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弟子ラルフ
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ーー 白の休み(2年前からの回想)
久しぶりに自領に帰ってきた。
領主代行に私の居なかった間の変化を聞いたが問題ないようだった。
弟子にと付いてきたラルフを暫定的に家臣とし、騎士爵を与えた。
午前中は、早朝から訓練に汗を流し午後からは、エストニア侯爵領を見て回る日課を続けている。
ラルフは、地下街や移転陣に興味を持ったようで、作り方や使い方を聞いてきたので、隙を見ては教えると意外と出来ることに気づいた。
そに他温泉や屋敷の装備一式が大変感動的だったようで、収納袋をあげると作っては収納し始めた。
自国に帰ってから使えるようにするのだそうだ。
先日も魔物の鳥を討伐しては、羽をむしっていたので羽毛布団を作る気だろう。
そうこうしているうちに2年が経ち、ラルフがお願いに来た。
「一度ここで学んだ物を自国に持って帰って、使えるか試してみたいのですが。」
と言うことで、幾つか私からもプレゼントすることで、2人でトーラル王国に戻り、半年をかけて地下都市や鉄道網などを完成させた。
トーラル国王は大変喜んでおり、ラルフも家族に過ごしやすい家をプレゼントできたようだ。
するとラルフが
「今後もよろしくお願いします。」
とさらに修行を続けることを言って来た、私はその意志を受けセガール王国に戻ったのだった。
ラルフが弟子になって、3年の月日が流れ白の季節となった。
明日から中央大森林に向かい、魔物(ドラゴン)を狩に行こうと思う。
ラルフを呼び
「明日、中央大森林の火山で火竜を狩る、準備しておくように。」
と言うと緊張はしているが、ハッキリとした口調で
「分かりました、準備しておきます。」
と答えた。
以前の若い地竜と違い明日の火竜は、レベルも高い本当のドラゴンと言えよう。
力試しにはもってこいだろう。
ーー 真のドラゴンスレイヤー
次の朝早く準備を終えたラルフを連れて、転移魔法で中央大森林へ移動する。
「ここは今から行く火山、火を吹く山のことだが、そこに居る火竜の住処の北側1kmの所だ。ここから先は自分で向かい、ターゲットを決めたら自分で倒して来なさい。」
と言うと「はい」と答えて力強く歩いていった。
当然私は、離れた上空から様子を見る予定だ。
危なくても息さえあれば何とかなるので、健闘を祈ろう。
ラルフは、火竜を見つけたようだ。
数体の火竜がいたがその中で意外と大きな火竜を目標にしたようだ。
ドラゴンという生き物は、個で生活している。数体が一緒にいても戦うのはほぼ一体だけだ。
目標とされた火竜が意識をラルフに向けた、これから狩の始まりだ。
ラルフは、新調したミスリルの両手剣を抜くと、水の属性を纏い始める。
「ウリャー!」
掛け声一閃、火竜の前足に両手剣を叩きつける。
「ジューッ」
水が蒸発するような音がして、火竜の前足の鱗が飛び散る。
斬撃は効果あるようだ、火竜が嫌がり前足を高くあげると上からのしかかるようにラルフに前足を叩きつけて来た。
しかし既にラルフは、その場にいない。
ラルフは既に、火竜の左後脚に次に斬撃を叩きつけるところだった。
「ジューッ」
「ガガガーウ」
水が蒸発するような音と、ドラゴンの唸り声が響く。
火竜が身を翻しラルフを探すが既に場所を移動して、火竜の尾を次の目標に剣を叩きつけた。
「ゴーー!」
火竜が大きく声を上げる。
浅くはない傷が尾に出来ていた。
ラルフの姿を捉えた火竜がブレスを吐く事前の動作に入った。
その動きを見逃さずラルフは、素早く火竜の顎下に潜り込むと下から顎を両手剣で突き上げた。
顎下を貫通した両手剣が上顎まで達し、上手く口を開けられなくなった火竜は口の中でブレスを暴発させる。
結界魔法でブレスの飛び火を防ぐラルフ、怒り狂った火竜は口に剣を刺したまま、ラルフに躍りかかろうとする。
ラルフはもう一本剣を取り出すと軽いステップで、火竜に近づくと喉元から頭に向けて再度剣を突き刺す。
流石の火竜もこの攻撃は急所を突いたようで、のたうち回りながらやがて息絶えた。
ラルフが真のドラゴンスレイヤーとなった瞬間だ。
私は、ゆっくりとその場所に舞い降りると、火竜の死をを確認して
「よくやった、これで免許皆伝だな。」
と修行の終わりを宣言した。
ーー ラルフトーラル王国に帰還す。
セガール王国国王に弟子のラルフが、ドラゴンスレーヤーになったことを報告した後、メンバーで集まりお祝い兼送別会を開いた。
「しかしよく3年でそこまで力をつけたもんだな。」
マッケンジー君が感心したように声をかける。
私は今日の日のために倒した火竜で作り上げた防具を取り出すと
「これはあの時の下流の鱗で作った防具だ。これから先ラルフの身を守ってくれよう。」
と言いながら手渡した。
「ありがとうございます。ここでの修行と学んだことは私のこれからの糧となりました。皆さん本当にありがとうございました。」
と深々と頭を下げた。
セガール王国を旅たったラルフは、大砂漠を超えて3年ぶりの故郷の土を踏みながら
「帰ってきた、やりきって。」
と呟きながら走り出した。
今のラルフの進路に立ち塞がれるような魔物は殆どいない。
そんなラルフの耳に女性の悲鳴が聞こえた。
「ん!誰かが襲われている。」
声のする方に走り出すと、馬車が横倒しになり周囲に人が倒れ盗賊が馬車の中の人を引き摺り出そうとしている。
「我が祖国でこのような暴挙見逃せるか!」
怒りの形相で駆けつけると、盗賊を次々に切り捨ててゆく。
それに気づいた盗賊は、相手が1人と気づくと舐めてかかった。
「こいつから先に殺せ!」
数人がラルフに斬りかかるが、盗賊が何人束になってもかすり傷すら付けられれず、ラルフに首を斬り飛ばされる。
最後の1人が命乞いを仕掛けたが最後まで喋ることすらできずに息絶えた。
「おい!馬車の中の人、大丈夫か?外の盗賊は倒した、怪我をしているものはいないか?」
と声をかけ、安心したところで、馬車から引き出して怪我のある者にはポーションを与えた。
数人がかりで馬車を起こしトーラル王国へラルフも同行することになった。
「ラルフ様本当にありがとうございます。」
とお礼を言うのは、トーラル王国の侯爵家の三女サンドラ15歳であった。
成人して初めてセガール王国に留学しての帰りに襲われたのだった。
「それではラルフ様はあのエストニア侯爵様のお弟子さんだったのですね。修行を無事終えられて晴れてトーラル王国に戻られることに、本当に私は運が良かったと思います。ぜひ我が屋敷にお立ち寄りくださいませ。」
と言われ、断ることもできずラルフは一先ず侯爵家に向かったのだった。
そのあと縁が繋がった、ラルフとサンドラが親しくなるのにそう時間はかからなかった。
侯爵もトーラル王国の英雄を婿にもらうのは、とても都合がよかったのだ。
侯爵領は、大砂漠に領地が接し常に魔物の脅威にさらされていたからだ。
その後ラルフは、「砂漠の英雄ラルフ」と呼ばれるようになり、トーラル王国内で開催される武術大会で10年間負け知らずであった。
王都に着いたラルフは、国王に修行終了の挨拶を行い、国王からドラゴンスレイヤーの称号を受けると騎士団隊長に就任したが3年後には、侯爵家に婿入りし騎士団を離れた。
これによりトーラル王国とセガール王国は、大砂漠を挟んで友好な関係を結び長く平和を共有する仲となった。
久しぶりに自領に帰ってきた。
領主代行に私の居なかった間の変化を聞いたが問題ないようだった。
弟子にと付いてきたラルフを暫定的に家臣とし、騎士爵を与えた。
午前中は、早朝から訓練に汗を流し午後からは、エストニア侯爵領を見て回る日課を続けている。
ラルフは、地下街や移転陣に興味を持ったようで、作り方や使い方を聞いてきたので、隙を見ては教えると意外と出来ることに気づいた。
そに他温泉や屋敷の装備一式が大変感動的だったようで、収納袋をあげると作っては収納し始めた。
自国に帰ってから使えるようにするのだそうだ。
先日も魔物の鳥を討伐しては、羽をむしっていたので羽毛布団を作る気だろう。
そうこうしているうちに2年が経ち、ラルフがお願いに来た。
「一度ここで学んだ物を自国に持って帰って、使えるか試してみたいのですが。」
と言うことで、幾つか私からもプレゼントすることで、2人でトーラル王国に戻り、半年をかけて地下都市や鉄道網などを完成させた。
トーラル国王は大変喜んでおり、ラルフも家族に過ごしやすい家をプレゼントできたようだ。
するとラルフが
「今後もよろしくお願いします。」
とさらに修行を続けることを言って来た、私はその意志を受けセガール王国に戻ったのだった。
ラルフが弟子になって、3年の月日が流れ白の季節となった。
明日から中央大森林に向かい、魔物(ドラゴン)を狩に行こうと思う。
ラルフを呼び
「明日、中央大森林の火山で火竜を狩る、準備しておくように。」
と言うと緊張はしているが、ハッキリとした口調で
「分かりました、準備しておきます。」
と答えた。
以前の若い地竜と違い明日の火竜は、レベルも高い本当のドラゴンと言えよう。
力試しにはもってこいだろう。
ーー 真のドラゴンスレイヤー
次の朝早く準備を終えたラルフを連れて、転移魔法で中央大森林へ移動する。
「ここは今から行く火山、火を吹く山のことだが、そこに居る火竜の住処の北側1kmの所だ。ここから先は自分で向かい、ターゲットを決めたら自分で倒して来なさい。」
と言うと「はい」と答えて力強く歩いていった。
当然私は、離れた上空から様子を見る予定だ。
危なくても息さえあれば何とかなるので、健闘を祈ろう。
ラルフは、火竜を見つけたようだ。
数体の火竜がいたがその中で意外と大きな火竜を目標にしたようだ。
ドラゴンという生き物は、個で生活している。数体が一緒にいても戦うのはほぼ一体だけだ。
目標とされた火竜が意識をラルフに向けた、これから狩の始まりだ。
ラルフは、新調したミスリルの両手剣を抜くと、水の属性を纏い始める。
「ウリャー!」
掛け声一閃、火竜の前足に両手剣を叩きつける。
「ジューッ」
水が蒸発するような音がして、火竜の前足の鱗が飛び散る。
斬撃は効果あるようだ、火竜が嫌がり前足を高くあげると上からのしかかるようにラルフに前足を叩きつけて来た。
しかし既にラルフは、その場にいない。
ラルフは既に、火竜の左後脚に次に斬撃を叩きつけるところだった。
「ジューッ」
「ガガガーウ」
水が蒸発するような音と、ドラゴンの唸り声が響く。
火竜が身を翻しラルフを探すが既に場所を移動して、火竜の尾を次の目標に剣を叩きつけた。
「ゴーー!」
火竜が大きく声を上げる。
浅くはない傷が尾に出来ていた。
ラルフの姿を捉えた火竜がブレスを吐く事前の動作に入った。
その動きを見逃さずラルフは、素早く火竜の顎下に潜り込むと下から顎を両手剣で突き上げた。
顎下を貫通した両手剣が上顎まで達し、上手く口を開けられなくなった火竜は口の中でブレスを暴発させる。
結界魔法でブレスの飛び火を防ぐラルフ、怒り狂った火竜は口に剣を刺したまま、ラルフに躍りかかろうとする。
ラルフはもう一本剣を取り出すと軽いステップで、火竜に近づくと喉元から頭に向けて再度剣を突き刺す。
流石の火竜もこの攻撃は急所を突いたようで、のたうち回りながらやがて息絶えた。
ラルフが真のドラゴンスレイヤーとなった瞬間だ。
私は、ゆっくりとその場所に舞い降りると、火竜の死をを確認して
「よくやった、これで免許皆伝だな。」
と修行の終わりを宣言した。
ーー ラルフトーラル王国に帰還す。
セガール王国国王に弟子のラルフが、ドラゴンスレーヤーになったことを報告した後、メンバーで集まりお祝い兼送別会を開いた。
「しかしよく3年でそこまで力をつけたもんだな。」
マッケンジー君が感心したように声をかける。
私は今日の日のために倒した火竜で作り上げた防具を取り出すと
「これはあの時の下流の鱗で作った防具だ。これから先ラルフの身を守ってくれよう。」
と言いながら手渡した。
「ありがとうございます。ここでの修行と学んだことは私のこれからの糧となりました。皆さん本当にありがとうございました。」
と深々と頭を下げた。
セガール王国を旅たったラルフは、大砂漠を超えて3年ぶりの故郷の土を踏みながら
「帰ってきた、やりきって。」
と呟きながら走り出した。
今のラルフの進路に立ち塞がれるような魔物は殆どいない。
そんなラルフの耳に女性の悲鳴が聞こえた。
「ん!誰かが襲われている。」
声のする方に走り出すと、馬車が横倒しになり周囲に人が倒れ盗賊が馬車の中の人を引き摺り出そうとしている。
「我が祖国でこのような暴挙見逃せるか!」
怒りの形相で駆けつけると、盗賊を次々に切り捨ててゆく。
それに気づいた盗賊は、相手が1人と気づくと舐めてかかった。
「こいつから先に殺せ!」
数人がラルフに斬りかかるが、盗賊が何人束になってもかすり傷すら付けられれず、ラルフに首を斬り飛ばされる。
最後の1人が命乞いを仕掛けたが最後まで喋ることすらできずに息絶えた。
「おい!馬車の中の人、大丈夫か?外の盗賊は倒した、怪我をしているものはいないか?」
と声をかけ、安心したところで、馬車から引き出して怪我のある者にはポーションを与えた。
数人がかりで馬車を起こしトーラル王国へラルフも同行することになった。
「ラルフ様本当にありがとうございます。」
とお礼を言うのは、トーラル王国の侯爵家の三女サンドラ15歳であった。
成人して初めてセガール王国に留学しての帰りに襲われたのだった。
「それではラルフ様はあのエストニア侯爵様のお弟子さんだったのですね。修行を無事終えられて晴れてトーラル王国に戻られることに、本当に私は運が良かったと思います。ぜひ我が屋敷にお立ち寄りくださいませ。」
と言われ、断ることもできずラルフは一先ず侯爵家に向かったのだった。
そのあと縁が繋がった、ラルフとサンドラが親しくなるのにそう時間はかからなかった。
侯爵もトーラル王国の英雄を婿にもらうのは、とても都合がよかったのだ。
侯爵領は、大砂漠に領地が接し常に魔物の脅威にさらされていたからだ。
その後ラルフは、「砂漠の英雄ラルフ」と呼ばれるようになり、トーラル王国内で開催される武術大会で10年間負け知らずであった。
王都に着いたラルフは、国王に修行終了の挨拶を行い、国王からドラゴンスレイヤーの称号を受けると騎士団隊長に就任したが3年後には、侯爵家に婿入りし騎士団を離れた。
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