101 / 330
96 ダンジョン会議①
しおりを挟む
「報告は以上になります」
「成る程、有難うございます」
そっか、人種がね~、来たかー……とうとう来ちゃったか~~~。思っていたよりも早かったな~~~、は~~~~~~~~~~……
暫くは害虫への対応でゴタゴタして、調査にはもっと時間が掛かると思っていたんですがね~~~。意外と近かったのかな?
「主様、申し訳ありません。報告が遅れ、対応が後手になって仕舞いました。全ての責任は、統率を取れなかった我に在ります。どうか―――」
「そうですか、それは良かった」
「……え?」
「新体制での問題が見えているのでしょう? でしたら、後はその原因を改善するだけですね。幸い被害が出る様な事では無かったですし、このタイミングで見つかって良かった、良かった」
(私も引っ付いているから、何とでもできるよ~)
「~~~~~~、ありがとうございます!」
さてさて、報告の詳細確認と、今後の予定を決めるのは後にして……
「取り敢えず……世界樹さん。ちょっと落ち着きましょうか?」
「ア˝ァ˝?」
一緒に報告を聞いていた世界樹さんが、真っ黒モードに突入して仕舞っている。まだまだダメか~~~。
情報が入るのが遅れて良かった。世界樹さんの行動範囲内にいる内に情報が入っていたら、殺しに行っていたかもしれない。
取り敢えず、逃げ出さない様に膝の上に抱える。
「ほらほら、もう人種は居なくなったんですから、怒っても仕方が無いですよ?」
― ギチギチギチギチ -
「それに、来たのは西側からです。世界樹さんの敵は東側でしょ?」
「……」
「関係ない奴は巻き込まない、でしたよね?」
「……なの」
「しかも人種の内の一人に、“プルさんの内の一匹”が引っ付いています。情報入手のチャンスですよ? エルフ? の情報も、手に入れられるかも知れません!」
「む~~~~~~……」
よしよし、落ち着いてきましたね。
……途中、本当にヤバい物に成りかけていましたね。依り代だけでなく、迷宮全体まで軋んだ時は、どうなる事かと思いましたよ。
暫く撫で続けて、世界樹さんの心の整理が付くのを待つ。
早めに行動に移りたいところですが、これは世界樹さんの問題。除け者にする訳にはいかないですからね。
「大丈夫、大丈夫……怖いものは居ないですよ~~~、皆も居ますからね~~~」
「……ん、なの」
―――
今にも暴れ出しそうだった世界樹さんが、ようやく落ち着きを取り戻した。その代わりに、しがみ付いて離れなくなって仕舞いましたが。
嫌い、憎い、怖い、隠れたい、引っ込みたい、だけど一人は嫌ってとこでしょうかね?
……家の子にトラウマ植え付けやがって。どうしてやろうか?
「……なの」
「おや、大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫なの……話を進めると良いなの」
あらら、気を使わせて仕舞いましたか。まぁそれだけ、余裕が戻ってきたって事ですね。
あいつ等が関わらなければ、本当に良い子です。無理は……して無いですね。
「分かりました。皆さん、再開しましょうか。プルさん、馬車に乗った人種に引っ付いた子と、連絡は取れますか?」
(直接はもう無理かな~? 私の<群体>から外れちゃったから)
「そうですか、“馬車に引っ付いて”行った子の方はどうですか?」
(そっちは大丈夫! でも、遠くに行くと<群体>の精度も落ちるみたい。正確な情報は難しいかも……)
個人回線の<念話>みたいな性能ですかね? <念話>みたいに、他人にもれたりはしないですし、隠密活動に超便利です。
問題なのは、人と<共生>関係になった子との連絡方法の確立かな?
「<念話>は……危険ですね、バレる可能性があります」
「馬車に引っ付いて行った方のみでは、だめなのですか?」
「人種の生活水準が知りたいですからね、身近な情報が欲しいのですよ」
「生活水準?」
「そんなの……要るなの?」
世界樹さんだけでなく、他の子も同じ考えの様で困惑気味だ。結構重要だと思いますけどね~。
「……人と敵対する覚悟、有る?」
「不遜であるぞ! モコモコ殿!」
羊を模した魔物、羊であるモコモコさん。眠るのが好きな子で、いつも眠たそうにしている。現在、世界樹さんの抱き枕が主な仕事。あ、命名は世界樹さんです。それもあって、懐いているのは世界樹さん。俺に対しては、それ程ではない?
まぁ、否定的な意見が出るのは良い事です、こういった存在が今まで不足していましたからね。だからクロスさん、そんな頭ごなしに否定しない。
「で、でも、主様も人種です……し……寂しいとか……」
「モフモフ殿まで……だが、うむ……」
兎を模した魔物、兎のモフモフさん。当然、命名は世界樹さんです。
憶病な性格で、森の中でいつも逃げ回っている。時々、食事の為に狩りもしているし、低レベルが相手ではまず捕まらないから、安心して放置できる位には強い。
寂しがり屋だから、いつも他の方や特にモコモコさんと一緒に居る。この子達は、最早セット扱いですね。
……で? クロスさんや、その探る様な視線は何でしょうか?
「寂しいなの?」
「うんや、全く」
「……ちょっと位、そんな感情があっても良いと思うなの」
「う~~~ん、そんな事を言われましてもね~。元々の気質も有りますけど、これだけ周りに身内が居ると、寂しがる理由が無いですしね~」
「「「……」」」
え、何で皆さん黙るんですか?
(それで? どんな情報が欲しいの~?)
「え? あぁハイ、何でもですかね?」
(なんでも~?)
「生活水準は結構重要項目ですよ? 食事一つとっても種類や鮮度を見れば、その国の生活水準が結構分かると思うんですよ。ただの日々の糧なのか、娯楽として楽しめるだけの余裕が有るのか。その余裕は、生産ラインや運搬…要はインフラ関係ですね、それが充実しているからなのか、又は魔術や魔道具によるものなのか? 魔道具の類なら、どれ程のものがある? 生活に関係するモノだけなんてあり得ないでしょう、武器は? 兵器は? ここまで来られる存在の生活に密着していれば、外から見るだけでは得られない情報が得られると思いません?」
(アッハイ)
「あ、勿論他の粘液族以外の子にも、情報収集はお願いしたいです。色んな視点からの情報が欲しいって事です」
(なるほど~。分かった、他には~?)
情報の回収方法は……どうしましょうか?
(私と繋がっている子と接触できれば、情報のやり取りはできると思うよ? でも、そもそも粘液の感知能力だと、細かいのは分からないかも?)
「全然大丈夫ですよ~。降って湧いたような機会ですしね。なので、最優先は自身の命です……あ、それと、接触できたら伝言を一つお願いします」
プルさん達、粘液についてはこんなもんですかね?
「成る程、有難うございます」
そっか、人種がね~、来たかー……とうとう来ちゃったか~~~。思っていたよりも早かったな~~~、は~~~~~~~~~~……
暫くは害虫への対応でゴタゴタして、調査にはもっと時間が掛かると思っていたんですがね~~~。意外と近かったのかな?
「主様、申し訳ありません。報告が遅れ、対応が後手になって仕舞いました。全ての責任は、統率を取れなかった我に在ります。どうか―――」
「そうですか、それは良かった」
「……え?」
「新体制での問題が見えているのでしょう? でしたら、後はその原因を改善するだけですね。幸い被害が出る様な事では無かったですし、このタイミングで見つかって良かった、良かった」
(私も引っ付いているから、何とでもできるよ~)
「~~~~~~、ありがとうございます!」
さてさて、報告の詳細確認と、今後の予定を決めるのは後にして……
「取り敢えず……世界樹さん。ちょっと落ち着きましょうか?」
「ア˝ァ˝?」
一緒に報告を聞いていた世界樹さんが、真っ黒モードに突入して仕舞っている。まだまだダメか~~~。
情報が入るのが遅れて良かった。世界樹さんの行動範囲内にいる内に情報が入っていたら、殺しに行っていたかもしれない。
取り敢えず、逃げ出さない様に膝の上に抱える。
「ほらほら、もう人種は居なくなったんですから、怒っても仕方が無いですよ?」
― ギチギチギチギチ -
「それに、来たのは西側からです。世界樹さんの敵は東側でしょ?」
「……」
「関係ない奴は巻き込まない、でしたよね?」
「……なの」
「しかも人種の内の一人に、“プルさんの内の一匹”が引っ付いています。情報入手のチャンスですよ? エルフ? の情報も、手に入れられるかも知れません!」
「む~~~~~~……」
よしよし、落ち着いてきましたね。
……途中、本当にヤバい物に成りかけていましたね。依り代だけでなく、迷宮全体まで軋んだ時は、どうなる事かと思いましたよ。
暫く撫で続けて、世界樹さんの心の整理が付くのを待つ。
早めに行動に移りたいところですが、これは世界樹さんの問題。除け者にする訳にはいかないですからね。
「大丈夫、大丈夫……怖いものは居ないですよ~~~、皆も居ますからね~~~」
「……ん、なの」
―――
今にも暴れ出しそうだった世界樹さんが、ようやく落ち着きを取り戻した。その代わりに、しがみ付いて離れなくなって仕舞いましたが。
嫌い、憎い、怖い、隠れたい、引っ込みたい、だけど一人は嫌ってとこでしょうかね?
……家の子にトラウマ植え付けやがって。どうしてやろうか?
「……なの」
「おや、大丈夫ですか?」
「ん、大丈夫なの……話を進めると良いなの」
あらら、気を使わせて仕舞いましたか。まぁそれだけ、余裕が戻ってきたって事ですね。
あいつ等が関わらなければ、本当に良い子です。無理は……して無いですね。
「分かりました。皆さん、再開しましょうか。プルさん、馬車に乗った人種に引っ付いた子と、連絡は取れますか?」
(直接はもう無理かな~? 私の<群体>から外れちゃったから)
「そうですか、“馬車に引っ付いて”行った子の方はどうですか?」
(そっちは大丈夫! でも、遠くに行くと<群体>の精度も落ちるみたい。正確な情報は難しいかも……)
個人回線の<念話>みたいな性能ですかね? <念話>みたいに、他人にもれたりはしないですし、隠密活動に超便利です。
問題なのは、人と<共生>関係になった子との連絡方法の確立かな?
「<念話>は……危険ですね、バレる可能性があります」
「馬車に引っ付いて行った方のみでは、だめなのですか?」
「人種の生活水準が知りたいですからね、身近な情報が欲しいのですよ」
「生活水準?」
「そんなの……要るなの?」
世界樹さんだけでなく、他の子も同じ考えの様で困惑気味だ。結構重要だと思いますけどね~。
「……人と敵対する覚悟、有る?」
「不遜であるぞ! モコモコ殿!」
羊を模した魔物、羊であるモコモコさん。眠るのが好きな子で、いつも眠たそうにしている。現在、世界樹さんの抱き枕が主な仕事。あ、命名は世界樹さんです。それもあって、懐いているのは世界樹さん。俺に対しては、それ程ではない?
まぁ、否定的な意見が出るのは良い事です、こういった存在が今まで不足していましたからね。だからクロスさん、そんな頭ごなしに否定しない。
「で、でも、主様も人種です……し……寂しいとか……」
「モフモフ殿まで……だが、うむ……」
兎を模した魔物、兎のモフモフさん。当然、命名は世界樹さんです。
憶病な性格で、森の中でいつも逃げ回っている。時々、食事の為に狩りもしているし、低レベルが相手ではまず捕まらないから、安心して放置できる位には強い。
寂しがり屋だから、いつも他の方や特にモコモコさんと一緒に居る。この子達は、最早セット扱いですね。
……で? クロスさんや、その探る様な視線は何でしょうか?
「寂しいなの?」
「うんや、全く」
「……ちょっと位、そんな感情があっても良いと思うなの」
「う~~~ん、そんな事を言われましてもね~。元々の気質も有りますけど、これだけ周りに身内が居ると、寂しがる理由が無いですしね~」
「「「……」」」
え、何で皆さん黙るんですか?
(それで? どんな情報が欲しいの~?)
「え? あぁハイ、何でもですかね?」
(なんでも~?)
「生活水準は結構重要項目ですよ? 食事一つとっても種類や鮮度を見れば、その国の生活水準が結構分かると思うんですよ。ただの日々の糧なのか、娯楽として楽しめるだけの余裕が有るのか。その余裕は、生産ラインや運搬…要はインフラ関係ですね、それが充実しているからなのか、又は魔術や魔道具によるものなのか? 魔道具の類なら、どれ程のものがある? 生活に関係するモノだけなんてあり得ないでしょう、武器は? 兵器は? ここまで来られる存在の生活に密着していれば、外から見るだけでは得られない情報が得られると思いません?」
(アッハイ)
「あ、勿論他の粘液族以外の子にも、情報収集はお願いしたいです。色んな視点からの情報が欲しいって事です」
(なるほど~。分かった、他には~?)
情報の回収方法は……どうしましょうか?
(私と繋がっている子と接触できれば、情報のやり取りはできると思うよ? でも、そもそも粘液の感知能力だと、細かいのは分からないかも?)
「全然大丈夫ですよ~。降って湧いたような機会ですしね。なので、最優先は自身の命です……あ、それと、接触できたら伝言を一つお願いします」
プルさん達、粘液についてはこんなもんですかね?
22
お気に入りに追加
5,443
あなたにおすすめの小説
[鑑定]スキルしかない俺を追放したのはいいが、貴様らにはもう関わるのはイヤだから、さがさないでくれ!
どら焼き
ファンタジー
ついに!第5章突入!
舐めた奴らに、真実が牙を剥く!
何も説明無く、いきなり異世界転移!らしいのだが、この王冠つけたオッサン何を言っているのだ?
しかも、ステータスが文字化けしていて、スキルも「鑑定??」だけって酷くない?
訳のわからない言葉?を発声している王女?と、勇者らしい同級生達がオレを城から捨てやがったので、
なんとか、苦労して宿代とパン代を稼ぐ主人公カザト!
そして…わかってくる、この異世界の異常性。
出会いを重ねて、なんとか元の世界に戻る方法を切り開いて行く物語。
主人公の直接復讐する要素は、あまりありません。
相手方の、あまりにも酷い自堕落さから出てくる、ざまぁ要素は、少しづつ出てくる予定です。
ハーレム要素は、不明とします。
復讐での強制ハーレム要素は、無しの予定です。
追記
2023/07/21 表紙絵を戦闘モードになったあるヤツの参考絵にしました。
8月近くでなにが、変形するのかわかる予定です。
2024/02/23
アルファポリスオンリーを解除しました。

最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
勇者一行から追放された二刀流使い~仲間から捜索願いを出されるが、もう遅い!~新たな仲間と共に魔王を討伐ス
R666
ファンタジー
アマチュアニートの【二龍隆史】こと36歳のおっさんは、ある日を境に実の両親達の手によって包丁で腹部を何度も刺されて地獄のような痛みを味わい死亡。
そして彼の魂はそのまま天界へ向かう筈であったが女神を自称する危ない女に呼び止められると、ギフトと呼ばれる最強の特典を一つだけ選んで、異世界で勇者達が魔王を討伐できるように手助けをして欲しいと頼み込まれた。
最初こそ余り乗り気ではない隆史ではあったが第二の人生を始めるのも悪くないとして、ギフトを一つ選び女神に言われた通りに勇者一行の手助けをするべく異世界へと乗り込む。
そして異世界にて真面目に勇者達の手助けをしていたらチキン野郎の役立たずという烙印を押されてしまい隆史は勇者一行から追放されてしまう。
※これは勇者一行から追放された最凶の二刀流使いの隆史が新たな仲間を自ら探して、自分達が新たな勇者一行となり魔王を討伐するまでの物語である※

冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL

クラス召喚に巻き込まれてしまいました…… ~隣のクラスがクラス召喚されたけど俺は別のクラスなのでお呼びじゃないみたいです~
はなとすず
ファンタジー
俺は佐藤 響(さとう ひびき)だ。今年、高校一年になって高校生活を楽しんでいる。
俺が通う高校はクラスが4クラスある。俺はその中で2組だ。高校には仲のいい友達もいないしもしかしたらこのままボッチかもしれない……コミュニケーション能力ゼロだからな。
ある日の昼休み……高校で事は起こった。
俺はたまたま、隣のクラス…1組に行くと突然教室の床に白く光る模様が現れ、その場にいた1組の生徒とたまたま教室にいた俺は異世界に召喚されてしまった。
しかも、召喚した人のは1組だけで違うクラスの俺はお呼びじゃないらしい。だから俺は、一人で異世界を旅することにした。
……この物語は一人旅を楽しむ俺の物語……のはずなんだけどなぁ……色々、トラブルに巻き込まれながら俺は異世界生活を謳歌します!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる