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117 難民
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細い者や太い者、全身を体毛で覆われた者や鱗に覆われた者、両腕の翼で空中を飛ぶもの。
【世界樹の迷宮】から見て北東の森。そこに、人の様に二足歩行をする、だが決定的に違う部位を携えた集団が進んでいた。
機動力のあるものが偵察を担い、近づく魔物を一早く見つけ素早く仕留め食料とする。
鼻や耳が利くものは周囲を警戒し、先行した者たちが見逃したものを見つけ出し排除。
力や体格が大きい者達が、集団の先頭を歩き、道を切り開く。
それ以外の者は偵察達の中心に集まり、食料や薬となるモノを集め、狩って来た獲物を解体し、必要な道具を拵える
多数の種族が入り乱れる中、各々の得意分野を生かし、幾つもの集団が助け合う。彼等の正体は、獣人と呼ばれる者たちの集まりだった。
彼等は、ただひたすら進み続ける。東から西へと、何かから逃げるかの様に……
―――
夜。
魔物すら寝静まる中、森の中を移動していた集団の代表である族長達が、パチパチと音をたてる焚火を中心に向い合い、話し込んでいた。
そんな場を仕切るのは、薄い金色の毛髪と長い髭を携えた男。一見草人の老人に見えなくもないが、長い耳がそれを否定する。彼はこの一団の最年長かつ、この集団唯一の森人(エルフ)である。
「内部組は、問題ないかのぅ?」
「こちらは問題ない、食料も安全に集められているし、怪我人の治療も進んでいる。何人かは復帰できそうだ」
内部組の代表として、兎人の男が発言する。背後に控える、それぞれの集団の代表者も否定することなく、沈黙で肯定を示す。
「外周組はどうじゃ?」
「魔物については問題ない、感知能力が低いのか、大半は先制できるからな、種類も少ないし、特に山を越えてから魔物が弱く成ってな。今の方が楽なくらいだ…が、そろそろ、精神的に無理が出て来ている連中が居るな」
「北もか、南側も同じ様な状況だ。余裕が出て来たせいで、余計な事を考える奴が出て来てな、それが周りに普及しだしている」
犬人と牛人の男の発言に、周りの者は顔を顰める。
「……いやな傾向だな。今までは生きるのに必死だったが」
「仕方がない事だが、安心させられるような情報がない現状、どうしようもない」
「少しでも早く、休める場所を見つけるしかないだろう」
「安住の地…か。そんなものが本当に有るのだろうか」
「知らん……が、見つけるしか、我々が生き残る道はない」
「「「……」」」
いつ死ぬかもしれない恐怖、先行きの見えない不安、仲間の命を担う責任、様々な感情が渦巻き、辺りを重い沈黙が支配する。
「それもこれも、あの化け物のせいで」
「言うな! 言っても、どうしようもねぇだろ……」
消え入りそうな豚人の呟きに、片腕のない大男、牛人が一喝する。
歯を食いしばり、今にも震え出しそうな体を、怒りと恐怖ごと抑える様に抱え込む。
その化け物によって失った腕を、残った片腕で掴みながら……
「……怒るなとは言わん、悲しむなとも言わん。だが今は、生き残ることを、仲間を生かすことに、全力で当たれ」
「……分かっているよ、旦那」
「……あぁ、すまん。冷静じゃ無かった」
「さぁ、さっさと終わらせて仕舞おう。明日も長いぞ」
鼠人の言葉に、落ち着きを取り戻したのか、再度話し合いが進められる。
だが、報告を終えれば他に話すことは無い。故郷を奪われた彼等には、前に進む以外の選択肢は、残されていないのだから。
―――
翌朝、薄暗い森の中を先行する犬人の一団。進路上に存在する危険物を探す役割を担う彼らは、突然の事に唖然としていた。
「なんだよ、これ」
「森が……ない?」
突然、何かに切り取られたかのように森が途切れ、何もない荒野が広がっていたのだ。
自分たちで処理できる範囲を超えている。チームリーダーは即座に判断し、司令塔を担っている中央に伝令を出す。
「何か残って無いか?」
「……オイオイ、根すらないぞ。薙ぎ払われたわけじゃ無さそうだ」
「奥まで行ってみるか?」
「……止そう。見通しが良すぎる。それに、此処に変なものを連れてくるわけにもいかない」
残った者は、周辺に何かないか、少しでも情報を集めようと散策を開始するも、安全を優先し警戒しながらの為、目だった情報を得ることはできない。その内、他の哨戒も到達するも、その光景に対して同様の反応をするしか無かった。
そんな中、情報を聞きつけたリーダー格の者たちが、その場に集合する。
「なんだぁ、こりゃ?」
「知らん。俺の部下も、有益な情報を見つけられていない」
立ち尽くす外周担当の牛人と犬人の族長の言葉が、何もない荒野に消えていく。
「どうやったら、こんな何もない……」
「問題はそこでは無いよ。我々がしなければならない事は、この後どうするかだ」
「このまま真っ直ぐ進めば、エスタール帝国まで出たかもしれ無かったのじゃがのぅ」
当初の予定通り進めば、多種多様な種族が住むと言われている、エスタール帝国の領地に出るものと思われていたが、完全に覆す結果となって仕舞った。
「この先に、本当に国なんかあるのかよ」
「なんじゃ? ワシの事が信用できんかのぅ?」
「そうじゃ無いけどよ…爺さんが居たのって100年位前なんだろう?」
「それにこの状態だ、何かあったに違いない」
「ぐぬぅ」
目的地となっていたエスタール帝国だが、情報源は森人、それも100年近く前のものであり、獣人達はかの国の事をほとんど知らなかったのだ。それも、彼等の不安が尽きない理由である。
「この何もない大地を進むのは……無謀か。森から食料の採取ができないのも有るが、こんな所を集団で移動していたら、上空から丸見えだ」
「いっその事、僕たち鳥人が、上から見てくるー?」
「何処まで広がっているかだけでも知ることができれば、距離を見てだが、突っ切るのも有りじゃねぇか?」
「じゃぁ、見て来るね! 皆、行くよー」
「!!?? 隠レロ!」
鳥人が飛び立とうとしたのと同時に、舌足らずな声で警戒を促される。それは普段、あまり話さない蜥蜴人が発したものであった。その異常事態に、周りの者は一斉に森の奥へと身を隠す。
警戒を促した蜥蜴人を見れば、上空を警戒していることが分かる。他の者達も釣られて、周りの者も上を見る。
そこへ、轟音をと風切り音を響かせながら、三つの影が接近してくる。
それは強大な存在感と、強烈な<威圧>を周囲にばら撒きながら、彼らの上空を通り抜けていった。
「竜……」
「空を飛ぶのは……やめた方が良さそうだな」
(((コクコウコクコク!!)))
完全に縮こまって仕舞った鳥人達を見て、上空からの探索を中止する。怯え切った今の彼等では、まともに飛ぶことすらできないだろう。
「あんなもんが飛んでる中、突っ切る何て、リスクが高すぎる!」
「行くなら少数で、移動が速いものたちだけでやるべきじゃのぅ」
「まさか、危険すぎる!」
「だが、可能性が無い訳ではない。少しでも多く、生き残る可能性の幅を広げるべきだ」
「……我が、代表して行こう」
馬人のリーダー格が、名乗りを上げる。
「我等なら、体力的にも速度的にも適任だろう」
「……良いのか?」
「誰かがやらねばならんことだ。他の者たちも納得している。いつか、周りを置いて進むことも覚悟していたからな……まさか、こんな形で先に行く事になるとは、思っていなかったがな」
「分かった……死ぬなよ」
持てるだけの食料を持って、馬人の一団が、荒野を駆けていく。だがそれも、土埃が舞い上がり、すぐに見えなくなって仕舞った。
「……ワシ等も行こう」
馬人達の後ろ姿を見送った後、すぐに残った者たちも行動を開始する。
北には、竜の谷が東西を割る様に存在し、南には人間至上を謳うリラ王国がある。故に彼等は、生き残る可能性を上げるため、南北へとそれぞれ別れ、森と荒野の境目を進んでいく。
西へと、森が繋がっている可能性に賭けて……
―――
「ガーーー! <威圧>を一点集中って、どうやれば良いのよ!?」
「エレン様、ファイトですわ!」
「頑張れ~」
【世界樹の迷宮】から見て北東の森。そこに、人の様に二足歩行をする、だが決定的に違う部位を携えた集団が進んでいた。
機動力のあるものが偵察を担い、近づく魔物を一早く見つけ素早く仕留め食料とする。
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力や体格が大きい者達が、集団の先頭を歩き、道を切り開く。
それ以外の者は偵察達の中心に集まり、食料や薬となるモノを集め、狩って来た獲物を解体し、必要な道具を拵える
多数の種族が入り乱れる中、各々の得意分野を生かし、幾つもの集団が助け合う。彼等の正体は、獣人と呼ばれる者たちの集まりだった。
彼等は、ただひたすら進み続ける。東から西へと、何かから逃げるかの様に……
―――
夜。
魔物すら寝静まる中、森の中を移動していた集団の代表である族長達が、パチパチと音をたてる焚火を中心に向い合い、話し込んでいた。
そんな場を仕切るのは、薄い金色の毛髪と長い髭を携えた男。一見草人の老人に見えなくもないが、長い耳がそれを否定する。彼はこの一団の最年長かつ、この集団唯一の森人(エルフ)である。
「内部組は、問題ないかのぅ?」
「こちらは問題ない、食料も安全に集められているし、怪我人の治療も進んでいる。何人かは復帰できそうだ」
内部組の代表として、兎人の男が発言する。背後に控える、それぞれの集団の代表者も否定することなく、沈黙で肯定を示す。
「外周組はどうじゃ?」
「魔物については問題ない、感知能力が低いのか、大半は先制できるからな、種類も少ないし、特に山を越えてから魔物が弱く成ってな。今の方が楽なくらいだ…が、そろそろ、精神的に無理が出て来ている連中が居るな」
「北もか、南側も同じ様な状況だ。余裕が出て来たせいで、余計な事を考える奴が出て来てな、それが周りに普及しだしている」
犬人と牛人の男の発言に、周りの者は顔を顰める。
「……いやな傾向だな。今までは生きるのに必死だったが」
「仕方がない事だが、安心させられるような情報がない現状、どうしようもない」
「少しでも早く、休める場所を見つけるしかないだろう」
「安住の地…か。そんなものが本当に有るのだろうか」
「知らん……が、見つけるしか、我々が生き残る道はない」
「「「……」」」
いつ死ぬかもしれない恐怖、先行きの見えない不安、仲間の命を担う責任、様々な感情が渦巻き、辺りを重い沈黙が支配する。
「それもこれも、あの化け物のせいで」
「言うな! 言っても、どうしようもねぇだろ……」
消え入りそうな豚人の呟きに、片腕のない大男、牛人が一喝する。
歯を食いしばり、今にも震え出しそうな体を、怒りと恐怖ごと抑える様に抱え込む。
その化け物によって失った腕を、残った片腕で掴みながら……
「……怒るなとは言わん、悲しむなとも言わん。だが今は、生き残ることを、仲間を生かすことに、全力で当たれ」
「……分かっているよ、旦那」
「……あぁ、すまん。冷静じゃ無かった」
「さぁ、さっさと終わらせて仕舞おう。明日も長いぞ」
鼠人の言葉に、落ち着きを取り戻したのか、再度話し合いが進められる。
だが、報告を終えれば他に話すことは無い。故郷を奪われた彼等には、前に進む以外の選択肢は、残されていないのだから。
―――
翌朝、薄暗い森の中を先行する犬人の一団。進路上に存在する危険物を探す役割を担う彼らは、突然の事に唖然としていた。
「なんだよ、これ」
「森が……ない?」
突然、何かに切り取られたかのように森が途切れ、何もない荒野が広がっていたのだ。
自分たちで処理できる範囲を超えている。チームリーダーは即座に判断し、司令塔を担っている中央に伝令を出す。
「何か残って無いか?」
「……オイオイ、根すらないぞ。薙ぎ払われたわけじゃ無さそうだ」
「奥まで行ってみるか?」
「……止そう。見通しが良すぎる。それに、此処に変なものを連れてくるわけにもいかない」
残った者は、周辺に何かないか、少しでも情報を集めようと散策を開始するも、安全を優先し警戒しながらの為、目だった情報を得ることはできない。その内、他の哨戒も到達するも、その光景に対して同様の反応をするしか無かった。
そんな中、情報を聞きつけたリーダー格の者たちが、その場に集合する。
「なんだぁ、こりゃ?」
「知らん。俺の部下も、有益な情報を見つけられていない」
立ち尽くす外周担当の牛人と犬人の族長の言葉が、何もない荒野に消えていく。
「どうやったら、こんな何もない……」
「問題はそこでは無いよ。我々がしなければならない事は、この後どうするかだ」
「このまま真っ直ぐ進めば、エスタール帝国まで出たかもしれ無かったのじゃがのぅ」
当初の予定通り進めば、多種多様な種族が住むと言われている、エスタール帝国の領地に出るものと思われていたが、完全に覆す結果となって仕舞った。
「この先に、本当に国なんかあるのかよ」
「なんじゃ? ワシの事が信用できんかのぅ?」
「そうじゃ無いけどよ…爺さんが居たのって100年位前なんだろう?」
「それにこの状態だ、何かあったに違いない」
「ぐぬぅ」
目的地となっていたエスタール帝国だが、情報源は森人、それも100年近く前のものであり、獣人達はかの国の事をほとんど知らなかったのだ。それも、彼等の不安が尽きない理由である。
「この何もない大地を進むのは……無謀か。森から食料の採取ができないのも有るが、こんな所を集団で移動していたら、上空から丸見えだ」
「いっその事、僕たち鳥人が、上から見てくるー?」
「何処まで広がっているかだけでも知ることができれば、距離を見てだが、突っ切るのも有りじゃねぇか?」
「じゃぁ、見て来るね! 皆、行くよー」
「!!?? 隠レロ!」
鳥人が飛び立とうとしたのと同時に、舌足らずな声で警戒を促される。それは普段、あまり話さない蜥蜴人が発したものであった。その異常事態に、周りの者は一斉に森の奥へと身を隠す。
警戒を促した蜥蜴人を見れば、上空を警戒していることが分かる。他の者達も釣られて、周りの者も上を見る。
そこへ、轟音をと風切り音を響かせながら、三つの影が接近してくる。
それは強大な存在感と、強烈な<威圧>を周囲にばら撒きながら、彼らの上空を通り抜けていった。
「竜……」
「空を飛ぶのは……やめた方が良さそうだな」
(((コクコウコクコク!!)))
完全に縮こまって仕舞った鳥人達を見て、上空からの探索を中止する。怯え切った今の彼等では、まともに飛ぶことすらできないだろう。
「あんなもんが飛んでる中、突っ切る何て、リスクが高すぎる!」
「行くなら少数で、移動が速いものたちだけでやるべきじゃのぅ」
「まさか、危険すぎる!」
「だが、可能性が無い訳ではない。少しでも多く、生き残る可能性の幅を広げるべきだ」
「……我が、代表して行こう」
馬人のリーダー格が、名乗りを上げる。
「我等なら、体力的にも速度的にも適任だろう」
「……良いのか?」
「誰かがやらねばならんことだ。他の者たちも納得している。いつか、周りを置いて進むことも覚悟していたからな……まさか、こんな形で先に行く事になるとは、思っていなかったがな」
「分かった……死ぬなよ」
持てるだけの食料を持って、馬人の一団が、荒野を駆けていく。だがそれも、土埃が舞い上がり、すぐに見えなくなって仕舞った。
「……ワシ等も行こう」
馬人達の後ろ姿を見送った後、すぐに残った者たちも行動を開始する。
北には、竜の谷が東西を割る様に存在し、南には人間至上を謳うリラ王国がある。故に彼等は、生き残る可能性を上げるため、南北へとそれぞれ別れ、森と荒野の境目を進んでいく。
西へと、森が繋がっている可能性に賭けて……
―――
「ガーーー! <威圧>を一点集中って、どうやれば良いのよ!?」
「エレン様、ファイトですわ!」
「頑張れ~」
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