な、舌を絡めるものを。
「あっ……んんっ……」
身体が上気してきた。ヴァルデマールはキスがうまい。
「やっ、いやっ……やめて、私、あなたとは」
「アーデルベルトを裏切るのが怖いか? 君がほかの男にも身体を許したと知ったら、君も大変な目に遭うだろうな」
「そういう心配はしてない……けど、ダメ、ダメだから」
「ダメでもなんでも、俺はこの機会を逃すわけにはいかないからな。許せよ、ルツィエ」
彼の手が私の下半身に移動する。下着の中に手を入れられてしまった。
「そうだよ。このあと、ちゃんとシてみんなにマワすさ」
「このあと、とか、マワ……え、マワすって、何?」
そこで大きな手は私の乳房を乱暴に掴んだ。乳首を探し出すと、摘まれてこねられる。
「い、痛いっ! あんた、本命の女の子にもこんなことしてるのっ⁉︎ 優しくしなさいよ!」
聞きなれない単語にパニックになっているのがよくわかる。ヴァルデマールに対しての言葉遣いが乱れた。いや、発言自体もおかしいか。
私が怒鳴りつけたからか、ヴァルデマールの指が離れる。
「本命は君だぞ⁉︎ ルツィエ。痛くしたのは悪かった」
「わざとじゃないなら、いいんだけど……ええっ、本命……いやいや、冗談」
「なぜ否定する?」
「なぜって……」
ヴァルデマールは私を真っ直ぐに見つめた。
「君がアーデルベルト様の婚約者に選ばれて、俺は自分の気持ちに気づいてしまった。だが、相手がアイツじゃ勝ち目はないし、告白だけでも独占欲の強いアイツを刺激して敵に回してしまうだろう。だから黙っていた。親衛隊隊長の座におさまれば、君のそばで護衛することができる。それでいいと……思っていたんだ」
「じゃあ、なんで今さら⁉︎ こんなことはやめなさい!」
アーデルベルトを裏切るのに充分な理由ができたということなのだろうか。心境の変化に至った原因が私にはわからない。
訴える私に、ヴァルデマールは疲れたような顔を見せた。
「もうどうでもよくなったからな」
「どうでもって――」
「そうじゃなけりゃ、こんな真似はしない。愛しているんだ、ルツィエ」
熱っぽく告げられて、再び口づけられた。熱烈な、舌を絡めるものを。
「あっ……んんっ……」
身体が上気してきた。ヴァルデマールはキスがうまい。
「やっ、いやっ……やめて、私、あなたとは」
「アーデルベルトを裏切るのが怖いか? 君がほかの男にも身体を許したと知ったら、君も大変な目に遭うだろうな」
「そういう心配はしてない……けど、ダメ、ダメだから」
「ダメでもなんでも、俺はこの機会を逃すわけにはいかないからな。許せよ、ルツィエ」
彼の手が私の下半身に移動する。下着の中に手を入れられてしまった。
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