87 / 330
82 竜と迷宮主③
しおりを挟む
その後も、湯に浸かりながら話していたけど、本当にダンジョンマスターぽく無いわ、このダンマス。あ、ダンマスって言い方は、相手から教わった。ダンジョンマスターを縮めた言い方らしい。
ダンマスって、とにかく外から生き物を引き込んで、殺す事しか考えてない様な奴って聞いていたのだけど、認識を改めた方がいいかしらね? このダンマス、侵略とか殺しとか全く興味が無い、世界樹がやるなら手伝う程度の考えなのだ。人種ってこんなに無欲だったっけ?
ダンマスが上がるのに合わせ、私達も風呂から上がる。このままじゃ上がるタイミングを逃しそうだったし……特にシスタが。
火照った体を冷ます為、ダンマスの勧めで外へ出る。外は既に夜と成っており、光源は月明かりだけとなっていた。
「ん~~~!」
私達の目の前で体を伸ばすダンマス。本当に無防備だ、寝首を掛かれないかちょっと心配になって仕舞う……こんな相手に緊張するのも、馬鹿らしくなってきた。体の力を抜いて、ダンマスの真似をして体を伸ばす。いつも以上に体の調子が良い。お風呂の効果でしょうかね? 火照った体に、夜の冷えた風が心地よい。
「この後は、お休みになりますか?」
「そうですね、既に日も落ちていますし、明日に向けて休もうかと」
「寝るときは屋外で良いのでしたね? 飛ぶことになりますけど、お勧めの場所があります。如何致しますか?」
「えぇ、お願いしますわ」
お勧めがあるなら、断る理由は無い。適当な場所より、気兼ねなく休むことができる……飛ぶと言っていたが、このダンマスは飛べるのだろうか?
「……ん?」
世界樹の方から、一匹の魔物がこちらに飛んでくるのが見えた。その魔物は音も無く、ダンマスの目の前へ着地した。
「おはよう、主。移動ですかな?」
「おはようございます、ホロウさん。頂上までお願いします」
「任されましたぞ」
ダンマスとの挨拶を終え、此方を向く。
今にも闇の中へと溶けてしまいそうな、丸っこい体の鳥型の魔物。本気で隠れられたら、多分見つけられないわね。本当にここは、隠密性が高い魔物だらけね。
「吾輩の名はホロウ。此度は皆様を、仮の寝床へとご案内させていただきますぞ」
丸い体を縦に伸ばし、優雅に一礼して見せる。面白い体をしているわね。
ダンマスが、ホロウ殿に肩を掴まれながら飛んでいく。どうやら、目的地は世界樹の様だ。
―――
け、結構飛んだわね。後、思いの外ホロウ殿が速かった。
着いたのは世界樹の頂上付近。そこに広がる、まるで切り株の断面の様な半円形の広場だった。
「お~、高いですね~」
「森が一望できますわね……暗くて、殆ど見えませんが」
遠くから見た時は、頂上付近は霧や雲ではっきりと見られなかったのだが、今は両方とも晴れている為よく見える。その為、視界を遮るものが何もない。確かに、朝には絶景が拝めそうです。
「そろそろ……かな~?」
「何がでしょうか?」
その内分かりますよと、森の方を向いたまま答えるダンマス。まだ何かあるのでしょうか?
答える気が無いようなので、大人しく何かが起こるのを待つ。ダンマスの登場に気を取られていたが、世界樹にも挨拶した方がいいかしらね? 既に足場にしてしまっているけど……
「世界樹さんは、しゃべり過ぎて先に眠りました」
「そうでしたか、残念ですが又の機会に期待します」
世界樹の人格も知って置きたかったのですが、仕方がないですね。
十分程待ったか。ぽつり、ぽつりと、森のあちこちから淡い、弱々しい光が灯りだす。
小さなその光は、赤や青、様々な色に森を染め上げていき、数分と経たずに森全体にまで広がって行く。
色とりどりの光は混ざり合い、オーロラのごとく揺らめき、光の球が空へと昇り、儚く消えてゆく。
「これは……」
「綺麗です~」
私達の目の前で、光の海に沈む、幻想的な森の光景が繰り広げられていた。
―――
「「「………………」」」
「リラックスできました?」
「え?」
どれだけの時間眺めていただろうか。不意にダンマスが声を掛けてきた。
「初めて会った時から、緊張しっぱなしみたいでしたからね。気分は晴れましたか?」
「…………えぇ」
「それは良かった」
そんなに緊張が表に出ていたかしら? 他種族だって違うのに、良く分かるわね。
もしかしたら、今までの振る舞いは無防備なのではなく、警戒させない為のものだったのかもしれない。もしそうだとしたら……はは、敵わないわね。
「では、私は戻らせて頂きますね、帰還の為に長距離を飛ばれると思いますし、ゆっくり休んでください」
「はい…………また明日」
―――
「行って仕舞った」
「えぇ、見張りも無いですね」
まぁ、ダンマスなら縄張り内の出来事は把握できるでしょうし、必要ないとも取れる…………か。
…………あれ? さっきから、テレが一言もしゃべらないんだけど、どうしたのかしら?
「…………」(ボケ~)
今にも眠りそうな目で、光り輝く森の景色を眺めている。テレ、貴方リラックスしすぎ、一瞬死んでいるかと思ったわよ。
テレに倣い、全身の力を抜いて地面に突っ伏す。あ~、木の香りとスベスベとした肌触りが気持ちいい。シスタも隣に腰を下ろす。尻尾で地面を撫でている所を見るに、気に入ったみたいね。
しかし、はー疲れた。色んな意味で疲れた。肉体的には平気だけど、精神的にきっつい。今はこの景色で癒されよう。このまま寝てしまうのも良いわね。
「綺麗ね」
「そうですわね、まるで話に聞く妖精の園の様な光景です」
妖精の園……か、昔はこの地域にも妖精樹が在ったと聞きますが、私達が生まれる前に無くなってしまったと聞く。本物も、こんな光景なのでしょうか?
「…………」
他者の縄張りなのに、敵意も無い、外敵も居ない。美味しい食事に癒しまである。明日には谷へと帰還するが、もうすでに名残惜しい。
…………帰ったら、どう説明しましょうか。谷の馬鹿どもが何を言い出すか。
最後に憂鬱な気分になりながらも、眠気に全身を委ねる。うん、明日も沢山飛ぶことに…………なる…………頑張…………ろう…………。
ダンマスって、とにかく外から生き物を引き込んで、殺す事しか考えてない様な奴って聞いていたのだけど、認識を改めた方がいいかしらね? このダンマス、侵略とか殺しとか全く興味が無い、世界樹がやるなら手伝う程度の考えなのだ。人種ってこんなに無欲だったっけ?
ダンマスが上がるのに合わせ、私達も風呂から上がる。このままじゃ上がるタイミングを逃しそうだったし……特にシスタが。
火照った体を冷ます為、ダンマスの勧めで外へ出る。外は既に夜と成っており、光源は月明かりだけとなっていた。
「ん~~~!」
私達の目の前で体を伸ばすダンマス。本当に無防備だ、寝首を掛かれないかちょっと心配になって仕舞う……こんな相手に緊張するのも、馬鹿らしくなってきた。体の力を抜いて、ダンマスの真似をして体を伸ばす。いつも以上に体の調子が良い。お風呂の効果でしょうかね? 火照った体に、夜の冷えた風が心地よい。
「この後は、お休みになりますか?」
「そうですね、既に日も落ちていますし、明日に向けて休もうかと」
「寝るときは屋外で良いのでしたね? 飛ぶことになりますけど、お勧めの場所があります。如何致しますか?」
「えぇ、お願いしますわ」
お勧めがあるなら、断る理由は無い。適当な場所より、気兼ねなく休むことができる……飛ぶと言っていたが、このダンマスは飛べるのだろうか?
「……ん?」
世界樹の方から、一匹の魔物がこちらに飛んでくるのが見えた。その魔物は音も無く、ダンマスの目の前へ着地した。
「おはよう、主。移動ですかな?」
「おはようございます、ホロウさん。頂上までお願いします」
「任されましたぞ」
ダンマスとの挨拶を終え、此方を向く。
今にも闇の中へと溶けてしまいそうな、丸っこい体の鳥型の魔物。本気で隠れられたら、多分見つけられないわね。本当にここは、隠密性が高い魔物だらけね。
「吾輩の名はホロウ。此度は皆様を、仮の寝床へとご案内させていただきますぞ」
丸い体を縦に伸ばし、優雅に一礼して見せる。面白い体をしているわね。
ダンマスが、ホロウ殿に肩を掴まれながら飛んでいく。どうやら、目的地は世界樹の様だ。
―――
け、結構飛んだわね。後、思いの外ホロウ殿が速かった。
着いたのは世界樹の頂上付近。そこに広がる、まるで切り株の断面の様な半円形の広場だった。
「お~、高いですね~」
「森が一望できますわね……暗くて、殆ど見えませんが」
遠くから見た時は、頂上付近は霧や雲ではっきりと見られなかったのだが、今は両方とも晴れている為よく見える。その為、視界を遮るものが何もない。確かに、朝には絶景が拝めそうです。
「そろそろ……かな~?」
「何がでしょうか?」
その内分かりますよと、森の方を向いたまま答えるダンマス。まだ何かあるのでしょうか?
答える気が無いようなので、大人しく何かが起こるのを待つ。ダンマスの登場に気を取られていたが、世界樹にも挨拶した方がいいかしらね? 既に足場にしてしまっているけど……
「世界樹さんは、しゃべり過ぎて先に眠りました」
「そうでしたか、残念ですが又の機会に期待します」
世界樹の人格も知って置きたかったのですが、仕方がないですね。
十分程待ったか。ぽつり、ぽつりと、森のあちこちから淡い、弱々しい光が灯りだす。
小さなその光は、赤や青、様々な色に森を染め上げていき、数分と経たずに森全体にまで広がって行く。
色とりどりの光は混ざり合い、オーロラのごとく揺らめき、光の球が空へと昇り、儚く消えてゆく。
「これは……」
「綺麗です~」
私達の目の前で、光の海に沈む、幻想的な森の光景が繰り広げられていた。
―――
「「「………………」」」
「リラックスできました?」
「え?」
どれだけの時間眺めていただろうか。不意にダンマスが声を掛けてきた。
「初めて会った時から、緊張しっぱなしみたいでしたからね。気分は晴れましたか?」
「…………えぇ」
「それは良かった」
そんなに緊張が表に出ていたかしら? 他種族だって違うのに、良く分かるわね。
もしかしたら、今までの振る舞いは無防備なのではなく、警戒させない為のものだったのかもしれない。もしそうだとしたら……はは、敵わないわね。
「では、私は戻らせて頂きますね、帰還の為に長距離を飛ばれると思いますし、ゆっくり休んでください」
「はい…………また明日」
―――
「行って仕舞った」
「えぇ、見張りも無いですね」
まぁ、ダンマスなら縄張り内の出来事は把握できるでしょうし、必要ないとも取れる…………か。
…………あれ? さっきから、テレが一言もしゃべらないんだけど、どうしたのかしら?
「…………」(ボケ~)
今にも眠りそうな目で、光り輝く森の景色を眺めている。テレ、貴方リラックスしすぎ、一瞬死んでいるかと思ったわよ。
テレに倣い、全身の力を抜いて地面に突っ伏す。あ~、木の香りとスベスベとした肌触りが気持ちいい。シスタも隣に腰を下ろす。尻尾で地面を撫でている所を見るに、気に入ったみたいね。
しかし、はー疲れた。色んな意味で疲れた。肉体的には平気だけど、精神的にきっつい。今はこの景色で癒されよう。このまま寝てしまうのも良いわね。
「綺麗ね」
「そうですわね、まるで話に聞く妖精の園の様な光景です」
妖精の園……か、昔はこの地域にも妖精樹が在ったと聞きますが、私達が生まれる前に無くなってしまったと聞く。本物も、こんな光景なのでしょうか?
「…………」
他者の縄張りなのに、敵意も無い、外敵も居ない。美味しい食事に癒しまである。明日には谷へと帰還するが、もうすでに名残惜しい。
…………帰ったら、どう説明しましょうか。谷の馬鹿どもが何を言い出すか。
最後に憂鬱な気分になりながらも、眠気に全身を委ねる。うん、明日も沢山飛ぶことに…………なる…………頑張…………ろう…………。
21
お気に入りに追加
5,440
あなたにおすすめの小説
スキル【合成】が楽しすぎて最初の村から出られない
紅柄ねこ(Bengara Neko)
ファンタジー
15歳ですべての者に授けられる【スキル】、それはこの世界で生活する為に必要なものであった。
世界は魔物が多く闊歩しており、それによって多くの命が奪われていたのだ。
ある者は強力な剣技を。またある者は有用な生産スキルを得て、生活のためにそれらを使いこなしていたのだった。
エメル村で生まれた少年『セン』もまた、15歳になり、スキルを授かった。
冒険者を夢見つつも、まだ村を出るには早いかと、センは村の周囲で採取依頼をこなしていた。
のほほん異世界暮らし
みなと劉
ファンタジー
異世界に転生するなんて、夢の中の話だと思っていた。
それが、目を覚ましたら見知らぬ森の中、しかも手元にはなぜかしっかりとした地図と、ちょっとした冒険に必要な道具が揃っていたのだ。
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
性的に襲われそうだったので、男であることを隠していたのに、女性の本能か男であることがバレたんですが。
狼狼3
ファンタジー
男女比1:1000という男が極端に少ない魔物や魔法のある異世界に、彼は転生してしまう。
街中を歩くのは女性、女性、女性、女性。街中を歩く男は滅多に居ない。森へ冒険に行こうとしても、襲われるのは魔物ではなく女性。女性は男が居ないか、いつも目を光らせている。
彼はそんな世界な為、男であることを隠して女として生きる。(フラグ)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる