飛龍は我らの友である

　飛龍が労働力として使われている世界。
　町工場を営む父の元に生まれた男の子、ヒューイ・ガゼットは、家で飼育している黒龍にキングという名をつけた。
　まだ7歳と幼い彼にとって、黒龍キングは大切な親友だった。

　しかし、この世界の飛龍は家畜であり、使い捨てられる生き物だった。
　ヒューイ・ガゼット少年が現実を知り、この世界の価値観を変えるために努力をする物語。


＊飛龍が人間を襲う描写がございます。ご注意ください。

＊飛龍の事しか頭にない朴念仁主人公×ツンデレお嬢様の恋愛要素もあります。進展はかなり遅め。