よくよく考えたら恐ろしいストーリー

橋本 

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山小屋 解答

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 男性4人は四隅に立ち、隣の人にタッチし、タッチされた人はそのまた隣の隅の人にタッチするというゲームを滞りなくやった。
 しかし、男性4人は特急の中で気づいてしまった。
 何かおかしいと。
 男性は隣の人にタッチされたあと、次の隣の隅にかならず誰かいた、と言っている。
 みんな嘘はついていない。
 しかし、何かおかしくない。
 4人が四隅に立って、隣の人にタッチしにいったら、一つ隅があく。
 つまり、隣の人にタッチされたあと、次の隅に必ず誰かいるなんてことはありえない。
 でも誰かがいたずらしたわけじゃないと言っている。
 また意識がもうろうとして、誰もいない隅を曲がっていったことを忘れたんじゃないか、とも男性は思った。
 でも意識がもうろうとして、それを忘れたわけじゃない。
 ということは、山小屋にはもう一人いたことになる。
 でなければ、このいゲームは成立しない。
 最後に出た男がドアの中をみつめたのもそのせい。
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