19 / 28
何処の世界でも馬鹿がいて戦争がなくならないものだ
しおりを挟む
俺の新しい領地改革は前倒しされることはあっても滞ることなく進み、2年ほどで王国でも類を見ないほどの成功した領地となっていた。
隣国のガガルト王国と言う王国の国王が代替わりしたと聞いた。
そして後を継いだのが、我儘放題で自分の利益し考えない第一王子のガマガエール国王だ。
戴冠式を済ませると直ぐに
「我が王国はこの世界の覇者となるべきである。直ちに征服を開始せよ。」
と他国への侵略を開始したのだった。
ガガルト王国はそれまで隣接する他国との間に不可侵条約を結んでおり、それを「ガガルト王国の武力に脅えているのだ。」と思い込んだための暴挙。
しかも隣接王国もまさかと言う油断から侵略を防ぐことが出来ずにいたのが悪かった。
「それ見よ!我が王国の力を、進め!進め!」
と更に意気を上げて侵略を始めたのだ。
当然後よくその戦火は隣国セントレア王国であるセブンの領地にも近づいて来た。
それを知った俺は、ガガルト王国軍の殲滅の行動を起こし始める。
セントレア王国に国境を超えたガガルト王国軍に対して攻撃を加えてよいかと確認、宰相から警告済みで相手からは宣戦布告の連絡さえ入ったとの回答であった。
俺は自領の兵士を集めると俺謹製の装備と武器を携帯装備させ。
「今から我らの家族や領民に危害を加えるガガルト王国軍を殲滅しに向かう。数の差など気にする必要もない、今諸君が装備している装備や武器は対竜種用に俺が作り上げた品々だ。人族の攻撃など蚊ほどの影響もない。信じてついてこい。」
と言うと先頭に立って進んでいった。
2日ほどで国境近くの村に着きここでガガルト王国軍を待ち受けることのした。
「ここに拠点を作る、村の家や多畑は無闇に荒らすことは禁ずる。俺の指示に従え。」
と兵士に注意してからそばの空き地に立つと、
「創造土魔法発動」「創造ビルド魔法発動」
と続け様に特殊な魔法を発動すると、空き地が綺麗な整地された土地に変わりその上に立派な城壁をもつ砦が完成した。
唖然としながらその様子を見ていた兵士たちがやっと我に帰り、拍手を送りだした。
「コレは序の口だ、お前たちの装備は先日言った通り、対竜種用だ弓矢が飛んでこようが槍が降ろうが慌てる必要はない。どっしり構えているが良い相手は俺が殲滅してやる。」
と言う俺の言葉に誰もが「ゴクリ」と生唾を飲む声だけが耳に響いた。
ーー いざ決戦
ガガルト王国軍は、兵士3万の規模で連戦連勝の状況。
「我らの前に敵はなし、いざ行かんセントレア王国の王都へ!」
と語気を荒げて前進させる馬鹿国王。
だいたい国王自ら戦場に来ていることが可笑しかろう。
慢心し自分の力を過信しているガガルト王国国王軍は、セントレア王国に侵入してからも略奪行為を繰り返しやりたい放題の軍規も何もない状態。
その情報を受けた俺は
「国王だけではなくその兵士らも寸尺の余地なし、予定通り殲滅するぞ。」
と言うと兵士らも大きく声を上げた。
ガガルト王国軍が新たな砦に姿を見せたのがその2日後、見た事も聞いたこともない場所に立派な砦が出来ていて、兵士まで常駐している。
慌てて攻城兵器を準備し始めたガガルト王国軍に俺は
「ガガルト王国郡に次ぐ!その方らの行為は天に唾する様な愚行である、直ちにその愚行を改めて立ち去ることを命ずる、それが行われない場合は無慈悲なる神の罰を受けると思へ!」
と最後通知を送ると
「何を田舎貴族が騒いでおる、大帝国ガガルト王国は世界を征服する。邪魔するものは踏み潰す。」
と馬鹿国王が反論し、進撃が開始される。
砦の防御力は完璧であった、いかなる攻城兵器もその城壁を壊すことはできず、ガガルト王国軍の弓矢は見えない何かに阻まれて城壁を越えることもできない。
その上、俺が城壁から放つ攻撃魔法はことごとくガガルト王国軍を駆逐する。
「何なんだあれは?魔法師共よ何故奴の攻撃魔法が防げぬ!」
「余りにも魔力量と階位が違う様です。このままでは我が軍は全滅します、一旦引きましょう。」
ガガルト王国軍の大隊長が国王に進言する
「何を言っている!我がガガルト王国軍は無敵でなければならぬ。いかなる状況でも引くことは許さぬ!砦を落とせ!」
と言うのみだった。
大隊長は強襲に夜襲にと攻め立てるも友軍を失うばかり、そして魔王の様な男が出て来た。
「大隊長!あの魔法師が単身砦から出て来ました。狙うなら今です。」
苦渋を舐めさせられたガガルト王国軍は、アイツさえ倒せばこの状況が変わると思い総攻撃をかけて来た。
それがガガルト王国軍の最後の攻撃となる。
「創造殲滅魔法発動!」
俺がそう言うと俺に向かって来た約2万のガガルト王国軍が炎の海に呑まれる。
誰1人として炎の海から逃げること叶わず、30分ほどでガガルト王国軍はほぼ全滅したのだ。
余りの恐ろしさに逃げ遅れていた馬鹿な国王は、取り巻きの高位貴族と共に俺が拘束して引き摺りながら砦に連れて行った。
その後はセントレア王国に敵軍の殲滅と敵国王の生捕を報告し引き取りを依頼した。
それを起点にガガルト王国軍は反転逆襲を受け始め、1年もしないうちに王国自体が瓦解した。
隣国のガガルト王国と言う王国の国王が代替わりしたと聞いた。
そして後を継いだのが、我儘放題で自分の利益し考えない第一王子のガマガエール国王だ。
戴冠式を済ませると直ぐに
「我が王国はこの世界の覇者となるべきである。直ちに征服を開始せよ。」
と他国への侵略を開始したのだった。
ガガルト王国はそれまで隣接する他国との間に不可侵条約を結んでおり、それを「ガガルト王国の武力に脅えているのだ。」と思い込んだための暴挙。
しかも隣接王国もまさかと言う油断から侵略を防ぐことが出来ずにいたのが悪かった。
「それ見よ!我が王国の力を、進め!進め!」
と更に意気を上げて侵略を始めたのだ。
当然後よくその戦火は隣国セントレア王国であるセブンの領地にも近づいて来た。
それを知った俺は、ガガルト王国軍の殲滅の行動を起こし始める。
セントレア王国に国境を超えたガガルト王国軍に対して攻撃を加えてよいかと確認、宰相から警告済みで相手からは宣戦布告の連絡さえ入ったとの回答であった。
俺は自領の兵士を集めると俺謹製の装備と武器を携帯装備させ。
「今から我らの家族や領民に危害を加えるガガルト王国軍を殲滅しに向かう。数の差など気にする必要もない、今諸君が装備している装備や武器は対竜種用に俺が作り上げた品々だ。人族の攻撃など蚊ほどの影響もない。信じてついてこい。」
と言うと先頭に立って進んでいった。
2日ほどで国境近くの村に着きここでガガルト王国軍を待ち受けることのした。
「ここに拠点を作る、村の家や多畑は無闇に荒らすことは禁ずる。俺の指示に従え。」
と兵士に注意してからそばの空き地に立つと、
「創造土魔法発動」「創造ビルド魔法発動」
と続け様に特殊な魔法を発動すると、空き地が綺麗な整地された土地に変わりその上に立派な城壁をもつ砦が完成した。
唖然としながらその様子を見ていた兵士たちがやっと我に帰り、拍手を送りだした。
「コレは序の口だ、お前たちの装備は先日言った通り、対竜種用だ弓矢が飛んでこようが槍が降ろうが慌てる必要はない。どっしり構えているが良い相手は俺が殲滅してやる。」
と言う俺の言葉に誰もが「ゴクリ」と生唾を飲む声だけが耳に響いた。
ーー いざ決戦
ガガルト王国軍は、兵士3万の規模で連戦連勝の状況。
「我らの前に敵はなし、いざ行かんセントレア王国の王都へ!」
と語気を荒げて前進させる馬鹿国王。
だいたい国王自ら戦場に来ていることが可笑しかろう。
慢心し自分の力を過信しているガガルト王国国王軍は、セントレア王国に侵入してからも略奪行為を繰り返しやりたい放題の軍規も何もない状態。
その情報を受けた俺は
「国王だけではなくその兵士らも寸尺の余地なし、予定通り殲滅するぞ。」
と言うと兵士らも大きく声を上げた。
ガガルト王国軍が新たな砦に姿を見せたのがその2日後、見た事も聞いたこともない場所に立派な砦が出来ていて、兵士まで常駐している。
慌てて攻城兵器を準備し始めたガガルト王国軍に俺は
「ガガルト王国郡に次ぐ!その方らの行為は天に唾する様な愚行である、直ちにその愚行を改めて立ち去ることを命ずる、それが行われない場合は無慈悲なる神の罰を受けると思へ!」
と最後通知を送ると
「何を田舎貴族が騒いでおる、大帝国ガガルト王国は世界を征服する。邪魔するものは踏み潰す。」
と馬鹿国王が反論し、進撃が開始される。
砦の防御力は完璧であった、いかなる攻城兵器もその城壁を壊すことはできず、ガガルト王国軍の弓矢は見えない何かに阻まれて城壁を越えることもできない。
その上、俺が城壁から放つ攻撃魔法はことごとくガガルト王国軍を駆逐する。
「何なんだあれは?魔法師共よ何故奴の攻撃魔法が防げぬ!」
「余りにも魔力量と階位が違う様です。このままでは我が軍は全滅します、一旦引きましょう。」
ガガルト王国軍の大隊長が国王に進言する
「何を言っている!我がガガルト王国軍は無敵でなければならぬ。いかなる状況でも引くことは許さぬ!砦を落とせ!」
と言うのみだった。
大隊長は強襲に夜襲にと攻め立てるも友軍を失うばかり、そして魔王の様な男が出て来た。
「大隊長!あの魔法師が単身砦から出て来ました。狙うなら今です。」
苦渋を舐めさせられたガガルト王国軍は、アイツさえ倒せばこの状況が変わると思い総攻撃をかけて来た。
それがガガルト王国軍の最後の攻撃となる。
「創造殲滅魔法発動!」
俺がそう言うと俺に向かって来た約2万のガガルト王国軍が炎の海に呑まれる。
誰1人として炎の海から逃げること叶わず、30分ほどでガガルト王国軍はほぼ全滅したのだ。
余りの恐ろしさに逃げ遅れていた馬鹿な国王は、取り巻きの高位貴族と共に俺が拘束して引き摺りながら砦に連れて行った。
その後はセントレア王国に敵軍の殲滅と敵国王の生捕を報告し引き取りを依頼した。
それを起点にガガルト王国軍は反転逆襲を受け始め、1年もしないうちに王国自体が瓦解した。
0
お気に入りに追加
95
あなたにおすすめの小説
男女比1:10000の貞操逆転世界に転生したんだが、俺だけ前の世界のインターネットにアクセスできるようなので美少女配信者グループを作る
電脳ピエロ
恋愛
男女比1:10000の世界で生きる主人公、新田 純。
女性に襲われる恐怖から引きこもっていた彼はあるとき思い出す。自分が転生者であり、ここが貞操の逆転した世界だということを。
「そうだ……俺は女神様からもらったチートで前にいた世界のネットにアクセスできるはず」
純は彼が元いた世界のインターネットにアクセスできる能力を授かったことを思い出す。そのとき純はあることを閃いた。
「もしも、この世界の美少女たちで配信者グループを作って、俺が元いた世界のネットで配信をしたら……」
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
ちょっと神様!私もうステータス調整されてるんですが!!
べちてん
ファンタジー
アニメ、マンガ、ラノベに小説好きの典型的な陰キャ高校生の西園千成はある日河川敷に花見に来ていた。人混みに酔い、体調が悪くなったので少し離れた路地で休憩していたらいつの間にか神域に迷い込んでしまっていた!!もう元居た世界には戻れないとのことなので魔法の世界へ転移することに。申し訳ないとか何とかでステータスを古龍の半分にしてもらったのだが、別の神様がそれを知らずに私のステータスをそこからさらに2倍にしてしまった!ちょっと神様!もうステータス調整されてるんですが!!
NTRエロゲの世界に転移した俺、ヒロインの好感度は限界突破。レベルアップ出来ない俺はスキルを取得して無双する。~お前らNTRを狙いすぎだろ~
ぐうのすけ
ファンタジー
高校生で18才の【黒野 速人】はクラス転移で異世界に召喚される。
城に召喚され、ステータス確認で他の者はレア固有スキルを持つ中、速人の固有スキルは呪い扱いされ城を追い出された。
速人は気づく。
この世界、俺がやっていたエロゲ、プリンセストラップダンジョン学園・NTRと同じ世界だ!
この世界の攻略法を俺は知っている!
そして自分のステータスを見て気づく。
そうか、俺の固有スキルは大器晩成型の強スキルだ!
こうして速人は徐々に頭角を現し、ハーレムと大きな地位を築いていく。
一方速人を追放したクラスメートの勇者源氏朝陽はゲームの仕様を知らず、徐々に成長が止まり、落ちぶれていく。
そしてクラス1の美人【姫野 姫】にも逃げられ更に追い込まれる。
順調に強くなっていく中速人は気づく。
俺達が転移した事でゲームの歴史が変わっていく。
更にゲームオーバーを回避するためにヒロインを助けた事でヒロインの好感度が限界突破していく。
強くなり、ヒロインを救いつつ成り上がっていくお話。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
カクヨムとアルファポリス同時掲載。
父が再婚してから酷い目に遭いましたが、最終的に皆罪人にして差し上げました
四季
恋愛
母親が亡くなり、父親に新しい妻が来てからというもの、私はいじめられ続けた。
だが、ただいじめられただけで終わる私ではない……!
[完結]回復魔法しか使えない私が勇者パーティを追放されたが他の魔法を覚えたら最強魔法使いになりました
mikadozero
ファンタジー
3月19日 HOTランキング4位ありがとうございます。三月二十日HOTランキング2位ありがとうございます。
ーーーーーーーーーーーーー
エマは突然勇者パーティから「お前はパーティを抜けろ」と言われて追放されたエマは生きる希望を失う。
そんなところにある老人が助け舟を出す。
そのチャンスをエマは自分のものに変えようと努力をする。
努力をすると、結果がついてくるそう思い毎日を過ごしていた。
エマは一人前の冒険者になろうとしていたのだった。
冤罪だと誰も信じてくれず追い詰められた僕、濡れ衣が明るみになったけど今更仲直りなんてできない
一本橋
恋愛
女子の体操着を盗んだという身に覚えのない罪を着せられ、僕は皆の信頼を失った。
クラスメイトからは日常的に罵倒を浴びせられ、向けられるのは蔑みの目。
さらに、信じていた初恋だった女友達でさえ僕を見限った。
両親からは拒絶され、姉からもいないものと扱われる日々。
……だが、転機は訪れる。冤罪だった事が明かになったのだ。
それを機に、今まで僕を蔑ろに扱った人達から次々と謝罪の声が。
皆は僕と関係を戻したいみたいだけど、今更仲直りなんてできない。
※小説家になろう、カクヨムと同時に投稿しています。
ヒューマンテイム ~人間を奴隷化するスキルを使って、俺は王妃の体を手に入れる~
三浦裕
ファンタジー
【ヒューマンテイム】
人間を洗脳し、意のままに操るスキル。
非常に希少なスキルで、使い手は史上3人程度しか存在しない。
「ヒューマンテイムの力を使えば、俺はどんな人間だって意のままに操れる。あの美しい王妃に、ベッドで腰を振らせる事だって」
禁断のスキル【ヒューマンテイム】の力に目覚めた少年リュートは、その力を立身出世のために悪用する。
商人を操って富を得たり、
領主を操って権力を手にしたり、
貴族の女を操って、次々子を産ませたり。
リュートの最終目標は『王妃の胎に子種を仕込み、自らの子孫を王にする事』
王家に近づくためには、出世を重ねて国の英雄にまで上り詰める必要がある。
邪悪なスキルで王家乗っ取りを目指すリュートの、ダーク成り上がり譚!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる