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1. 重なる体、すれ違う心 ※
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ガチャリ。エントランスから旦那の帰りを知らせる音が聞こえる。
時刻は23時。ナツは既に風呂から出て、髪を乾かし終えたところだった。遅い帰宅時間に、ナツの口からため息が漏れる。
「ただいま」
「お帰りなさい」
「今日も遅くなってごめん。仕事が立て込んでて」
いつもの言い訳だった。
「お風呂にする?それとも食事?」
「食事は食べてきたから、風呂だけでいいよ」
教師という職業柄、朝出るのが早いぶん、夜帰るのも早いナツ。それに比べて、ITエンジニアのユウトの夜の帰りが遅いのは昔からだった。とはいえ…
ユウトが風呂場に向かう背中を見送りながら、ナツは静かにため息をついた。用意しておいた食事をラップして冷蔵庫に片付け、「先に休むね」と声をかけて寝室に向かう。
・
・
・
寝る準備をしてベッドに横たわるところで、ちょうど、風呂を終えたユウトが寝室に入ってきた。
「ナツ、今日は…その…できる?」
ユウトの目は欲望に染まっていた。ナツは一瞬躊躇したが、やがてうなずいた。つい数日前、生理直後で体調が悪いことを理由に断ったばかりだったのだ。
「うん、いいよ」
寝室の薄暗がりの中、ナツとユウトの体が重なり合う。ユウトの腕がナツの細い腰を抱き寄せ、二人の唇が柔らかく触れ合った。
ナツは目を閉じ、かつての情熱を思い出そうとした。
「ナツ…」
ユウトの低い声が、ナツの耳元で響く。その声に、ナツの体が小さく震える。窓際に置かれた観葉植物の葉が、夜風に揺られてかすかな影を作る。
ユウトの唇が、ナツの首筋を撫でていく。蝶が花に触れるような、繊細な感触。ナツは小さな吐息を漏らし、その息が湿った空気に溶けていく。
「はぁ…ユウト…」
ユウトの手が、ナツの豊満な丘を包み込む。指先が薔薇色の蕾に触れる。ベッドサイドに置かれた香りのついたキャンドルが、かすかに揺らめきながら甘い香りを放っている。
「んっ…」
ユウトはナツの体を愛撫していくが、その動きは少し粗く、ナツの微妙な反応を見逃しているようだった。マットレスが再び軋み、その音がナツの耳に響く。
ナツはユウトの顔を見つめる。高い鼻筋と彫りの深い奥二重の目、角張ったあご。特徴的ながらも男性らしい顔立ち。しかし、その瞳の奥に、ナツの心の奥底まで見透かすような深さは感じられなかった。
ナツの肌は次第に熱を帯びていくものの、心の中では物足りなさが募っていく。
ユウトの唇が、ナツの首筋を下り、胸の豊かな双丘の頂上に達し、桃色の実を下で転がす。天井のエアコンが微かな風を送っている。
「あぁ…」
ユウトの指が、ナツの秘めやかな花園に触れる。その刺激はやや性急で、ナツの望む繊細さには欠けていた。窓の外から聞こえる遠い車の音が、二人の世界に現実の影を落とす。
「ユウト…」
ナツの声に切なさが混じる。ユウトはそれを情熱と勘違いし、急いで体を起こす。ベッドのヘッドボードに立てかけられた枕が、その動きで床に落ちる。
琥珀色の光が、ユウトの身体に陰影を作り、その男らしさを際立たせている。下着を脱いであらわになったユウトの逞しい肉棒が、ナツの視界に入った。その逞しく屹立するさまは煽情的で、触れたくなる衝動に駆られる。
ユウトの逞しさが、ナツの柔らかさに包まれていく。二つの体が一つになった瞬間、ナツは小さく息を呑んだ。間接照明の光が、二人の絡み合う体に柔らかな陰影を作る。
「んっ…」
ユウトが動き始める。そのリズムは最初から早く、ナツの体が完全に準備できていないにもかかわらず、自身の快感に没頭しているようだった。マットレスの軋む音が次第に大きくなり、二人の吐息と重なり合う。
「はぁ…はぁ…」
ユウトの額に汗が浮かび、その一滴が顎を伝って落ちる。大きい胸板が上下し、その動きに合わせて胸の筋肉が緊張と弛緩を繰り返す。
ユウトの吐息が荒くなる一方で、ナツの声は控えめなままだった。
「んっ…」
ユウトの動きが次第に速くなっていく。ユウトの腕の筋肉が盛り上がり、その力強さがナツの体を支えている。ナツは懸命に感じようとするが、心と体がついていかない。
「あぁ…ユウト…」
ナツの声には、わずかな焦りが混じっていた。しかし、ユウトはそれに気づかず、自身の快感に集中している。
ユウトの首筋に浮かぶ血管が、その興奮を物語っている。独身時代からはやや弛緩した上半身が、ナツの柔らかな胸に押し付けられる。
「ナツ…」
ユウトの声が震える。早くも彼が限界に近づいていることを、ナツは感じ取った。ナツは目を閉じ、快感を感じようとした。
「んっ…あぁっ…!」
ユウトの動きが激しくなり、やがて彼は深くナツの中で達した。ナツからも喘ぎ声が漏れたが、体は未だ頂に達していなかった。
ユウトはナツから離れ、満足げに隣に横たわる。
「ナツ、愛してる」
ユウトの囁きに、ナツは微かに微笑んだ。しかし、その瞳には複雑な感情が宿っていた。
「私も…」
ナツの返事は、かすかに物足りなさを含んでいた。かつては、挿入時にナツが絶頂に達することは稀だったが、そのぶん、ユウトが丁寧な愛撫でナツを絶頂に送り出してくれるいた。ナツの体に、当時の記憶が残っていた。ユウトはそれに気づかない。いや、気付かないふりをしたのか。
明かりを消し、ナツも横になる。しかし、体の奥底でくすぶる欲求のせいで、すぐには眠れそうになかった。
ナツは、横で目を閉じたユウトの顔を見つめた。夫への愛情と、満たされない欲求。相反する感情が、ナツの胸の内で渦巻いていた。
ユウトの呼吸が次第に寝息に変わっていくのを聞きながら、ナツの心は過去へと遡るのだった。
・
・
・
新婚当時の甘い記憶が蘇る。二人で過ごす時間は喜びに満ちていた。朝のキスから始まり、夜には繋がり合って終わる日々。お互いを思いやり、寄り添い合う幸せな日々だった。
しかし、妊活が始まってから、少しずつ変化が訪れた。最初は希望に満ちていた二人だったが、月日が経つにつれ、期待は失望へと変わっていった。毎月の検査結果に一喜一憂し、排卵日に合わせた営みは、いつしか義務のようになっていった。ナツの体調を気遣うユウトと、プレッシャーを感じるナツ。二人の間に少しずつ溝が生まれ始めた。
そして、妊活の中断を決めた日。互いの気持ちを言葉にできず、沈黙が部屋を支配した。その日以来、夜の営みは一度中断したが、今年に入った頃から、ユウトの求めに応じて2週に1回程度、営みが再開していた。
ユウトはどの程度気づいているのだろうか。
ナツの喘ぎ声に、いつしか焦りや欲求不満、演技が多分に混じってしまっていることを。
ユウトの夜の営みから、ナツを一緒に頂きに連れていこうとする気遣いがいつしか薄れてしまっていることを。
ユウトの欲望の所作が、果たして愛情なのか疑う気持ちが、ナツのなかにあることを。
かつての夫婦の愛情深くお互いを求めあえた関係と、今の隔たりのある関係。その差に胸が痛むが、どうすれば良いのか、答えは見つからなかった。
やがて、彼女はそっとベッドを抜け出したのだった。
時刻は23時。ナツは既に風呂から出て、髪を乾かし終えたところだった。遅い帰宅時間に、ナツの口からため息が漏れる。
「ただいま」
「お帰りなさい」
「今日も遅くなってごめん。仕事が立て込んでて」
いつもの言い訳だった。
「お風呂にする?それとも食事?」
「食事は食べてきたから、風呂だけでいいよ」
教師という職業柄、朝出るのが早いぶん、夜帰るのも早いナツ。それに比べて、ITエンジニアのユウトの夜の帰りが遅いのは昔からだった。とはいえ…
ユウトが風呂場に向かう背中を見送りながら、ナツは静かにため息をついた。用意しておいた食事をラップして冷蔵庫に片付け、「先に休むね」と声をかけて寝室に向かう。
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寝る準備をしてベッドに横たわるところで、ちょうど、風呂を終えたユウトが寝室に入ってきた。
「ナツ、今日は…その…できる?」
ユウトの目は欲望に染まっていた。ナツは一瞬躊躇したが、やがてうなずいた。つい数日前、生理直後で体調が悪いことを理由に断ったばかりだったのだ。
「うん、いいよ」
寝室の薄暗がりの中、ナツとユウトの体が重なり合う。ユウトの腕がナツの細い腰を抱き寄せ、二人の唇が柔らかく触れ合った。
ナツは目を閉じ、かつての情熱を思い出そうとした。
「ナツ…」
ユウトの低い声が、ナツの耳元で響く。その声に、ナツの体が小さく震える。窓際に置かれた観葉植物の葉が、夜風に揺られてかすかな影を作る。
ユウトの唇が、ナツの首筋を撫でていく。蝶が花に触れるような、繊細な感触。ナツは小さな吐息を漏らし、その息が湿った空気に溶けていく。
「はぁ…ユウト…」
ユウトの手が、ナツの豊満な丘を包み込む。指先が薔薇色の蕾に触れる。ベッドサイドに置かれた香りのついたキャンドルが、かすかに揺らめきながら甘い香りを放っている。
「んっ…」
ユウトはナツの体を愛撫していくが、その動きは少し粗く、ナツの微妙な反応を見逃しているようだった。マットレスが再び軋み、その音がナツの耳に響く。
ナツはユウトの顔を見つめる。高い鼻筋と彫りの深い奥二重の目、角張ったあご。特徴的ながらも男性らしい顔立ち。しかし、その瞳の奥に、ナツの心の奥底まで見透かすような深さは感じられなかった。
ナツの肌は次第に熱を帯びていくものの、心の中では物足りなさが募っていく。
ユウトの唇が、ナツの首筋を下り、胸の豊かな双丘の頂上に達し、桃色の実を下で転がす。天井のエアコンが微かな風を送っている。
「あぁ…」
ユウトの指が、ナツの秘めやかな花園に触れる。その刺激はやや性急で、ナツの望む繊細さには欠けていた。窓の外から聞こえる遠い車の音が、二人の世界に現実の影を落とす。
「ユウト…」
ナツの声に切なさが混じる。ユウトはそれを情熱と勘違いし、急いで体を起こす。ベッドのヘッドボードに立てかけられた枕が、その動きで床に落ちる。
琥珀色の光が、ユウトの身体に陰影を作り、その男らしさを際立たせている。下着を脱いであらわになったユウトの逞しい肉棒が、ナツの視界に入った。その逞しく屹立するさまは煽情的で、触れたくなる衝動に駆られる。
ユウトの逞しさが、ナツの柔らかさに包まれていく。二つの体が一つになった瞬間、ナツは小さく息を呑んだ。間接照明の光が、二人の絡み合う体に柔らかな陰影を作る。
「んっ…」
ユウトが動き始める。そのリズムは最初から早く、ナツの体が完全に準備できていないにもかかわらず、自身の快感に没頭しているようだった。マットレスの軋む音が次第に大きくなり、二人の吐息と重なり合う。
「はぁ…はぁ…」
ユウトの額に汗が浮かび、その一滴が顎を伝って落ちる。大きい胸板が上下し、その動きに合わせて胸の筋肉が緊張と弛緩を繰り返す。
ユウトの吐息が荒くなる一方で、ナツの声は控えめなままだった。
「んっ…」
ユウトの動きが次第に速くなっていく。ユウトの腕の筋肉が盛り上がり、その力強さがナツの体を支えている。ナツは懸命に感じようとするが、心と体がついていかない。
「あぁ…ユウト…」
ナツの声には、わずかな焦りが混じっていた。しかし、ユウトはそれに気づかず、自身の快感に集中している。
ユウトの首筋に浮かぶ血管が、その興奮を物語っている。独身時代からはやや弛緩した上半身が、ナツの柔らかな胸に押し付けられる。
「ナツ…」
ユウトの声が震える。早くも彼が限界に近づいていることを、ナツは感じ取った。ナツは目を閉じ、快感を感じようとした。
「んっ…あぁっ…!」
ユウトの動きが激しくなり、やがて彼は深くナツの中で達した。ナツからも喘ぎ声が漏れたが、体は未だ頂に達していなかった。
ユウトはナツから離れ、満足げに隣に横たわる。
「ナツ、愛してる」
ユウトの囁きに、ナツは微かに微笑んだ。しかし、その瞳には複雑な感情が宿っていた。
「私も…」
ナツの返事は、かすかに物足りなさを含んでいた。かつては、挿入時にナツが絶頂に達することは稀だったが、そのぶん、ユウトが丁寧な愛撫でナツを絶頂に送り出してくれるいた。ナツの体に、当時の記憶が残っていた。ユウトはそれに気づかない。いや、気付かないふりをしたのか。
明かりを消し、ナツも横になる。しかし、体の奥底でくすぶる欲求のせいで、すぐには眠れそうになかった。
ナツは、横で目を閉じたユウトの顔を見つめた。夫への愛情と、満たされない欲求。相反する感情が、ナツの胸の内で渦巻いていた。
ユウトの呼吸が次第に寝息に変わっていくのを聞きながら、ナツの心は過去へと遡るのだった。
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新婚当時の甘い記憶が蘇る。二人で過ごす時間は喜びに満ちていた。朝のキスから始まり、夜には繋がり合って終わる日々。お互いを思いやり、寄り添い合う幸せな日々だった。
しかし、妊活が始まってから、少しずつ変化が訪れた。最初は希望に満ちていた二人だったが、月日が経つにつれ、期待は失望へと変わっていった。毎月の検査結果に一喜一憂し、排卵日に合わせた営みは、いつしか義務のようになっていった。ナツの体調を気遣うユウトと、プレッシャーを感じるナツ。二人の間に少しずつ溝が生まれ始めた。
そして、妊活の中断を決めた日。互いの気持ちを言葉にできず、沈黙が部屋を支配した。その日以来、夜の営みは一度中断したが、今年に入った頃から、ユウトの求めに応じて2週に1回程度、営みが再開していた。
ユウトはどの程度気づいているのだろうか。
ナツの喘ぎ声に、いつしか焦りや欲求不満、演技が多分に混じってしまっていることを。
ユウトの夜の営みから、ナツを一緒に頂きに連れていこうとする気遣いがいつしか薄れてしまっていることを。
ユウトの欲望の所作が、果たして愛情なのか疑う気持ちが、ナツのなかにあることを。
かつての夫婦の愛情深くお互いを求めあえた関係と、今の隔たりのある関係。その差に胸が痛むが、どうすれば良いのか、答えは見つからなかった。
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