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8話 ラニ族
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沙羅は異変に気付いた。
「あの……何で玲央さんは服着てないんですか?」
前回のお話はここまで。
さて、作者の私と同じ一部変態の読者様は、この後、新人の沙羅をみんなで調教プレイという、えげつない光景を思い浮かべたと思います。
おめでとうございます。そんな方々に俺様キャラの黒崎優希くんことユウ様からありがたい一言を
「この ど変態野郎がっ!」
はぅ!!腐った脳に染み入ります!
このあとの話しの続きですが、みなさんご安心ください
「パンツ履いてますよ」
「はぁ……ガッカリ。という視聴者の声が聞こえる」
「水輝さん!?何を言ってるんですか?」
「気にしないでね⭐」
「いやいや、サーモンピンクのピチピチパンツって!もはや裸も一緒じゃないですか!サーモンピンクって色のチョイスっ!確信犯ですよ!しかも初対面で裸って!?」
「ラニ族の方達には喜ばれたんだが」
「どこの国行ってるんですか!?」
「沙羅くん、彼はね、ど変態野郎ってわけじゃないんだ。普段はヨガのインストラクターをしているんだよ」
「なるべく自然体でいたいんだ」
「はぁ……なんとなくですが、府に落ちました。ちょっと身の危険を感じてしまいすみません」
「はははは……」
とみんなの笑い声に包まれ、和やかな雰囲気になっていた。そこへ隣にきた水輝がささやいた。
「この前のほうが身の危険、感じたでしょ?」
「へ!?」
沙羅はあまりに小さな声で聞き取れなかったけど、確かにそう聞こえた気がした。
(え?この前のこと?慧さんとの?何で知ってる?まさかあの時いた!?)
沙羅は血の気が引いていく感じがした。
(水輝はあんな可愛い顔をして、実はとんでとない小悪魔なのでは!?)
「さぁーみんなの紹介も終わったし、食事にしようか!今煌くんも呼んでくるよ」
「わぁーい⭐僕お腹へったー⭐」
沙羅は動揺していて気が気ではなかったが、目の前に広がるご馳走を見て悩みなんてどうでもよくなった。
「こんなに用意してくれてありがとうございます!久しぶりです!こんな沢山の食事」
沙羅は感動しながら久々にお腹がいっぱいになるまで食べた。
「めっちゃうまい!」
「おーい、沙羅食べ過ぎだぞー!ほどほどにしとけー。この後俺と風呂入るんだから」
「え?」
ユウが思いもしないことを言い出した。
「お前髪ボサボサ過ぎ!俺に任せろ」
(任せろ…はぁ…その言葉。前に慧さんにも言われたような)
「ユウくんヘアメイクの勉強してるんだ。みんな髪切るのはユウくんにお願いしてるんだよ。沙羅くんもしてもらったらいいよ」
「そういうこと!バスルームでやってやるから、カットとカラーも」
「ありがとうございます!じゃあお願いします」
それから2人はバスルームへ移動した。
ユウは慣れた手つきであっという間にカットとカラーもしてくれて、最後2人でお風呂も入った。沙羅はユウと一気に距離が縮まった感じがして、はじめ感じていた警戒心も無くなった。
こうしてシェアハウス初日は何事もなく?過ぎていった。沙羅はこれからの彼らとの生活が楽しいものになるとキラキラとした希望をいだいていた。
「あの……何で玲央さんは服着てないんですか?」
前回のお話はここまで。
さて、作者の私と同じ一部変態の読者様は、この後、新人の沙羅をみんなで調教プレイという、えげつない光景を思い浮かべたと思います。
おめでとうございます。そんな方々に俺様キャラの黒崎優希くんことユウ様からありがたい一言を
「この ど変態野郎がっ!」
はぅ!!腐った脳に染み入ります!
このあとの話しの続きですが、みなさんご安心ください
「パンツ履いてますよ」
「はぁ……ガッカリ。という視聴者の声が聞こえる」
「水輝さん!?何を言ってるんですか?」
「気にしないでね⭐」
「いやいや、サーモンピンクのピチピチパンツって!もはや裸も一緒じゃないですか!サーモンピンクって色のチョイスっ!確信犯ですよ!しかも初対面で裸って!?」
「ラニ族の方達には喜ばれたんだが」
「どこの国行ってるんですか!?」
「沙羅くん、彼はね、ど変態野郎ってわけじゃないんだ。普段はヨガのインストラクターをしているんだよ」
「なるべく自然体でいたいんだ」
「はぁ……なんとなくですが、府に落ちました。ちょっと身の危険を感じてしまいすみません」
「はははは……」
とみんなの笑い声に包まれ、和やかな雰囲気になっていた。そこへ隣にきた水輝がささやいた。
「この前のほうが身の危険、感じたでしょ?」
「へ!?」
沙羅はあまりに小さな声で聞き取れなかったけど、確かにそう聞こえた気がした。
(え?この前のこと?慧さんとの?何で知ってる?まさかあの時いた!?)
沙羅は血の気が引いていく感じがした。
(水輝はあんな可愛い顔をして、実はとんでとない小悪魔なのでは!?)
「さぁーみんなの紹介も終わったし、食事にしようか!今煌くんも呼んでくるよ」
「わぁーい⭐僕お腹へったー⭐」
沙羅は動揺していて気が気ではなかったが、目の前に広がるご馳走を見て悩みなんてどうでもよくなった。
「こんなに用意してくれてありがとうございます!久しぶりです!こんな沢山の食事」
沙羅は感動しながら久々にお腹がいっぱいになるまで食べた。
「めっちゃうまい!」
「おーい、沙羅食べ過ぎだぞー!ほどほどにしとけー。この後俺と風呂入るんだから」
「え?」
ユウが思いもしないことを言い出した。
「お前髪ボサボサ過ぎ!俺に任せろ」
(任せろ…はぁ…その言葉。前に慧さんにも言われたような)
「ユウくんヘアメイクの勉強してるんだ。みんな髪切るのはユウくんにお願いしてるんだよ。沙羅くんもしてもらったらいいよ」
「そういうこと!バスルームでやってやるから、カットとカラーも」
「ありがとうございます!じゃあお願いします」
それから2人はバスルームへ移動した。
ユウは慣れた手つきであっという間にカットとカラーもしてくれて、最後2人でお風呂も入った。沙羅はユウと一気に距離が縮まった感じがして、はじめ感じていた警戒心も無くなった。
こうしてシェアハウス初日は何事もなく?過ぎていった。沙羅はこれからの彼らとの生活が楽しいものになるとキラキラとした希望をいだいていた。
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