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12話 秋の夜長はハイボールを飲みたくなります
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沙羅はシェアハウスで暮らしはじめてから1週間ほどたった。だいたいみんなとコミュニケーションはとっているが、特に優希とは年も一緒ということもあり、仲が良くなった。
もう3回は一緒にお風呂に入ってるし、毎晩のように晩酌しながらテレビを見たり、ゲームをしたりしていた。
「おーい、沙羅!俺ハイボール飲むけどお前も飲む?」
今日も夕飯と風呂が済んでから一緒に飲むことになった。
「うん!飲むよー!」
「じゃあ一緒に作るなー!」
「ありがとう」
そこへ水輝がやってきた。
「もぉー!2人ばっかズルいよー!僕も飲む⭐ユウ作ってー⭐」
「えー!お前酒弱いじゃん。ジュース飲んだら?」
「ダメダメ⭐僕も同じのちょうだい!」
「わかったよ、でも一杯だけにしとけよ!」
そしてニッコニコで水輝も一緒に飲み始めた。
「おいしー⭐」
「あーうまっ!なんかテレビ面白いのやってる?」
「うーん今の時間ニュースばっかだー」
「ねぇねぇ⭐トランプしようよ⭐」
「え!トランプ?まぁいいけど」
「へー!いいね!トランプ!だいぶしてないなぁー懐かしい」
「ババ抜きしよ⭐」
「水輝絶対勝てないだろ。お前すぐ顔に出るし」
「ふっふっふ、お酒を飲んだ水輝様はいつもとは違うのだよ⭐1番多く勝った人の言うことは何でも聞く!っていうルールにしよ⭐」
「いいぜ!俄然負ける気がしない!」
「いいよ!なんか面白そう!」
3人はババ抜きをはじめた。
1時間後
「くぅぉーらぁー!また僕の負けかよぉー⭐」
「水輝めっちゃわかりやすいから」
「もぅ1回するぞー⭐お酒もう一杯!」
「やめとけー」
沙羅が優希に小声話しかけた。
「あの…水輝、お酒飲んだらいつもこんな感じ?」
「そうそう、2杯以上飲むとキャラ変するし、あいつ魔物飼ってるから。もう2杯目からは炭酸水だけにしてるんだけど」
(ん?魔物??)
「うぉーい!2人で何話してるんだよぉー⭐」
「俺1番勝ってるから俺の言うこときけよー!おい、沙羅!水輝の面倒みろ。あと、よろしく~」
「えーー!そんなーー!」
優希はさっさと部屋へ戻ってしまった。
「ユウ逃げんなぁぁー⭐勝負はまだ×△○★◎ー⭐」
「ろれつ回ってないじゃん!もう部屋へ行って休もう、立てる?」
「だぃじょぅぶ、だぃじょぅぶ……うぁ⭐」
「全然大丈夫じゃないし、ほら、肩につかまって」
沙羅は水輝の手を自分の肩にまわして、水輝の腰を抱えて水輝の部屋まで連れて行ってベッドに横になるようにした。
「さて、じゃ!おやすみなさい」
その時、水輝の手が伸びて沙羅の服の裾を掴んだ。
「寂しい……一緒に寝て⭐」
「え!?んーどうしよう……」
「お願い⭐」
そういうと手首を捕まれてグッとベッドへ引き込まれた。
「うあっ!もう、仕方ない」
沙羅は抵抗するのを諦めて一緒に寝ることにした。
水輝は沙羅の腕にしがみついて肩に頬を擦り付けて足を絡ませてきた。
(あれ?何か固いものが当たってる?)
沙羅は異変に気付いた。とんでもなくデカい何かが沙羅の足に当たっている。
(ま、ま、魔物じゃぁぁぁぁあ~)
もう3回は一緒にお風呂に入ってるし、毎晩のように晩酌しながらテレビを見たり、ゲームをしたりしていた。
「おーい、沙羅!俺ハイボール飲むけどお前も飲む?」
今日も夕飯と風呂が済んでから一緒に飲むことになった。
「うん!飲むよー!」
「じゃあ一緒に作るなー!」
「ありがとう」
そこへ水輝がやってきた。
「もぉー!2人ばっかズルいよー!僕も飲む⭐ユウ作ってー⭐」
「えー!お前酒弱いじゃん。ジュース飲んだら?」
「ダメダメ⭐僕も同じのちょうだい!」
「わかったよ、でも一杯だけにしとけよ!」
そしてニッコニコで水輝も一緒に飲み始めた。
「おいしー⭐」
「あーうまっ!なんかテレビ面白いのやってる?」
「うーん今の時間ニュースばっかだー」
「ねぇねぇ⭐トランプしようよ⭐」
「え!トランプ?まぁいいけど」
「へー!いいね!トランプ!だいぶしてないなぁー懐かしい」
「ババ抜きしよ⭐」
「水輝絶対勝てないだろ。お前すぐ顔に出るし」
「ふっふっふ、お酒を飲んだ水輝様はいつもとは違うのだよ⭐1番多く勝った人の言うことは何でも聞く!っていうルールにしよ⭐」
「いいぜ!俄然負ける気がしない!」
「いいよ!なんか面白そう!」
3人はババ抜きをはじめた。
1時間後
「くぅぉーらぁー!また僕の負けかよぉー⭐」
「水輝めっちゃわかりやすいから」
「もぅ1回するぞー⭐お酒もう一杯!」
「やめとけー」
沙羅が優希に小声話しかけた。
「あの…水輝、お酒飲んだらいつもこんな感じ?」
「そうそう、2杯以上飲むとキャラ変するし、あいつ魔物飼ってるから。もう2杯目からは炭酸水だけにしてるんだけど」
(ん?魔物??)
「うぉーい!2人で何話してるんだよぉー⭐」
「俺1番勝ってるから俺の言うこときけよー!おい、沙羅!水輝の面倒みろ。あと、よろしく~」
「えーー!そんなーー!」
優希はさっさと部屋へ戻ってしまった。
「ユウ逃げんなぁぁー⭐勝負はまだ×△○★◎ー⭐」
「ろれつ回ってないじゃん!もう部屋へ行って休もう、立てる?」
「だぃじょぅぶ、だぃじょぅぶ……うぁ⭐」
「全然大丈夫じゃないし、ほら、肩につかまって」
沙羅は水輝の手を自分の肩にまわして、水輝の腰を抱えて水輝の部屋まで連れて行ってベッドに横になるようにした。
「さて、じゃ!おやすみなさい」
その時、水輝の手が伸びて沙羅の服の裾を掴んだ。
「寂しい……一緒に寝て⭐」
「え!?んーどうしよう……」
「お願い⭐」
そういうと手首を捕まれてグッとベッドへ引き込まれた。
「うあっ!もう、仕方ない」
沙羅は抵抗するのを諦めて一緒に寝ることにした。
水輝は沙羅の腕にしがみついて肩に頬を擦り付けて足を絡ませてきた。
(あれ?何か固いものが当たってる?)
沙羅は異変に気付いた。とんでもなくデカい何かが沙羅の足に当たっている。
(ま、ま、魔物じゃぁぁぁぁあ~)
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