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35 害虫駆除(甲虫編)
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目の前にいるメシに食らいつく、動くメシなんて初めてだ、中々大きいし食べ応えがありそうだ。奥にある何かの前に食べてみるのもいい。
・・・? 噛めない、・・・固い? 食べれない!! フザケルナ! フザケルナ! フザケ―――
「ゲギャーーーー!?」
―――
甲虫
蟷螂が進化の為に後ろに下がった。新しい蟷螂が前に出るが、進化にどれ程時間が掛かるかは分からん。
予定通りに、間合いを詰め、接敵範囲を狭める。これで、蟷螂どもの獲物の数が減るが、時間は稼げる。その分殲滅速度が落ちるが、そこはわしらが耐えればよいことじゃ。
そして、蟷螂が捌き切れなかった害虫が、わしらにまで噛みついてきた。
そのまま、押し切ろうとしてくるが・・・ふむ、足腰がなっとらんな、幾ら力が有ろうと活かし切れておらん。踏ん張りが足りんのう。
そこへさらに、害虫の上に他の害虫が乗り上げ、噛みついてきよった。えぇい、ちまちまと鬱陶しい! 攻撃とはこうやるのじゃ!
外殻は固く、わしらでは傷を付けることもできん。だが、腹はそこまでではない、害虫の腹の下に潜らせていた角を、思いっきり上へと振り上げる。
「ゲギャーーーー!?」
天井に叩きつける形で、角が害虫の腹にめり込む。
痛みの為か、叫び声を上げ噛付いていた牙を放しよった。阿呆が、空中で移動が出来んもんが、簡単に離すで無いわ! そんな体勢では何もできんじゃろ!
空中でもがく害虫の腹へ向かって、再度角を叩きつける。
何度も「ゲギョ!?」
何度も「ギョ・・・」
何度も!「・・・・」
~経験値を取得しました。LV2からLV4になりました~
~<角LV6>が<角LV7>になりました~
~<身体操作LV1>が<身体操作LV3>になりました~
~<肉体強化LV5>が<肉体強化LV6>になりました~
~<槍術LV2>が<槍術LV3>になりました~
~<踏ん張りLV4>が<踏ん張りLV5>になりました~
~<外殻LV2>が<外殻LV3>になりました~
~<連撃LV1>を習得しました~
フン! 根性のない奴らじゃ。死んだ害虫を後ろへ放り投げる。
蟷螂程ではないにしろ、わしらでも狩ることが出来るか、良い意味で想定外じゃの。
ついでじゃ、蟷螂が始末した害虫も放り投げて、足場を確保する。と、ちょうど角を振り上げた体勢で、害虫が突っ込んできた。
なんじゃ、その馬鹿にするかの様な目は? 先の程の攻撃を見て、こちらの下にでも潜れば勝てるとでも思ったか? 少々他よりも頭は回るようだが・・・舐めるでないわ! 阿呆が!
ドゴン!
害虫の脳天に自慢の角を叩きつける。ふむ、さすがに固いのう。だが、衝撃を全て防ぐことは出来ん様じゃな。顔が地面に埋まり、足をひくつかせておる。脳でも揺れたかの?
~<槌術LV2>が<槌術LV3>になりました~
~<全力攻撃LV7>が<全力攻撃LV8>になりました~
しかし、一撃で屠れんのでは、隙が大きいのう。もう一度やれば殺れるかもしれんが、得策ではないか、ならば!
細かいことをしている余裕はない、角を害虫の体の下に入るように、土ごと突き刺す。貴様らもついでじゃ、新たに迫ってきた害虫共々、前へ吹き飛ばす!
~<突き飛ばしLV3>が<突き飛ばしLV4>になりました~
もし蟻達ならば、避けるなり、踏ん張るなりして見せるものを、地面ごと簡単に吹き飛んでいきよった。
樹液の力で能力が上がっているからと言っても、相手の方が能力も高い。だと言うのに、何なんじゃ貴様らは? 気張らんか! この軟弱者どもがぁ!
―――
害虫の進行を防ぎ、吹き飛ばし、時には屠る。どれ程時間がたったか分からんが、思いの外経っていた様じゃ。
「シャ!(代わろう!)」
後ろから声をかけられた。おぉ~。おぬしは蟷螂か? 進化が終わったようじゃのう。中々渋いではないか!
だが少し待て、そろそろのはずじゃ。こやつを屠れば!
~経験値を取得しました。LV9からLV10なりました~
~<全力攻撃LV10>が<特攻LV1>になりました~
~レベルが上限へ達しました、進化が可能です。進化先を選択してください~
名称: 甲虫
氏名:
分類: 現体
種族: 虫族
LV: 10/10 (進化可能) <活性><治癒><成長補正(中)><習得補正(中)>
HP: 372/650
SP: 120/650
MP: 300/460
筋力: 290(+200)
耐久: 450 (+200)
体力: 320 (+200)
俊敏: 230 (+200)
器用: 260 (+200)
思考: 220 (+200)
魔力: 220 (+200)
スキル
・肉体:<牙LV3><爪LV3><角LV9><外殻LV4><飽食LV5>
・技術:<槍術LV3><槌術LV5><団結LV5><魔力感知LV1><気配感知LV3><見切りLV3><急所突きLV3><身体操作LV4>
・技能:<身体強化LV7><連撃LV1><特攻LV1><突き飛ばしLV6><踏ん張りLV8>
うむ! 他の奴らも順次到達するじゃろ。少し下がり、進化した蟷螂に場所を譲る。進化したい気持ちはあるが、この場を放棄する訳にもいかん。こやつらの援護と壁・・・役、を・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こりゃ、必要無いのう。
ならば、わしも進化しようかのぅ。どれどれ?
進化先
上位甲虫
多角甲虫
殴打甲虫
大角甲虫
砦甲虫
突撃甲虫
甲虫人
魔甲―――
いったい、どれだけあるのじゃ、こりゃ?
・・・? 噛めない、・・・固い? 食べれない!! フザケルナ! フザケルナ! フザケ―――
「ゲギャーーーー!?」
―――
甲虫
蟷螂が進化の為に後ろに下がった。新しい蟷螂が前に出るが、進化にどれ程時間が掛かるかは分からん。
予定通りに、間合いを詰め、接敵範囲を狭める。これで、蟷螂どもの獲物の数が減るが、時間は稼げる。その分殲滅速度が落ちるが、そこはわしらが耐えればよいことじゃ。
そして、蟷螂が捌き切れなかった害虫が、わしらにまで噛みついてきた。
そのまま、押し切ろうとしてくるが・・・ふむ、足腰がなっとらんな、幾ら力が有ろうと活かし切れておらん。踏ん張りが足りんのう。
そこへさらに、害虫の上に他の害虫が乗り上げ、噛みついてきよった。えぇい、ちまちまと鬱陶しい! 攻撃とはこうやるのじゃ!
外殻は固く、わしらでは傷を付けることもできん。だが、腹はそこまでではない、害虫の腹の下に潜らせていた角を、思いっきり上へと振り上げる。
「ゲギャーーーー!?」
天井に叩きつける形で、角が害虫の腹にめり込む。
痛みの為か、叫び声を上げ噛付いていた牙を放しよった。阿呆が、空中で移動が出来んもんが、簡単に離すで無いわ! そんな体勢では何もできんじゃろ!
空中でもがく害虫の腹へ向かって、再度角を叩きつける。
何度も「ゲギョ!?」
何度も「ギョ・・・」
何度も!「・・・・」
~経験値を取得しました。LV2からLV4になりました~
~<角LV6>が<角LV7>になりました~
~<身体操作LV1>が<身体操作LV3>になりました~
~<肉体強化LV5>が<肉体強化LV6>になりました~
~<槍術LV2>が<槍術LV3>になりました~
~<踏ん張りLV4>が<踏ん張りLV5>になりました~
~<外殻LV2>が<外殻LV3>になりました~
~<連撃LV1>を習得しました~
フン! 根性のない奴らじゃ。死んだ害虫を後ろへ放り投げる。
蟷螂程ではないにしろ、わしらでも狩ることが出来るか、良い意味で想定外じゃの。
ついでじゃ、蟷螂が始末した害虫も放り投げて、足場を確保する。と、ちょうど角を振り上げた体勢で、害虫が突っ込んできた。
なんじゃ、その馬鹿にするかの様な目は? 先の程の攻撃を見て、こちらの下にでも潜れば勝てるとでも思ったか? 少々他よりも頭は回るようだが・・・舐めるでないわ! 阿呆が!
ドゴン!
害虫の脳天に自慢の角を叩きつける。ふむ、さすがに固いのう。だが、衝撃を全て防ぐことは出来ん様じゃな。顔が地面に埋まり、足をひくつかせておる。脳でも揺れたかの?
~<槌術LV2>が<槌術LV3>になりました~
~<全力攻撃LV7>が<全力攻撃LV8>になりました~
しかし、一撃で屠れんのでは、隙が大きいのう。もう一度やれば殺れるかもしれんが、得策ではないか、ならば!
細かいことをしている余裕はない、角を害虫の体の下に入るように、土ごと突き刺す。貴様らもついでじゃ、新たに迫ってきた害虫共々、前へ吹き飛ばす!
~<突き飛ばしLV3>が<突き飛ばしLV4>になりました~
もし蟻達ならば、避けるなり、踏ん張るなりして見せるものを、地面ごと簡単に吹き飛んでいきよった。
樹液の力で能力が上がっているからと言っても、相手の方が能力も高い。だと言うのに、何なんじゃ貴様らは? 気張らんか! この軟弱者どもがぁ!
―――
害虫の進行を防ぎ、吹き飛ばし、時には屠る。どれ程時間がたったか分からんが、思いの外経っていた様じゃ。
「シャ!(代わろう!)」
後ろから声をかけられた。おぉ~。おぬしは蟷螂か? 進化が終わったようじゃのう。中々渋いではないか!
だが少し待て、そろそろのはずじゃ。こやつを屠れば!
~経験値を取得しました。LV9からLV10なりました~
~<全力攻撃LV10>が<特攻LV1>になりました~
~レベルが上限へ達しました、進化が可能です。進化先を選択してください~
名称: 甲虫
氏名:
分類: 現体
種族: 虫族
LV: 10/10 (進化可能) <活性><治癒><成長補正(中)><習得補正(中)>
HP: 372/650
SP: 120/650
MP: 300/460
筋力: 290(+200)
耐久: 450 (+200)
体力: 320 (+200)
俊敏: 230 (+200)
器用: 260 (+200)
思考: 220 (+200)
魔力: 220 (+200)
スキル
・肉体:<牙LV3><爪LV3><角LV9><外殻LV4><飽食LV5>
・技術:<槍術LV3><槌術LV5><団結LV5><魔力感知LV1><気配感知LV3><見切りLV3><急所突きLV3><身体操作LV4>
・技能:<身体強化LV7><連撃LV1><特攻LV1><突き飛ばしLV6><踏ん張りLV8>
うむ! 他の奴らも順次到達するじゃろ。少し下がり、進化した蟷螂に場所を譲る。進化したい気持ちはあるが、この場を放棄する訳にもいかん。こやつらの援護と壁・・・役、を・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こりゃ、必要無いのう。
ならば、わしも進化しようかのぅ。どれどれ?
進化先
上位甲虫
多角甲虫
殴打甲虫
大角甲虫
砦甲虫
突撃甲虫
甲虫人
魔甲―――
いったい、どれだけあるのじゃ、こりゃ?
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