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僕の未来
ウィルside妖艶なハルマ※
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私の白濁がハルマの唇を滴り落ちるのを見て、私はゾクゾクした。自分の中にドロドロした、ハルマを自分だけのものにして、誰にも触れさせたくないという征服欲が浮かび上がってきたのを感じたからだ。
綺麗事など、もはや二人だけのこの場所には無かった。ただ、真っ直ぐにお互いが相手のものになって征服させられるという、そのシンプルな愛だけが浮かび上がっていた。
「ハルマ、おいで。」
私が手を伸ばせば、ハルマはトロンとした眼差しで何のてらいもなく私の手を取った。私はハルマに水差しから口移しにぬるい水を飲ませた。
「…ふ。美味くはないな。」
ハルマの舌から微かに感じる自分のモノの味を感じて、私は眉を顰めた。不思議な話だが、ハルマのモノは美味いとさえ感じるのに、自分の体液は好んで味わいたくないのはなぜだろうか。
ハルマはクスッと笑ってわざと私の口の中に舌を伸ばした。
「ウィルのは、僕は美味しく感じるけど?…美味しくない?」
私は微笑みながら貪る様にハルマの口内のぬるりとした柔らかな粘膜を撫でて、突っついて味わいながら、ハルマを味わった。すっかり私の味は無くなって、甘い様なハルマの味を楽しんだ。
「んぁっ、ウィル、息させて…。」
私はチラリとベッドの上に押し倒したハルマを見つめると、優しく舌でハルマを絡め取りながら、さっきから待ち構えて、すっかり硬くなった胸の印を指先で引っ掻いた。
「あっ、あんっ、…んんっ、気持ちいいっ…。」
私の耳をくすぐる、ハルマの甘い声に煽られて、すっかり復活して鎌首をもたげた昂りをハルマのそれに押し付けた。ヌルヌルとして、得も言われぬその柔らかな、それでいて固い二人のそれはしなって、もつれあった。
「ああっん!ウィルっ、ぐりぐりしちゃダメっ。すぐ逝っちゃうからっ!」
私はハルマの首筋に口づけて悲鳴にも似た喘ぎ声を聞きながら、胸に置いた手を休める事なく、下半身を捏ね合わせた。ビクビクとしたハルマの反り返った身体から吐き出されるヌルついたもので、更に私は自分の昂りを育てた。
ハルマの脚を抱え上げると、ハルマはうっとりとした眼差しで私を見て言った。
「…早く僕を満たして。ウィルとひとつになりたいから…。」
そんな可愛い事を言って、私をもっと煽ってる事など気づきもせず、私は赤らんでひくついた卑猥な蕾にゆっくりと昂りを押し当てた。
先端をキュッと締め付ける様な感触がした後に、不意に緩んだそこに私は腰を押し込んだ。最近毎日の様に交わっていたせいで、柔らかなそこはあっという間に私を呑み込んだんだ。
綺麗事など、もはや二人だけのこの場所には無かった。ただ、真っ直ぐにお互いが相手のものになって征服させられるという、そのシンプルな愛だけが浮かび上がっていた。
「ハルマ、おいで。」
私が手を伸ばせば、ハルマはトロンとした眼差しで何のてらいもなく私の手を取った。私はハルマに水差しから口移しにぬるい水を飲ませた。
「…ふ。美味くはないな。」
ハルマの舌から微かに感じる自分のモノの味を感じて、私は眉を顰めた。不思議な話だが、ハルマのモノは美味いとさえ感じるのに、自分の体液は好んで味わいたくないのはなぜだろうか。
ハルマはクスッと笑ってわざと私の口の中に舌を伸ばした。
「ウィルのは、僕は美味しく感じるけど?…美味しくない?」
私は微笑みながら貪る様にハルマの口内のぬるりとした柔らかな粘膜を撫でて、突っついて味わいながら、ハルマを味わった。すっかり私の味は無くなって、甘い様なハルマの味を楽しんだ。
「んぁっ、ウィル、息させて…。」
私はチラリとベッドの上に押し倒したハルマを見つめると、優しく舌でハルマを絡め取りながら、さっきから待ち構えて、すっかり硬くなった胸の印を指先で引っ掻いた。
「あっ、あんっ、…んんっ、気持ちいいっ…。」
私の耳をくすぐる、ハルマの甘い声に煽られて、すっかり復活して鎌首をもたげた昂りをハルマのそれに押し付けた。ヌルヌルとして、得も言われぬその柔らかな、それでいて固い二人のそれはしなって、もつれあった。
「ああっん!ウィルっ、ぐりぐりしちゃダメっ。すぐ逝っちゃうからっ!」
私はハルマの首筋に口づけて悲鳴にも似た喘ぎ声を聞きながら、胸に置いた手を休める事なく、下半身を捏ね合わせた。ビクビクとしたハルマの反り返った身体から吐き出されるヌルついたもので、更に私は自分の昂りを育てた。
ハルマの脚を抱え上げると、ハルマはうっとりとした眼差しで私を見て言った。
「…早く僕を満たして。ウィルとひとつになりたいから…。」
そんな可愛い事を言って、私をもっと煽ってる事など気づきもせず、私は赤らんでひくついた卑猥な蕾にゆっくりと昂りを押し当てた。
先端をキュッと締め付ける様な感触がした後に、不意に緩んだそこに私は腰を押し込んだ。最近毎日の様に交わっていたせいで、柔らかなそこはあっという間に私を呑み込んだんだ。
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