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ユニコーンと町民
それぞれの思惑
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「どうしても……変えたくないのですね」
認めたくなさそうにユニコーンが呟く。
「儂が言ったとおりだ」
町長は頷いて答える。
「ならば私は今回のように、外への移動を希望する人間をさらい、他の町へ逃がすことを了承してもらうしかありませんね」
「待て、ユニコーン。それじゃ何の解決にもなってない!」
思わず口を挟んだのは俺だ。勢いで立ち上がっている。
ユニコーンが驚いた顔をして俺の方を向いた。
「なんです? 御姉様。あなたは無関係でしょうに」
それはひどい言い方じゃないかと思う。ユニコーンにとって俺の存在は呼び出すための媒体でしかないのだろうか。俺は――違うと信じたい。
「確かに無関係かも知れないが、今のままじゃトキヤたちが救われないだろうが! あんたはミレイが苦しんできたことも知っているだろうが!」
俺の怒鳴るような声に、ユニコーンは片目を細めた。
「私の仕事は個人の幸福にあるのではなく、全体の幸福にあるのです。物わかりの良いあなたなら理解してくれているものと思っていましたが」
「それでもだ!」
「わかっていませんね」
ユニコーンは心底がっかりしたとでも言いたげに溜息をついてトキヤたちの前に移動する。
「たまたまあなたは彼らと関わりを持った。それ故に感情移入してしまっただけのこと。この町の他の人間と関わりを持っていたらどうだったでしょうか?」
「偶然なんかじゃない! 俺が彼らに拾われたのは必然だったんだ!」
根拠はさておき、俺は叫んだ。直感的にそう思ったのだから仕方あるまい。
ユニコーンは再び溜息をついた。
「あなたはこの件が済んだら元の世界に帰るのでしょう? そこまで彼らをかばう理由があるとも思えないのですが」
「あんたはそれで本当にいいのか? 俺をこんな世界に呼びだして、『御姉様』なんていう役をさせておいて、わざわざ俺を女にまでして、やりたかったことはこんなことだったのか!」
「それは……」
俺は勢いに任せて長机を乗り越え、ユニコーンの前に行くと胸ぐらを掴む。
「あんたは俺がトキヤたちに見つけてもらえるようにあんな町はずれの草原のど真ん中に放置したんだろう? 違うのか? あんたはトキヤたちを救いたいがためにこんな大がかりな芝居を打ったんじゃないのか? 町の開放云々が大事なんじゃなくて、トキヤたちを町の住人として認めさせたいがためにこんなことをしたんじゃなかったのかよ!」
「…………」
ユニコーンの瞳が揺れる。じっとこちらを見続けていた瞳に別の感情が映っていた。
「俺たちのことなら気にしないで下さい」
胸ぐらを掴んでいた俺の手に、トキヤの手が重ねられた。視線を向けるとつらそうなトキヤの顔があった。俺がユニコーンに詰め寄っている間に彼もまた長机を乗り越えて来たらしい。
「だけど!」
「どう足掻いたところで、俺たちきょうだいの出身が変わるわけではありません。外からやって来たことには変わりがないんだ」
「諦めるなよ! こんな想いはしたくないだろう!」
「それでも生活はできますから」
「あんな視線を毎日受けていて、それで平気な顔をし続けるな!」
俺はユニコーンを解放するとミレイに視線を向ける。
「ミレイさんもトキヤさんを説得しろよ! つらかったって言ってやれよ!」
ミレイはふっと視線を逸らした。唇をきゅっと結んで堪えるように。
なんで……。
俺、馬鹿じゃないか? 何を熱く……。
だんだんと冷静になっていく。落ち着いてきた。
どうして俺は……。
「……御姉様」
ユニコーンの声。穏やかで温かい。
俺が顔を向けるとユニコーンがこちらを見て微笑んでいた。まわりに他の人間の姿が見えない。どうやらユニコーンが創り出した世界のようだ。
「泣かないで下さい」
言ってユニコーンは俺の頬に手を伸ばした。それで自分が泣いていることに気が付く。
「な、泣いてなんか……」
どうして俺がこんなことで泣かなきゃいけないのだ。
そう思っているものの、頬に温かな液体が伝っている感触ははっきりしている。
「あんたが幻覚を見せているだけだろう!」
「強がらなくてもいいですよ。他の人間は追い出していますから」
「…………」
俺はユニコーンの差し出した手をはじいて、自分の手の甲で涙を拭う。ユニコーンの神殿に向かうときにした化粧がその甲についた。きっとひどい顔をしているに違いない。せっかくミキが丁寧に施してくれた化粧であったのに勿体ないななんて思ってしまったことに苦笑する。
「わざわざなんだよ」
ユニコーンを見ないようにして俺は問う。
「あなたはどうしてこうも私の思考を理解できてしまうのでしょう。勘がよいと褒めるべきなのでしょうか」
「何だよ、気持ち悪い」
視線だけをユニコーンに向ける。涙で視界がおぼろげである。再び乱暴に目を擦る。
「トキヤたちと引き合わせたのは確かに私です。そりゃあどう考えてもそうなりますよね。私があなたをこの世界に導いたのですから」
「だからどうした」
「そしてその目的も、あなたが指摘したとおりです」
――やっぱり。
血が上った頭でフル回転させて導いた答えである。やけくそになって叫んだ台詞でもあったが、やはりそこまでずれたものでもなかったか。
ユニコーンは続ける。
「今までトキヤたちきょうだいがこの町でやっていけたのは、精神力の強さによるところが大きいのでしょう。町の住人だって、余所の人間を見る目つきを向けることはあっても無視するわけではありません。そのくらいの優しさはありますから。ただ、彼らが何かトラブルに巻き込まれたときはそれはそれは冷たいものでしたけど。――そういう意味では、トキヤたちという存在は町の結束力に必要なものだったとも言えます。この町の住人に不幸がなければいい。その避雷針として外からやって来た彼らが選ばれてしまっただけの話」
「そんなの……」
「酷いと思うでしょう? でも考えてみて下さい。あなたのいた世界ではどうだったのかを」
「!」
異世界のその町の話だけではない。俺のいる世界にだって同じようなことは昔っからあった。心の平穏を保つためという理由にしては卑怯なやり方ではある。犠牲者が出ることで、他の多くが救われるというやり方。昔話でいえば、人身御供なんて典型的な例だろう。現代にだって……。
俺は奥歯をぎりっと噛んだ。
「思い当たる節があるのですね」
「――俺の思考を読んでいるだろう?」
「……えぇ」
ユニコーンは肯定し、苦笑を浮かべた。
ときどき彼の台詞からあの世界に出てきそうにない言葉が出てくるのが気になっていた。思考や記憶を読む能力がないと、あの狂言、菜摘を演じることができるはずもないしな。ギリシャという地名が出てくるわけがない。
「……でも、いつまでもトキヤたちがその役目を背負わされているなんて酷じゃないか?」
「えぇ。それは考えています」
「新しい生贄を招くってことか?」
「…………」
トキヤたちがその役目を終えるには二つの方法がある。
一つは町の住人の意識改革を行うこと。これが根本的な解決につながる一番の方法だと俺は考えているが、先ほどの町長の様子からすると難しそうである。とはいえ、同席していた青年、クレスの意見を考えるに少しずつではあるが変わりつつあるようではある。まだまだ時間がかかりそうだけど。
そして二つ目。それは新しくこの町に外の人間を入れること。これによってトキヤたちに向けられていた視線は新しくやってきた者たちにも向けられる。波よけとしての存在を投入するのだ。しかし、これは根本的な解決にはならない。連れてこられた人間が不憫である。まぁ、今はトキヤたちもいるわけだから、命が失われるほど衰弱することはないだろうが。
「ほかのユニコーンから圧力を受けていて、町に人を入れなくてはならない時期が来ているんだろう? だから俺を呼んだ」
「鋭いですね……」
「町の人間の意識改革ができなくては新たにやってきた人間にとっては酷なものだから。――故にまずはトキヤたちに向けられている視線をなんとかしたかった」
「その通りです」
「下準備はできている。あとは町の中心人物を説得するだけ。――なぁ、ユニコーン。あんた俺を呼んだ目的が他にあるんだろう?」
涙が落ち着いたのでユニコーンを真っ直ぐ見つめる。ユニコーンは降参したと言っているかのような開き直った顔をしていた。
「町の人間の前に姿を現すために、俺という媒体が必要なんだ。そうだろう? ユニコーンの乙女は確かにあんたと会話したりできるのかも知れないが、その姿を維持するにはもうちょっと特別な力が必要とかそんな感じで」
「ご名答」
「んでもって、ユニコーンの乙女と違うところは、御姉様という存在は純粋な媒体であるがゆえに特別な力を持たない」
俺はこの世界に来てから変な能力を使った試しはない。性別が女になってしまったという忌々しい事実以外はいたって普通の人間である。
「突然口から火を噴いたり、静電気のすごいものを扱えるようになってもしょうがないでしょう?」
ユニコーンが笑いながら言うと俺はむすっとする。だから俺のしょぼい想像力を台詞にするなって。
認めたくなさそうにユニコーンが呟く。
「儂が言ったとおりだ」
町長は頷いて答える。
「ならば私は今回のように、外への移動を希望する人間をさらい、他の町へ逃がすことを了承してもらうしかありませんね」
「待て、ユニコーン。それじゃ何の解決にもなってない!」
思わず口を挟んだのは俺だ。勢いで立ち上がっている。
ユニコーンが驚いた顔をして俺の方を向いた。
「なんです? 御姉様。あなたは無関係でしょうに」
それはひどい言い方じゃないかと思う。ユニコーンにとって俺の存在は呼び出すための媒体でしかないのだろうか。俺は――違うと信じたい。
「確かに無関係かも知れないが、今のままじゃトキヤたちが救われないだろうが! あんたはミレイが苦しんできたことも知っているだろうが!」
俺の怒鳴るような声に、ユニコーンは片目を細めた。
「私の仕事は個人の幸福にあるのではなく、全体の幸福にあるのです。物わかりの良いあなたなら理解してくれているものと思っていましたが」
「それでもだ!」
「わかっていませんね」
ユニコーンは心底がっかりしたとでも言いたげに溜息をついてトキヤたちの前に移動する。
「たまたまあなたは彼らと関わりを持った。それ故に感情移入してしまっただけのこと。この町の他の人間と関わりを持っていたらどうだったでしょうか?」
「偶然なんかじゃない! 俺が彼らに拾われたのは必然だったんだ!」
根拠はさておき、俺は叫んだ。直感的にそう思ったのだから仕方あるまい。
ユニコーンは再び溜息をついた。
「あなたはこの件が済んだら元の世界に帰るのでしょう? そこまで彼らをかばう理由があるとも思えないのですが」
「あんたはそれで本当にいいのか? 俺をこんな世界に呼びだして、『御姉様』なんていう役をさせておいて、わざわざ俺を女にまでして、やりたかったことはこんなことだったのか!」
「それは……」
俺は勢いに任せて長机を乗り越え、ユニコーンの前に行くと胸ぐらを掴む。
「あんたは俺がトキヤたちに見つけてもらえるようにあんな町はずれの草原のど真ん中に放置したんだろう? 違うのか? あんたはトキヤたちを救いたいがためにこんな大がかりな芝居を打ったんじゃないのか? 町の開放云々が大事なんじゃなくて、トキヤたちを町の住人として認めさせたいがためにこんなことをしたんじゃなかったのかよ!」
「…………」
ユニコーンの瞳が揺れる。じっとこちらを見続けていた瞳に別の感情が映っていた。
「俺たちのことなら気にしないで下さい」
胸ぐらを掴んでいた俺の手に、トキヤの手が重ねられた。視線を向けるとつらそうなトキヤの顔があった。俺がユニコーンに詰め寄っている間に彼もまた長机を乗り越えて来たらしい。
「だけど!」
「どう足掻いたところで、俺たちきょうだいの出身が変わるわけではありません。外からやって来たことには変わりがないんだ」
「諦めるなよ! こんな想いはしたくないだろう!」
「それでも生活はできますから」
「あんな視線を毎日受けていて、それで平気な顔をし続けるな!」
俺はユニコーンを解放するとミレイに視線を向ける。
「ミレイさんもトキヤさんを説得しろよ! つらかったって言ってやれよ!」
ミレイはふっと視線を逸らした。唇をきゅっと結んで堪えるように。
なんで……。
俺、馬鹿じゃないか? 何を熱く……。
だんだんと冷静になっていく。落ち着いてきた。
どうして俺は……。
「……御姉様」
ユニコーンの声。穏やかで温かい。
俺が顔を向けるとユニコーンがこちらを見て微笑んでいた。まわりに他の人間の姿が見えない。どうやらユニコーンが創り出した世界のようだ。
「泣かないで下さい」
言ってユニコーンは俺の頬に手を伸ばした。それで自分が泣いていることに気が付く。
「な、泣いてなんか……」
どうして俺がこんなことで泣かなきゃいけないのだ。
そう思っているものの、頬に温かな液体が伝っている感触ははっきりしている。
「あんたが幻覚を見せているだけだろう!」
「強がらなくてもいいですよ。他の人間は追い出していますから」
「…………」
俺はユニコーンの差し出した手をはじいて、自分の手の甲で涙を拭う。ユニコーンの神殿に向かうときにした化粧がその甲についた。きっとひどい顔をしているに違いない。せっかくミキが丁寧に施してくれた化粧であったのに勿体ないななんて思ってしまったことに苦笑する。
「わざわざなんだよ」
ユニコーンを見ないようにして俺は問う。
「あなたはどうしてこうも私の思考を理解できてしまうのでしょう。勘がよいと褒めるべきなのでしょうか」
「何だよ、気持ち悪い」
視線だけをユニコーンに向ける。涙で視界がおぼろげである。再び乱暴に目を擦る。
「トキヤたちと引き合わせたのは確かに私です。そりゃあどう考えてもそうなりますよね。私があなたをこの世界に導いたのですから」
「だからどうした」
「そしてその目的も、あなたが指摘したとおりです」
――やっぱり。
血が上った頭でフル回転させて導いた答えである。やけくそになって叫んだ台詞でもあったが、やはりそこまでずれたものでもなかったか。
ユニコーンは続ける。
「今までトキヤたちきょうだいがこの町でやっていけたのは、精神力の強さによるところが大きいのでしょう。町の住人だって、余所の人間を見る目つきを向けることはあっても無視するわけではありません。そのくらいの優しさはありますから。ただ、彼らが何かトラブルに巻き込まれたときはそれはそれは冷たいものでしたけど。――そういう意味では、トキヤたちという存在は町の結束力に必要なものだったとも言えます。この町の住人に不幸がなければいい。その避雷針として外からやって来た彼らが選ばれてしまっただけの話」
「そんなの……」
「酷いと思うでしょう? でも考えてみて下さい。あなたのいた世界ではどうだったのかを」
「!」
異世界のその町の話だけではない。俺のいる世界にだって同じようなことは昔っからあった。心の平穏を保つためという理由にしては卑怯なやり方ではある。犠牲者が出ることで、他の多くが救われるというやり方。昔話でいえば、人身御供なんて典型的な例だろう。現代にだって……。
俺は奥歯をぎりっと噛んだ。
「思い当たる節があるのですね」
「――俺の思考を読んでいるだろう?」
「……えぇ」
ユニコーンは肯定し、苦笑を浮かべた。
ときどき彼の台詞からあの世界に出てきそうにない言葉が出てくるのが気になっていた。思考や記憶を読む能力がないと、あの狂言、菜摘を演じることができるはずもないしな。ギリシャという地名が出てくるわけがない。
「……でも、いつまでもトキヤたちがその役目を背負わされているなんて酷じゃないか?」
「えぇ。それは考えています」
「新しい生贄を招くってことか?」
「…………」
トキヤたちがその役目を終えるには二つの方法がある。
一つは町の住人の意識改革を行うこと。これが根本的な解決につながる一番の方法だと俺は考えているが、先ほどの町長の様子からすると難しそうである。とはいえ、同席していた青年、クレスの意見を考えるに少しずつではあるが変わりつつあるようではある。まだまだ時間がかかりそうだけど。
そして二つ目。それは新しくこの町に外の人間を入れること。これによってトキヤたちに向けられていた視線は新しくやってきた者たちにも向けられる。波よけとしての存在を投入するのだ。しかし、これは根本的な解決にはならない。連れてこられた人間が不憫である。まぁ、今はトキヤたちもいるわけだから、命が失われるほど衰弱することはないだろうが。
「ほかのユニコーンから圧力を受けていて、町に人を入れなくてはならない時期が来ているんだろう? だから俺を呼んだ」
「鋭いですね……」
「町の人間の意識改革ができなくては新たにやってきた人間にとっては酷なものだから。――故にまずはトキヤたちに向けられている視線をなんとかしたかった」
「その通りです」
「下準備はできている。あとは町の中心人物を説得するだけ。――なぁ、ユニコーン。あんた俺を呼んだ目的が他にあるんだろう?」
涙が落ち着いたのでユニコーンを真っ直ぐ見つめる。ユニコーンは降参したと言っているかのような開き直った顔をしていた。
「町の人間の前に姿を現すために、俺という媒体が必要なんだ。そうだろう? ユニコーンの乙女は確かにあんたと会話したりできるのかも知れないが、その姿を維持するにはもうちょっと特別な力が必要とかそんな感じで」
「ご名答」
「んでもって、ユニコーンの乙女と違うところは、御姉様という存在は純粋な媒体であるがゆえに特別な力を持たない」
俺はこの世界に来てから変な能力を使った試しはない。性別が女になってしまったという忌々しい事実以外はいたって普通の人間である。
「突然口から火を噴いたり、静電気のすごいものを扱えるようになってもしょうがないでしょう?」
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